「やめっっっっ!」
「だぁめ」
男はパイプベッドに手錠をかけられ、身動きが出来なかった。
自由な足を動かそうとすると、どろどろに熱くなった膣で擦れてしまう。
それをいいように、馬乗り状態になった女は艶めかしく肢体を揺らし、男を扱き上げる。
優越感に浸り、熱を帯びた視線が男を見下ろした。
「こんな、こと、しても!……くっっっ」
アん、貴方の子供、出来たら責任取ってくれるでしょう?」
「何を……」
「ほおら、私の中、気持ちいいでしょう。出して、熱くて濃い貴方のお汁、私のぐちょぐちょの中に、ね?」
男を高みに昇らせるべく、女は男の腹をついと撫で一層激しく腰をうねらした。
「んふっっ、はあぁ、はあぁぁん、いいよ、いいのぉ、あぁん」
ニチャリ、とイヤらしい音が更に感度を上げ、切なげに睫毛を震わせて喘ぐが、男は唇を噛みしめたままだった。
だが、どんなに上下に身体を揺すっても大きく擦り上げても、男の逸物は勃ちこそすれ、射精しなかった。苦しげに顔を歪め、射精を我慢する男に、女は焦燥感に駆られた。
「なんで、なんでよ、気持ちよくないの? こんなに大きくなってるのに、ね、我慢しないでよ」
「できる、わけ……」
「ねぇ、出してよ、頂戴よ、私の中に、ね、ね?」
「ダメだ、こんな」
「お願い、出して、お願いだから、好きなの、離れたくないの、だから、あん、頂戴よぉ」
ぽろぽろと大粒の涙が女の瞳から溢れ出た。
必死で揺すって快楽を求める女の動きに、喘ぎ声に、次第に男は追い詰められていく。
「あぁん、好き、好きぃ」
「うっっ!」
とうとう、快楽に負けてしまった。男はブルッと震えると、膣の中に精液を注ぎ込んだ。
女はもっと深く男をくわえこもうとキュウキュウと締め付ける。
「あ、いい、いいよぉ、熱いの、私の中にもっと、もっとぉ」