帰宅すると姪っ子の芽依がすっ裸で居間に倒れていた。  
ひとしきりうろたえつつ状況を確認する。乱雑に散らばるひどく汚れた衣服。開けっ放しのバスルームからはかすかに湯気と石鹸の匂いがする。  
事件性はなし。おおかたドブにでも落ちて泥だらけになり、合い鍵の場所まで知っている俺の家に侵入して勝手に風呂を使ったのだろう。  
そう結論付けて、俺は大の字になった芽依の寝姿をしげしげと観察してみる。  
小六にしてはよく発育した体。一瞬男に乱暴でもされて泥まみれに…と心配したが、呑気で悩みのない寝顔を伺うに、その心配はなさそうだった。  
それにしても……なんというか、『いい体』だった。たしかテニスか何か習い始めたといっていたが、しっかりと筋肉のついてきた手足は長く、寝息に合わせ上下する腹は縦長な臍を中心に程よく締まっている。  
そして…いくら子供とはいえ身内として凝視してはならない部分…しかし、女房に逃げられてこのところ悶々としている俺に、目を逸らせというほうが無理な部分も、この生意気な姪は全てを晒して高鼾をかいている。  
屋外での練習のせいだろう、浅黒く日焼けした肩とのコントラストも鮮やかに眩しく白い乳房は、いったい何を食って育ったやら、薄桃色の頂きをツンと尖らせて偉そうに並んでいる。  
成人女性のそれと違い、およそ実用性に欠ける風情のぷっくりしたあどけない胸だが、サイズだけは見事に大人顔負けだ。  
 
「……う、うん……」  
 
突然の彼女の身じろぎに、俺はビクリと身をすくめる。なんで自分の家で姪に怯えにゃならんのだ、と深呼吸したとき、芽依は膝を立てた両脚を、はしたなくぐわっと開いた。  
……オムツを替えてやってた頃、あのシンプルで愛らしい割れ目が、僅か十年でこんな、モザイクが必要な程の状態になるとは……  
 
ゴクリと生唾を呑んだ俺は、そろそろとその場に腰を降ろす。別に芽依の御開帳を近くで拝む為ではない。帰宅してまだ一度も座っていないのに気付いただけだ。  
とはいえ、必然的に見えやすくなった芽依の大事な場所は、うっすらと朱鷺色の肉を覗かせて無警戒にこちらを向いていた。  
ごく淡い柔毛をちょんと載せた縦割れの中には、前人未到の幼い芽を庇うように少し不揃いな二つの襞が寄り添い、寝息に合わせ淫靡な菱形を形作っている。  
俺は怒張しつつある自分のモノに困惑しながら、四つん這いでそろりそろりと眠る芽依の傍らに近づいた。  
 
ぐっすりと眠りこんだ彼女は、石鹸と、この年頃の子供特有のいい匂いがした。俺は少し震える指を核兵器のスイッチを押すようにおずおずと乳首に寄せる。  
しかし、許されない一線を前に指はピタリと止まった。姪に悪戯など、許されることではない…  
 
 
しかし一糸纏わぬ瑞々しい裸体に肉迫しながら、俺の妄想は暴走を始める。穢れを知らぬはちきれんばかりの胸を鷲掴みにし、思う様可憐な乳首を貪ってやれば、彼女はどれだけ驚愕して目を醒ますだろう。  
 
『ああっ!? お、叔父ちゃん!?』  
 
涙を浮かべ必死に抵抗する羚羊のごとき肢体。  
その禁断の果実を力任せに組み伏せて、自在に変形する柔らかな双丘を痣になるくらいぎゅうぎゅうと蹂躙し、卑猥な音を響かせて吸い尽くす。  
 
『いや… いやあ……』  
 
まだ大人の感度を備えていないであろう芽依の体。しかし彼女の意志にお構いなく乱暴な愛撫で征服すれば…  
悲鳴を上げる唇を猛り狂った一物で塞ぎ、恐怖にもがく腰をがっしりと押さえて許されぬ幼い蜜を啜る。  
そして混乱と恐怖と未知の感覚で意識すら朦朧とした彼女を犯す。背徳の快感に俺は悪鬼のごとき抽送を果てしなく続けるに違いなかった。  
 
『はああ!! 痛い… 痛いよお!!』  
 
悲痛な芽依の絶叫に包まれながら、俺は最後の理性を振り絞って、迸る熱い体液を夥しく彼女の火照った乳房にぶちまけるだろう…  
 
…気がつくと俺は年甲斐もない激しい自慰を終えていた。肩で息をしつつ、かろうじて道を踏み外さなかったことにホッとしながら静かにトランクスを替え、芽依に掛けてやるタオルケットを捜して芽依に背を向ける。  
 
「…ふふふっ、叔父ちゃん、やっぱり溜まってたんだ♪」  
 
…突撃背後で響いた芽依の悪戯っぽい声に、心臓が止まりそうになった…  
 
おわり  
 
 
 

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