(う、う〜〜ん・・・・・・)
目が覚めると保健室のベッドの上だった。
「目が覚めたかい?」
由梨を保険医が見下ろす。
「あれ?保険の西脇先生・・・?」
ベッドから起き上がる。
「気分はどうだい?」
保険医が問うと、由梨は一度伸びをしてから、体中の疲れや痛みが引いていて妙に身体が楽なことに気づく。
「はい、なんだかとてもスッキリしてます。調子がいいみたいです」
由梨が答えると保険医は満足そうに頷いた
「そうですか、それは良かった。うまくいっている証拠ですね」
「うまくいっているって何のことですか?」
由梨が尋ねると、保険医は何故かちょっと焦った様子を見せた後咳払いをして答えた
「いえいえ、あなたの筋肉に疲れが溜まっていたようなので、栄養剤を打っておいたんですよ」
「そうなんですか。ありがとうございます」
最近体調が悪いことが多かったので、心底嬉しかった。
「そういえば私、なんでこんなところで寝ているんですか?」
身体はとても調子がいいが、反面頭はぼーっとしていた由梨は今日あったことをあまり覚えていなかった。
「授業中に急に倒れてね、先生が運んできてくれたんだよ」
「えっ!? 倒れたんですか?」
自分が倒れたと聞いて不安になる由梨だが、保険医は笑顔でそれを否定した。
「いや、倒れたと言ってもどこか悪いわけじゃない。ただの寝不足だよ」
どこも悪くないと聞いてホッとする。
「寝不足ですか。確かに最近夜更かしすることが多いかも」
由梨は納得したように言う。
「夜更かしは身体に悪いですから、気をつけてくださいよ」
「はい」
クールそうな外見だが優等生で礼儀正しい由梨はしっかり保険医に頭を下げて教室に戻っていった。
教室に入ると、ちょうどこの日の最後の授業中だった。
ドアが開き、教室に入ってくる由梨を見て、クラスメイト達は男と女で全く違うリアクションをした。
女の子たちは由梨を見て心配そうにしており、クラスでも仲がいい子は「由梨、倒れたって聞いたけど大丈夫?」などと声をかけてくれている。
コレに対して男子はというと、みんな無言だが口元や目元が何となくイヤらしく、
何か悪いことでも考えていそうな表情をしていた。
中には由梨の身体を嘗め回すようにジロジロと見て来る失礼な男もいる。
由梨はその授業中ずっと男子たちのいやらしい視線を浴び続け、気になって授業の内容は全然頭に入らなかった。
授業が終わると、すぐにクラスメイトの歩美と加奈が由梨のところにやってきた。
歩美は口に何か入れているらしく、もごもごしている。
「あ、歩美、加奈!」
「由梨〜身体はもう大丈夫なの?」
心配そうに見つめる歩美と加奈
「うん、寝不足だって言われた」
「そっか〜」
「歩美、何食べてるの?」
「チョコレートだよ。さっき先生がくれたの」
「あ、いいな〜私にもちょうだい」
おねだりする加奈だが、あいにく一個しかなかったようだ。
「あ〜ん、チョコレート大好きなのに。ションボリ・・・」
うなだれる加奈を横目に見ながら歩美は由梨に耳打ちする
「ねえねえ、なんか男子が由梨のことジロジロ見てる気がするんだけどどうして?」
「やっぱりそう思う? なんかジロジロ嫌らしい眼で見られてるのよね。」
その言葉を受けて加奈がいじわるそうに言う
「ここに来て男子が由梨の魅力に気づいたとかありそうじゃない?」
加奈は腰近くまである長い黒髪とスラッとした長身が魅力の女の子で、体型は由梨と似ている。
見た目からするといかにもスポーツができそうな女の子だが、実は運動音痴で体力もない。
『元気なだけがとりえ』だとよく言われるが、本人は軽い性格であまり気にしていない。
「ないない。うちの学校、カワイイ子ばっかりだから私だけが注目されるなんて、ないわよ」
「そうよね〜。入学試験の女子の合格基準はカワイイかどうかだって噂流れてるくらいだもんね」
そう言う歩美も合格の基準がカワイイかどうかなら十分合格するレベルの容姿を持っている。
歩美は背が小さくてかわいらしい妹系の女の子で、男女問わず思わず甘やかしたくなるような愛らしい少女だ。
「それにしても朝は変な視線なかったのにどうしてだろう?」
由梨は釈然としないようだ。
「あっ、ひょっとして倒れた授業の時に何かあったんじゃない?」
加奈が閃いたように言う。
「えっ? 倒れた授業って何だった?」
由梨はそのことを思い出せない
「ほら、保健体育の授業だよ。男女に分かれて。でも由梨は全身麻酔の授業のお手伝いして、その授業中に倒れたんでしょ?」
女子生徒には由梨が全身麻酔の授業の手伝いをするとは伝えられていないが、歩美たちは由梨から聞いて知っていた。
「そうなんだ・・・。ごめん。よく覚えてないの」
「本当に大丈夫?頭とか打ったんじゃ・・・」
「保険の西脇先生は大丈夫だって言ってたし大丈夫だと思うけど」
「今日は早めに休んだほうがいいよ」
加奈も歩美も心底心配しているようだ。
「うん、そうするね」
加奈は部活に向かったが、由梨と歩美は部活には参加せずに寮に向かう。
由梨は水泳部、歩美はテニス部に入っているが一年は秋まで2・3年の練習には混ぜてもらえず
ひたすら基礎を繰り返すだけなので一日くらいサボっても特に何も言われない。
それどころか、2・3年の練習を見学することすらできない。
何故かというと、この学校の部活動の成績はどの部活も全国でもトップクラスで、夏の大会が終わるまでは初心者の1年生がいても邪魔になるかららしい。
またこの学校は全寮制で、外泊も外との通信も一切認められていない。
いまどき厳しすぎる校則ではあるが、学内には多くのテナントが入っていて
国内で流通するものはほぼ手に入るし、娯楽施設も整っているためあえて学外に出る必要はないのである
寮に着いて部屋でくつろいでいると、歩美が夕食を一緒に食べに行こうと誘ってきた。
由梨は二つ返事でOKし、一緒にフードコートに向かい二人のお気に入りの店で夕食を食べた。
二人はこの店ではいつも決まってカマンベールチーズのオムライスを注文しており
今晩も例に漏れず二人ともカマンベールのオムライスを注文した。
「やっぱりこの店はおいしいわね」
「うん、学校以外ではこんなに美味しい店滅多にないよね」
「でも、なんか今日はちょっと味が違うような気がしない?」
「え? そうかな?よくわからないけど。どう違うの?」
「なんか味に深みがあるって言うか、大人な感じ」
「えええ?」
由梨の言葉が意外だったらしく、由梨のを一口もらって食べてみる
「いつも通りの味じゃない? ちょっと由梨、大丈夫なの?」
心配になって由梨を気遣う。
「う〜ん、いつもと違うと思うんだけどな・・・」
加奈は部活が終わった後、夕食を適当に済ませて部屋に戻るとすぐに風呂に入った。
(今日の晩御飯はなんだかとても美味しかったなぁ)
夕食に食べたビーフシチューを思い浮かべる。
部活で疲れが溜まっていたせいか晩御飯がとてもおいしく感じられた。
(あれ・・・なんだか眠くなってきた)
強い眠気を感じた加奈は長風呂はせず、すぐにあがって眠ることにした。
加奈が寝ていると、鍵がかかっているはずなのに不意に部屋のトビラが開いて大人の女性が入ってくる
「よく眠っているわね」
女は加奈の眠りの深さを調べるために寝息を聞いたり、目蓋を開いてみたりする。
そして深く眠っていると確信をもった女は、ふとんをひっぺがす。
ふとんをめくられてでてきた加奈は青いチェック模様のパジャマを着て横向きに身体をくの字にして眠っていた。
「加奈ちゃんは横向きに眠るのね」
女はなれた手つきで加奈のパジャマの胸元をはだけさせると、加奈の形のいいおっぱいが現れる。
「かわいいおっぱいねぇ」
女は同性にも関わらず、そのかわいらしいおっぱいに思わず頬ずりした。
そして注射器をとりだすと、加奈のピンク色の乳首の先に垂直に針を差し込んだ。
「う、う〜〜〜ん」
加奈はよく眠っているがさすがに痛みを感じるらしい。うなされているようだ。
だが、全く起きる気配はない。死んだように眠っているようだ。
そして注射器の中の透明な薬が押し出され加奈の乳首の中に注入されていく。
女は加奈が起きないことを確信しているのか、特に気にせずもう一つの乳首にも注射する。
乳首から注射された薬は加奈の乳腺を通っておっぱいの中全体に染み渡る。
女は続いて加奈のパジャマのズボンに手をかけると、強引にずり下ろす。
加奈は顔に似合わずかなり恥毛が濃くて太いようだ。立派な茂みが現れる。
「へえ、加奈ちゃんてば、寝る時は下着を履かないのね。えっちな子」
ノーパン健康法というやつだろうか?それとも汗で下着が汚れるのが嫌なのだろうか?
加奈は生理が近い時以外はほとんど下着はつけずに寝る。
その豊かな茂みに息を吹きかけ、そっとさわってみる。
するとくすぐったそうに身体をよじった。
女は加奈のお尻の横に陣取ると、お尻をかきわけて、間の肛門をむき出しにする。
そしてさっきとは2回りも大きい注射器を加奈の肛門の周りから斜めに針を突き刺した。
「あひゃう」
今度はかなり痛かったらしい。変な声をあげるが、やはり加奈は起きない。
女もやはり加奈が絶対起きないと知っているようだ。
大きな注射器に大量に入った薬が身体の中に入っていく
すると加奈の白い素肌がどんどん真っ赤になっていき熱を帯びてくる
「それじゃあ採尿しましょうね〜」
続いて教授が使っていたようなカテーテルを取り出すと、加奈の膀胱から尿をこしとった。
容器の中に小便が溜まると、蓋をしてやはり教授と同じように日付とクラスと名前を書き込む
「1年C組、円谷加奈」
さらに同じようにウンチも採集しようと肛門を広げたが、うまく出てこなかったので諦めて服を元に戻す
すると近くのテーブルにクリトリスに当てるバイブを置き女は去っていった。
取り残された加奈は少しからだが火照ってきたのか、顔が紅潮しはじめていた。
(ううん・・・暑い・・・・・・)
あまりの熱で眼を覚ました加奈。身体のあちこちが疼く。
(はぁん・・・・・・体がかゆくて気持ちいい・・・)
加奈は自ら服を脱ぎ全裸になると、狂ったようにおっぱいを揉みしだき、股間を手で愛撫する。
「ああん・・・はぁはぁぁん」
だがそれだけでは身体の火照りが納まらず、部屋に置いてあった絵の具の筆で股間をさわりだした。
「ふぅ・・・ふぁはぁああああああん」
筆の先の細かく柔らかい毛が彼女の秘所に心地よい刺激を送り、全身が気持ちよくなっていく。
膣からは大量の愛液が溢れてきて、ふとんをぬらしていく。
「ああぁ・・・あはぁ、はぁはぁはぁぁぁ」
その刺激でもまだ身体の疼きは納まらず、身体を激しくくねらせ、乱れ狂うように身体をベッドの
いろんなところにこすりつけ、全身が刺激を求める。
だが、処女であった加奈はそこまで狂っていても中に筆の柄を入れることだけはしなかった。
代わりのものを探しまわりを見渡すと、テーブルの上に見慣れぬ丸い物体があった。
「あれ・・・は・・・」
聞きかじった程度の知識でそれがバイブであるとわかった加奈はそれを自分の一番敏感な場所にあてがう
「うぁぁぁあ、イイ、すごくイイよぉぅ」
加奈の全身の火照りは朝まで引くことはなかった。