あれから1ヵ月あまり、千絵はあの晩の事はすっかり忘れて平和な毎日を過ごしていた。  
元々、体は病弱で周囲を心配させていたが、5月頃からむしろ調子は良い。  
むしろ、貧血でぶっ倒れて保健室へ運ばれていたのが無くなり、血色も良くなったと言われるくらい。  
体調が良いからか、大人しく気弱な彼女が明るくなったと周囲からも言われる。  
”なんでかなぁ???”  
特に思い当たる節も無いが、調子が良いに越したことはない。  
 
今日は日曜日、地元の繁華街で古い友人と久しぶりに再会し喫茶店でおしゃべりに夢中になってしまった。  
で、バスを1本乗り過ごしてしまい時間がすっかり遅くなってしまった。  
時間は17時ちょっと過ぎ、1時間に1本のバスから降りるとバス停から帰り道を急ぐ。  
週末の門限は20時だから全然余裕があるが、17時45分までに食堂へ行かなかったら夕食は下げられてしまう。  
部屋にカップ麺などの貯蓄食料は少しはあるが、可能ならば温かい食事の方が望ましいに決まってる。  
 
最近は少しずつ陽が遠くなってきたものの、あたりは薄暗くなっている。  
バス停からの道は寮まで森を避けるように大回りしており、無駄な時間がかかってしまう。  
「はあ、この森さえなかったらもっと早く帰れるのに」  
思わずそう溜息をつきながら、小走りでアスファルトで舗装された道を急ぐ。  
ちょっと背伸びして買った大人なサンダルを履いてるせいで、思うように走れない。  
体が揺れると濃い水色のワンピースの裾がヒラヒラと揺れ、ポニーテールも子犬の尻尾のように左右に振れる  
ちょっと息が切れ、手を膝がしらに当てて呼吸を整えていると、ふっと脇に入る小道が目に入った。  
入口こそ踏み慣らされて道らしくなっているが、奥の方は鬱蒼と茂った木々でよく分からない。  
”確かこっから森を抜けて寮の裏口へ出る道だっけ。校則では森に入るのは禁止ってなってるけど、バレる訳ないし。”  
寮の友人や先輩の話を思い出す。  
門限にしてもそうだが、基本は自主性を重んじる校風なのであまり難しい事は言われない。  
歩き始めようとして、足を止めてちょっと考え込む。  
”今から走りながらで20分、着いたら17時50分くらい。ご飯は食べれない。  
こっちを抜けるのは歩いてせいぜい10分、着いたら17時40分”  
”…うん、ごはんが大事♪ 無理ならすぐ引き返そう。”  
ちょっとした冒険心もあって、千絵は小道へと足を踏み入れていく。  
この季節なら藪蚊などもいないし、田舎育ちで虫は全然平気だ。  
 
分け入っていくと直ぐに道は獣道程度に狭まる。木々が生い茂って、もう入口もわからないくらいだ。  
ただ、思ったほど酷い道では無い。  
”よし、これならギリギリOKかな。”  
5分ほど歩き続けると、ふっと道が途切れているのに気がついた。  
目の前を1メートルほどの綺麗な小川が流れ、すぐ左手には澄んだ大きな池が出来ている。  
「わあ、綺麗…、外からわかんなかったけどこんな池があったんだ」  
小さな冒険で思ってもみなかった発見があり、思わず胸がワクワクする。  
水深は30cm未満、歩いても渡れるけれどお気に入りのサンダルが水浸しになる。  
千絵はちょっと後ろに下がって助走をつけると、小川を飛び越えようと勢いよくジャンプした。  
”よし、成功!”  
綺麗に着地した、と思った瞬間に苔のついた岩にサンダルが滑って水中に勢いよく尻もちをつく。  
「冷たっ! いったあ」  
下半身が水でびしょ濡れになってしまう。  
べったりとワンピースが水で体に張り付いて、細い体の輪郭がはっきりわかる。  
パンツまで水につかってしまい、冷たさとで気持ち悪い。  
「あっ! ポーチっ!」  
と、転倒した際に肩にかけていたお気に入りのポーチが池の中央に流されていく。  
中には今月の全財産と、銀行のカードと、学生証と、手帳と… 沈んだら携帯電話も…  
慌てて追いかけようとするが、池は一段深くなっており進むと水深は背丈を越えてしまいそうだ。  
あまりの事に呆然とし、ショックで涙目になってくる。  
 
パシャっ パシャっ   
ふと、水音がする  
池の方に目をやると、何かが水面に浮かんでくるのが見えた。  
軟体生物? タコみたい? でもこんな池に居るはず無いし… 大きいし…  
チャポン、と音がして大きなタコの頭が顔を出す。  
その生物には、大きな目玉が一つついていた。  
”あれ、私、あの生き物をどっかで見たような…、あっ!”  
目が合った瞬間、「あの夜」がフラッシュバックしてくる。  
”あ、私、あの生き物に恥ずかしい格好で体中触られて、メチャクチャに犯されて… でも、すごくキモチ良くて”  
記憶が戻ったショックで顔が青ざめ、体がカタカタと震えだす。  
しかし、同時に水面から見える無数の触手達を見ると生まれて初めての快楽と絶頂も体が思い出し、全身が熱くなる。  
”いや、まさか私、また犯して欲しいって思ってるの?”  
自分の本心に気づくと愕然とし、慌てて首を振ってその思いを掻き消そうとする。  
 
スッと音もなく千絵に近づいたその生き物は、一つの腕を千絵の前に持ってきた。  
そこには、さっき落としたポーチが引っ掛けられていた。  
「拾ってくれたの? ありがとう!」  
意外な展開に、少し面食らいつつも大切なポーチを拾ってくれたことに思わず満面の笑みでお礼を言う。  
「え、お礼が欲しい?」  
ふっと頭に響いた声に、その生物に聞き返す。  
直ぐに意味を察し、恥ずかしさで顔が真っ赤になる。  
「…わかったわ。」  
ドキドキと心臓の音が高鳴ってくる。  
”仕方無いんだ、大切なものを返してくれたお礼なんだ” と自分に言い聞かせる  
サンダルを脱ぎ、ワンピースのボタンを外して脱ぐと丁寧にたたんで傍の岩に置く。  
白い飾り気の無いパンツとブラジャーのみの格好になると、下着と同じくらいに真っ白な肌が露わとなる。  
その生き物の言葉が響く。  
「え、全部? あ、う、うん、そうだよね。」  
目玉に見つめられるのが恥ずかしくて、思わず後ろを向いてブラジャーのホックを外してワンピースの上に置く。  
次に、震える両手を腰にかけると、ぎこちなくパンツを足もとまで下ろして脱ぐ。  
森の中とはいえ、外で生まれたままの姿を晒すという行為に千絵は羞恥心で真っ赤になる。  
左手で胸を、右手で淡い繁みを隠し、その生き物に背を向けたまま硬直してしまった。  
スッと一本の触手が伸びて、真っ白なお尻を上下に撫でる。  
「ひゃうっ!」  
突然の筆で粘液を塗りたくられるようなくすぐったさで思わず声を出してしまう。  
もう一本がすっとお尻の割れ目から肛門部に向けて伸びると、コチョコチョくすぐりながら茂みの奥へ分け入っていく。。  
「え、あっ、だめえぇ」  
予想外の刺激に思わず腰砕けになり、水面に膝をついてしまう。  
その両手、両足を取り囲むように伸びてきた触手達がクルクルと拘束する。  
両腕はピンと両側から引っ張られ、両脚は折り曲げた状態で太ももで括られてる。  
と、ググッと左右に広げられると排尿するような格好で正面を向かされた。  
「あ、こんな格好いやだよ、恥ずかしいよ」  
顔を真っ赤にして抗議するが、異形の生物の巨大な目玉は無遠慮に全身を文字通り舐めまわすようにジックリ観察する。  
ポニーテール、小さな唇、控えめな乳房、きちんと手入れされた腋、淡く茂った秘裂、シミ一つない真っ白な殿部  
「いやあ、そんな見ちゃいや、お願い」  
羞恥心で死んでしまいそうな気持ちで一杯になりながら涙目で懇願する。  
と、とたんに生物は大きな目玉は秘裂をグッと間近に近づけ、ネットリと視姦する。  
「い、意地悪!!!」  
ポロポロっと両目から涙を零しながら、耐えきれずに首をブンブンと左右に振る。  
その度に背中のポニーテールが水面を叩き、水が左右に飛び散った。  
フッと視界の端に、水面から次々と新たな触手が顔を出してきたのが目に入った。  
「いや! ダメ、やっぱり嫌、助けて」  
体の自由を奪われ、これから行われる凌辱を想像し、慄きながら千絵は懇願する。  
そんな千絵へ見せつけるようにゆっくりした動きで一本ずつ触手が迫る。  
1本目は、ゆっくり近づくと首筋、顎、頬と優しい動きで撫ぜる。  
「んん…」  
優しい動きに、思わず心地よさを感じてしまう。  
右頬までつたって行った触手は先端の口を開くと耳たぶをハムハムと噛みだす。  
「あっ !」  
左わき腹から這ってきた2本目は小さな左胸を絞り上げるように回ると、ゆっくり左耳へ進み耳の奥を長い舌でチロチロ舐める  
3本目は太ももから秘裂の陰唇を粘液の後を残しながら蠕動しながら這いずり回る。  
4本目は先ほど同様、肛門部から会陰部にかけて糸のような細い何本もの舌で刺激する。  
「ああ…! あ、そんなところ、汚いよ、あ、いや、 やめて、 お願い、助けて…」  
四肢を拘束されながら、次々と重ねられていく刺激に千絵は小柄な体をくねらせて悶える。  
もう全身に力は入らず、四肢を触手に縛られることでかろうじて体を支えている。  
 
新しい触手たちがまだ幼い乳房を優しく揉み、くすぐる。  
小さな乳輪の中心からピンクの乳頭が刺激を求めるように少しずつ隆起して自己主張を始める。  
次の2本は、極太の筆のような触手だった。  
違うのは、先端の毛の部分が自分の意思を持つかのように波打っていること。  
焦らすようにゆっくりと、二つのピンクの小さな突起めがけて真っ直ぐ進んでくる。  
”あんなのに触られたらおかしくなっちゃう!!!”  
「いや、お願い、お願い、やめて、そんなので擦られたらおかしくなっちゃう……いやあ!」  
サワサワと筆は乳房の外から輪を描くように中心に向かうと乳頭の先端に触れるかどうかの刺激を与える。  
「んん、あ、あう、やめて、…もう、意地悪っ、もっとちゃんと触ってぇ」  
乳頭は刺激されてピンっと迫り出している。  
もっと確かな快感が欲しくて、たまらず千絵は両胸を突き出す。  
と、筆の先端がパクッと左右に割れて口となり、乳首に吸いついてチュウチュウと吸引しだした。  
筆の部分の線毛達はサワサワと乳房を微小な動きで撫で上げる。  
また、声が響く。  
「いや、違うもん、エッチなんかじゃないもん! あ…、ダメ、あ、あん、あ、気持ちイイよ、もっと、もっと…」  
学校での大人しく控えめな姿からは想像もできない恍惚の表情を浮かべる。  
あどけない少女は淫らな格好で、気がつけば自分から快楽を貪っていた。  
ポチャっ ポチャっ  
次々と与えられる刺激に蜜壺から染み出た透明で粘性な液体が、秘裂から糸を引きながら水面へ落ちていく。  
大きな舌を持った触手が近づくと、味わうように秘裂部をビチャビチャと音を立てて舐めまわしだした。  
キラキラと粘液で反射して輝く薄いピンク色の肉が、大きくドロドロとした触手のベロで蹂躙されていく。  
「くうん、そんな音立てないで、あっ」  
違うゴツゴツの瘤を持った小さな触手が肉芽を無遠慮に押しつぶすような動きで刺激しだす。  
「あ、いや、そこ、変な感じがするの、虐めないでぇ」  
息も絶え絶えな喘ぎ声で、言葉とは裏腹に腰をくねらせる。  
「あ、ダメ、何か来ちゃう、ダメ、あっ、あああああ!!!」  
少しすると、千絵は全身をビクビクっと痙攣させながら絶頂を迎えた。  
 
「はあ、はあ、はあ、はあ」  
刺激も一時、小休止され、大きな息をしながら呆然と呼吸を整える。  
と、男根そのものの形をした触手がムクムクと隆起すると、左右に大きく開かれた千絵の陰部に固定される。  
陰茎は焦らすように膣の入口で円を描く。  
「あうっ、もう止めてぇ…」  
僅かに残った理性を振り絞ってそう言った千絵の頭に、異形の生物の言葉が響く。  
「いや、そんなの言えない、絶対言わないもん!」  
拒絶した瞬間、刺激が再開された。  
体を蠢く触手達は、焦らすような刺激を全身に与える。  
触れるか、触れないかの微かな刺激が乳房に、ピンクの綺麗な乳首に、臍に、肉芽に与えられる。  
陰部の男根もわざとらしく入口を行ったり来たりする。  
「いや、切ないの、もっとちゃんとして、おかしくなっちゃうよう」  
また、言葉が響く。  
「そんな、恥ずかしい、こと、言えな、あああっ」  
スッと男根が入口から引いていく。  
全身の触手も動きを止める  
「ダメっ、止めないで、言うから、止めないでっ」  
快楽を求める本能に屈した千絵は、ついに弱弱しく口を開く  
「エッチでいやらしいの千絵の…あそこに、大きな、ち、おちん…ちんを…力一杯捻じ込んで下さい。  
小さいけど感じやすい千絵のおっぱいを一杯いじめて下さい。もっともっと、千絵を責め苛んで下さい」  
その瞬間、望みは叶えられた。  
体中の触手が一斉に今まで以上の激しさで刺激を再開する。  
それと同時に、ズブズブと奥まで侵入した男根が激しいピストン運動を開始した。  
「あっ、あっ、あっ、あっ、」  
耳が、首すじが、背中が、臍が、両腋が、長い舌で愛撫され、くすぐられる。  
ベタベタした触手に控え目な乳房を揉みしだかれ、乳頭を強く吸われながら引っ張られる。  
尻を揉まれ、割れ目から肛門部の入口までゴツゴツの触手が刺激を与える。  
先ほどの絶頂で体中が性感帯となった千絵は、快感の波に飲まれながらひたすら男根を求め続ける。  
「もっと、もっと、あ、あ、いいの、気持ちイイの、ああっ」  
肛門を舐めまわされ、肉芽を激しく擦られ、押しつぶされ、引っ張られる  
太い男根が柔肉を乱暴に掻き分けるたびに、水面に押し出された少女の愛液が飛び散る。  
もう一回り大きさを増した男根が膣の中で無茶苦茶に動き回りながら、壁にイボを擦りつけていく。  
「ああっ、いや、また来ちゃう、来るよ、あっ、あっ、あ、あーーーーーーっ!」  
頭の中で光が弾けるような感覚とともに千絵は絶頂を迎えビクッ、ビクッと痙攣する。  
と、大量の白濁液を千絵の小さな体の奥に注ぎ込んだ。  
顔に、胸に、白い腹に、触手達から次々と白濁液がかけられた。  
 
小川の流れに身を任せて横たわり、まだ虚ろな意識で大きく息をしている千絵にチャポッという水音が聞こえる  
頭を起こして池の方を見ると、ゆっくりと異形の生物が水の奥底へと帰っていくのが見えた。  
少しして、千絵は小川の流れで体を洗うと下着をつけ、生乾きのワンピースを着て寮へ向かった。  
結局、帰りついた時間は19時45分。  
裏口からそっと部屋に戻ったため、誰にも見つからずに済んだ。  
 
翌朝、気持の整理がつかないままに朝早く目覚めた千絵は、何となく昨晩帰ってきた森の出口へ足を向けた。  
ふと、草むらに隠れた小さな祠が目についた。  
「千絵ちゃん、早いのね」  
振り返ると、寮母さんが箒をもって微笑んでいた。  
「はい、なんだか目が覚めちゃって。寮母さん、これ、何ですか?」  
千絵は、祠を指差した。  
「ああ、これは大昔からある祠なんだけどね、神様を祀っていたらしいよ。  
でもさ、うちってミッション系の学校でしょ。私以外は誰も掃除もしないからね、この有様だよ。」  
「神様?」  
「ええ、何でも身近な困った出来事を引き受けて、幸せにしてくれるんだって。」  
でもね、と寮母さんは悪戯っぽく笑った。  
「ちょっと困った神様でね、若い綺麗な女の子が大好きでね、見染められると夜這いされるんだって」  
「えっ…」  
思わず絶句した千絵を見て、寮母さんは大笑いした。  
「ゴメンゴメン、千絵ちゃんには刺激が強すぎる話だったね。まあ大昔の言い伝えさ。」  
せいぜい千絵ちゃんも夜這いされないようにね、と冗談を言いながら寮母さん歩き去って行った。  
 
「神様、かあ。ずいぶんと意地悪だったなぁ」  
クスッと笑うと、私も時々は祠の掃除をしよう、と思いながら千絵は少し軽やかな足取りで朝食を食べに食堂へと向かった。  
 
その後も快感が忘れられず、森の池にこっそり行ったり、窓を網戸のまま寝てみたりといろいろ試してみたが、  
結局、あれから異形の神様には会わず仕舞いだった。  
その後も千絵は全く体調を崩すことなく、健康そのもので卒業した。  
引っ込み思案だった性格までも気がつけば程々に明るくなり、生徒会役員まで務めてしまった。  
「これが、あの神様からの贈り物だったんだ」  
卒業の日、綺麗に片付いた部屋の窓から祠を見ながら千絵はふっとそう感じた。  
もう一回くらい、抱かれても良かったかな…  
 
 
 

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