中学〜高校あたりで同じクラスだとか同じ委員会だったとかで知り合った男二人と女の子ひとり。
高校三年も終わり頃。それぞれの進路はバラバラ。女の子は海外留学することが決まっている。
男たちはお互いに「女の子が好きなのはあっち」と思い込んでいて、
女の子は頑なに好きな人が誰かを明らかにしない。
学生時代の終わりは永遠の別れにも似ていた。
終わりのない三角関係に絶望した男が女の子をレイプしようとする。
「どうしてこんなことするの」
「どうせ手に入れることが叶わないなら自分の手で壊したかったんだよ」
そこへもうひとりの男がやってくる。メールで呼ばれていたのだ。
惚れた女のあられもない姿に驚きつつ興奮を隠せない男は
「お前もずっとこうしたかったんだろ」という言葉に乗ってしまい……