生臭い…冷たい空気が辺りを包みこんでいている。  
聞こえるのは自分の足音と呼吸のみで、不気味なほどに静かだ。  
近くの警察署に勤める婦警であるアズサは単身人気のない駐車場を歩いていた。  
海辺にあるこの駐車場は夏場こそ水泳客が利用するが今のような寒い季節…  
それもこんな深夜には誰もいないはずである。  
それでもアズサがこの駐車場に踏み込んだのは、同僚のエリのパトカーがこの駐車場の前で乗り捨てられていたからだ。  
争った形跡もなかったし事件なら署に連絡を入れているはず。  
しかしいつもならエリはもう仕事を終えて帰っている時間なので気になり調べに来たのだ。  
「エリ…いるの?」  
自分の口から出た言葉は寒さのせいか自分が思っていたよりも小さい。  
もう一度呼びかけようとアズサは口を開くが寸前のところで声は出さなかった、何かが這うような音が聞こえたからだ。  
やはり何かが起きているのかもしれない…アズサの体に緊張が走る。  
『一度パトカーに戻って署に連絡しようかしら…  
でももしエリの身に何かあったなら急がないと、それに連絡するにも何が起きてるか把握してからね』  
 
心の中で自分に気合いを入れ、腰にぶら下げてある拳銃を確認した後、再び歩き出す。  
駐車場の一階を抜けて二階へ上がりきったところでそれは唐突に表れた。  
いや…上がる途中から見えていたはずだったが、あまりに大きなそれは壁か何かに見えていて気付かなかったのだ。  
「は?」  
異様な光景についマヌケな声を上げてしまう。  
高さは3メートル弱くらいか…芋虫のような体型のそれはよく見ると呼吸をしているのか体が上下に揺れている。  
前進が真っ黒でヌルヌルとしていて目や口がどこについているのかも分からない。  
「ひぃい…」  
アズサは思わず腰が砕けて座りこみながら喉の奥で小さな悲鳴をあげる。  
突然、芋虫のオデコのような部分がグニュグニュとうごめき出した  
ただの皮膚に見えていたそこが気味の悪い音を立てながら開いていく。  
何かが這い出てきているのだ、青白い手のようなものがまず一本。  
ついで頭、青白い顔に赤色の髪、白く濁った瞳。  
そして体、それは女なのか胸には大きく膨れていたがアズサの目は別の物に釘付けになっていた。  
「いや…え…えり…エリ!!」  
芋虫から這い出た女は後から出してきた手で裸のエリを抱き抱えていた。  
 
一緒に芋虫の体内に取り込まれていたのか、生きてはいるようだがその瞳にはもはや何も映っていない。  
だらしなく涎を垂らし顔は緩み切っていてまるでおかしな薬を使ったようだ。  
「またお客さんね…こっちいらっしゃい、この子と同じように可愛がってあげる…  
この子はもう壊れちゃったみたいで楽しくないのよ…気持ちよくしてあげるからね、ほら」  
芋虫から這い出てきた女…上半身から下は芋虫と繋がっているので女自体が芋虫なのかもしれないが…  
その女が妖しく微笑みながらそんな事を呟くがアズサの耳には届かない。  
次の瞬間アズサは自分でも驚くほどのスピードで腰の拳銃を引き抜き、芋虫に向かって撃ちまくっていた。  
「ああああああああああああ」  
無意識に叫んでいた、激しい音が耳を貫き振動が手に伝わる。  
理性ではなく相手を殺さなければ自分が殺されると本能が告げていた。  
急に音が止み振動が無くなる、弾切れ…  
それでも的がでかいので撃った分は全部当たったはずだ。  
「痛ぁい…ひどい事するよね…でもそういう反抗的な子も嫌いじゃないよ」  
女は言いながらエリの体を再び芋虫の体内に押し込める。  
「あ、んぁ…やああああああああっもう嫌ああああああああああああ」  
 
それ以上は考えたくなかったし考える必要もなかった。  
アズサは一目散に走り出す、拳銃も効いていない。  
もつれる足で必死に逃げるが出口に続く道に芋虫がいるのでどうする事もできない。  
途中から這うようにして柱に身を隠す。  
もうエリの悲鳴はおさまっていたがまだ耳にこびりつき離れない。  
捕まったら間違いなく助からない、幸い拳銃はまだ手の中にあった。  
芋虫の這う音と女の笑い声がどんどん柱越しに近づいてくる。  
震える手を押さえ付けながらアズサは、なぜかこの前みたアニメを思い出していた。  
『あんな感じの怪物出てたよね…ああいうのは大抵人型の部分が弱点だったりするよね…』  
半分自分に言い聞かせるように何度も心で繰り返す。  
もう這う音はすぐ近くにまで来ていた。  
 
予備の弾を拳銃に込めながら何度も深呼吸を繰り返す。  
でかい芋虫に当てるならともかく確実に女に当てるなら近づく必要があった、  
練習以外で拳銃を撃つのは実は今日が初めてなのだ。  
最後にもう一度深呼吸をしてからアズサは一気に柱から飛び出した。  
自分でも驚くほどの跳躍力で芋虫に一気によじ登り女の頭や胸に無茶苦茶に撃ち込む。  
女も予想外の展開だったのか驚いた顔のまましこたま弾を浴びせられそのまま後ろにのけ反り倒れていった。  
そのまま女も芋虫もピクリとも動かない、アズサの体から急に力が抜けていく。  
「やった…の?本当に?」  
アズサが再び深呼吸をした瞬間だった。  
「ざんねんざんねんざんねぇん」  
女がビデオを巻き戻しするかのようにムクリと起き上がりアズサの拳銃を払い落とす。  
 
その衝撃でアズサの体は芋虫からずり落ちるが固い地面の感触はない。  
変わりにいつのまにか芋虫に口のような物が開き無数の触手が出てきてアズサを受け止めていた。  
「あぁ…いやぁ…」  
もう体に力すら入らない、なすすべもなく触手に体を拘束されていく。  
ヌメヌメの触手の感触は制服越しにでも気持ち悪い。  
アズサを拘束し終わった触手はそのまま体中を這い回る。  
胸、肩、お腹を制服越しに撫で回し首や耳に直接這い回る。  
地肌で直に触れる触手は予想以上に気持ち悪い、にも関わらず首や耳を撫でられると体中に寒気にも似た不思議な刺激が広がる。  
「たっぷり遊ぼうね、婦警さん」  
女は芋虫の上からそんなアズサの様子を覗き込んでくる、もう銃痕は消えていた。  
首に這っていた触手が首元から制服の内側へ入り込んでくる。  
 
その圧力に耐えきれず制服のボタンが弾け飛び黒色のブラがあらわになる。  
「いや…やめて…あん…」  
そのまま器用にブラも外してしまった触手はアズサの胸の膨らみを這い回り、絡み付く。  
さらに触手の先端がひらき乳首をくわえ込みコネ回し始めたのだ。  
「あん…そこはだめ…んっ…」  
触手の動きに合わせ喘ぎ声を漏らしてしまう、抵抗しようにも手足の触手はビクともしない。  
乳首に噛み付いた触手は吸引しながら内部の無数の細かいヒダでいじくり回してくる。  
「いや…あ、あああ…やだぁ…だめ…」  
いつのまにか乳房は絡み付いた触手達で見えなくなり激しい快感だけが神経を伝わり脳を痺れさせる。  
「そんな…胸だけで…やだぁイッちゃう…やあああああん…」  
アズサは唯一自由になる首を思いっきりのけ反らせた後、カクンとうなだれた。  
 
胸だけでイッてしまったのだ。  
口からは涎を垂らし目には涙を浮かべ虚ろな表情を浮かべるアズサ。  
「あなたのアクメ顔しっかり見せてもらったよ、かわいいね…フフ  
じゃあそろそろ下もイッてみよう、犯ってみよう」  
今だにほうけた表情のアズサの足を触手たちが開いていく。  
ストッキング越しに下着があらわになり、その股間の布を触手が引きちぎる。  
「や…そこはだめ、やだやだやだ」  
ようやくアズサは正気にもどり必死にもがくがもう手遅れである。  
一本の太い触手に無数の細かい触手の生えたものがアズサの秘部に突き刺さる。  
すでにぐっちょりと濡れていたそこはあっさりと触手を受け入れた。  
「やあああああん…ああっあああああああ…」  
直後に広がったのは脳が焼けそうなほどの快感。  
太い触手のピストン運動と細かい触手の掻き回すような動きで理解できないほどの快感が体に広がる。  
 
二度目、三度目はすぐにやってきた、触手の動きに合わせ股間から愛液を噴き出しながら何度も果ててしまう。  
何も考えられずただ強烈な快感のみが襲い掛かってくる。  
中を磨きあげ、愛液を掻き出していく触手たち。  
何度イッたかも分からないがそれでも触手たちは動きを止めない。  
足を伝い愛液は駐車場のコンクリートに小さな水たまりを作っていく。  
「は…んっああああぁ」  
最後に一際大きく体を震わせ、愛液を噴き出してからアズサはガクリとうなだれた。  
精神が耐えられなくなり気を失ったのだ。  
「さて、後は帰ってからのお楽しみっと」  
そう言ってから女はアズサを抱き抱えたまま芋虫の中に潜っていく。  
そしてそのまま芋虫はズルズルと這い駐車場を出て人気のない道を進んでいった。  
 

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