「ある冒険者の夜4」  
 
「ひっく・・・ひっく」  
セスナはしゃがみこんだままずっと泣いていた。  
私とアイミスはセスナの頭をやさしく抱いてあげる事しか出来なかった。  
そんな重い空気の中、遠くから足音が聞こえてきた。  
やってきたのは私達を襲ったあの化け物だった。  
「ひっ」  
セスナは小さく悲鳴を上げた。  
化け物は蔦の牢を開いて、ゆっくり部屋に入ってきた。  
そして部屋の中心部あたりにいた私達に近づいてくる。  
「あ・・・あぁ・・・」  
私達は恐怖で一歩も動くことはできなかった。  
化け物はまずセスナの両足を掴むと、引っ張りあげて鼻面を押し付ける。  
「いやぁあぁぁあ!はなしてえぇえ!」  
暴れるセスナを無視して、その長い舌を秘唇に刺し込み、丁寧に舐め始めた。  
「うぅっ・・うぐぅ・・」  
顔を真っ赤にしてセスナは耐えている。  
そしてしばらくいじると、顔を離して両足を降ろしセスナから離れた。  
「あぅ・・?」  
セスナは何が起こったのかわからず間の抜けた表情を浮かべた  
また犯されれてしまうの?。そう思っていたが何もしてこなかったことで、  
化け物が何をしてくるのかますますわからなくなっていた。  
化け物は続けてアイミスに近寄り、セスナと同じように股間に顔を近づけ  
秘唇の中を舌でかき回していく。  
熱い舌で胎内をかきまわされる感触に、アイミスは必死で歯を食いしばり耐えた。  
しばらくいじり続けると、セスナと同じように両足を下ろして、離れていった。  
 
次は自分だ。そう確信した私は壁際まで後退し、身構えたが  
化け物は気にする事もなく近づき、両足を捕まえて引き上げた。  
「あうぅう。いたいい」  
足を強く捕まれ、鈍い痛みが走る。  
化け物はアイミスやセスナにしたのと同じように舌を差し入れ、胎内を丁寧にかきましてきた。  
「うぅぅううっ!んんぅ!」  
私は顔を真っ赤にして、その屈辱に耐える。  
化け物の舌は秘唇の奥にまで舌を押し込み、子宮口まで嘗め回してくる。  
(あ・・いやぁ・)  
さっき犯された時は暗闇の中で、化け物の姿は見えず  
突然で何がおこったのかわからなかったが、今度は違う。  
私の目の前には化け物が存在し、そして私を辱めようとしているのだ。  
私は恐怖で身を縮めて、他の2人のようにこの屈辱が終わってくれるのを待った  
しばらくいじっていた化け物は顔をあげると、  
 
グルウウァルウ  
 
とうなり声をあげた。セスナやアイミスの時とは反応が違う。  
その声を聞いて、膝をかかえていた女は慌てて、  
「あんたら2人!はやくこっちへ!」  
と小声でサレラさんがアイミス達に呼びかけた。2人は顔を見合わせて、サレラさんの側に近寄った。  
「助けてぇ・・」  
私は化け物に足を開かれた状態で、手を2人に向かって差しのばす。  
アイミスはそれをみて、近寄ろうとしたが、サレラに背後から抱きしめられ壁際まで引きづられた。  
「だいじょうぶ。死にはしないから。近寄ったら巻き込まれるよ」  
 
ペタッ(ヌチャ)ペタッ(ヌチャ)  
 
通路の奥から粘った足跡が聞こえた。  
やってきたのは今までの化け物とは違ったタイプだった。  
見た目はトカゲなのは変わらないが、でっぷりと太り、その股間には  
野太い生殖器がそそりたっている。  
口からは幅広の舌がでれ〜んと垂れ下がっていた。  
そして、私を捕まえていた種類と入れ替わるとあぐらをかいて私の腰を持ち上げる  
仰向けで腰を持ち上げられた私は、股間をアイミス達にみせつけるような体位にされた。  
そしてゆっくりと股間に幅広の舌をかぶせていった。  
 
ズルッズルルッ!  
 
「ひぃぃぃっ!」  
股間に生暖かい舌を這わされてミアは背筋にぞくぞくとした感覚が走るのがわかった。  
舌はぬるぬると秘唇の入り口を這い回り、ミアの股間を刺激していく。  
私は処女ではなかった。過去に幾度か男性と付き合い、愛を語り合った事もある。  
しかし化け物の舌は、今まで会った男達とは違う刺激を送り込んできた。  
「アァアッ!舐めないで・・・アァァっ!」  
私は嘗め回していた舌が包皮に包まれたクリトリスを強く擦ったのと同時に悲鳴をあげた。  
化け物は舌を突き入れると、敏感な部分をさぐりあて、くぃっ、くぃっ、と舌先で押さえた。  
「んっ!んんっ・・・んんっ」  
むず痒いような刺激が頭に響き、私はいやらしい声が洩れてしまった。  
執拗にGスポットを刺激され、私は限界を迎えた。  
「んぅっ!うぅっ・・・はあぁぁぁぁあ」  
腰を化け物に突き出すような姿勢で、背を仰け反らせ私は達してしまった。  
「うまく卵が吸着しなかったんだ」  
サレラさんはあとでそう教えてくれた。  
化け物の卵が吸着しなかったときは、より吸着率が高い種類の化け物が卵を植えつけるらしい。  
 
化け物は痙攣している私の秘唇から舌を離すと、私を引き起こして触手を使って持ち上げていく。  
そして座ったままでそそり立つ生殖器の上に私の腰を落とした。  
 
ズルルルルッ!  
 
静寂が包む部屋にそんな水音が聞こえた気がした。  
私は胎内を灼熱の槍で貫かれた。私はそう思った。  
一気に最奥まで貫かれ、子宮口がズンっと押し上げられる。  
人間の生殖器よりもずっと熱く、そして今まで経験した男性よりも力強く脈動している。  
(あ・・・・あついぃ・・・くぅうぅぅ)  
ギュッと両手を握り締めると目の前の化け物の胸板に押し付けた。  
顎を引き、唇とかみ締めて胎内に湧き上がる快楽を抑えようとする。  
「うんっ!ひぃぃぃ!」  
ゆっくりと体が持ち上げられ、生殖器の傘の部分がまとわりついた肉壁をひっかいていく  
 
ズルルッ  
 
引き抜かれる直前で、今度はゆっくりと奥まで押し入れる。  
強烈な圧迫感で私の全身はぶるぶると震えた。  
幾度か上下運動を繰り返していた化け物は私の腰を抱くと  
私を回すように動かした。  
「あぁぁっ!あぅう」  
化け物は腰を執拗に円運動を行っていく。腰が回る度に私は首を仰け反らして  
「ひぃっ」「ひぃっ」と小さく悲鳴を上げた。  
一度達してしまった体は、化け物の生殖器にきつく絡みつき、奥へ奥へと誘うように蠕動した。  
(すごいぃ・・・奥で・・・あひぃいいっ!)  
体奥をこねまわされて、徐々に私の声の質が変化していく。  
顔は愉悦に歪み、口はだらしなく開け放たれ、嬌声をあげる。  
 
「んっ!ひぃっ・・・あぁっあ!」  
(だめぇ!2人が見てるのに・・いぃひぃ!)  
「ひぃぃっ!」  
急にズンッと奥まで突き上げられ、私は軽く達してしまった。  
ビュッと下半身で愛液が溢れる音がする。その音を聞いて私は羞恥で体を熱くし  
化け物に寄りかかって、激しくなった突き上げに耐えようとした。  
子宮を突き上げられるたびにじんじんと甘い痺れが全身を襲い、目の前で幾度も光が弾けていく。  
(こんなの耐えられない・・・ひぃいいぃぃ)  
 
グッチュ グチュ グッチュ   
 
リズムよく下から突き上げられ、私は無意識に腰を前後に動かしより深い快感を味わおうとする。  
(すごい・・・こんなの・・・す・・・)  
どんどん体は燃え上がり、理性がかすんでいくのがわかった。  
「んぶぅう」  
化け物は半開きになった私の口に舌を差し込んで口内を舐め回していく。  
人外の匂いに私は意識にモヤがかかり、夢中で化け物の舌を舐め返した。  
アイミス達はミアのあまりの変わりように、呆然とし、魅入られたかのように見つめる。  
徐々に突き上げの速度は速くなり、化け物の射精が近づいてくるのがわかる。  
化け物の最後に合わせるように、私も高ぶり、肉壁はものほしそうに生殖器を食い締めた。  
そしてついに化け物の生殖器が中にたまっていた物を一気に吐き出していく。  
 
ビュルビュルビュルルルルッ!  
 
生殖器はぴったりと子宮口にはまりこみ、大量の熱い粘液を注ぎ込んできた。  
 
「あぁぁぁぁぁ!」  
化け物は私をきつく抱きしめ、腰をビクビクと痙攣させてくる。  
胎内に注ぎ込まれていく感覚に、はしたなく口を開けて、体をヒクヒクと痙攣させた。  
「終わったの・・・」  
セスナは喉がからからになっているのに気づいて、ゴクッと喉を鳴らす。  
「つらいのはこれからだよ・・・」  
サレラはそうつぶやく。これから何が起こるのか  
セスナと先輩は顔を見合わせた。  
私の秘唇に深々と埋まっていた生殖器がズルッと引き抜かれた。白い粘液がその胴体にまとわりつき  
きつい匂いを放っていた。妙な事に最初に見た時より細くなっているようだ。  
そして引き抜いた生殖器をそのまま私のアヌスにあてがった。  
「ふぇ・・・あぁ!そこは!う!ぐぅああぁぁぁ!」  
ゆっくりと細くなった生殖器をアヌスに押し込んでいく。じわじわとアヌスが押し広げられ  
口から内臓が飛び出てしまいそうな圧迫感を受ける。  
傘の部分を抜けるとあとはズルッという音と共に奥まで押し込まれた。  
「あ・・・・あぁ・・・」  
全身に玉のように汗が吹き出していく。生殖器は焼けるように熱くドクッドクッと  
力強い脈動を行っていた。  
 
ドビュッドビュルルッ!  
 
突然生殖器からなんの前触れもなく、大量の粘液が吐き出される。  
「あっ・・・あづぃいいいいっ!」  
体内を襲った衝撃にミアさんは白目をむいて、全身を痙攣させた。  
「あいつらは体内に残った卵と粘液を吐き出すんだ。しばらくは続くことになる」  
セラスさんは、ミアさんに起こっていることを説明してくれた。  
ミアさんは化け物に組みしかれ、2度3度と吐き出される粘液に身悶えする。  
「いやあぁぁぁ!もう出さないでぇ!いやあぁぁぁぁぁぁ!」  
化け物は腰をしっかりと固定し、奥に注ぎ込んでいく。  
「はいらないぃぃ・・もう入らない・・・・ひぃぃぃ」  
2人は泣き叫ぶミアを前に何も出来ず、ただペタンと腰を抜かし見ていることしかできなかった。  
 
つづく  

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