父と娘 2話  
 
夕日が沈みゆくなか私達は街の中心へ進んでいく。  
娘は楽しかった遊びを思い出すかのように早足になっている。  
私も置いてかれないように繋いだ手に少し力を入れ大またで歩く。  
「お父さん遅いー もっと早くー」  
やはり体力が無い。少し息を切らしつつも20分ほど歩いた頃だろうか。交通量が増え通行人の数も増えていく。  
中心の大通りへさしかかる少し手前とても大きなホテルに入った。  
かけよったボーイから手をふり一番奥のエレベーターへ私達は乗りこむ。  
私は持っていた鍵でボタンの下にあるパネルを開きスイッチを押す。  
エレベーターは30階までしか表記されていないボタンを通り越して31階へつき  
開いたドアから建物内の様子が見えた。  
高い天井からはきらびやかなシャングリラがオレンジに室内を照らしている。  
右手には精緻な細工を施された噴水が空気を湿らせている。  
細かな調度品一つ一つが下のホテルよりランクが高く壁一つ比べてもタイルと大理石の違いがあった。  
正面には遠めからも柔らかそうなソファーが並べてあり3人の少女と4人の男性がいた。  
一人の少女はテーブルに置いてある酒をグラスに注いでいる。  
「できましたです。どうぞです」  
別の少女は男性にしなだれかかりながら男性の腿をくすぐるように撫でている。  
「おじ様、それともお父様がいいかしら。好きなほうを選んで……」  
ここにきたのが初めてだと思われる男性はとても落ち着きのない様子だ。  
何度か見覚えのある男性は少女を膝に乗せその豊満な胸を揉みしだき酒をあおっている。  
「やぁ、あぁ ん おじさまの手ゴツゴツして気持ちいい……」  
娘は少しだけ表情を固くすると私の手を握り直す。  
 
「お帰りなさいませ。旦那様 お嬢様」  
フロントからスーツを着た男性が出迎える。物腰は丁寧だがスーツの上からでも  
見てとれる鍛えられた体と身にまとう雰囲気は一般人ではありえない。  
過去にはホテルマンでもガードマンでもない別の職種についている男だろう。  
いやフロントが仕事に含まれているだけで現在もその職種なのかもしれない。  
「お食事はすぐにご用意できます。他に御用事がなければお部屋でお待ちください」  
娘にお腹は減ったかいと?問いかけるとすぐ返事がきた  
「うん、お腹すいた。ご飯食べたい」  
食事を承諾すると自分達の部屋へ向かう。  
フロントから右へ向かいエレベーターに乗り込む。  
部屋は7階にある、正確には37階なのかもしれないがこのホテルは  
30階より下の世界と一緒にするには異質すぎた。  
ここには政治家や医者、裁判官、弁護士、マスコミ幹部、大手企業の上層部等の  
社会的地位が高い人物が集まっている。  
ほとんどは男性だが少数ながら女性もいるらしい。  
私は彼らのような著名人とは比べるべくもない男だがこのホテルを利用するようになった。  
ホテルは紹介制でこれを利用する人物は例外なく資産家だ。私も小物ながら末席を汚している。  
ホテルは少女達をあらゆる手段で集め少女達は資産家達からあらゆる手段をとり富をまた集める。  
部屋にこもり春を売る少女、ただただ訪れる資産家の話相手をする少女  
資産家の娘となり献身的な愛を精神的にもしくは肉体的にも奉仕する少女  
逆に資産家のほうが隷属的と言ってもいい関係もあるらしい。  
少女達は専属であり一人一人の資産家と契約する。  
集めた少女達は教育を施され最低限必要な性技や礼節、心構えを覚えこまされる。  
専属が決まっていないもしくは教育課程が修了していない少女はフロントで訪れた客の相手をしてたりするようだ。  
少女達はここに囚われているわけでもなく普通に学校へ行っているし別に自宅もある。  
ただそこは少女によって状況が違うらしく、実の親もあれば養子の場合も一人暮らしや関係者の家に住んでる場合もあるそうだ。  
聞いた話では集めた少女を通わせる女子校すら用意したとか。  
なんにしろ少女達は資産家に囲われその体と心を貪られ続けるだろう。  
ここホテルニンフェットは金と権力と良心を生贄に禁断の果実を食い散らす罪人の魔宮である。  
もっとも捧げるほどの良心は持ち合わせてないかもしれないが。  
 
7階のエレベーターへ到着した。  
左右に分かれた道を右に進み704号室の鍵を開ける。  
ふわっと薔薇の香りが広がっている。入り口に飾られた薔薇が瑞々しい。  
部屋は広く内装は入って右手に浴室がありトイレ、ジャグジー、ガラスと鏡に覆われたシャワールームがある。  
ジャグジーは例え私が二人入っても余裕がありシャワールームも同じように広い。  
 
部屋の中心には大きなベットが一つ 片側にはテーブルと椅子が二脚 もう片側には  
大きなモニターと衣装入れ、ドレッサー 複数の引き出しのある棚が置いてある。  
構造そのものは通常のホテルとなんらかわりないがどこにも窓が存在しない。  
普通ホテルの部屋は緊急避難のため窓かベランダがある。  
だがニンフェットはホテルの中心に隠された所であるためホテルの部屋に  
囲まれており窓のある開けたスペース等用意されていない。  
「疲れたよー」  
娘はそのままベッドにダイブ フカフカと柔らかいベッドに体が押し込まれ  
キャミソールに包まれた胸がベッドと体重に押し込まれ横に広がる  
娘はベッドの柔らかさを楽しむように顔を擦り付けてモフモフしている。  
私はその横に座りこみ娘の頭を撫でる。  
「ん……」  
指は絹糸のような髪を抵抗なく梳いて飛び込んだ勢いでばらついた髪を整える。  
感触が気持ちよく髪を整えた後もゆっくりと撫で続ける。  
「はぁ あ……ぅあ」  
幾ら撫でても飽きない。手のひらで頭の形をなぞるように動かしうなじをくすぐるように指を走らせる。  
「ふ あっ…」  
娘は顔をベットに押し付けたまま動かない。私は向きを変え撫でていた手を頭から耳へ変え  
柔らかい耳たぶを親指と小指でつまみ擦り他の指は耳の中をかき回す。  
「〜〜〜んぅ」  
娘を顔をいやいやするように少し振るが大きくは動かない。  
私は右手で耳を弄くりつつ左手をその背中に乗せた。  
背中から高い体温が伝わってきてキャミソール越しからブラジャーのフックが指にひっかかる。  
気にせず左手で肩甲骨から背骨にかけて撫で余計な脂肪のない背中は背骨の感触を通す。  
背骨を通り道に進む指は腰骨を通りホットパンツに包まれた尻へ辿り着き―――  
「はぁ ダメだよ お父さん……もうご飯だよ……」  
少し息を荒げる娘の言葉を無視し左尻を握り締めた。  
「やぁ……!」  
小ぶりな尻はホットパンツ越しでも指の形に歪み柔らかい弾力が伝わる。  
張りのある尻を手で揉み解し耳を弄くっていた右手はキャミソールを背中からまくりあげる!  
「お、お父さん!」  
娘は驚き体を起こそうとするが尻を押さえられ上体しか上げる事ができない。  
私は起きた上体を抱き娘を正面にひっくりかえす。  
長い髪は体に巻きつくように流れ、半分以上まくりあがったキャミソールは豊潤な胸の頂にひっかかり  
可愛いブラジャーを大きく露出させた。汗ばんだ肌からは甘い香気が漂ってくるようだ。  
見上げる瞳は驚きとわずかな期待、そして男を誘い込む色気が内包された宝石のような光をはなっている。  
私はあられもない姿の娘に向かって告げた。  
「……私は、いや俺はもう我慢できない」  
 
「けどまだシャワーも浴びてないし……」  
「後でいい」  
「お腹も空いちゃったし……」  
「後でいい」  
「――えーと」  
俺は口ごもる沙耶を上から抱きしめる。大きな胸が体の間で押し潰されながらも耐え難い弾力を押し返してくる。  
右手で沙耶の顔を固定しその唇を吸う。  
「んっ…………」  
触れた唇は柔らかくわずかに開いたその中へ舌を挿入する。  
「んっむ ふ……ちゅ」  
沙耶の口内は小さく狭い。入れた舌はその口内を隅々まで味わい尽くす。  
触れ合った舌は互いに巻き付き絡み絶え間なく溢れる唾液を攪拌していく。  
尖らせた舌でつっつきあい溢れた唾液を嚥下し嚥下させる。  
「ちゅ……ちゅ……んぁ んん」  
どんな美酒もこの甘さを越えることがあろうか。  
俺は夢中で舌で沙耶の舌を擦り唾液の分泌を誘う。  
舌は舌同士で触れる時性器へと変わる。  
沙耶の口内から溢れる蜜を吸出し、唇の裏を舐め取り舌の裏側からも貪欲にかきだす。  
「ん―――――」  
舌を抜きだすと俺の唇と沙耶の唇から滴る線が通った。  
沙耶は詰まる呼吸と情欲に目を潤ませ俺を見上げた。  
「お父さん……服脱ごっか」  
俺はスーツシャツズボンパンツを三息で脱ぐと自らも脱ごうとする沙耶に言った。  
「俺が脱がせるから動くな」  
へっ?っと座った姿勢で固まる沙耶の背中に手を回しブラジャーのフックをはずした。  
キャミソールはそのままでだ。  
ブラを抜き取りそこらへんに放り投げると、正面から左手をキャミソールの中に入れて右胸を撫でる。  
「ひゃぅ」  
右手はキャミソール越しに右胸を揉みしだく。  
「あぅ」  
低い身長に見合わない胸は私の手に余るほどの大きさながら十代特有の張りで指を押し返してくる。  
左手で脇から胸の根元をほぐすようにし、重さを支えるように下から押し上げる。  
「は、恥ずか……!」  
胸の膨らみはキャミソールを破れんばかりに押し上げ、すでに立っている乳首が自己主張を始める。  
右手はそのまま胸を揉みしだき、薄いキャミソールを押し広げる胸は自在に手の形へ変形する。  
「あぁ……あ、あ んっ!」  
キャミソール内に入れた両手で乳首の先端を人差し指と中指で掴み引っ張り上げ  
固くなった乳首をこりこりと苛める。  
「いやぁ…………」  
覚えたての小僧のように両手で胸をしっかりと握りしめ好きなように弄んだ。  
乳房を両手で押すと溢れんばかりの質量がそれ以上の弾力で手を押し返してくる。  
「はぁ……ふぅ」  
乳房を握り薄手のキャミソールから指の形に影ができるのを沙耶に見せ付ける。  
「恥ずかしいってばー!」  
乳房を何か挟むように真ん中で押し付け上下に動かし擦らせる。  
「するの…………?」  
 
胸を握られた体勢のまま沙耶は体を少し後ろに傾け胸を突き出す体勢を取る。  
俺はキャミソールをめくりあげ胸の上に押し上げた。  
立ち上がり細い肩を両手で掴み豊満な胸に自らの物を勢いよく差し込む!  
「ひゃっ!」  
沙耶は振り落とされないように俺の腰を掴む。  
亀頭が下から乳房を押し上げ先走った先端が胸を汚していく。  
ひたすら腰を使い胸の間を摩擦し続けて腰からぶつかる  
「あぁん あぁん んぅ〜〜〜」  
俺の体重に沙耶の体は儚げに揺れ、揺れ幅をも快楽にパイズリを続ける。  
SEXのように腰を使い双乳を肉棒全体で味わい、腰を回すように動かし  
重量ある乳房を肉棒で擦りねぶり持ち上げ刺し埋める。  
「―――――はぁはぁはぁ んぅ」  
勢いに沙耶は息を荒げるが容赦しない。容赦する余裕がない。  
掴んだ肩を股間に引き寄せて、膨らんだ乳房へ肉棒と玉全てを埋め込むように強く押し込んだ。  
生クリームに挿入したかのような崩れる柔らかさがモノ全体へ走り、大きな胸に見合わない  
小さな固くしこった乳首が俺の太ももをくすぐる。  
あくまで柔らかくそれでいてどんなに腰を使っても崩れない乳房は先走りと汗を潤滑油にして  
胸の中心を淫らに染める。  
あまりに熱いゼリーに包まれるような快楽で腰の力がわずかに抜けた。  
腰を離すとピンクから赤に染まった肌からネバりけのある液が肉棒と線を繋ぐ。  
「う〜〜〜」  
自らの胸と肉棒から繋ぐ線を見て沙耶は顔を赤らめた。  
だが羞恥を振り払うかのように頭を振ると  
「お父さん こうやったほうがもっと気持ちいい……?」  
自ら胸を両手で脇から抱え上げ挟み込むように準備を整えた。  
「縦パイズリだな。沙耶は俺の好みをよくわかっている。」  
頭を優しく撫でてやる。  
「……?―――うん!」  
行為自体はよくわかってないようだが褒められたのはわかってるらしい。  
腰を落とし両肩を掴みなおして、沙耶の中心へ挿入した。  
「あぁあー!」  
先端の乳首を入り口に亀頭が門を開くかのように突き刺さる。  
肉の重圧が尿道を押し亀頭を挟み幹が擦り抜ける。  
じゅくっじゅくっと鈍い水音がたつ胸はまる性器を犯しているかのよう。  
「うぅん」  
挿れる時はつつき込むように、抜き出す時は張り付くように肉棒を感じさせる。  
沙耶が自ら抱え上げた胸で強く肉棒を押しつぶしその重量を倍化させる。  
腰を振るリズムに合わせるように左右の胸を上下に揺らし別の刺激が加わった。  
もう限界が近い。  
「強く挟んでくれ!」  
沙耶は言葉通り胸を横からぎゅっっと締め、俺は谷間の奥まで肉棒を突き刺し  
猛るモノを爆発させた。  
「……お父さんのあったかい…………」  
双乳が強く挟み込まれ激しい精液の奔流が胸の奥にたまっていく。  
沙耶はそれを楽しむかのようにどくどくと吐き出し続ける肉棒を  
谷間で挟んで根元から手前までマッサージを続ける。  
搾り取られた肉棒はゆっくりと力を失い、沙耶は上気したピンクの肌と  
白いコントラストを見せ付けるかのように谷間を開いた。  
 

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