「やっぱり引き返そうよ・・・なんかここおかしいよ・・・」  
「何いってんのよ今さら、あたしたちが逃げたら村はどうなるのよ」  
「そうだけど、怖いよ・・・お姉ちゃん」  
「シノは臆病ね、大丈夫よ。なんか出てもあたしがぶっ飛ばしてあげるから」  
洞窟に入って30分ほどになるがまだまだ先は長そうである  
傭兵であるユノとシノの姉妹は魔物が出るという洞窟にきている  
先日の大きな地震でポッカリと開いたらしい  
姉妹の故郷でもある近くの村の男達が何人かで調査に入ったが、その男たちが帰ってこないという  
しかもこの付近で魔物を見たと言う話さえ出始めている  
そこでたまたま里帰りしてきた二人が、村人たちに頼まれて調査兼救助に来たのだ  
 
日の光の一切届かない洞窟内は明かりはたいまつのみで不気味だ  
「ねえ、なんか変な気配しない?」と妹のシノ  
「もううるさいうるさいうるさあああい」  
と姉のユノ  
グニャグニャとどこまでも続く洞窟は明らかに地震で入った亀裂などではなく何者かに作られた道であった  
地震はその塞がっていた入口を開けたにすぎないだろう  
「やっぱり一回戻って体制を立て直すべきじゃないかな・・・」  
 
とはシノ、ユノも不安になってきたのか  
「そうね・・・あんまり奥までいくと帰れなくなるかもしれないしね」  
 
「決まりだねじゃあ・・・きゃ」  
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・突然あたりが大きく揺れ始める  
「地震!?やばいよシノ、早く・・・・危ない!!」  
それは一瞬の出来事だった、すさまじい揺れによって地面に大きな亀裂が走っていく  
その亀裂はしゃがみこんでいたシノを飲み込みでしまう  
「しのおおおおおおおおおお、今助け・・・うあ!」  
落ちていくシノに手を伸ばしたユノを大きな衝撃が襲う揺れによって天井も崩れ破片がユノに落ちてきたのだ  
「シノ・・・・」  
 
ユノの意識はそこで途切れて行った・・・・・・  
ユノとシノは五年前に両親を魔物に殺されて以来ずっと二人で生きてきた  
もともと魔法の素質があったシノは魔法使いに、力を求めたユノは戦士に  
いつか両親の敵をうつために修行をつみ傭兵として名前をあげていった  
個人の力はまだ未熟だったが姉妹ならではのチームワークで今まで生き延びてきた  
ずっと二人だった・・・これからも・・・・  
ずっと・・・  
 
「シノ!!」はっと我に返るとそこは真っ暗だった  
混乱しつつもすぐに予備のたいまつに火をつける、火をみているといくらか気分も落ち着いてくる  
「シノ?シノは?・・・しのおおおお」  
あたりに向かって呼びかけるが返事はない  
「シノ・・。待っててね、今助けるからね・・・」  
ユノは痛む体を引きずり歩き出す  
普段はよく喧嘩もするがピンチのときはいつも助けあってきた  
ユノにとってシノは残されたたった一人の家族だ  
 
「何かいる?」  
たいまつの淡い明かりではよく見えないがそれは明らかにこちらを狙っていた  
ユノはすぐにたいまつの火を消し剣をぬく  
たいまつの明かりは道を示してくれるかわりに、敵にこちらの居場所も教えてしまうからだ  
戦士として鍛えてきたユノはたとえ目が見えなくなっても気配だけで相手の正確な位置がわかる  
「・・・」  
何者かはじりじりと間を詰めてくる  
・・・人間ではないわね  
それは這うように近づいてくる、ユノはじっとその時を待った  
 
一秒が十秒にも感じる、取り乱せば確実にやられてしまう  
そしてその時はきた、何者かが痺れを切らし飛びかかってきたのだ  
・・・もらった!  
一気に近づいてくる気配にむけユノは思いっきり剣で切りつける  
手ごたえはあった・・・・しかしその手ごたえは予想していたものと違った  
泥沼を切り裂いたようなヌルリとした感触  
・・・・しまった・・・スライム系!!  
気づいた時には手遅れだった、剣をすりぬけたスライムはそのままユノに覆いかぶさる  
「ひい・・・離れろ・・・いやああああああ」  
以前にも似たようなことがあった、しかしその時シノが一緒だった  
今は一人、スライムはそのままユノの体を拘束してしまう  
液体なのか個体なのかよくわからない体は意外に丈夫で力を入れてもびくともしない  
スライムにとらわれた人間の末路はただ一つ、溶かされて養分にされるのだ  
「はなせ、はなせええええ・・・たすけてええええええ」  
このままじゃ溶かされる・・・そうユノは考えたがスライムは意外な行動にでる  
 
「ひゃあ・・・何?・・・ちょっ離して・・・あっ・・」  
スライムはユノの体全体を拘束したまま撫でまわし始めた  
首、胸、脇、腹、股間、足  
予想外の感触に戸惑い、体中に悪寒が走る  
「離せ、変態、くそ・・・あっ・・・あああん・・・」  
なおももがき続けるユノだがスライムの動きがさらにねちっこくなっていきユノの声がよわよわしくなっていく  
・・・こいつ、変なところばかり・・・何する気?  
ユノは必死に思考をくみたてようとするがスライムはさらにユノの鎧や衣服の下にまで入り込んできた  
「ああああああん・・・嫌・・・だめ・・・」  
地肌で直接感じる異様な感触、そしてその感触は確実に快感へと変わってきている  
胸や股間を中心ににゅるにゅると責め立ててくる  
「いやあ・・・こんな奴に感じさせられてる・・・やだ・・たすけてええええ」  
叫ぶユノなどお構いなしにさらにスライムの責めは激しくなる  
 
股間のあたりを弄っていたのがクリトリスを包み込み舐めまわし始めた  
「んああああ・・いや・・だめ・・・・ああああああああん」  
クリトリスに与えられるズルズルと這いまわるような刺激  
人間には絶対に与えられない快感にユノはどんどん高められていく  
「それ以上されたら変になっちゃう・・・あん・・・だめ・・・ああああああああん」  
股間からプシュッと愛液を吹き出しながらユノはイッてしまった  
ときおり体をビクビクと痙攣させながら絶頂の余韻にひたるユノ  
しかしスライムはなおも責めを緩めなかった  
細い糸状に変化したスライムがユノの尿道を弄りだす  
「そこは・・・いや・・だめ・・・」  
絶頂の余韻も醒めぬうちにさらに追い打ちをかけられる  
「やだ漏れちゃうよ・・・・いや・・いやあああ・・・」  
スライムは尿道の入口をくすぐったり、浅く入り込み振動を与えたりしてくる  
「もう・・・無理・・・・あ、ああ・・・・」  
尿道とスライムの隙間からユノの尿があふれ出す  
スライムの異常な責めにより漏らしてしまったのだ  
 
「もう・・・許して・・・・こんなの嫌だよ・・・」  
スライムにイカされ失禁までさせられてしまいもうユノの心はボロボロだった  
戦士の威厳はとうに消えてしまい、ぽろぽろと涙を流す  
 
ユノの失禁が収まったころスライムはさらに別の動きを始める  
膣内に入り込み始めたのだ  
「ひ・・・入ってくる・・・いや・・・いやああ・・・」  
そんなユノの悲痛な叫びにも構わずスライムはどんどん奥へと入り込む  
やがてスライムは子宮、卵巣にまで入り込みユノの中をいっぱいに満たす・・・・そして・・・・  
体内に入り込んだスライムは一斉に激しく振動しながら中をかき回し始めた  
体の中から広がるむちゃくちゃな快感にユノは叫び体を激しく痙攣させる  
たちまちに訪れる絶頂・・・それでもスライムの責めは止まらない  
白目をむき涎を垂らしながらイカされ続ける  
 
何十回目かの絶頂のあとユノはそのまま気を失った  
 
 
ずっと二人だった・・・これからも・・・・  
ずっと・・・・・  
「シノ・・・・シノ・・・」  
姉の声がする、今はもうたった一人の家族  
世界中の誰よりも大切な人  
「シノ」  
おてんばで時には無茶もする姉、朝はいつも寝坊ばかりで妹の私が起こしている  
未知の敵にもとりあえず切りかかるのでよくピンチになったりもする  
「シノ・・・」  
それでも私がピンチになったときには絶対に助けてくれる  
「シノ・・・・・」  
「お姉ちゃん」  
 
 
「お姉ちゃん」  
シノが目を覚ますとそこは真っ暗闇だった  
何も見えない闇・・・  
「お姉ちゃん?」  
もう一度呼ぶが返事はない  
少しずつ意識がはっきりとしてきて、記憶が戻ってくる  
 
いきなりの揺れ、地震が苦手なシノはその場にしゃがみこんでいた  
そしていきなり足元がなくなってしまったような浮遊感  
そのあとはもう思い出せなかったが、それで充分だった  
まずは姉と合流しなければ、とシノが考えていると  
「あら?気がついたのかしら?」  
突然声とともに眩しい光が目に飛び込んでくる  
「かわいい寝顔だったからそのまま寝かしといてあげたの」  
女の声、それも男なら声だけで惚れてしまいそうな包み込むようなものだ  
みれば女も魔法使いなのか指先から小さい火を出しそれを明りにしていた  
「あんまりかわいいからキスしちゃったけどね・・・うふふふ」  
何か不思議なことが聞こえた気がするが、まずは今の状況を知るべきである  
「あなたはだれ?助けてくれたのかな・・・ありがとう・・・ここはどこかな?」  
言葉を慎重に組み立てながらシノは尋ねる  
目の前の女は信用してはいけない、そんな雰囲気が女からは溢れていたから  
「ここは安全よ、私とあなたしかいないから、いっぱい楽しいこともできるね」  
話が見えないがとりあえず安心していいのだろうか  
 
シノがそう考えている間にも女は喋り続ける  
「あなたは運がよかったわ、もう一人の方はスラちゃんに取られちゃった・・・あの子いつもやりすぎるのよね」  
ぞくりと体に不安が広がる、もう一人・・・お姉ちゃん?  
「あたしの姉も一緒にこの洞窟にきたんですが・・・ご存じないですか?」  
薄くほほ笑む女性に尋ねるが、女は相変わらずゾッとするような笑みをうかべている  
「あら、姉妹だったの・・・ごめんね・・・あの子もう壊れったってるかも」  
シノの体に緊張が走る  
・・・壊れる?何かがおかしい・・・さっきこの女は取られたとか言っていたのを思い出す  
何か、取り返しのつかないことが起きてしまったような・・・  
そんな焦燥感を感じながらもシノは何とか気持ちを落ち着かせようとする  
「あの・・・どういうことでしょうか・・・姉のことをご存じなんですか?」  
つい言葉がきつくなってしまうシノ、しかし女は動じない  
「そんなことより一緒に楽しいこと・・・きもちいいことしましょ、お姉ちゃんのことなんて忘れさしてあげる」  
直観でもう話しても無駄だとわかった、この女は明らかに敵だ  
シノの体のまわりに風が起きる  
「お姉ちゃんの居場所を知っているなら教えなさい、いい加減にしないと痛い目みるよ」  
それでも女の口調は少しも怯まない、むしろ楽しんでいるようにも聞こえる  
「あらあら、あなたもやっぱり魔法使いだったのね・・・ならなおさら逃がすわけにはいかないわね」  
シノのまわりの風はさらに勢いを増す  
「魔法使いシノの名において命ずる、風よ、刃となり闇を払え」  
すさまじい音とともに風が形をもち女へと突き進む、そして・・・  
そして女の前で風はあっさりと消えてしまう  
「なに!?なんで?」  
シノの魔法はけして弱くはないし手加減もしなかった、小型のモンスターなら一度に五匹は吹き飛ばせる  
しかし女には傷一つついていない  
 
「あらあらあら・・・いい魔力ね、久し振りの御馳走じゃない、ふふふふふ」  
女は喋りながら近づいてくる、思わず後ずさるシノ  
「なにを・・・魔法使いシノの名において命ずる、炎よ、矢となり闇を貫け」  
シノのまわりに広がった炎はたちまち大きな矢となり一直線に突き進む  
しかしやはり炎は女の前でかき消されてしまう  
「元気なのはいいけど・・。ちょっとおいたが過ぎるわね、それにせっかくの良質の魔力を無駄にしちゃダメ」  
女はもう目の前まできている、気がつけば後ろはもう壁だ  
「・・・」  
女がなにか呟くと突然女の体から無数の触手が現れる  
そしてその触手たちはたちまちにシノの体にからみつき自由を奪う  
「な、なにするつもり?・・・離しなさい」  
シノが力任せに暴れても触手達はビクともしない、シノは触手によって壁に貼り付けられてしまった  
「すっごく気持ちいいことよ、うふふ・・・この触手に責められて正気でいられた女の子はいないわ」  
女が言い終わるか終らないかのうちに触手たちはシノの服の中に入り込んで来る  
魔法使いのきる法衣は術者の魔力を高める効果はあるが物理的な耐性はゼロに近い  
あっさり触手の侵入を許してしまう  
「ひやああああ・・・」  
シノは嫌悪感をあらわにして叫ぶ  
法衣に入り込んだ触手たちが体中に吸いつき始めたのだ  
「やだ・・・きもち悪いよ・・・離して・きゃあああ」  
シノを黙らせるように触手はシノの両胸の乳首に吸いつく  
先端が唇のようになっている触手は内部にさらに無数の小さな触手が生えていて、それが一斉に乳首を舐めまわし始めるのだ  
「やあああ、だめ、そこは・・・ああああん」  
シノの声が徐々に熱を帯びてくる  
触手たちは乳首を舐めまわしながら強く吸引してくる  
「やだ、やめて、やああああああん」  
とたんにシノの腰がガクンと跳ねる  
いつのまにかシノの足の間へ入ってきた触手たちが股間を下着越しに撫でまわし始めたのだ  
「ね、気持ちいいでしょう?でもまだまだよ、もっとすごくなるわよ」  
「やああああ、あっ・・・」  
女の声も聞こえていないようにシノは喘ぎ続ける、触手に支えられていなければもう立つこともできないだろう  
触手たちはさらにシノの下着の中に入り込み始めた  
誰にも触られたことのない、シノ自身そこは体を洗うとき以外は触れたことはなかった  
触手たちはそんなシノの秘裂を無遠慮に撫でまわしてきた  
力強く擦りたてたかと思えば、急にじらすように撫でてきたりもする  
触手の粘液とシノの愛液が混ざりあいグチュグチュといやらしい音を立てる  
「こんなにいやらしい音立てちゃって・・・たまんないでしょう?」  
 
なおも女は楽しそうにシノに語りかける、シノが返事できないことを知りながら  
「ああああああああん・・・・あ、あっあは・・」  
シノの体が大きく震えやがて力がぬける、クリトリスに触手がしゃぶりつき舐めまわしたのだ  
そしてそのいきなりの強すぎる快感にあっさりとシノはイッてしまった  
シノが脱力すりと同時に触手たちも動きをとめる  
シノは口からはだらしなく涎を垂らし、生まれて初めての絶頂の余韻に包まれている  
「きもちいいでしょ?でもここからが本番、あなたいい魔力を持ってるみたいだし、それちょうだい」  
魔力がなくなることは剣も弓も使えない魔法使いにとっては絶対に避けなくてはならないことだ  
それが敵の前であればそのまま死につながる、魔力の尽きた魔法使いはそこらの町娘よりも弱い  
しかしそんな言葉も今のシノの頭には届かない  
未だうつろな目のままグッタリとしている  
「あらあら、そんなに気持ち良かったのね・・・うふふ、魔力は犯しながらじっくり吸い取ってあげる、いや・・・魔力が空になってもずっとずっと」  
触手たちが再び動き始める  
乳首やクリトリスを吸いたてる触手たちはそのままに、無数の細い触手たちがシノの膣内に入り込んでくる  
「ああっ・・・いやああああ・・・そこは許して・・・あああ」  
挿入の痛みでシノは正気を取り戻す、シノはがむしゃらに暴れようとするがもはやシノの力ではどうしょうもなかった  
絶えず体中から広がる快感のため魔法も使えない  
魔法を使うには神経を集中させなければならない、だから魔法使いは常に平常心を保ち、冷静に状況を見つめる  
賢者と呼ばれるものが賢者と呼ばれる由縁は、何も呪文をたくさん知っているからではないのだ  
しかし今のシノにはそんなものはもうなかった、頭の中は体中から広がる快感ですぐに真っ白にされてしまう  
もはやシノは魔法使いではなくただの女であった  
痛みはすぐに消えた変わりに広がったのは気も狂わんばかりの快感だった  
膣に入りこんだ触手たちは膣壁を一面かき回す  
頭の中が焼けてしまいそうなその快感にシノは何度も何度も果ててしまう  
そしてシノが絶頂を迎えるたび・・・心が無防備になるたびに触手越しに女はシノから魔力を吸い上げていくのだ  
シノの股間からは泡立った愛液が絶えず噴き出している  
 
そしてシノが十何回目かの絶頂を迎えたとき触手たちはさらに別のうごきを見せた  
膣内をかき回していた触手たちが膣から引き抜かれる  
そして変わりに太く大きな触手がシノの膣に突き刺さった  
その触手は無数のエラのようなものがついていて、膣をむちゃくちゃにかき回す  
子宮まで突き上げてくる強烈な快感にシノは体を激しくのたうちまわし、何度も大きく痙攣する  
「ああああ、きもちいいよ・・・あああ、またイッちゃう・・・・ああああああああ」  
シノの魔力はもう残っていない、それでも触手たちは責めるのを止めない  
時たま触手たちはシノの口になにかを流し込む、触手たちはシノに死すら許さない  
こうしてシノは触手たちに飼われ続け犯され続けるのだ  
 
 
「うふふ、思いがけずいい魔力がいっぱい手に入ったわ」  
先ほどの女魔法使い・・・リリアがつぶやく  
「ああ、あの方の復活も近い」  
それに答えるのは長い耳を持つエルフの少女  
「それにいいおもちゃが二つも手に入ったし、うふふ」  
 
 
 
フィア国にあるとある洞窟、光も届かないような場所  
そこでシノは触手に、スライムによって運んで来られたユノはそのスライムによって  
死すらゆるされずに犯され続ける  
ずっと二人で・・・これからも・・・・ 
ずっと・・・・・ 
 

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