「・・・まいったね、 こりゃよじ登るのは不可能だ」  
背の高い女トレジャーハンターは草色の短い髪をかきあげ、  
吊り目がちな金色の瞳は忌々しげに鍾乳石の岩肌  
の遥か上の小さな空を見上げた  
 
大地にぽっかりと空いた亀裂に足を取られた舎弟分を  
助けようと自分も滑落したのだ  
「すんません・・姉御」  
「まったくだよ、下が池じゃなかったら、確実に死んでたぞ」  
頭からずぶ濡れになってがっくりうな垂れる小柄な舎弟分と  
同じく髪の先から水をしたたらしながら、腰に手をやって  
呆れる姉貴分  
 
二人が落ちた縦穴は、何とも異様な形状であった  
穴の入り口は縦横2mほどだが、下に行くに従って  
広くなっており、底の直径は20mほど、  
その真中に、三分の一ほどの面積の歪な池がある  
あたかも大地に空いたウイスキーボトルの底に落ち込んだ  
ような印象であった  
 
「大体、あれだけの大きな穴の入り口、見落として  
 足滑らす馬鹿がいるかね、 何考えてたんだい!」  
「は、はい すんません・・・」  
前を行く姉貴分のショートパンツに包まれたケツと  
膝上まであるブーツとの間から覗く太ももに見とれてた  
とは言えなかった  
 
「とにかく服乾かそう、あたしは池の向こう側行くから  
 いい!と言うまで、絶対そっち見るなよ、  
 わかったな!」  
「は、はい!」  
 
姉貴分が壁の上へ向けて、ぐぐぅ・・・と弓を引く  
ひゅん!と風を切る音がするやいなや鍾乳洞の壁に止まっていた  
鳥が悲鳴を残して池に落ちた  
「ふひゅ〜! さすが姉御!」  
「感心してないで、さっさと泳いで獲物取ってこい」  
「へい、へい♪」  
これまで外敵のいない環境だったのか洞窟の壁にはびっしり  
鳥の巣ができていた  
 
ばしゃ!ばしゃ!と舎弟分が撃ち落された鳥を持って池から  
あがってきた  
「姉御! 魚がいたっすよ」  
「え? こんな池にかい?」  
「水の底に横穴が空いてて水が噴出してたっす  
 どこかの川か湖に繋がってんじゃないすかね」  
「そうか、まあそこを潜って脱出は無理そうだね  
 でもまあ、当面、食い物には不自由しなくて済みそうか」  
「そのうち兄ぃ達が見つけて、助けに来てくれますよ♪」  
「何、楽しそうに言ってんだよ  
 少しは責任、感じてんのかい?」  
「う・・ 改めて、すんません・・」  
 
**************************  
 
それから・・・  
遥か頭上で、何度か青空と星空が巡った  
 
パチパチと焚き火の燃える音を囲む二人  
「・・・兄ぃ達、助けにきませんね」  
舎弟分が口を開く  
「・・・もう、死んだと思われてるかもな」  
視線を炎に落としたまま姉貴分  
 
「そんなこと! そんなこと無いっすよ!  
 俺はともかく、姉御は兄ぃの大切な人じゃないっすか!」  
「・・・大切な人か、  
 確かに、この旅を終えたら結婚する約束はしてた・・・」  
 
ふふ・・  
姉御が小さく笑った  
「どうしたんすか?」  
尋ねる舎弟  
 
「ここで、おまえとずっと暮らすことになったりしてな」  
目もあげず、しゃれにならないことをいう姉貴分に激を飛ばす  
「姉御! 元気だすっす! 絶対助かりますよ!」  
 
ようやく姉貴分が細めた目をあげる  
「薪の節約しないとな  
 今夜は、火を消して、ここで一緒に寝よう」  
「え?・・・」  
今までは池を挟んで離れて眠っていた  
 
「一緒の毛布にくるまれば、風邪引かずにすむだろ?」  
「だ・・ だけど・・」  
「なんだい? あたしと一緒に寝るのじゃ嫌なのかい?」  
「い、いえ・・・ とんでもねえです・・ とんでもねえどころか・・」  
 
 
一つの毛布にくるまって岩の天井に空いた星空を見上げる  
トレジャーハンター二人組  
((あねご・・ 姉御の髪が・・ いい匂いだ・・ これじゃ寝れねえよ))  
舎弟分の頬に姉貴分の草色髪がさわさわと触れてくすぐっていた  
 
「あたしさ、実はまだ処女なんだよ」  
上を向いたまま唐突に口を開く姉貴分  
「え? ええ! あ、あの・・・」  
返答に窮する舎弟分に構わず続ける  
「正式に夫婦になるまではと、おあづけ食らわしてたのだけどさ  
 ある時、他の仲間と話してるの聞いちゃってね」  
「”融通のきかない石女だ”て言ってるのをさ」  
珍しく、しんみりとした響きの声にじっと耳を傾ける舎弟分  
 
「なんだかね・・ この男と一緒になっても良いものかと急に  
 思い始めちゃってさ  
 実は、普段愛想がいいのは、単に体目当てなだけなんじゃないかって」  
 
「そ・・・ そうなんすか・・・」  
なんと答えて言いやら判らず、変な相槌打つばかりの舎弟分  
突然隣の草色髪がごそっと起き上がる気配がした・・  
と次の瞬間、面長の女の顔がゴロンと転がるように男の顔に  
覆い被さってきた  
ふ・・ ちゅ・・  
「え?・・ む! んぶ!」  
舎弟分の厚ぼったい唇に姉貴分の吐息が吹きかかったかと思うや  
その切れ長の唇が湿り気を帯びて重なってきた  
 
 
今から一年前・・・  
「馬鹿! 何やってんだ!」  
「は!はい! すんません・・」  
「おまえ、トレジャーハンターに向いてないよ  
 もう、故郷に帰れ!」  
「う・・・ そんなこと言わないでください・・  
 俺、今度は気をつけますから・・・」  
((相変わらず、おっかねえなぁ・・この人・・・))  
 
ギルドで初対面の時から、パーティーで一緒になる度  
「馬鹿! あほ! ぐず! どじ! 間抜け! 能無し!・・・」  
ありとあらゆる罵声を浴びせ掛けられた  
 
並みの体格の男を見下ろす女丈夫で、恐るべき弓の使い手  
一度に五本の矢を放ち、全発必中させるほどの腕の持ち主  
そして身長の半分以上ある長い足から繰り出す蹴りもすさまじく  
メイスを足で受けて叩き折った、カウンターを真っ二つにした  
など武勇伝は限りなく、熊のような大男を延髄への一撃で地面に  
沈めるのを彼自身も目の当たりにしたことがある  
 
そんなわけだから、並みの男連中では約一名を除いて  
目を合わさないようにこそこそして、比較的腕の立つ者を彼女の  
側が誘う形でパーティー編成するのが常であった  
「さて、あと一名、募りたいんだが、名乗りをあげる者は  
 いないのかい?」  
鷹のような金色の目がギルドの中を見回す  
一様にして肩をすくめる中、例外の一名がのこのこ立ち上がる  
「また、おまえかよ  
 あれだけ言われて、よく立候補する気になるな  
 まあいいや、成る丈足を引っ張らねえようにな」  
「は! はい! よろしくお願いします!」  
 
 
それから半年ほど経った頃になると彼女のほうから声が  
かかるようになった  
「おい、おまえ、今回もつきあうか?」  
「え? あ! はい! ご一緒させてほしいっす!」  
「出発は明日の朝6時だ遅れるんじゃねえぞ」  
「う! うっす! あの、それで・・・」  
「ん? なんだ?」  
「あの・・・ 姉御って呼んでいいすか?」  
「はあ? ばかたれ!! 調子に乗ってんじゃねえ!」  
「うひ・・ す、すんません」  
 
「んん・・・ あね・・ご・・・」  
怒号と罵りを浴びせる口としどろもどろで詫び一辺倒の口が  
軽く重ねられた状態から、深く咥えあっていく  
 
目を開いたまま熱く接吻を交わす勝気な唇と鈍間の唇  
二人の口の中で歯と歯が軽く当り、舌が触れ合う  
「んふ・・・」  
姉貴分が吐息を舎弟分の口の中に漏らす  
((ああ・・・ あねごの・・くちびる・・ あねごの・・といき・・))  
舎弟分はこの時とばかり、もぐもぐと罵声吐きの舌を絡め取り  
さんざん顔めがけて引っ掛けられて来た唾の味を直に愉しんだ  
 
「はぁ・・」  
光る糸を引きながら、ようやく二人の口が離れた  
「あ・・・ あねご・・ 一体、どういう・・・  
 うう!」  
姉貴分が毛布の中に手を伸ばし、舎弟分のズボンの上から握った  
「ふふ・・ ビンビンじゃないか  
 これじゃあ、寝れそうにないね」  
「明日も魚取ったり色々働いてもらわないといけないからね  
 睡眠不足になられるわけにはいかないよ」  
しなやかな手が、すぅー・・と面食らってる舎弟分の頬を撫でた  
「いいよ、セックスやろ  
 一発抜けば、眠れるだろ?」  
「あ・・あねご・・」  
「気にするな、  
 処女くらい、もお、おまえにくれてやるよ」  
 
 
毛布の中でごそごそと服を脱いでいく姉貴分  
魔獣皮で出来た上着が、ショートパンツが、コルセットが・・  
ぽいぽいと二人のくるまっている外へ放り出されていく  
彼女のしなやかな指が最後の一枚をつまんでいる  
「ほら、何してんだよ  
 おまえもさっさと脱げよ」  
それを放り捨てながら、馬鹿面で先ほどの余韻に浸る舎弟分をせかす  
 
((へへへ・・ あねごと・・・ キス・・・しちまった・・  
  あねごのくちびる・・ やわらかくて・・・ あまかった・・・))  
「ん? ・・・え? は、はい! その・・ それでは、只今・・」  
ようやく己も毛布の中でごそごそしだす  
夢のような状況にどぎまぎしながら、脱ぎ捨てていく  
 
地面に転がった、姉御のショーツ・・・  
((あねご・・・ 今、毛布の中で、裸なんだ・・ 何も着てないんだ  
 産まれたままの姿なんだ!))  
毛布から覗かせてる、いつものツンツン顔を見ながら想像し  
心臓の鼓動がいよいよ早まる  
 
「涎、たらしやがって、しょうのないやつだね  
 それで全部脱いだかい?」  
「はい、脱ぎました」  
「それじゃ、やるか  
 おまえは経験あるんだろ?」  
「は、はい・・ 遊女と何度か・・」  
「じゃ、やれ」  
澄ました表情で上を向いたまま、  
あくまで事務的に済まそうとする姉貴分  
しかし舎弟分はそうはいかない  
 
「あの・・・ 見ていいっすか?」  
一瞬、姉貴分に戸惑う可愛らしい表情が浮かぶ  
しかし決断は早い  
いつもの表情に戻り、頷いてみせる  
「好きにしろ」  
舎弟分は、ゆっくりと毛布を剥ぐっていった  
 
 
スポットライトのように差し込む月の光に  
普段、厳つい戦闘服に包まれたその中身が幻想的に  
浮かび上がる  
 
普段から晒され日焼けした部分と、今初めて晒された  
生白い部分とのコントラスト  
健康さと艶かしさが同居した粗野で勝気な年上女の生身  
ほんのりと肌の香りが鼻をくすぐる  
 
((こ・・これが、姉御の生の乳・・・  
  思っていたより・・小さいな・・))  
服の上からはかなりのボリュームを感じさせた胸だったが  
実際見ると、それほどではなかった  
しかし、しなやかに鍛えられたボディラインに、形よくぷるんと  
はみ出た隆起は、男勝りの彼女もれっきとした女であることを、  
呼吸に合わせて揺れながら主張しているかのようであった  
 
((しかし・・・ 長いな))  
普段長大なブーツに隠された美脚、何度この足にケツを  
蹴り上げられたかわからない  
 
彼女の髪の色と同じ、草色の下の毛  
手入れされてない所為かぼうぼうに茂って大事な個所を  
覆っている  
((姉御の・・・ 姉御の・・・ オマンコ・・))  
 
「・・・寒いぞ、何時まで眺めてるつもりだ」  
「あ・・ す、すんません」  
舐めるように視姦していた舎弟分は、慌てて毛布を姉貴分に  
かけてやる  
そして自分も潜り込んだ  
「身体が冷えちまったじゃないか  
 さっさと温めてくれ」  
「わかりました そ、それじゃ、失礼します」  
夢にまで見た姉貴分の白い肌に、指を伸ばした  
「あねご・・・」  
胸の膨らみをそっと手で包み込む  
「やわらけえ・・」  
「・・・すけべな手つきだ」  
舎弟分はそのまま顔を近づけ  
気の強い顔に反比例した、可憐な乳首にちゅっとキスする  
この時初めて彼女の身体がぴくんと微かに反応した  
「へへ・・あねごの・・ おっぱいかぁ・・」  
舎弟分は微かに揺れる胸の中に顔を埋めて行った  
 
どく・・ どく・・・ 姉貴分の心臓の音が頭に響く  
「あねご・・・ 温かいっす・・・」  
「・・・あんまり、むにゅむにゅするなよ・・  
 あたしはあんたのママじゃないぞ・・・」  
 
 
仰向けで寝そべる女トレジャーハンター  
毛布から首だけ出し、細めた金色の吊り目に月が映りこんでいた  
「ん・・・」  
時折、目を一層細め、小さく呻く  
 
彼女の匂いが充満する毛布の中でもぞもぞと蠢くものがある  
長い手足を投げ出して、完全に力が抜けた柔肌に  
浅黒い小柄な男がしきりに顔と手を走らせていた  
((姉御のはだ・・・ いいニオイ・・ とろけそうなほどスベスベだ))  
彼女の弱点をヒットした時、彼女の口から息が漏れるのであった  
 
舎弟分の舌が、ふっくらとした姉貴分の腹筋の上を滑って行く  
そのまま下半身へと移動していく  
「ん・・ んん!」  
彼女は呻きの他に、肌の震えを加え始めた  
弟分は姉御の自慢の足を好き放題にしていた  
((あねごのひざ・・ あねごの太もも・・・))  
眺めているだけで股間が堅くなってくる、魅惑的な代物  
ちらちらと盗み見するのが精一杯であった  
今ようやく手に入れた・・   
((おれの・・ おれのものだ・・ あねご・・))  
ほどよく脂と筋肉の乗った肉の芸術品をねちっこく賞味し、  
己の手垢を塗しつけた  
 
 
そして、太ももの筋肉の線をなぞりながら移動していた舌が  
その付け根に触れた  
次の瞬間・・  
「あ!・・・」  
姉貴分の口からこれまでで最もはっきり声が漏れる  
「んん!・・ くぅ・・」  
目は限界まで細められ、唇を噛んだ  
 
舎弟分に舌でされる姉貴分  
「は・・ぁ・・」  
耐え忍ぶように息を吐く  
((べろべろ・・ れろれろ・・ おお? ようやく潤んで来たっすね・・))  
じゅる・・じゅるる・・  
毛布の中から啜り上げる音がする  
「ふ!・・ ぬぅ・・」  
弟分に試飲され、反応しまくる姉御、ますますじんわりと潤わせ  
徐々に身体が受け入れる体勢に整っていく  
 
 
さんざん彼女の肌を探検し己の手垢と唾液マーキングし終えた顔が  
すぽんと毛布の中から現れた  
「いよいよか?」  
「は!はい、姉御」  
((はあ・・ はあ・・ 姉御・・ 俺・・我慢できねえ))  
身長差は頭一つ違うのに、胴の長さはほぼ同じ二人が見詰め合う  
血走った茶色のどんぐり眼は、月の光を反射する金色の眼と  
視線を合わせたまま、毛布の中でごそごそさせた  
 
大きく広げられ、毛布の両端からはみ出した女の長い脚の付け根に、  
男の掴んだ物がセットされる  
先端の戦慄きがいい歳して処女の口に伝わった  
「熱いな・・・」  
「姉御、それじゃ・・ 頂きます!」  
「”頂く”だと? その言いかた!・・あ!!」  
熱いと感じたそれが股を裂くように己の中にめり込んできた  
「うあ!!・・つぅ!!」  
烈しい処女痛に、さすがの女丈夫も上に乗った男を弾き飛ばさん  
ばかりに仰け反る  
「くぅ!・・きつい!」  
一旦腰を引く舎弟分  
 
「はあ・・ はあ・・ 姉御、大丈夫すか?」  
「はあ・・ はあ・・ 平気だ・・ 少しびっくりしただけだ」  
女は大きく深呼吸すると、さあ来いとばかり口を結んでじっと男の目を睨んだ  
彼も彼女の眼をしっかりと見据える  
そして再び姉貴分にめり込ませた  
「ぐ!・・くぅぅ・・・」  
無意識のうちに身を捩って痛みから逃げ出そうとする白い腰を  
今更、逃がさん!とばかり浅黒い腰が追う  
「は! つぁ!」  
舎弟分の男根が、姉貴分の処女を軋ませながら貫いていく  
結合の隙間から滲みでた破瓜の血が、二人の組み合わさって  
いく太ももを伝って毛布に染みをつけた  
 
「ふぅ!・・ もお・・少し!」  
舎弟分は弾みをつけて、一挙に残りを打ち込んだ  
「は!! ぎゃ!・・」  
姉貴分の未踏の産道が、舎弟分の肉剣を根元まで収める鞘と化した  
瞬間であった  
ぶるぶると震えながら、苦しそうにしている姉貴分  
「うう・・ ふぅ・・ 入っ・・た・・のかい?」  
「入っちまい・・ました・・ はあ・・ 姉御・・大丈夫・・すか?」  
「あまり・・・ 大丈夫でも・・ 無いね・・  
 さっさと・・終わらせて・・くれ」  
 
毛布をひっかけたまま二人が揺れ動き始めた  
((ああ・・ お、おれ・・ 今・・ 姉御と・・ 夢にまで見た姉御の身体と  
 ずこばこ・・ 嵌めあってんだ・・ くぅ! たまんねぇ・・))  
気持ち良さげに腰を振る舎弟分  
((う!・・ くぅ! すげえ、きつさ・・俺のを!・・ 締め付けて!・・・   
  舐めしゃぶられてる!・・みたいだ!))  
姉貴分の遅咲きの生娘をまんまと手に入れ、心から味わう側と対照的に、  
組み伏せられて食われている側はいつもの強気はどこへやら  
悲痛な叫びを上げさせられていた  
「い! ぐ!・・ ああ!・・ あ!ぁぁ・・・」  
自分の胎内を焼けた鉄棒で抉り立てられるような痛みに耐えようと  
舎弟分にしがみつく  
 
「あ・・あねごぉ・・・ ん! ふぅ! ん!・・」  
舎弟分は姉貴分を一心不乱に突き上げた  
あの剛面な姉御を今自分は抱いている、  
顔を顰め必死に自分との・・・人生最初のセックスに耐えている  
「あねご!・・ あねごぉ!!・・・ う!! うぅ!」  
舎弟分は姉貴分の中でぐんぐん上り詰め、溜まりに溜まった物を彼女の  
体奥で爆発させるのだった  
「く・・」  
しっかりと抱き止められ、体の奥深く、舎弟分より人生最初の射精を  
受ける姉貴分  
姉御は弟分によって、最後まで女にされた  
 
「終わった・・・の・・かい?」  
汗だくで、尖った眼を空ろにした姉貴分が、力なく尋ねる  
「はい・・・あねご・・」  
こんな彼女の表情をかつて見たことがない  
舎弟分は愛おしさを感じずにおれなかった  
 
姉貴分の身体を解放する舎弟分  
彼女の中からどろりと溢れたものが月明かりを反射して輝いた  
「・・・これが、精というやつか ・・変なにおいがする」  
足をおっぴろげたまま、自身の股座を覗き込む姉貴分に舎弟分が  
そっと手を差し伸べる  
「姉御、汗を流しましょう」  
短足男が長身女を抱き上げ、池のところまで運んだ  
そしてそのままの状態で池に浸かっていく  
「ふふ・・冷たくていい気持ちだね  
 おまえ、あたしの身体・・・ どうだった?」  
「最高だったっす」  
「・・・もっと深い所まで連れてってくれ」  
 
どぽん・・こぽこぽ  
完全に足が着かない場所まで行き、頭まで潜る二人  
姉貴分の腕が舎弟分の首に巻きついた  
 
ごぽ・・・ごぽぉ・・・・  
水の中で抱き締めあい口付けを交わす二人  
 
”むちゃくちゃ、痛かったけど・・ たくましかったぞ、おまえ・・”  
 
鼻から息を出しながら弟分の口の中で呟く姉御  
弟分にはまるで聞こえていなかった  
 
 
「ほら、こっちはノルマ達成したぞ  
 おまえ何やってんだ」  
弓と数羽の獲物をぶら下げて、水の中から顔を出す舎弟分を  
見下ろす姉貴分  
 
「うへ・・ もう勘弁してくださいよ  
 食い物ならもうこれで足りませんか?」  
「だめだ、備蓄は成る丈多く確保するのが基本だ  
 おまえ泳ぎしか取りえないのだから、あと三匹・・せめて二匹獲って来い」  
「そんな・・・ 少し休んでから・・」  
姉御がふふんと鼻をならして、ショートパンツの裾をめくって  
日焼けの無い部分を晒す  
「がんばれ、獲って来れたら、明日は一日”余暇”にしてやるぞ」  
弟分はじゃぷん!と水の中に消えた  
 
 
しばらくして、ざば!と顔を出す  
「おお、おまえ生きてたか  
 中々浮いてこないから溺れたかと思ったぞ」  
「ふぅ・・ ふぅ・・ 水中洞窟、奥まで行き過ぎまして・・・  
 まじで、死にそうになりました・・・」  
「・・あまり、無茶するなよ、 ほら上がってこいよ」  
「へへ、四匹獲って来ましたぜ」  
「な! すげえじゃねえか! おまえ、ひょっとして、この方面に  
 才能あるかもな」  
「・・で、約束は守ってくれるんすか?」  
「・・現金な野郎だな、このスケベ!」  
 
 
また何度か青空と星空を数えた  
青空の間は、いつもの手厳しい姉貴分とノロマな舎弟分  
指一本でも触ろうものなら、容赦なく蹴りが飛んでくるかのよう  
 
しかし空が満点の星を湛える頃は、一つの毛布にくるまって  
ひっしりと肌を寄せあう  
「ふぅ・・ ふぅ・・ あねご・・」  
「ん・・  んん・・」  
あの晩以来、恒例となった就寝前の鎮静行為  
今夜も生身で重なり合ってもぞもぞと毛布を波打たせていた  
 
強気な態度は相変わらずの姉貴分だが、その実ここから抜け出せない  
ことの不安は相当なものであった  
”こいつだけが・・ こいつだけが、今は頼り・・   
 こいつが元気を保ち続けてくれないと・・ あたしも・・   
 絶望に取り付かれちまう・・・”  
舎弟分に求められるまま体を開き、彼の興奮を鎮める  
 
「あねご! あねご! は! は! ・・・」  
「・・あ! はん!・・・」  
不安を打ち払うように、セックスに打ち込む二人  
しっかりと抱き締めあい、熱烈に温めあう  
「あね! あね・・ごぉ!!」  
舎弟分が達するときのいつもの叫び、  
ガクガクと姉貴分の膣内で腰を軽くしていく  
「あ・・・」  
年上の女の体は包み込むように年下男の興奮の排泄を受け止め  
行為を終えた男女はがっくりと心地よい倦怠感に包まれながら  
眠りにつくのだった  
 
陽光が差し込む洞窟の底  
ほとりに服やブーツが散らばる池の水面が、差し込んだ光を  
乱反射していた  
 
そして、その光が、散乱物の中身が飛び散らす”いい汗”を  
キラキラと輝かせていた  
 
昨日の約束通り、”余暇”を愉しむ二人  
「ふん! ふん! ふん!・・」  
舎弟分が姉貴分を屈曲位で組み伏せ、長い足を抱え込んで、  
真上から逞しく打ち込んでいた  
 
「うん! んん! んくぅ!・・こ! こんな・・かっこで!・・」  
日中、セックスするのは今回が始めて  
上体を折り曲げられた、ひしゃげた蛙のようにおっぴらかされた足の間で、  
ガチガチにいきり立った怒張に己の女の芯を杭打ちされる様子が  
余すこと無く展開している  
「んぬぅ・・・ すごい、 あたしの・・体・・ 本当に・・、おまえに・・・   
 出入りされてる・・・」  
「ふぅ! ふぅ! そう!・・そうっすよ! 俺ら! セックス!・・  
 してんすよ!」  
「はぅ!・・ はく!・・ あ!・・つぅ」  
目の前で起こってることを凝視し続ける姉貴分は羞恥と興奮で顔を紅め、  
荒い息を吐く  
その間にも、休むことなく男の腰が  
ぶしゅ!ぶしゅ!と露を噴きながら逞しく杭を打つ  
「あ! あぅ! 体の! 外も!中も!・・すごく! あつい!」  
「ふぅ! ふん! 俺も! 姉御の!・・ おマンコの・・中!   
 すげえ! 熱い!・・すよ!」  
 
水音はげしく絡み合う男女の凸凹が映り込んだ金色の瞳に  
妖しい輝きが灯り始めていた  
「あ! は! なん!・・なんか! あたし・・変だ! 変だよ・・  
 お! おい!・・もっと! 突っ込め! もっと・・はげしく!  
 突っ込み・・まくれ!・・ もっと・・」  
 
弟分の腰が、まるで別の生き物のように姉御を打刻する  
「ふ! ふぅ! あね!・・い! いい?!・・いいっ!・・すか?!」  
「あ! あ! いい! いいよ! あ! あ! あ! あ!」  
姉御のすっかりいい色に染まった肌が波打ち、  
乳首をぴんと立てた乳房が乱れ飛ぶ  
強気な姉御は今や、すっかり身体の内側を擦り上げられることに  
女を露呈し、そして極みへと達しようとしていた  
 
「ああ! ひあ! あはあ!! いああああ!!!・・・  
 あ!ひああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!・・・」  
 
長大な美脚がぴくぴくと反り、金の瞳が随喜の光を吹き散らした  
 
彼女の膣が愛おしく、中で導いてくれた熱棒を搾る  
「ぬほ! あね!・・ごぉ!・・」  
弟分は引きずり込まれるかのように根元までぎっちりと押し込み、  
姉御の子宮めがけて迸らせた  
「う・・ふぅ・・」  
弟分が腹の中で精を爆発させるのを、姉御は目を細めて  
感じ取っていた  
 
「は・・ふぅ すっきり・・したか?」  
「へ〜・・・ 姉御・・ 今回も、中で抜かせて頂きました  
 ご馳走さんです」  
弟分は姉御の中からずるりと引き抜いた  
どろどろと濃い精汁が逆流して草色のアンダーヘアを白く染めた  
 
「キス・・しようか」  
姉御の緩んだ唇を、弟分の口が捕らえた  
「むふ・・んん〜・・・」  
ひしりと抱き合う脚の長さの極端に違う男女は、深々と食いつきあい  
互いの唾液で喉を潤した  
 
 
 
ぱちぱち・・  
毛布を肩にかけて焚き火にあたる二人  
 
「・・・姉御・・ 俺ら、一体どうなるんすかね」  
舎弟分がぼそりと呟く  
姉貴分はきっとした視線を向ける  
「おまえに一言言っとくぞ  
 言っても仕方がない、考えるだけ無駄なことは極力、言うな、考えるな  
 わかったか?」  
「はい・・・」  
先ほどの奮戦の汗を流すために、頭まで池に浸かって  
今は乾かしてる最中であった  
 
「そんなつまらないことを考えるとは・・ あたしの体に飽きてきたかい?」  
草色の短い髪から水をしたたらせる姉御  
初めてここに落ちたときのように濡れた髪が日の光を反射して輝いている  
 
「な! とんでもねえです 姉御は、俺にとって・・・えと、 女神みたいな  
 存在っす  
 その点についちゃあ、今でも、夢見てるようです」  
「そうかい」  
以前より少し優しくなったような気がする金色の瞳が悪戯っぽい光を放つ  
すぅ・・と肩にかけた毛布を外す  
「あ・・姉御・・」  
健康的な裸身が日の光の下で眩しいほど輝いていた  
「やろうぜ、セックス  ほら、きなよ」  
「姉御・・・」  
「今日は余暇の日だろ? どうして欲しい? リクエストに応えてやるぜ」  
ごくりと息を飲む弟分  
「えと・・それじゃ、姉御、 四つんばいになってケツ向けてくれますかい?」  
ふふんと鼻を鳴らす姉貴分  
身をくねらせながら、引き締まったデカ尻を弟分に向けた  
「ほら、やったぞ変態」  
 
弟分は背後から姉御に襲い掛かった  
「く!・・」  
尻に被りつかれ、べろべろと舐めまわされる、  
更に舌先が尻の穴の周りまでも舐めまわした  
「う・・ なんてとこ・・舐めてんだ・・変態」  
 
舎弟分は顔を離し、姉貴分の背中に乗り掛かった  
「姉御・・ つっこみます」  
「あ!・・・」  
言うやいなや、姉御は貫かれた  
 
犬か馬のような姿勢でまぐわう二人  
「はあ・・姉御・・ 姉御のケツ・・ 俺にください」  
背中に乗り掛かった弟分が耳元で囁いた  
「なに?」  
 
突然、舎弟分はずるりと膣から抜くと、その上の放射状の皺の  
真中に姉御の愛液塗れたやつを宛がった  
「あ! おい! まさか・・」  
驚いて腰を引こうとする姉貴分、がしかし男の腰のほうが早かった  
「あ!ぎゃ!!」  
ケツの穴に生温かい堅い異物に入り込まれ、金色の瞳が  
かっ!と見開かれる  
姉御のひり出す穴は、あっというまに弟分の怒張でむりむりと栓を  
された  
「く! 誰が! そっちを許すと!・・」  
「はあ〜 姉御・・だって、リクエストに応えてくれると・・  
 くぅ〜・・ すごい・・姉御のケツの中・・ 熱くて・・きついっすよ」  
弟分は姉御の乳を背後から鷲掴みにして揉みしだきながら、  
ケツを掘った  
 
ぱん! ぱん! ぱん! ぱん!  
弟分の腰に叩かれ、姉御の弾力性のある尻たぶが派手に揺れる  
「う!・・ うぅ!・・ ぐぅ!  
 この! あたしを!・・ おもちゃに! しやがっ!・・て!」  
「ふぅ! ふぅ! あねご・・ あねごのケツ・・ すげえ締め付け  
 俺のチンポ・・ 食い・・ちぎられそお・・」  
弟分はひねりを加えて姉御の締まりと柔らかさの調和したケツを掻き回し、  
その括約筋と腸内温度を存分に味わう  
快楽に歪む舎弟分の涎が、姉貴分の草色の髪にぽたぽた垂れ落ちた  
 
「出る! 出るっす! あね! あねごぉ!」  
「あぅ! く! うぅ・・ おぼえて! ろぉ!・・」  
姉御は弟分から白濁浣腸をたっぷりと施された  
 
 
「あねご〜〜・・ すんません・・ ごめんなさい」  
ケツに突っ込んだ罰として、池に浸けられたまま、上がることを  
禁じられた舎弟分がひたすら詫びを入れていた  
「だめだ! いくらなんでもやり過ぎだ! 当分そこで頭を冷やせ!」  
池のほとりで仁王立ちした姉貴分の金眼が睨む  
裸のまま腕を組み、しかし下半身はへっぴり腰気味、  
いくらか突き出たままのケツの穴から垂れた白い筋が太ももを走っていた  
 
「姉御〜〜 勘弁してくださいよ 何でもしますから」  
姉御が鼻をならす  
「ふぅん、何でもするか それなら・・」  
自ら舎弟の所為でだいぶこなれたビラビラを捲ってみせる  
「この前にやった時の感覚、もう一度味あわせてくれるか?  
 もしダメならまた、一時間池の中で過ごしてもらうからな」  
金眼がにやりと淫靡に微笑んだ  
 
*******************************  
 
「むっ!これは・・ おい!起きろ!」  
「ん〜〜・・どうしたんすか?・・ え? わわ! どうなってんだこりゃ!!」  
池の水が溢れて周り中、水浸しになっていた  
しかも、どんどん水かさが増していく  
「ひぃ〜〜!! あ!姉御!! どうしましょう!!」  
「落ち着け、馬鹿 これはここを脱出するチャンスだ  
 このまま水かさが増し続ければ、あたしらを地上に運んでくれる」  
「おまえ、確か立ったまま泳げたよな?  
 あたしを掴んでこのまま溺れないよう上に行くんだ」  
弟分は姉御を脇に掴まえた、水かさはぐんぐん増し、二人を洞窟の上へ  
運んでいった  
 
「やった!地上だ!」  
遂に地上まで運ばれた二人は、水から這い上がった  
「ふぅ・・・ あっけなく脱出できましたね」  
「しかし、雨は降ってないな  
 池の中の洞窟から続く川か湖が増水してたに違いない  
 とにかく、脱出できた!」  
「はぁ〜 姉御との蜜月もこれで終わりか・・・」  
「何か、言ってるか?」  
「いえ・・ 何でもねえっす」  
 
ギルドに戻ると、幽霊を見るような眼で見られた  
婚約までしていた男の隣には、見知らぬ女が座っていた  
「よ、よお、おまえ・・無事だったのかよ・・・」  
「ひさしぶりだな、生きてて残念だったか?  
 おい女、この男は気をつけろよ  
 恋人が見当たらなくなると、速攻でトンズラこくのが  
 得意技だからな」  
はらはらしながら見ていた舎弟分のほうを振り向く  
「おい、いくぞ」  
「え? は、はい、あの・・ いいんすか?」  
 
ギルドをあとにする二人  
「港町へ行ってみよう、海へ乗り出そう」  
「はあ・・ しかし、姉御、泳ぎはあまり得意じゃ・・」  
「おまえがサポートしてくれりゃいい、 それじゃ不満か?」  
弟分は、ぴっ!と背筋を伸ばした  
「とんでもねえっす! どこまでもお供しまっす!」  
                              (終わり)  
 

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