第七話:悪魔の契約  
 
一年生達には将来を決める重要なイベントが控えていた。  
脳の手術を終えた女の子達は、例のカプセル部屋で200人全員が眠らされている。  
眠っている女の子達は股間を大きく広げられ、秘所が外から丸見えになっている。  
この異様な空間に、この日初めて一年生の男子生徒200人が集められる。  
男子達は入学した時に学園の目的を全て知らされているが、この日この部屋に入ると十中八九面食らう。  
事情を知っていても200人の同級生の女の子が全裸でカプセルに入れられている光景など、誰が想像できようか。  
男子達は同級生の女の子達の裸を好きなだけ見れる状況にも関わらず彼らが興奮しているのは別の理由だった  
この日集められたのは、今後一生のパートナーとなる女の子を決めて契約するためだ。  
その契約は婚約などと言った生ぬるいものではなく、女として一生を捧げる性奴隷契約である。  
一生のパートナーを選ぶ。しかも全国から選抜された美人の中から選ぶことができるのだから興奮しないわけがない。  
「それではまず、女の子達のデータを自由に閲覧して気に入った女の子を何人かチェックしてください」  
教授が簡単に説明し、男子達に指示を出すと、我先にと男子達は一斉に動き出した。  
女の子のカプセルの横にはモニターが置いてあり、男達は女の子の情報ならどんなことでもコンピュータで調べて知ることができる。  
男子達は女の子の記憶を覗いて誰に好意を持っているか知ることもできるが、そんなことをしても  
どうせ自分のパートナーにならなかったら他人のものであるため、参考程度にしかしない。  
だが、思春期の男にとって同級生の女の子の頭の中が覗けるというのはとても興奮することだった。  
 
由梨のカプセルにも何人か男がよってくる。由梨はクラス内外問わずかなり人気がある。  
カプセルの中で眠る由梨の身体を舐めるように見る者、由梨の初オナニーの記憶を覗き見る者  
由梨が脳内で考えていることを知ってニヤニヤする者といろいろだ。  
由梨の脳の中を見て一番興奮しているのはあの勇人だ。  
勇人は他の女には目もくれず、由梨の全ての記憶を自分のものにするような勢いで  
むさぼるように由梨の脳内データに目を通していく  
「由梨ちゃんのオナニー姿ってとっても可愛らしいなぁ・・・僕の前でやってくれないかなぁ」  
自分が唯一嫌悪する勇人に自分の脳内を隅から隅々までのぞき見られていることなどつゆも知らず由梨は深い眠りについている  
「あ〜由梨ちゃんてば中学生になるまでオネショなんてしてたの??うわぁ・・・・・・」  
「由梨ちゃんが鏡で自分のおまんこ3時間も眺めていじってるよ・・・エロい、エロすぎる!!」  
「うはぁ、いくら急に生理がきたからってそんなところにナプキン捨てるなんていけないんじゃない?」  
「由梨ちゃんてば、風呂場で裸で鏡に向かってポーズとってるよ・・・恥ずかしくないのかな?」  
「股間にシャワーあてて感じてる・・・・・・いっそ触っちゃえばいいのに・・・・・・もどかしいなぁ」  
「へーあの授業の時、生理痛だったんだぁ。道理で元気なかったはずだ〜」  
「ちょ・・・・・・由梨ちゃんでも自分のお尻の穴に指つっこむことなんてあるんだ・・・・・・」  
由梨にとって人には知られたくない秘密の全てが勇人らにさらされていく。  
 
「はい、決まりましたか?女の子のデータはいつでも見れますからこの辺にして次に進みましょう」  
教授の呼びかけで集まる男子達。  
一人15人まで希望を書いたため全く順位に入らない女の子はいなかった。  
第一志望から審議され、第一志望にした男が複数いる女の子は、女の子に関するクイズでパートナーが決  
められる。  
「支倉理恵ちゃんの生理が始まったのは何歳の何月でしょう?」  
「11歳の9月です」  
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・残念〜」  
こんなアホなやり取りが行われていくが、男達は自分の好みの子を手に入れるかどうかかかっているので  
至って真剣だ。  
もっとも教授をはじめこの行事にすすんで協力している職員達の悪ノリはアホそのものであるが。  
 
由梨を第一志望にした男は7人もいた。その中で由梨のパートナーに選ばれたのは  
同じクラスの勇人。由梨が毛嫌いしている北口勇人だった。  
自分がパートナーと決まった瞬間、子供のようにはしゃいで喜んだ。  
由梨のあずかり知らないところで自分の将来が勝手に決められていく  
 
円谷加奈のパートナーは同じクラスの長谷川君。 長谷川雄大。  
杉村歩美のパートナーは立松幸平だった。  
二人とも第一志望で彼女らを指名した。長谷川も立松も以前から彼女らが好きだったらしい。  
 
「それでは早速パートナー契約を始めますから女の子のところにいってください」  
男達が自分のパートナーのところへ向かう。 北口は由梨のところにきた。  
「由梨ちゃ〜ん・・・・・・君の結婚相手は僕に決まったよ〜」  
そしてカプセルから出して目覚めさせる  
「うう・・・うう〜ん」  
ほどなくして目が覚めた由梨は、自分が全裸で勇人に見られていることに気づいて慌てる  
「きゃぁぁっ、見ないでよ変態!」  
身体を隠して嫌がる由梨。 由梨は普段決してこのような乱暴な言葉は使わないのだが北口は別だ。  
逃れようとしたが、首に真っ赤な犬用の首輪が嵌められ、北口に引っ張られているため逃げれない  
「ちょっとやめてよ変態!! わたしは犬じゃない!!こんな首輪外してよ」  
暴れる由梨の首輪をリードで引っ張っておとなしくさせる勇人  
「これから由梨ちゃんは僕だけのものになるんだからいいじゃないか。おとなしくしてなよ」  
「何わけがわからないこと言ってるの?頭おかしいんじゃない?」  
由梨は本当に勇人に対しては酷い言葉を遠慮なく言う。  
 
「女の子を意のままに操ることができる主人(マスター)として男の子を登録します。  
この主従関係は二人が死んでも解けることはなく女の子の一生を捧げる契約になります。  
男の子はオナニーして精子をこの小型のチップの中に入れてください」  
 
そういって三角形の形をした4×4cmくらいの大きさで3mmくらいの厚さの黒いチップを取り出す。この中に精子(遺伝子)を入れる。  
チップの内側は複雑な機械の構造になっている。  
三角形の黒いチップは機械を使って女の子の額に貼り付ける。  
この黒いチップは精子の持ち主(=主人)を認識し、主人の意のままに命令を送り続ける。  
さらに女の子の脳自体には精子の情報が書き込まれその精子の持ち主が自分の御主人様で  
自分はその人の奴隷として絶対服従するのが当然であるという常識を植えつける。  
「女の子を連れて順番に並んでください。一人ずつチップをつけて従順な性奴隷にしていきます」  
女の子達は訳もわからないまま並べられて順番に怪しげな黒いチップを埋め込まれていく。  
どの子も埋め込まれる時は泣き叫び、抵抗し、嫌がっていたが  
チップが埋め込まれると突然人格が変わったようにしゃべりだし  
人が変わったように主人に従順な奴隷になっていった。  
その様子を順番待ちしながら見ている女の子達はみんな一様に絶望的な表情に変わっていく。  
 
「次に性奴隷に生まれ変わるのはC組の佐倉由梨ちゃん。由梨ちゃんの御主人様になるのは北口勇人君です」  
周りから拍手される中、勇人は裸の由梨を連れて機械のところへ向かう。  
「いや、嫌、やめてぇぇぇ」  
抵抗する由梨を無理やり機械の椅子に座らせる。  
すると機械が由梨の手足を拘束し、手は後ろに回され足は大きく天に向けて開かれていく  
「これから北口君の精子を入れたチップが由梨ちゃんの額に埋め込まれます。  
額に埋め込まれたチップは由梨ちゃんの脳に根を下ろして支配します  
終わった時には由梨ちゃんは完全に北口君の性奴隷に生まれ変わっていますよ  
これが佐倉由梨でいられる最後の瞬間です。何か言い残したことはありませんか?」  
教授が由梨に問いかけると、由梨は首をぶんぶん振っていやいやをする。  
「やめて、お願いします。やめてください!!私、奴隷になんてなりたくありません」  
「なるほど、それが最後の言葉でいいですか?」  
すると由梨は本当に最後だというなら・・・と思わず本音を口にした。  
「・・・・・・・私、一度でいいから男の人を真剣に愛してみたかった・・・。バカップルみたいなのに憧れてたの・・・」  
涙ながらに話す由梨に、勇人は完全に呑まれ、真剣な表情で頷く。  
(・・・ごめんね、由梨ちゃん・・・)  
これから由梨ちゃんが自分のものになるという喜びで麻痺していたが、  
由梨の生の声を聞いてここにきて罪悪感が生まれてくる勇人。  
精子を三角形チップにたっぷり入れると、機械にセットする。機械を機動させると  
由梨の後頭部をしっかり押さえつけ、額に麻酔薬を打つと  
赤黒いレーザーが照射され由梨の額の中央に照準を合わせる。  
(嫌ぁ、嫌、嫌嫌嫌嫌嫌いや・・・・)  
その赤いレーザーにあわせてゆっくりと焦らすように機械が由梨の額に近づいていく。  
(やめて、来ないで!変なもの私に近づけないで!)  
そして由梨の目の前まで来て焦らすように一度停止する。  
由梨の恐怖が限界を突破する  
「やめてお願い!!奴隷になります。何でもします。だからお願いやめて!!怖い・・・怖いの!!」  
泣き叫ぶ由梨の声を無視して機械がウィーーーンと音を立てる  
 
「ああああ、あああああああ・・・」  
そして一気に由梨の額にそのチップを押し付けた  
「いやあああああああああああああああああ」  
由梨の悲鳴がまだ終わってない女の子達の耳に入り、女の子達も錯乱したように泣き叫ぶ  
勇人もその切り裂くような悲鳴を聞いて目を伏せる。  
チップと額の接合部では熱で煙が上がりチップの三辺の横から細いパイプ状の足が伸びてきて  
由梨の額に張り付くと、黒い煙を立てながら接着して由梨の額から外れなくする。  
チップの内部では三角形の中心あたりから由梨の額に向かってドリルのようなものが伸びていき由梨の骨を貫いて穴を開ける。  
チップから血管のような青い管が穴の中に侵入していく。  
(入ってくる・・・何かが中に入って・・・!!)  
その管は由梨の脳に接近すると何本にも枝分かれして広がり脳の表面の数箇所に差し込まれる。  
(うっ) その瞬間、由梨の全身がビクビクッと震えて痙攣をはじめる。  
差し込まれた血管のような管は脳深くまで根を張り、脳全体に寄生していく。  
(ああああああああ・・・・・・・頭が・・・頭がかゆい・・・!!何かが・・・入ってくる!!!)  
チップから脳に情報が送られ、さらに激痛が走る。  
脳への衝撃でついに白目をむき、口からヨダレがだらしなく垂れてくる。  
「あ・・・・・・・あぁぁ・・・・・・・・」  
ヨダレだけでなく、股間からは尿が漏れてきて、椅子に溜まっては地面に落ちていく  
そしてチップの装着が完了すると由梨の額に押し付けていた機械がスーっと引いていく。  
機械から開放され、ガクッと垂れた由梨の額の中央には禍々しい黒色のチップが輝いていた。  
ドクン・・・!  
心臓の鼓動のような音が由梨の頭の中で響く。  
完全に根を張り終えると、由梨の額に空けられた穴と管の接合部に特殊な液体が塗られる。  
すると額の穴と管の間に細胞が形成され、元々くっついていたかのように綺麗に同化する。  
黒チップが由梨の額から脳に司令を送ると、チップから下ろされた根を張られた由梨の脳は  
ドクンドクンとまるで生きているかのように鼓動する。  
すると由梨が一瞬頭をあげ、ロボットのように喋りだした  
「佐倉由梨の脳、接続及び制圧完了しました。ただいまより、精液の遺伝子情報を解析します」  
黒チップ内で精液を解析し、その情報を管を通して由梨の脳に送っていく  
「精子の遺伝情報分析完了しました。1年C組北口勇人様でお間違いありませんか?」  
由梨の口から発せられる機械的な言葉。  
由梨の額にチップを埋め込んだ機械のディスプレイに選択表示がされる。  
勇人は「はい」を選らんで確定させる  
黒チップが怪しく光り、由梨の脳に北口勇人の精子が送られていく。  
そして脳全体に張った根を通じて由梨の脳の中に勇人の精子が入り込む。  
「登録完了。奴隷ナンバー20120319コードネーム『佐倉由梨』マスター『北口勇人』様」  
由梨の口からロボットが話すような言葉が出てくる。  
機械から出てきた書類が由梨の手元に送られる。  
書類には『性奴隷契約書』と太字で書かれていて以下のような文章が書かれている  
 
             性奴隷契約書  
私、佐倉由梨は自分の全ての人権、そして身体の所有権及び精神の自由を放棄します。  
全ての権利は北口勇人様に譲渡され、左記の者の所有物として一生を捧げることを誓います  
この契約書は破棄及び変更を不可とし、一度署名を行うと未来永劫取り消すことはありません。  
                        奴隷No.20120319:佐倉由梨 『印』  
 
その書類にサラサラとサインをして機械に登録する。  
「ただ今より佐倉由梨の全ての人権、精神の自由、及び身体の所有権は放棄され、北口勇人様の所有物となりました」  
虚ろな眼で全てを言い終わると再び元のように頭を垂れる。  
性奴隷契約書の文面は即座に由梨の脳に送られ、  
何十回も何百回も由梨の脳内で繰り返してその脳に性奴隷の精神を植えつけていった。  
〜由梨の頭の中のイメージ〜  
全裸で仰向けになり、足をM字開脚してぼーっと寝転がっている由梨。  
その姿を勇人が見下ろしている。 そして服を脱ぎペニスを取り出すと  
由梨の額に近づけていくそれと同時に由梨の額の中央に穴が開く。  
その中に勇人のペニスが差し込まれる。  
中に入ったペニスが由梨の脳に向かって伸びていき、ブスッと脳に差し込まれると  
勇人のペニスから血管が出てきて由梨の脳に入ってくる。脳全体に広がっていく  
すると由梨の脳が支配されて操られ、勝手に口が動き出す。  
由梨が虚ろな眼でロボットのように言葉を発する  
「私は・・・北口勇人様の性奴隷です。私の身体も心も勇人御主人様のものです」  
勇人は何も答えず、ただ由梨を微笑みながら見下ろしている  
「私は・・・北口勇人様の性奴隷です。私の身体も心も勇人御主人様のものです」  
「私は・・・北口勇人様の性奴隷です。私の身体も心も勇人御主人様のものです」  
「私は・・・北口勇人様の性奴隷です。私の身体も心も勇人御主人様のものです」  
「私は・・・北口勇人様の性奴隷です。私の身体も心も勇人御主人様のものです」  
何度も繰り返し言ううちにだんだんロボットのような機械的な言葉から由梨自身の言葉にかわってゆく  
「わたし、勇人様の性奴隷なの・・・。この身体も心も全部勇人様にあげる・・・・・・・」  
自分の言葉で宣言すると、とても心地いい・・・。  
勇人様と言うたびに体中から愛しさが溢れてきて、思わず笑顔になってしまう。  
「あああん・・・・・・・あはぁ・・・気持ち・・・イイ・・・」  
手がひとりでに動き、激しいオナニーを開始する。  
その時勇人のペニスから大量の精液が放出され、由梨の脳の中に溶け込んでいく  
由梨のだらしなく開かれた口からヨダレが出てくる。  
由梨の脳が勇人の色に染まっていく  
(ああ・・・勇人様に支配されて、幸せ・・・・・・・・)  
頭の中の由梨がどんどん性奴隷に落ちてゆく。  
ペニスが頭から引き抜かれ、勇人が離れる。  
だがそのペニスの先から伸びた太い血管は由梨の額の穴に入り由梨の脳に接続されたままだ。  
自分を見下ろす勇人とそのペニスを愛しそうに見つめ微笑む由梨。  
由梨の額に開いた穴が皮膚でふさがっていき、勇人のペニスから差し込まれた血管と融合する。  
勇人のペニスがピクピクと脈打つと血管を通じて由梨の脳にも伝わってくる。  
勇人のペニスを通じて勇人の意思が流れてくる…  
その意思に従うことが由梨にとって何よりの幸せだ。  
(私は北口勇人・・・様・・・の・・・性奴隷・・・)  
(わたしの身体も・・・・・・心も・・・・・・・全部・・・・・・・・勇人御主人様の・・・・もの・・・)  
最後に現実の由梨はそんな言葉をぶつぶつと呟いた。  
頭を垂れた由梨の虚ろな瞳からは一筋の涙がつたっていった  
 
インプット完了:性奴隷『1年C組:佐倉由梨』 主人『1年C組:北口勇人』  
チップを取り付けた機械のディスプレイに主従関係を確定させた表示がされると  
黒いチップの下のほうに血のように赤い色で小さく「北口勇人」と刻まれる。  
これでもう由梨は完全に勇人の性奴隷になった。  
佐倉由梨は勇人のためだけにこの世に存在する奴隷なのだ。  
チップの埋め込みが終わると、勇人は由梨に命令をする  
「由梨ちゃん、起きて」  
勇人の言葉を受けて黒チップが光り、脳に信号を送る。  
すると由梨はすぐに目を覚まし、勇人の前に立って背筋を伸ばす  
「はい、御主人様」  
「由梨ちゃん、自分のことはわかるかい?」  
勇人が問いかけると勇人の足元に跪いて上目遣いで勇人を見上げ誓いを立てる  
「はい。佐倉由梨はあなたの性奴隷です!」  
最早由梨の言葉に機械的なものは感じられない。心から喜んで忠誠を誓っている。  
「性奴隷って何をするのかわかる?」  
「はい。わたしの体を使ってご主人さまを気持ちよくさせていただきます」  
「それじゃ早速、おまんこの中をよく見えるように開いて見せて」  
「はい、わかりました」  
由梨は言われた通り、指でおまんこを広げて勇人によく見えるようにする。  
(恥ずかしい…でも、ご主人さまのためだもの…頑張らないと)  
勇人にじーっと見られていても文句の一つも言わない。  
勇人は由梨のおまんこに息を吹きかける。  
「いやん・・・くすぐったいです」  
恥ずかしそうに縮こまる由梨。  
「とってもきれいなおまんこだよ、由梨ちゃん」  
「はい!ありがとうございます!」  
ご主人さまに褒められて由梨は心から嬉しそうにする  
その様子を見て歩美、加奈はもちろん、由梨をひそかに想っていた男達がショックを受けている。  
「そんな・・・由梨があんなことするなんて・・・」  
あのクールで理知的な由梨を彼らは愛していた。  
チップが埋め込まれていれば自然とすぐに御主人様と認め、従うようにはなる。  
だがそれでは物足りないと想う男は勇人以外にも大勢いた。  
勇人は心の底から愛されたかった。  
チップではなく洗脳装置で由梨の記憶を変えていき、由梨の楽しい思い出を書き換えていこうと企んでいた。  
同じように長谷川雄大は加奈の額に自分の精液を入れた黒チップを埋め込む。  
黒チップは長谷川の遺伝子情報を読み取り、加奈の主人として登録する。  
「1年C組円谷加奈1○歳、今日から死ぬまで一生長谷川雄大様の奴隷として生きていきます」  
加奈ははっきり元気な声で隷属の言葉を述べた。  
インプット完了:性奴隷『一年C組:円谷加奈』 主人『1年C組:長谷川雄大』  
ビクンと全身が震え、加奈の脳に絶対的な主従関係が刻み込まれる。  
コンピュータに情報が送られ円谷加奈の主人の欄に『長谷川雄大』の名前が表示される。  
(・・・俺こんな趣味ないし、もっと普通に俺を好きになって欲しいんだけどなぁ)  
長谷川の奴隷になり、笑顔を浮かべて忠誠を誓う加奈。  
その姿を複雑な表情で見る長谷川だった。  
 
歩美は親友二人の変貌を見て恐怖で気絶してしまったため、気絶したままチップが埋め込まれることになった  
歩美の額に埋め込まれた黒チップも歩美の脳に根を下ろして支配していく  
その情報はDNAにまで書き込まれ、歩美の遺伝子に『立松幸平』の奴隷として隷属する証が刻まれる  
〜歩美の夢〜  
歩美に黒チップが埋め込まれた瞬間、夢の中の歩美の前に立松が登場する。  
「あなたは・・・誰?」  
「僕は立松幸平。杉村歩美ちゃんのマスターだよ」  
「立松幸平・・・様。杉村歩美の・・・マスター・・・」  
歩美は虚ろな眼でそれを復唱する  
「歩美ちゃんは僕の奴隷だよ」  
「歩美はあなたの奴隷・・・」  
「歩美は僕の思い通りに動くんだよ」  
「はい・・・」  
「服を脱いで裸になりなさい」  
「はい・・・」  
「そのまま逆立ちしてオシッコをしなさい」  
「はい・・・」  
言われるままに逆立ちをして放尿を始める歩美。  
「僕の足を舐めなさい」  
「はい・・・」  
夢に現れた幸平に跪き、足を犬のようにペロペロ舐める。  
「次は僕のペニスを舐めなさい」  
「はい・・・・」  
歩美は夢の中で幸平から次々と命令をされ、反応してその通りに動く。  
いうとおりに動くとどんどん嬉しくなってくる。幸平がいとおしくなってくる。  
「ここでウンチをしなさい」  
「はぁ〜い」  
しっぽを振る犬のように嬉しそうに言うことに従う。  
「この首輪をつけなさい」  
「は〜い!」  
喜んで首輪をつけた歩美を引っ張って犬の散歩のように外を歩く。  
「これから奴隷になった歩美ちゃんのお披露目に行くからね」  
行きかう人々が由梨の姿をみてひそひそ話を始める。  
視線を浴びるたびに羞恥心を感じるが、そのたびに幸平への愛があふれてくる。  
幸平の顔を見るととても心地よくなってくる。  
歩美の股間が幸平のペニスを求めてうずいてくる  
「欲しい・・・・・・・幸平様のおちんちん・・・」  
「次は身体に性奴隷の証を刻み込んであげるよ」  
そう言って幸平は歩美の身体に大量の精子をぶっかける。  
その精子は形を変え、性奴隷契約書の文面になって歩美の身体に無数に刻み込まれる。  
ビッシリ奴隷宣言の文章が刻み込まれた自分の裸体を、鏡越しに眺めるとうっとりとした表情をする  
「あああ・・・・・・すごく気持ちいい!奴隷になるとこんなに気持ちいいんだぁ!!」  
うっとりとした歩美の身体に刻まれた文字は赤い文字に変わり不気味に光ると  
歩美の身体に溶け込むように消えていく・・・。  
すると歩美の身体が透け始め、内臓が見えるようになる  
歩美の女の子の部分が詰まった子宮、どくどくと鼓動する心臓。歩美の心・・・・・・・  
歩美の全てが幸平の目にさらされる。  
「ああ・・・幸平様・・・・・・歩美の・・・全てをもらってください!!」  
歩美が懇願すると、歩美の身体の中にあった子宮や心臓や歩美の心が身体から飛び出し  
それらは全て幸平の身体の中に入っていく。  
由梨の心が幸平の心の中に入って行き、侵食されていく。  
由梨の子宮が幸平のペニスに繋がり、吸い取られるように中に入っていく  
最後に空になった歩美が立ち上がり幸平に向かっていくと  
幸平の中に吸い込まれるように体の中に吸収されていく  
「嬉しい・・・!!幸平様・・・!!」  
自分の全てが幸平に吸収され、幸平の一部になった歩美はとても幸せな表情を浮かべる。  
そんな夢を歩美は見ていた。  
 
「歩美は・・・全部・・・・・・・幸平様のもの・・・・・・」  
現実での歩美は嬉しそうに呟いていた。首をあげた歩美が誓いの言葉を述べる  
「私は幸平様の性奴隷の杉村歩美です。 歩美は幸平様の性奴隷として全ての人権を放棄し幸平様の御心のままに生きます」  
インプット完了:性奴隷『一年C組:杉村歩美』 主人『1年C組:立松幸平』  
そう宣言した歩美を見て、何故か悲しくなってきた立松は、思わず涙を流していた。  
加奈、歩美の額でも埋め込まれた黒いチップがまるで生きているかのように怪しく光っている。  
二人とも虚ろな目でどこかを見ている。  
禍々しい赤色で刻まれた主人の名前はまるで呪いのようでもあった。  
女の子達の隷属の儀式が進む中、勇人は従順になった由梨を連れて、カプセルに向かった。  
「由梨ちゃん、これから由梨ちゃんを洗脳して僕のことを好きになってもらうよ  
さあ、カプセルで君を洗脳してあげる。カプセルの中に入って」  
「わかりました勇人様・・・」  
今回は意識を残したままにするため眠らせない。  
由梨の頭部にバイクのヘルメットのような形状の機械がはめられる。  
(いやだ、なにこの機械・・・どうなっちゃうの私・・・怖い・・・)  
勇人には心から絶対服従する由梨だが、感情がなくなったわけではない。当然、怖いものは怖いのだ。  
すると機械から無数のコードが延びてきて、由梨の額の黒チップに接続される。  
(痛い、痛い・・・)  
そして脳に情報が送られ、由梨の頭の中にイメージが流れ込んでくる  
そこは由梨が初めて恋をした日だった。  
小学校1年生の時の担任の先生。  
幼いながらも、確かに芽生えていた恋心・・・。  
大きな背中のその男の姿が徐々にうっすらと消えていく・・・。  
「ま、待って。待ってせんしぇえ・・・」  
そして替わりに北口勇人の姿が現れる。  
「あ・・・ゆうと・・・・・・くん」  
まるでその恋の相手は俺だと言わんばかりに初恋の相手のポジションを奪ってそこに居座る。  
「ゆうとくん・・・すき・・・・・・ゆり、ゆうとくんが・・・」  
あっという間に幼い由梨が恋した初恋の相手が先生から勇人に書き換えられてしまう。  
「ゆうとくん・・・」  
 
小学3年生。 由梨は従兄弟の男の子とお風呂に一緒に入れられて入った。  
父親と風呂に入ったことがなかった由梨はその日初めて男と女の股の部分が違うことを知った。  
その男の子が勇人に代わる。  
同じクラスのゆうと君…。片思いの彼と一緒に入ったお風呂。  
裸になった二人。 ふとゆうと君の股間のあたりを見てみると、由梨にはないものが生えていた。  
「あれ・・・ゆうと君…これは何??」  
「これはね、おちんちんって言うんだよ」  
「おちんちん…ゆりのおまたにあるあなのことだよね?でもなんでゆりにはそのぼうとふくろないの?」  
「おとなになったらぼうとふくろが生えてくるんだよ」  
「ゆうとくん大人なんだ・・・。ゆりにもそのうち生えてくるかなぁ?」  
「うん。きっと生えてくるよ。ゆりちゃんもおちんちん生えてきたらうれしい?」  
「うん。ゆりもゆうと君みたいなおちんちんがほしいの・・・早く生えてくるといいなぁ」  
ここまでは実際にあった出来事である。年上の従兄弟がいたずら半分で嘘を教えたのだった。  
「それなら早くおとなになるほうほうがあるよ」  
「へえ…どんな?」  
「ゆりちゃんのおちんちんとぼくのおちんちんを見せっこして、二人でなめなめすればいいんだよ」  
「ゆりのおちんちん・・・ゆうとくんがなめなめするの?ゆうとくんのゆりがなめなめするの?」  
二人はシックスナインの態勢になり、お互いの股間をじっくり観察する。  
まだ女性器として発達しておらず、縦筋がいっぽんあって小さな穴があいてるだけの由梨のおまんこ。  
勇人が舌を伸ばし、縦筋と穴をきれいに舐めていくと由梨も勇人のペニスを可愛い舌でペロペロとなめていく  
「くすぐったいの・・・ゆうとくん・・」  
「くすぐったいだけじゃなくて、気持ちよくなったら大人になれるんだよ」  
だけど気持ちよくはならなかった。ただくすぐったいだけだった  
「なんできもちよくなれないの?・・・まだ子供だから?」  
「そうだよ。今はまだむりみたいだね」  
「いやだ…ゆりもゆうとくんみたいなおちんちんほしい…ねえゆうとくん…  
ゆりにおちんちんが生えるまで、まいにちなめてくれる?」  
「うん、いいよ」  
 
小学4年生。由梨の股間に陰毛が生え始めてきた。  
「勇人君…由梨のおちんちんに髪の毛が生えてきたよ…」  
「由梨ちゃん、それは髪の毛じゃなくていんもうって言うんだよ」  
「いんもう・・・?」  
「大人に近づいてきたら生えてくる毛なんだ」  
「じゃあ私ももうすぐ大人になれるんだね?」  
「うん、だからもっともっと由梨ちゃんのおちんちんなめてあげる」  
「ありがとう、勇人君。由梨、がんばるね!」  
小学5年生。 由梨が始めて自慰をした日だった。  
和式トイレの水を流すバーに偶然おまんこがあたって気持ちよかったのがキッカケになって  
狂ったようにそこにこすりつけた、初めてのオナニー。  
その時の由梨の頭の中に北口勇人の姿が割り込んでいく  
「勇人君・・・・・・・勇人君・・・・・・ああああん、気持ちいいぃぃ」  
そして由梨の初のオナニーのおかずは勇人だったことになる。  
さらにオナニーにふける由梨の目の前には勇人の姿が現れる・・・  
「あ・・・勇人君・・・いや、みないで」  
オナニーが恥ずかしいことだと直感的に思った由梨は慌てて隠そうとするが擦り付ける腰の動きが止まらない  
「由梨ちゃん。そのまま続けていいんだよ。オナニーは見られてしたほうが気持ちいいんだから」  
勇人の言葉を聞いてますます激しく腰を動かす。  
「あああああああ、イクイクゥゥゥ」  
イクなどという言葉などまだ知らないはずだが、由梨は初めてのオナニーで勇人の目の前で絶頂を迎えた「  
また一つ大人になったね、由梨ちゃん」  
「うん……でもまだ私にはおちんちん生えてこない…どうしてなのかなぁ?」  
小学6年生。由梨に初めて生理が訪れた。  
「勇人君、勇人君!!由梨のおちんちんから血がいっぱい出てきたの!!」  
由梨が泣きながら勇人にすがりつく  
「ああ大丈夫だよ。これは由梨ちゃんが大人の女に近づいてきた証拠だから」  
「大人の・・・女?」  
「そうだよ。由梨ちゃんもこれで赤ちゃんが産めるようになったんだ」  
「赤ちゃん!! 私の体で赤ちゃんが作れるの?」  
「そうだよ。僕と由梨ちゃんの赤ちゃんも作れるよ」  
「勇人君と…私の赤ちゃん・・・いいなぁ欲しい」  
「もっと大人になったら作ろうね、由梨ちゃん」  
「うん!!」  
中学1年。他の小学校から中学にあがって来て一目見て好きになってしまったカッコいい男の子。  
その姿もボロボロに崩れ去り、勇人に変わっていく  
あの時もこの時も、由梨が見つめるその先には、勇人の姿があった。  
「勇人君・・・」  
幼さがだいぶなくなってきて女の体つきになってきた由梨は恋する乙女の顔でいつも勇人を眺めていた。  
中学2年。誰もいない教室に置いてあった勇人の学生服。  
教室の中で全裸になった由梨はそれを身にまとい、オナニーを始めた  
「勇人君の匂い・・・勇人君のぬくもり・・・」  
もちろんこんな事実などない。 勇人の洗脳により捏造されたのだ。  
中学3年。修学旅行でエッチなゲームをした。  
じゃんけんに負けたほうが服を一枚ずつ脱いでいく  
勇人に負け続けた由梨は全裸にされてしまう。  
昔のように一緒にお風呂に入っていなかった由梨は久しぶりに自分の裸を勇人に見られ恥ずかしそうにうつむく。  
「由梨ちゃん…だいぶ大人になったね。まだおちんちんは生えてこないのかい?」  
「私は女の子だからおちんちんなんて生えてこないよう」  
「へえ、やっと気づいたんだ?いつ知ったの?」  
「修学旅行でみんなでお風呂に入って・・・・・・・女の子は誰もおちんちん生えてなかったから…」  
「なんで生えてないの?って聞いてみたの?」  
「うん……そうしたらみんな大笑いして、女の子は生えてこないんだって」  
「ははは、嘘ついててごめんね」  
「勇人君のバカ…」  
「それじゃあさ、由梨ちゃんは何で女の子の股のところに穴があいているのかわかる?」  
「・・・・・・・男の子のおちんちんを中に入れるため…だよね?」  
「そうだよ。おちんちんを中に入れるためにあいてるんだ」  
 
「でも、わたし入れたことないよ?」  
「大人になったら入れるんだよ…」  
「もう私、大人だよね・・・? 入れたらどうなるのかな?」  
「気持ちよくなれるよ。もう由梨ちゃんも大人になったし、入れてみる?」  
「うん…入れてみる・・・」  
由梨が旅館の畳の上に仰向けに寝転がると、勇人が由梨のおまんこを愛撫する  
「んん……勇人君、なんだか・・・気持ちいい」  
そのまま愛撫され、感じまくる由梨  
「ああ・・・・・あああん…」  
その声は徐々に艶めかしい女のあえぎ声にかわっていく  
「それじゃあ入れるよ」  
勇人がペニスを由梨の膣に入れていく  
「入ってくる…勇人君のが…」  
勇人のペニスが途中で膜にぶち当たる。  
「由梨ちゃん。奥まで入れるよ!」  
そして勇人が今まさに膜を破ろうとしたその瞬間。障子が開けられ、先生が入ってきた  
「な、何やってるの二人とも!!!!」  
すぐさまペニスを引き抜き、行為が中断される。 その後朝までたっぷり説教を聞かされた。  
由梨の中の大切な思い出が勇人によって強制的に歪められ、素敵な思い出は全て勇人の物へと書き換えられていく  
(勇人君・・・わたし、あなたに愛されていないと・・・生きていけないの・・・)  
夢の中の由梨が涙を流すと、カプセルに入っている現実の由梨の瞳からも涙が流れた。  
「よし、これくらいでいいだろ」  
勇人は機械を止め、カプセルから由梨を出す。  
額に黒いチップが埋められた由梨は焦点の定まらない目をしていたがやがてその焦点があってくる  
「ん・・んんん・・・」  
カプセルから出されると目の前に北口勇人がいた。  
「あ・・・勇人君・・・」  
スッキリしない頭でも愛しい人の姿を見て一気に目が覚める。  
「やあ、由梨ちゃん」  
勇人の声が心に響く。 愛しい・・・・・・  
心臓がドキドキ言って、その鼓動が全身に広がっていく。  
「勇人君・・・小さい頃からずっと好きでした・・・・・・私と付き合ってくれませんか?」  
全ての想いをこめて告白する由梨  
「うん、いいよ」  
そっけなく答える勇人だったが、内心は嬉しくて飛び上がりそうだった。  
 
その日はそこで解散となり、女の子は主となった男の所有物という名目ではあったが  
夜寝る時は一部は例のカプセルの中に入れられ、残りの女の子も女子寮に戻っていく。  
由梨は勇人から離され、カプセルの中でコードを繋がれている。  
それまでは気にならなかったが、いざパートナーとして決まった男にとって、自分のパートナーが  
カプセルに入れられてコードを繋がれているさまを見ると人体実験でもされているんじゃないかと思ってしまい心配になった  
 

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