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「せっかくの春休みなのに呼び出して悪かったな」  
「いえ、どうせ暇だからいいんです」  
野球部の部室の片付けにマネージャーである私が呼ばれたのだ。  
「思い出のある部室だからなー。少し掃除してやらないと」  
ずっと憧れていた先輩は今年で卒業だ。  
マネージャーになって一生懸命アピールしてきたつもりだけど、告白まではできなかった。  
その先輩と今日、二人きりになることができた。  
春からは海外へ行ってしまうのでこれを最後にもう会えなくなってしまう…。  
 
「先輩、そろそろ一休みしましょう」  
そう言って持ってきたお茶を差し出した。  
お茶を受け取った先輩がベンチに座った。  
「そうだな、疲れたしちょっと休憩するか」  
 
 
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「ん…。あれ?俺、寝ちゃってた?」  
男が体の異変に気が付いた。  
平らなベンチを並べた上に寝かされ、タオルによって手足の自由が奪われていた。  
「先輩、ごめんなさい」  
少女が静かに涙を流している。  
「高瀬?!どうしてこんな…」  
「先輩ごめんなさい。好きです。好きなんです。ごめんなさい。ごめんなさい…」  
男は事態が飲み込めず呆然としている。  
少女は泣きながら男に近づいて口付けをする。  
最初は遠慮がちに、だが徐々に激しく舌を絡み付けている。  
「んっ、ふ、あ」  
少女は夢中になって男の口内を貪る。唾液の交じり合う音が響く。  
男はいつもの少女からは想像もできない行動に困惑し、されるがままになっている。  
 
恍惚の表情を浮かべながら、  
「先輩、一度でいいんです。先輩を下さい」  
そう言って、少女はベンチの側に膝をつき男の服に手をかける。  
「ちょ… 待てよ。自分が何をしてるか分かってるのか?」  
シャツのボタンを外していく。  
「分かってますよ。動かないで下さいね」  
Tシャツもハサミで切り開いてしまった。  
上半身を裸にし、その鍛えられた胸に頬ずりをしてそっとキスをする。  
キスを繰り返し、下腹部へと降りていき、ジーパンのベルトを外す。  
チャックを開けてそろそろと腿のあたりまで下ろした。  
黒のボクサーパンツの股間はかなり膨らんでいるように見える。  
「先輩、どうしたんですか?ここ」  
下着の上から、そのふくらみをつ、となぞる。  
「う…、硬派を気取ってたって男は男だよ」  
「さっきのキスで感じてくれたんですね。嬉しい…」  
天使のような穏やかな笑みを浮かべている。  
「分かったよ。もう分かったから。高瀬の好きなようにしていいよ」  
諦めたように呟いた。  
純粋な少女の好奇心だろうから、ある程度自分の体をいじれば開放してくれるはずだ。  
少女を傷つけたくない。  
 
パンツを下ろすと男のペニスが勢いよく顔を出した。  
「これが先輩の…。大きい…」  
息がかかるほど間近で見つめられ、それはさらに反り返った。  
少女の小さな舌先が触れ、動き、唇に挟まれる。  
手は玉袋をなでられ、ペニスの根元を握られ、表面をゆるゆると擦られる。  
「男の人はこうすると気持ちいいんですよね?」  
手を動かしながら、はむっと口に咥えられた。  
「う、あっ」  
どこで覚えた知識なのか純真な少女のものとは思えない攻めに耐えかねて男は声が出た。  
男のものは大きく、少女の口に収まりきらず、苦しそうに息をしながら舐め続けている。  
「はあっ、ふ、あふっ、んんっ…」  
「高瀬、そこまでだ。もうやめてくれ。頼むから」  
ずっとこらえてきた男に限界が近づく。  
「どうしてですか?こんなに苦しそうなのに」  
苦しい。しかしずっと可愛がってきた後輩の口内に射精するのは躊躇われる。  
年下に良い様に弄られそのまま出してしまうことも少し自尊心がうずく。  
 
「分かりました…。私の口じゃ嫌なんですね」  
突然、少女が着ていた服を脱ぎ始めた。  
あっという間に生まれたままの姿になり男の目の前に立つ。  
「ち、違う、そういう意味じゃなくて!」  
「先輩の全てが欲しいから、私の事も見て欲しいんです。今だけでいいんです、どうか」  
言葉では否定しつつも男は少女の体から目を逸らせない。  
元気で優しい性格からは想像も出来ないほど大人っぽい体つきしていた。  
ベンチの上に乗って、男の体を跨ぐ。  
「ほら、見てください。先輩のを触ってたらこんなになっちゃったんですよ」  
自身の手で薄い茂みを掻き分けて秘部をあらわにした。  
そこは見ただけでぐっしょりと濡れているのが分かる。  
男の股間が熱くなった。  
 
「先輩、いきます」  
男が返事をする間も与えず、いきなり少女が腰を落とした。  
少女の膣の入り口に男のものがあたり圧迫される。  
「ううっ、んっ、えいっ、」  
元々、少女にはなんの体験もなく、本やネットで集めた程度の知識しかない。  
しきりに腰を動かして挿入を試みるものの、初めての事なのでなかなかうまくできない。  
「うー…、なんでぇ…。先輩と一つになりたいのに…」  
しばらくぐいぐいと動かしていたが、やがて諦めたように、男の胸にぱふんと倒れこんだ。  
泣いているようだった。男は黙って少女を見つめている。  
「やっぱり私にはできません…」  
ゆっくりと立ち上がり、男の拘束を解き始める。  
「先輩ごめんなさい。こんなことして私の事嫌いになりましたよね」  
拘束が解けた男は手首を軽くマッサージしてベンチから降りた。  
とたんに少女の両手を掴み、後ろに捻り上げた。  
「い、たっ!」  
そのまま自分の手を拘束していたタオルで縛り上げる。  
「せんぱい…?」  
少女は怯えた目で男を見上げた。  
 
「俺がこの2年間どれだけの思いで耐えてきたと思ってる?」  
「え?」  
「俺は高校では全てを野球に捧げるって決めてたんだよ。女にうつつを抜かす暇はない!」  
様子の変わった男に怯え、少女は後ろに下がった。しかし狭い部室ではすぐ壁にぶつかる。  
「それなのになんだ?」  
肩を押さえ、少女の胸を荒々しく掴みこね始める。  
「マネージャーとして入ったときからこの体と、顔と」  
男の手が少女の頬をなでる。  
「献身的な態度で部員に尽くしてくれたよなあ」  
再び胸へと手が伸びる。  
「うちの部員なんかみんなお前に骨抜きだったんだぞ。知ってるか?」  
少女は声も出ない。  
「俺だけは正気を失うまい、惑わされまい、と必死だった。  
 それなのにお前ときたらやたらタオルだの、ドリンクだのと俺に構う」  
「! 気付いて…」  
「当たり前だ」  
男の愛撫は続いている。いつの間にか両手で胸の表面をなでられ静かに刺激されている。  
体も足も拘束されていないのに一歩も動けない。  
「やっと誘惑に打ち勝って卒業。このまま俺が消えれば  
 高瀬もどっかで別な男を見つけて幸せな学生生活を送れると思ってたのに」  
「そんな!じゃあなんで今日呼び出したんですか?」  
「俺だって2年間見てきた子に最後の別れをちゃんと言いたかったんだよ。それなのに」  
きゅっ、と男の手が少女の乳首をつまんだ。  
「あっ」  
「2年耐えたけどもう我慢できない。こうされたかったんだろ?望みどおりにしてやるよ」  
強引に唇を奪う。先ほどとは逆に少女の口内が犯される。  
そのまま男の手は少女のむき出しの股間に延びる。そこは洪水のように蜜が溢れていた。  
「いやらしいな、お前」  
少女の一番敏感な突起に触れる。少女自身の蜜を丁寧に塗りつけ擦り始めた。  
「ああ…、そ、そこだめぇ!あっ、あふっ、んんっ」  
次第に摩擦を早くしていく。  
 
「やああっ、せんぱいっ、あっ、すきです。せんぱい。だいすきっ」  
「うん、俺も」  
そう言って、少女が達する直前にくるりと向きを変えて少女の背中を向ける。  
ずぶり、と男は後ろから挿入した。  
「え?あっ!きゃああ!」  
少女の後ろ手のタオルを解くと壁にもたれるように手をついた。  
「せんぱ…、動いちゃだめええぇぇ!」  
男は少女の胸と首筋をなでながらゆっくりと腰を動かす。  
「力抜いて」  
少女は体を捻って涙に濡れた顔で男の方を見た。  
男は少女に優しくキスをした。  
「ごめん」  
男は腰を動かすスピードを徐々に早くしていく。  
「あっ、あっ、んっ、うあっ」  
動きに合わせて少女の口から声が漏れる。  
結合部からも、ぐちゅぐちゅといやらしい音が聞こえてくる。  
激しく腰を打ちつけながら、同時に男の手が少女のクリトリスを執拗に攻める。  
「だめ、せんぱい、ああ、ああんっ!んっーーーー!」  
少女の叫びと共に男も果てた。  
 
 
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「気が付いた?」  
目の前には先輩の顔があった。  
私はベンチに寝かされ毛布をかけられていた。その下は服を着ていない。  
「私…」  
「うん、もういいから。こっちもごめん」  
「先輩」  
「ん?」  
「私、卒業したら先輩のとこに行きます」  
「ん、待ってる」  
そういって先輩は私の頭を優しくなでてくれた。  
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オシマイ  
 
 

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