「しょっうっくーん」  
うち――と言ってもオレの家は自営業なので、仕事場と自宅が一緒なんだけど、  
一応オレたち夫婦プラスがきんちょが暮らしてる部屋――に戻るなり、ユキが抱きついてきた。  
「おかーえり」  
「ただーいま。どうしたの?」  
「あのね、今さっき、ちょうどね、寝てくれたの」  
ユキが声をひそめて、床の上に敷かれた小さな布団の方に顔を向けた。  
釣られて俺もそっちを向く。  
布団からちっさい頭とちっさい手が覗いてる。  
「そっか。じゃあ、ただいまできないね」  
オレがちょっとがっかりしてそう言うと、ユキは拗ねたように頭を胸に押し付けてきた。  
「もう。いいじゃない。昼も休憩時間も戻ってきてるんだから。  
 そーれーよーりっ」  
ユキが唇を突き出して背伸びしてきた。  
「エッチしたいの?」  
オレがちゅ、っとキスをしてあげながらそう聞くと、ユキはぷくっと膨れた。  
「女の子に言わせるなんて翔くん最低。  
 せっかく良吾が生まれて一ヶ月過ぎて、エッチおっけーってお医者さんに言われたのに……。  
 翔くんがしたくないなら、別にしなくても構わないけどね」  
オレから離れて行こうとしたユキの腕を捕まえて、今度はオレが後ろからユキに抱きつく。  
「あーっ!ごめん、ごめん。  
 オレもしたいです!」  
もうちょっと焦らしておねだりさせてみたいけど、ユキのこと焦らすなんてオレには一生無理だろうな。  
「無理しなくていいんだよ」  
あーっ!ユキの意地悪が始まった。  
……でも、嫌いじゃないんだよな、困ったことに。  
「無理なんてしてないって。  
 良吾が起きる前にやっちゃお」  
 
「なに、そのてっとり早く済ませよう的な」  
そう言いながらユキはオレの股間に手を伸ばしてきた。  
「そうは思ってないけどさ、おとといだってやってる最中に起きちゃったから……」  
お礼にオレはユキの服の裾から手を入れて、おへその周りをなでてあげる。  
ホントはおっぱいに触りたいんだけど、まだ母乳が出るから触るの禁止って……ううっ……。  
「だから、さっき寝たばっかりだよって誘ってあげたのに」  
「うん、ごめんね。  
 ちょっと意地悪言ってみたかっただけ」  
パンツの中に手を入れていくと、こっちはファスナーを下された。  
「そんなこと出来ないくせに」  
「たまにはオレだってそういうこと……っ」  
あう、じ、直に触られたら……おととい中途半端に終わった分、なんだかもう……。  
「いいよ、意地悪しても」  
「ゆ…ユキ……っ」  
触り方うま過ぎだ。  
何度もされてるのに、ユキの手にかかったら簡単に勃起して簡単に気持ち良くなる。  
「出来るなら、だけど」  
「ご、ごめん。しないからっ……」  
「してもいいんだって」  
「……むり、だよ」  
オレも頑張ってユキにあれこれ触って見てるんだけど、上手くいかない。  
結構濡れてんのになぁ……。  
ユキはオレから手を離して、パンツの中から一度俺の手を抜くと、くるっとこっちを向いてまた抱きついてきた。  
「ね、翔くん……。しよ……」  
赤くほてったユキの顔にちょっと見惚れてたら、またちんちんを触られた。  
「ごめんね、意地悪ばっかり言って。  
 ホントはね、こないだ途中で終わっちゃったからいっぱいエッチなことしてほしいって思ってたんだけど……。  
 翔くんの顔見たら、つい……私の方がしたくなっちゃって……」  
うん、うん、オレもこないだの分取り返すくらいいっぱいしたい。  
こないだの分とか以前にいっぱいしたい。  
そもそもオレたちはたまたまやった一回がヒットしちゃってのでき婚だから、まだ大した回数やってない。  
ユキが妊娠してる間もちょいちょいやってたけど、良吾に遠慮しながらだったから、  
やっとまともなエッチが出来るようになったこの頃はオレもユキもちょっと暴走気味だ。  
 
赤くなった顔で俺を見上げてるくせにユキの手はすごくやらしくて……あっ、そこっ……。  
「ユキ……」  
「一回、出しちゃう?」  
ユキはそう言って自分の唇を指した。  
けど、そしたらオレはいいけど、もしまた途中で良吾が起きたらユキが中途半端になる。  
オレは思い切ってユキの手をどけると、首を横に振って、  
「一緒に気持ちよくなろ」  
って、キスをした。  
唇をくっつけて、ユキのお尻をもみながら、ベッドの方に二人して移動していく。  
「んっ……んっ……」  
ユキが甘えた声を出してくれてる。  
ベッドに到着したところで一回唇を離すと、ユキは嬉しそうに笑ってベッドに腰を下ろした。  
オレが急いでシャツを脱ぎ終えるとユキが両手を広げてくれたから、オレはそこに向かってダイブ!  
さっきよりエロいキスをしながらユキのズボンと下着を脱がす。  
「翔くん」  
ちょっと唇を離しただけですぐに名前を呼んでくれるから、オレも、  
「ユキ」  
って名前を呼んであげる。  
もうちょっと前戯し直そうと思って手を伸ばしたらユキが首を横に振った。  
「ね、平気だから、入れて。  
 早く翔くんが欲しいな」  
そんなこと言われたらもう入れるしかない。  
でも、オレはユキとつながる直前にちょっとだけ、かわいい息子の方を見た。  
良吾さま良吾さま、お願いだから今日はもうしばらく起きないで下さいね、って。  
 
(了)  
 

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