>大嫌いと言われ落ち込む
「な…に…?」
「……だからアンタなんか大嫌いって言ったのよぉ……!!」
「………!」
「やっと男を信じようと思ったのにぃ、アンタだけは違うと思ったのにぃ!!
―――それなのに、なのに、なのにぃ………
こんなのってない……どうしてこんな事したのよぉ!!
アンタも、アンタも、結局は身体目当ての奴だったなんて!!」
「ち、違う!!そうじゃない!!」
「煩い煩い煩い!!!言い訳なんて聞きたくない!!
もういいでしょ!?さっさとそれ仕舞って出てってよ!!!」
「……………お、俺は………」
>なんだかんだあって結局口喧嘩しながらウッフン
「大体なぁ、お前だって俺に散々エロい姿見せてきただろうが!!俺にばかり文句言うな!!」
「あー!何それー!?そんなのアンタなら反応しないだろうって信頼の証でしょう!?」
「あのなぁ、反応しなかったら不能だろうが
お前の中で俺はどういう定義なんだ!?」
「勿論男以下よ!!」
「偉そうに言うな!!……俺だってなぁ、惚れた女の艶姿だったらいくらでも反応する自信はあるんだぞ」
「……散々か弱い女の子に鬼畜陵辱な事をしておいてどの口が言うのよ」
「そ、それについては悪かったと思ってるのもあるがな……
お前が俺を男として意識しなさすぎだったのがそもそもの原因だろう」
「だからって開き直らないでよ!!
くすん……こっちだって大切にしてた処女奪われたのにぃ……」
「くっ、まあな、惚れた女の処女は美味かったぜ」
「!!!堂々と言うんじゃないのこの変態男!!
ぐす……あーあ、私の処女は未来の旦那様にって決めてたのになぁ
それがこんな奴に奪われるなんてぇ………!!悔しい悔しい悔しいぃぃぃ!!」
「ああ、なんだ、それなら心配ねえよ
俺がその未来の旦那様になってやるからさ」
「悔しい………はい?」
「俺が責任とって嫁に貰うって言ってんだよ、最もそうでなくてもそのつもりだったがな」
「………え、何で、どうして??」
「お前なぁ……何でも何も傷つけた女の責任を取るってのは自然な流れだろう?さて……」
「ええと………やん、あ、ちょっと何触ってるのよ
だから圧し掛かってこないでよ、服脱がさないでよ、顔近づけないでってばぁ!!」
「何、三ヵ月後にはちゃんと用意するさ
だからそれまで子作りに励もうか?なぁ、俺の未来の奥さん?」
「うう……バカ……」