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千鶴は小さい。  
どんくらい小さいかと言われたら一人で遊びに行くと30分に一回迷子センターにつれていかれそうになり、居酒屋では免許証と学生証を見せても酒を出してもらえない位だから相当である。  
ちなみに身長135cm、体重30kgだ。  
「ねぇ、大君、だーいくーん。何ぶつぶつ言ってるのー、お酒なくなっちゃったよー?」  
ちなみに此処はちぃの隣家の二階にある部屋、つまりマイルームだ。  
「お前な、いくら居酒屋で飲めなかったからってピッチ早すぎ、30分でチューハイ5杯は明日くるだろ」  
ちぃが唯一大人に勝てるとするなら、酒飲み位だろう。ただ、こいつはその日の気分でビール一箱飲んでも平気だったり日本酒を猪口一杯口にして悪酔いしたりする。  
「お酒ー、大君の口ん中のちょーだーい?」  
ちぃが抱きついてきた。今日はどうやら悪酔い気味の日らしい。  
「こら、そーゆーのは彼氏にやれ。」  
「えー、あたしロリコン嫌いなんだけどさー」  
「鏡見ろ。お前と付き合う奴はどうやってもロリコンにしかならねぇ。百万かけてもいーぞ?」  
「ぐたいてきにどのへんがロリなのよー」  
「お前号泣するから言わない」  
「言わなきゃ犯してやる。」犯されたくないので思いつく限り言ってみる  
「低身長!童顔!昼寝体質!つるぺた!お子さまランチマニア!」  
「ふぇ、だいくんがいじわるだ……うわーん!!」  
やっぱり泣きだした。俺は他にどう言えばいいんだよ  
 
こんな調子で保育園からの幼馴染みと過ごす色気のない夜はどちらかが眠るまで続くのだった  
 
 

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