僕は困っていた。  
目の前にいるのは由香姉。上気して、目がエッチモードになってる。  
親が用事で出かけてて、二人きりの食事してたら、  
醤油取ろうとした時に指がぶつかって。  
 
何でだろ。  
最近はマッサージとかしててもこんな風にならなかったのに…  
風呂入るから!と逃げて、今に至る。  
彼女がいるのに、しかも由香姉となんてエッチなこと、できるわけないよ。  
 
ぬるい湯船に浸かりながら考えてた。  
由香姉も、最近「交際」を始めた河崎志穂さんも。  
僕との体のどこかが触れると突然、エッチになる事がある。  
でもいつでもそうなるわけじゃないんだ。  
何が違うんだろう。  
由香姉のマッサージはいつもしてるけど、違うのは…  
 
そういえばいつも、親が家にいない時、かも。  
河崎さんの時も。  
二人きりの教室とか、準備室とか。  
 
だけど、昨日も朝早く登校して。  
生徒会のアンケート取りに言ったときに指とか触れたけど、  
何ともなかったよなぁ。  
 
何が原因でああなっちゃうのか。  
ブツブツ考えてたら。  
由香姉が入ってきた。  
タオルで前を隠して。  
 
え。  
えと。  
なんで?  
 
慌てて湯船で壁際を向いて。  
だけど、由香姉のおっぱい、ちょっと見えちゃって。  
当たり前のように、おちんちんが…勃っちゃうよ…  
 
髪を洗いながら、由香姉が話しかけてくる。  
「昔は一緒に入ってたじゃない」  
…そうだけどさ。だって。由香姉、声がエロい声になってるよ。  
「あのさ、由香姉?」  
「なぁに?」  
「今エロい気分になってるよね」  
「…うん」  
「どうして」  
「わかんない。さっき急に、スイッチ入っちゃったみたいなの」  
 
そうして髪を洗い終えた由香姉が、とんでもない事を言ってきたんだ。  
「ねぇカズ、洗って?」  
「ごめん、由香姉。できないよ」  
「どうして?」  
「だって僕付き合ってる彼女がいるのに、こんなこと変だよ」  
「家族で体洗うのが変な事?」  
 
由香姉がつーっと、背中を指で撫でるように触ってきて、めちゃくちゃ気持ちよくて、  
声が出ちゃった。  
「カズのこの辺、何か光ってるよ?」  
 
…へっ?  
 
「触ってほしそうに見えたから。気持ちよかったの?」  
更に首とか、肘とか、触られて。  
何だよこれ。どんどん気持ちよくなって、エロい感情が抑えられなくなっちゃう…  
「由香姉、ダメ、触っちゃっ」  
「じゃあ洗ってよ」  
 
由香姉の指が離れて、背中を向けたのが気配でわかる。  
だけど。手遅れだった。  
僕の理性は、由香姉に触られて、どっかにいってしまっていた。  
湯船から上がると、由香姉にぎゅっと抱きついて。  
手でソープつけて、手のひらで撫で回すように。  
後ろから由香姉の前面を洗い始めた。  
 
「ひゃうっ、あ、カズ」  
「洗うよ」  
お腹とか首筋、湯気の中でも光ってるのがわかる。  
僕は頭の中が完全にエロモードになってしまって。  
光ってるところをどんどん手で触れて洗っていく。  
 
「あ、そこ、ふぁ、あぁん」  
 
おっぱいが強く光りだしたのを見て、僕はソープを付け直して。  
思う存分に由香姉のおっぱいを撫で回した。  
 
2歳しか違わないけど、こないだ18になった由香姉のおっぱいは  
志穂よりもおっきくて、柔らかかった。  
「やだ、カズ、息荒いよ」  
「由香姉が誘ったんじゃないか」  
身をよじるけど、抵抗じゃないようだった。  
「由香姉、気持ちいいの?」  
「うん、すごいのぉ」  
「こことか?」  
ピンと硬くなった乳首を、手のひらで回すように撫でて。  
「あ、いい、いいよぉ、カズの手がすっごいいいのっ!」  
 
由香姉のエロい声が狭い風呂場を反響してる。  
それにすっごい興奮して、右手を由香姉のおまんこに当てた。  
同時に、僕のおちんちんをお尻の辺りに押し付けて。  
 
「ここも、洗う?」  
「うん…すっごい敏感だから、やさしく洗って、ね」  
 
恥ずかしがる由香姉。  
興奮で止められなくて、指でそこをさするように。  
突起とか、割れ目とか。  
そしたら由香姉、全身が全部光ってて。  
僕と触れ合うところ全部が気持ちいいみたいだった。  
「カズ、カズぅ…そこ、もっと…」  
「どこ?そこじゃわかんないよ」  
意地悪に聞いてみた。  
「…」  
「由香姉、聞こえないよ?」  
 
「ユカの、クリトリス、さわってっ!」  
絶叫するみたいに、叫んで。  
足も大きく広げて、由香姉が僕の腕をとって、その突起に押し付けた。  
そこが真っ赤に光ってて。  
ホントに触ってほしいってうずいてるみたいで、僕は容赦なくそこを指でぐりぐりとこすった。  
「やだ、つよ、あ、あぁぁぁっ、イクっ、いく、もっと、あ、あぁっっ!!」  
 
由香姉が何度もビクンビクンと跳ねて。  
イッちゃったんだ。  
…エッチすぎる。顔も。声も。体も。  
しばらくしても、由香姉は「やだぁ、肌、ビンカンになってる…まだ気持ちいいよぉ」って。  
全身がまだ淡く光ってるから、そうなんだろうな。  
だけど僕の興奮は冷めるどころか昂ぶる一方で。  
 
ふと、由香姉に指で触られたら気持ちよかったのを思い出して。  
ぐったりしてる由香姉の右手を取って、僕のおちんちんに触らせたら。  
触れただけなのにめちゃめちゃ気持ちいい。  
何だよ、これっ!  
 
「あー、カズのおちんちんだぁ。おっきいね」  
って、由香姉がきゅって握ってきて。  
 
わ、わ、うゎ、きもちいいっ、きもちいいよっ!  
「ゆかねえ、にぎって、そのままこすって!」  
「こう?」  
由香姉の手のひらが、すっごい、あつい、おかしくなるっ!  
「ふふ、おちんちん気持ちいいんだ?」  
「うん、すご、イキそう、あっ」  
 
そしたら由香姉、狭い中体を向き変えて。  
「すごぉい、おちんちん、真っ赤に光ってる。あたしとおんなじだね」  
 
由香姉の、おまんこが光ってて。  
入れちゃうの? …ダメだよ、姉弟なのにっ  
 
だけどそれは勘違いだったみたいで。  
「カズも触ってよね」  
由香姉がおちんちんを手ですき始めて、おかしくなりそうで僕もおまんこに手を伸ばした。  
気持ちよくて体をビクンってさせたらおっぱいが揺れて。エロすぎる。  
突起とか、割れ目の周りの皮みたいなのとかを指で撫でたら、またユカ姉の顔が  
イくときみたいな顔になってて。  
「ゆかねえ、おまんこさわられてきもちいいんだ?」  
「カズこそおちんちんきもちいいんでしょ?」  
お互いにエッチなとこをこすりあって。  
だけど僕が先に、限界だった。  
 
「ゆかねぇ、いく、でるよっ」  
「いいよぉ、でるとこ、みせてっ」  
 
由香姉の手がぎゅっとおちんちんを握って。  
その感触で、ついに僕のおちんちんが決壊して。  
 
どぴゅっ、どぷっ、どくっ  
 
由香姉のおっぱいに、僕の精子がかかってく。  
「うわぁ、カズの、あつぅい」  
僕が射精で震えてる中、由香姉は自分で腰を動かして僕の指におまんここすりつけてて。  
自分でどんどん高まって、またイッたみたいだった。  
よだれたらして目も遠くを見てるみたいで。  
それがすっごいエッチに思えて、倒れそうになるのを抱きとめて。  
 
あ、僕も肌、ビンカンになってるのかな…  
 
由香姉と触れてるところがおちんちんを弱くすられてるみたいに気持ちよくて、  
そのまましばらく抱き合ってた。  
 
当然のように二人してのぼせかけて。  
居間で寝転がってた。  
 
「カズ、彼女いるんだっけ」  
「うん」  
「じゃ、もうこういうの、ダメなのかな」  
「家族でこんなの、変だって思う」  
 
…でも。どうしてか。  
 
「「おかしくなっちゃうのはどうしょうもないよ」」  
 
二人で声がハモって。笑っちゃった。  
 
 
僕は由香姉に言った。  
何かのはずみで、女の子がエッチな気分になっちゃうこと。  
そしたら女の子の体が(僕の体も)光るように見えることとか。  
隠さずに全部。  
 
そしたら、由香姉がとんでもないことを言い出したんだ。  
 
「今度彼女連れてきてよ」  
「…なに、する気?」  
「色々実験しないと。他の女の子もこうなったら大変じゃない」  
 
口だけは心配してるようで、由香姉は何かを企んだような顔になってた。  
 
「だって他に実験できる人なんていないでしょ?」  
「そうだけど」  
「まぁあたしも忙しいし、チャンスがあればってコトで」  
 
だけどどうしてか。  
そのチャンスが遠くない日に来るんじゃないかって、僕は思ったんだ…  
 
おわり  
 

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