大きな旦那様と小さな奥様  
後日談  
 
 
 
 
太平洋某海上  
 
「あーんっと…副長、水、水持ってきて〜」  
若い女船長は日本語で書かれた薬の説明書を読みながら眉を潜めた。  
「…ほんとにこれ効くのかなぁ…副作用とかヤバいんじゃないの?」  
「船長それを気にするなら、二度とあんなイタズラはしないで下さい。  
アフターピルだからといって…本当にデキていたら大問題ですよ」  
がっしりとした体格の男が水を差し出す。  
「大丈夫よ……それに仕方ないじゃない。手配していた監査官じゃない人が来たんだから。  
だからって殺っちゃうワケにはいかないし…それに私も楽しめたんだから一石二鳥ってね」  
「確かに今回は連絡係である自分に非があります。で・す・が……いいですか、船長  
金輪際こんな真似はしないで下さい。」  
「ふふん、わかってるわよ。あ〜ひっさびさのセックス気持ちよかったー!!」  
大海原に向かって叫ぶ女船長、明胡。  
「せ、船長!な、何言ってるんですか!?や、やめてください!」  
「はいはい、んじゃ、一眠りするからよろしくー」  
(……また会えるといいなぁ〜龍一さん)  
 
野上家、午後16:30  
 
「うう〜龍一さん、おがえりなざい…私、とっても、とっても心配でしたぁ〜」  
あの一件の2日後、帰宅した僕を迎えたのは涙でぐしゃぐしゃになった明子。  
「……あ、明子!?」  
ひしっと玄関先で抱きつかれた僕は少々あわてた。  
夕方だからといっても、玄関先では人目につく。  
「港で倒れたって…過労だから、心配ないって…小沢って人から連絡が入ったのよ。  
お義兄さん、大丈夫?」  
「大丈夫?」  
「だいじょーぶ?」  
朋子ちゃんに続いて、朝子さん達の双子が僕達を見ながら言った。  
「わ…わわっ、み、皆、明子、離れて。皆、見てる。」  
「ううん、ううん、離さなしません。本当に、本当に心配したんだから」  
と言って、明子の腕にぐっと力が入った。  
 
「司君、孝ちゃん、朋子姉さんと一緒にアイスクリーム食べに行っこか?」  
当然、朋子ちゃんがそんなことを言い出した。  
「ええ、本当?」  
「わーい、朋子お姉ちゃん大好きー!」  
……朋子ちゃん、こっちに向かってウィンクする。  
当然、明子はそんな事に気付かない。そして、メモ用紙に走り書きすると  
それを僕に見せた。  
『7時ぐらいには戻ります。夕食も外で取ってくるので心配なく。  
ベッドを破壊しないように気を付けて〜♪』  
「と…ともちゃ――――――」  
僕が声を上げようとした時、明子が  
「私の名前呼んで、呼んでください〜明子って、愛してるって、キスして!キスして!」  
明子はますます僕を、ぎゅー。  
手を振りながら、朋子ちゃん、双子ちゃんはお出かけしてしまった。  
そして、その後……  
 
「あんっああっもっと、もっと、もっとおおっ!」  
キッチンで半裸エプロン姿の明子と情事に耽っている僕。  
「すごいの、すごいの!龍一さん!私を、私を破壊して!おもいっきり、して下さい!  
デストロイ、デストロイなのー!」  
乱れに乱れる明子……港の一件もあり、僕は少し引き気味だった。  
フ、フラッシュ・バックってこんな感じなんだろうか?  
「あんっおっぱい吸って、もっともっとォ!お尻にパンパンてパンパンしてええ」  
『明子この声はお隣さんに聞こえてるよ』…とは言えない僕。  
そして、その後4回程、明子の膣内で搾られ、フラフラな僕に追い打ちを掛けるような  
高額な請求書達。もちろん帰宅した朋子ちゃん達によるものだ。  
『きえええっ』と言いながら明子が竹刀で『突き』を繰り出し、  
『ごぷっ』といいながら昏倒する朋子ちゃんを見ながら  
僕は思った………明日、出勤できるかな………。  
 
END  
 

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