魔族の国ヘルメス、首都トリスメギストス  
 
夕餉が近づき、太陽がその身を静めていく時。  
王城クロウリーのある一室に艶声が響く。  
 
「あっ、はぁあ、だめっ、みー…くん  
 もうすぐ、夕ご飯っ」  
夕焼けが窓から部屋を赤く染め上げる。  
その中で豪奢なドレスを纏った少女が仰向けになって体をくねらせる。  
見たところ13、14と思われる肢体は穢れをしらないかのように白く、  
体と共に短めの銀髪がはねる。  
 
「あぁ、ああ、みー、くん、そこ、おし、りー!」  
ふいに少女が体を突っ張らせたかと思うとうつ伏せになり  
腰を高く上げる。  
それとともにスカートの部分が背中へ落ち、少女の秘所が顔を見せる。  
するとそこには小さなヒュドラが己のペニスを秘所に当て、  
9つある頭の一つが少女の菊座に二つに割れた舌を這わしていた。  
 
「あ、ああんっ、あっ、ああっ、あ、あひっ、ん、んんんっ、んうんっ。」  
ヒュドラはその体を構成する、強靭なバネのような筋肉で少女を攻め立てる。  
その間、9つの頭を使い少女の体を余すところ無く愛撫を行う。  
薄い胸を押し、立った乳首を甘噛みし、耳、首筋、白桃のような臀部、ふとももに舌を当てる。  
 
「んっんっ、んはあっ、あっ、はっ、はああっ、ひいっ、ひいんっ、あああーっ!」  
それらの行為によって絶頂間際に追いやられた少女は最後に秘所の真珠に軽く牙が  
突き立てられたことによって気を失った。  
 
 
つんつん  
異種族間の交尾から小一時間。  
ヒュドラが少女の頬をつつく。  
 
「だれ?」  
甘い声と共に薄くまぶたが開かれる。  
それを見てヒュドラはよかったとでも言うように少女を見る。  
 
「あ、私また気を失っちゃったんですね」  
そんなことを呟きつつ少女、エルドゥラ王国、王位継承権第二位、  
マリン=G=エルドゥラは体を起こした。  
 
少女、マリンがヘルメスへの留学と称する人質に送られてから半年。  
警護約兼遊び相手として魔王から贈られたヒュドラをマリンは  
みーくんと呼び、かわいがっていた。  
 
「もう、みーくん、もうすぐ夕餉の時間なんだからダメだよ」  
 
幼いがゆえの偏見のなさから生まれた関係は、ある日じゃれてきたヒュドラが  
マリンの股間に頭を押し付けた時に性的な事への好奇心を芽吹かせた。  
少女はその時に感じた甘い痛みを確かめるためにヒュドラを使い。  
ヒュドラも主人の期待に答えるために動いた。  
その果てに少女は破瓜の血をヒュドラに捧げる事になった。  
以来、マリンは寝る前には必ずヒュドラと交わってから寝るようになったのだが、  
マリンを鳴かせることに味をしめたヒュドラは最近節操無くマリンを求めるようになり  
そのことが最近マリンの悩みの種である。  
もっぱら抵抗できずに流されてしまう自分が悪いのは分かっているが、  
若い体は貪欲に快楽を求めてしまうのである。  
 
「そんな、顔してもダ〜メ!今度から夕餉の前はダメだよ  
 …………けど、明日は休息日だし、今夜は、ね?」  
 
 
 
どもダークエルフのミナです。  
予告通りにはいかないのが世の常。  
とはいえいきなり戦後話もどーよ?って感じですよね。  
というわけで次回の話、チョイスチャンス。  
以下の中から選んでみて下さーい♪  
1、マリンの姉はどーなった?被虐の姉王女ルート  
2、とっ捕まった騎士団員は?和姦ちっく百合触手ルート  
3、街の皆のためです、発情期の狼人の相手に立候補聖女なシスタールート  
 

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