「ぐぁぁぁぁぁあああっぁあっ」  
悲鳴を聞いて私がテントから飛び出た時  
私は目の前に広がっていた光景が信じられなかった。  
巨大なトカゲのような化け物が火の見張りをしていたゲンツの首筋に噛みついていたのだ。  
ゲンツは首から血を吹き出し、体を痙攣させている。  
「貴様〜〜〜!」  
横にいたシリテスそれを見て長剣を抜き、化け物に切りかかった。  
化け物は切りかかったシリテスに一瞥もくれず、その巨大な鉤爪のついた手を  
横になぎ払った。  
 
ブシュゥゥゥ  
 
シリテスの胴付近で体が上下に分裂し、地面に転がっていく。  
シリテスの下半身が地面に力なく崩れ落ち、断面からは大量の赤い血と内臓を吐き出していた。  
「いっ!いやあぁぁぁぁぁ」  
その悲鳴が聞こえたかと思うと、反対側にいたセスナ(♀)が森の中に走り去っていくのが見えた  
「セスナ!だめえ」  
慌てて私も追いかけようとした。  
「アイミス!隙を見せるな!」  
私の隣にいたテレス(♂)が呼び止める。テレスは剣を手に化け物をにらみつけていた。  
私達パーティのリーダーでもあるテレスは、苦虫を噛み潰したような顔で周囲に視線を動かし  
「数はわからないが、他にもいる・・」  
私も慌てて辺りを見回すと、セスナが逃げた方角に向けて、動く影が見えた。  
(セスナ・・・・無事で逃げて・・)  
 
後輩の安否が気になるが、今の状況はそんな事を言っている場合でもなかった。  
「ミアは?」  
私も剣を抜き、化け物をにらみつけながら、テレスに聞く  
「わからない。セスナのテントにいたはずだが・・・」  
セスナと共に寝ていたはずの仲間は、この騒ぎの中でも姿を見せなかった。  
 
グルゥゥゥ  
 
ゲンツが動かなくなったのを見届け、ポイッとその死体を投げ捨てると  
化け物はゆっくりと私達に正対した。  
身の丈は2Mはあるか、その両手には鉤爪が生えそろい、血を滴らせている。  
いままで何度か化け物を見たことがあるが、そのどれにも似ていなかった。  
「逃げるぞ・・・」  
テレスはじりじりと後ろに下がりだした。  
「でも・・・ミアやセスナが」  
化け物はゆっくりと私達に近づいてくる。  
「なに言ってるんだ。このままじゃ俺達のほうが先に死じまうだろう!」  
テレスがさらにもう一歩後退した瞬間  
 
ヒュッ  
 
そんな風切音と共に、テレスは強烈な横からの攻撃を受けて弾けとんだ。  
「グフゥッ!」  
側にあった木にぶつかり、テレスはそのまま動かなくなった  
「ひぃぃっ!テ・・テレス!」  
私は慌ててテレスに駆け寄り、抱き上げた。  
テレスが着ていた鎧の胴部分が強い衝撃が原因でへこんでいる。  
「うっ・・・うぅぐぅ」  
(よかった生きてる)  
 
ホッとしたのも束の間、さっき聞こえた風切音が聞こえたかと思うと  
私の首にロープのようなものが巻きついた。  
「ぐうう・・・」  
私はそれを外そうとロープのような物を掴むが、表面がぬるぬると滑り  
首に絡みついたそれは外せそうもなかった。  
「なに・・よ・これ」  
化け物の方を見ると、化け物の背中付近に何本かの触手がうねうねとうねり  
その中の一本が私の首に絡み付いている。  
「あぅっ」  
絡みついた触手に引っ張られ、私はズルズルと化け物の前まで引きずられてしまった。  
下から見上げた化け物の大きさに驚き、そしてその体臭に顔を背ける。  
(うっ・・・すごい匂い・・・・)  
ヒュルッ  
なんとか首の触手を外そうとしていた両手に、うねうねとうごめいていた触手が巻きついた。  
そして強烈な力で横に開かれ、そしてゆっくりと上に引っ張られていく。  
「痛い・・・」  
バンザイの格好で吊り上げられ、化け物の顔の前まで持ち上げられる。  
「いやあぁぁぁ!痛いっいたいいぃ!」  
化け物の背中ごしに悲鳴が響いた。  
(いまのはミアの声・・・)  
背中越しに覗いてみると、セスナ達が寝ていたテントが  
支柱が壊されたのか倒れ、なにか大きなものがテントの残骸の中で動いているのが見えた  
布の下の大きな何かが動く度に、ミアの悲鳴が響きわたる。  
(なに・・?もしかして・・・)  
ミアが受けている行為に思い当たり、私は青ざめた。  
 
化け物を見ると荒い息をついて、私の下半身をじっと見ていた。  
「いっ・・・いやぁぁぁぁ!助けて!」  
これから何をされるのか悟った私は、必死になって両手首に巻きついた触手を振り払おうと  
自由な足を化け物に叩きつける。  
しかし化け物の体は硬い表皮に覆われており、吊り上げられて力が入らない蹴りは  
なんの意味もなかさなかった。  
暴れている私の頭を掴むと、化け物は私の唇にその長い舌を突き入れた。  
「うっ・・・・うぐぅぶぅ」  
化け物の舌が私の舌に絡みつき、ネチャネチャと卑猥な音を奏でる。  
(く・・・くさぃぃい)  
人外の匂いのきつさに、私の意識はぼーっとしてしまった。  
化け物のなすがままに口内をむさぼられ、たまる唾液を必死で飲み下す  
化け物が顔を離したときには、私の顔は唾液と鼻水でべちょべちょになっていた。  
 
グルルルル  
 
そう化け物がうめき声を上げると、私はゆっくりと地面にむかって下ろされた  
「あ・・・・ひぃぃぃ」  
そして地面に腰がついた私の目に飛び込んできたものは  
化け物の隆々とそびえたった生殖器だった。凶悪的な程そそりたった生殖器は  
これから起こる事への期待感か、びくびくと震えている。  
「ひぃぃ!テレス・・・助けて・・テレス」  
思い人だったテレスの顔が浮かび、必死に助けを呼んだ。  
しかしテレスはさっきの攻撃のダメージの深さか、立ち上がることすらできず、うめき声をあげている。  
 
化け物は泣き叫ぶ私の頭を掴むと、その生殖器に押し付けた。  
「いっ・・いやあぁ!」  
頬に熱く硬いものがこすり付けられ、顔についた唾液と交じり合い、いやらしい音を立てる。  
化け物は頬の感触が気に入ったのか、グルグルと喉を鳴らし、目を細めていた。  
そして生殖器に手を添えると、私の唇に押し付けだした。  
(いやっ!こんなのイヤアァ!)  
必死に口を閉じ、抵抗する私に業を煮やしたのか、背中から生えた触手の一本を  
振り子のように私の腹部に振り下ろした。  
「グハッ・・・ゴホッゴホッ」  
強烈な一撃に私は思わず、肺の中の空気を搾り出すハメになった。  
化け物は咳き込む私の口に一気に奥まで生殖器を押し込んだ。  
「うぐっぅ・・うぶうぅ」  
喉の奥を生殖器で小突かれ、思わず胃の中の物がこみ上げてきた。  
しかしそんな事はお構いなしに、ゆっくりと抜き差しを始める。  
 
ズルッズルッ  
 
私は目をギュッと閉じ、口内にいっぱいに膨れ上がった生殖器を押し出そうと  
舌を暴れさせる。しかしかえってその行為が化け物を喜ばせる結果となった。  
「うぐぅっ!んっんんっ!ふぐぅぅうっっ!」  
喉の奥まで突き入れられるたびに、私の背筋にぞくぞくと悪寒が走る。  
徐々に息苦しくなり、体の力が抜けていくのを感じた。  
「うぶうぅっ・・うぐっ・・うんんっ!」  
化け物の生殖器がビクビクと震え始め、そして喉奥で弾けた。  
 
「うぶぅぅぅっ!」  
喉の奥に大量の粘液をぶちまけられた私は、なんとかそれを吐き出そうとする。  
だが化け物は口の中に突きいれたまま、頭を両手でしっかりと固定し  
私の口内にドクドクと吐き出していく。  
(ダメっ!抜いてくれない・・いやあぁ)  
人間の本能からか、口内にたまっていく精液を飲み干そうと喉を鳴らす。  
ドロッとした精液は飲みづらく、時折吐き出そうとするものの  
口をふさがれているため、それもかなわなかった。  
なんとか全て飲み込んだのを確認すると化け物はゆっくりと生殖器を抜いた  
「ぐふぅっ・・ゲホッゲホッ」  
ようやく生殖器が引き抜かれ、私は新鮮な空気を求めて必死で呼吸する。  
「あぅっ」  
息も絶え絶えだった私は、ふたたびバンザイの状態で吊り上げられていく。  
そして化け物は背後から私を抱きしめ、私の股間に生殖器を当てた  
(いやっ・・・こんな化け物に・・)  
化け物はそそり立った生殖器を私の股間に擦りつけ始めた。  
生殖器は私の唾液と精液でぬるぬると滑り、下半身に怪しげな感触をもたらしていく。  
 
ぬるっにゅるっ  
 
執拗に化け物は生殖器を擦りつける。生殖器の傘が秘唇をこするたびに  
閉じあわされた貝が割り開かれ、強い刺激を与えてきた。  
(なにっ・・・腰がへん・・・)  
激しく秘唇が刺激され、私の息は徐々に荒くなっていった。  
 
そんな私の反応に気をよくしたのか背後から手が伸び、私の胸をもみしだきはじめた。  
「あっ・・あうっ・・んんっ」  
化け物の手の中で胸がぐにぐにと変形していく。乳首は刺激によって硬くとがっていた。  
化け物は器用にそのとがった乳首を掴むとぐりぐりとつねりあげてくる。  
耳元では化け物の荒い息が私の恐怖を駆り立て、  
その長い舌で引っ張られて変形した乳首にチロチロと舐めまわす。  
「ひぃうっぅ!やめてぇ・・」  
全身の力が抜けると同時に、下半身に熱が体積していくのがわかる。  
意識が朦朧とするほど、激しく振り立てられ、股間ではクチャクチャと水音が響いていく。  
化け物は脱力してしまった私の両太腿を背後から抱え上げ持ち上げた。  
「あ・・・・あぁぁ・・・」  
そしてゆっくりとそそり立った生殖器が私の秘唇にめり込んでいく。  
誰も受け入れた事のない膣道を強制的に割り広げられ、意識が遠のいていくのを感じた。  
しかし途中ズンっという鋭い痛みが襲い、強制的に覚醒された。  
「いっいたいぃぃぃぃっ!」  
化け物によってついに処女を破られた。  
いつかテレスにそう思っていたが、それは叶わなかった。  
悔しさのあまり、また大粒の涙があふれでる。  
一番奥まで突き入れると、化け物は腰をぐいぐいと回し、子宮口を小突いた  
そしてゆっくりと抜き出していく。  
「ひぃぐぅぅぅぅっ!」  
大きく張り出た傘に秘唇の肉壁がかき出され、同時に破瓜の血がぽとぽとと地面に垂れた。  
ぎりぎりまで引き抜くと、ズィッと今度は一気に最奥まで押し込む。  
「ぐぁぁぁぁあぁぁぁ!」  
顎を仰け反らせ、唇を食い閉め強烈な痛みに耐える。  
しっかりと腰を抱きかかえると、化け物は腰を使い始めた。  
鈍い痛みが次々に下半身を襲い、私ははらはらと涙をこぼす。  
 
「あうっ、ううぅ・・・うううくっ」  
突き上げに合わせて、体を揺らしていた私はふと目の前に視線がひっかった。  
そこには木によりかかり、口の端から血を流したテレスが私を見ていた。  
(い・・・いやあああぁぁ・・・・)  
「見ないでぇ・・・お願い・おねが・・いょ・・ぅ」」  
痛みによって忘れていた羞恥心がよみがえり、力なく首を振って懇願する。  
その様子を見てテレスはきつく唇をかみ締めて、うつむき肩を震わせた。  
「あぁっ・・あうっ・うぅっ」  
次第に化け物の動きが激しくなっていく。そのあまりの激しさに無意識に側にあった触手を握ってしまった。  
 
グルルゥ  
 
それがきっかけになったのか、化け物はうめき声と共に生殖器を奥まで刺し込み、  
胎内に大量の粘液を注ぎ込んだ。  
「う・・・・ウァアァアァァァァ・・」  
初めて胎内を焼かれる感触に私は絶叫した。生殖器はドクッドクッと何度も痙攣し  
その度に子宮口に熱い粘液をぶちあててくる。  
「あぁ・・・テレス・・・」  
胎内に熱い化け物の精液があふれかえる感触に身震いし、がっくりと力を失った。  
時折ビクビクと体を震わせ、貫かれたままの化け物の生殖器を締め付ける。  
そして全て注ぎ込んだのか、ゆっくりと生殖器が引き抜かれた。  
ドロドロと秘唇から注ぎ込まれた液体があふれ出していく。  
「アイミス・・・」  
木に寄り添ったまま動く事もままならないテレスは、涙を流し自らの非力を悔やんだ  
 
グルグルゥ  
 
化け物はぐったりとしたアイミスを小脇に抱えると、ゆっくりとテレスに近づいていく。  
徐々に近づいてくるテレスを見て、私は慌てて顔を上げ、化け物を見た  
化け物は視線をテレスに合わせていた。  
「テレス!逃げてー!駄目ッ!やめてーーーーっ!」  
化け物はゆっくりと片足をあげ、テレスにたたきつけた。  
「いやあああぁぁぁぁぁぁ!」  
その光景を目にした私は絶叫しそのまま意識を失った。  
失神した私を抱えた化け物は、意識を失ったミアを抱えた仲間と頷きあい  
深い闇の中に消えていった。  
 
つづく  
 
 

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