『あら、おひさしぶり、あたしの事覚えてるかしら?』
街を歩いていたら、いきなり声をかけられたので、ビックリしてしまった。
そう、彼女は、エルフの教授で人間学を学んでいる…
『あら。わすれちゃったのかしら、あたしの事を…』
忘れるはずも無い、彼女は人間学を学んでいた、ロレッタというエルフである。
『忘れるわけ無いじゃないですか、ロレッタ先生…』
どぎまぎしながら、答える俺、それもそのはず、先日、彼女に『いいこと』をしてもらったのだ。
人間の種子の実験と称していたが、とりあえず、とても気持ちよかったことを、思い出して
ついつい、前かがみになってしまうのであった。
彼女は、俺の姿を、面白くなさそうに、見ていたが、ふと思い出したように、言った
『そうそう、先日の種子を貰った件だけど、もうちょっと、いただけるかしら』
当然、俺には断る理由も無い。
ちょっとばかり、もったいつけて
『研究のために、御協力させていただきますよ』
と、研究の為と言う部分に力を入れて、彼女に協力を申し出る。
さっそく、彼女についていく。別の世界に飛ぶのである。
ちょっとばかり、違和感を覚えた直後には、森の真中にいる俺達。
前回同様に、広い切り株の上に、干草を敷いた簡易ベッドの上にのる。
すぐに、全ての服を脱ぐ。彼女は、服を脱ごうとしない。彼女の、種子採取がはじまった。
俺の膝辺りにのっかり、座り込む。
へその下、うちもも、腰元を、優しくなでまわす。
ついつい、俺の方も、腰をゆすって、更なる刺激を促す。
しかし、彼女の作法とも言える、作業は、俺の意思とは無関係に、なでるような愛撫を続ける。
彼女は、俺のそりたった肉棒を魔方陣の中心にでもするかのように、中心部に触れないように、なでなでとする。
じらされてる。
どんどん、中心部に血液が流入して、硬度を上げる。
そして、じらされつづけていたが、やっと、彼女が、その中心部にふれる。
本当に触れるだけだ。固さの頂点を、つつくような、さわるような…
直接的な快感は決して与えない。
まだまだ、彼女は、何かを待つかのように、俺の怒張に血液を集めていく。
固さはすでに、限界だ。
いや、限界だと思っていただけなのかもしれない。
今までの俺だったら、多分、自分でしごいて出してしまうかもしれないほどの、限界点だ。
いや、個人的な限界だったら、すでに、だいぶ前に超えていた。
更なる高みを、目指すかのように、彼女の愛撫は続く。
そして、永遠とも思えた、責めが、いきなり急転した。
彼女は、左手の2本の指で、俺の宝玉を握り締め、更に2本の指で、その付け根を指圧するような感じで
強く押す。
精管を圧迫している様だったが、今の俺には、そんな事はどうでもいい。
その状態で、右手が俺の怒張を握り締め、一気にもみしだく。
そのうえ、彼女は、怒張の先を口に含み、舌先で、くるくると、愛撫を続ける。
縦の愛撫、横の愛撫、これが、相乗効果を生み出し、一瞬で、臨界点を突破した。
『はうっ、いくいくいく…』
知的でも、学術的でもない言葉しか、つぐむ事が出来なかった。
そして、その直後に、宝玉に激痛が走る。
そう、彼女が、宝玉を抑えた手のあたりだ。
いってしまったのに、放出できない。
この苦しみを、どう表現したものだかわからないが。
ちぎれそうな宝玉の痛さ、と言うものが、一番近いかもしれない。
そのあと、ビーカーみたいなものに、放出させてもらったのだが、自分でもビックリするほど、出た。
でも、押さえつけられた精管の鈍痛はまだ残っているような感じだ。
別れ際に、彼女に、何の実験をするのか、聞いてみたが。
ただただ、笑って、答えてくれなかった。
〜〜エルフ教授の実験簿〜〜体験記より、抜粋