暇つぶしにメイドさんの買い物についていったご主人様
メイドさんと揃ってお屋敷に帰宅
場所:居間
ご主人様:「商店街の福引で2泊3日旅行お二人様のチケット当たっちゃった。
これ上げるから二人で行っておいでよ」
執事A:「二人って、Bさんとですか? い、嫌です。
(Bちゃんと温泉旅行か、行ってみたいけどそんなの人前でバレるの嫌だし)」
ご主人様:「そう言わずに。 当然その時は、有給休暇扱いだから大丈夫。 たまには福利厚生しないとね。
福利厚生の原資がタダで済んじゃったけど」
メイドB:「ご主人様、本音が透けていますよ。 じゃなかった、異性同士だし問題が。 万一、間違いがあったら困るのでは?
(というかむしろ間違い万歳! Aさん旅先で開放的になって、その勢いで私を頂いちゃってくれないかな)」
ご主人様:「いや、君ら付き合ってるようだし何も問題ないじゃん。 たまにはゆっくり寛いできなよ。
(ちょっと改まって) これは主人命令です。 異議は認めません」
執事A:「(って、隠れてつきあい始めたのにバレてる?) そ、そこまでご主人様が仰るのでしたら。
(Bに振り向いて) べ、別にBさんと行きたい訳じゃなくって、ただ単にご主人様のご好意を無碍にするわけにいかないだけ
なんだから、変な勘違いするなよな」
メイドB:「そうですよね、ご主人様のご好意を無駄に出来ませんよね。 (ご主人様GJ! このチャンスで既成事実を!)」