「ある冒険者の夜」
「ひぃ・・・」
月明かりで照らされた森の中を女は必死で走っていた
顔は恐怖でひきつり、木々などにぶつかって
出血した肌をいたわる事もなく、ただ必死に走っていた
「あっ・・・はぁはぁ」
木の股に足を取られ、倒れこんだ女は肩肘をつき、走ってきた方向へとめを向ける
(なんでこんな事に)
「はぁはぁ・・・ふぅぅ」
後ろから何も来ない事を確認した女は、近くの木に身をよせ
混乱した心を落ち着けようと深く息をついた。
(武器も道具も持ってこれなかった・・みんなは無事かな・・・)
置いてきてしまった仲間を思い出し、
そしてついさっき起こった出来事を思い出し、肩を抱いて身震いした
冒険者である私、セスナは仲間達5人と共に首都に向かおうと移動中だった。
年は18。町の剣術学校をでたばかりのセスナは自分の先輩であった
アイミス(♀)に誘われて冒険者の門を叩いたのだ
まだ冒険者として未熟なセスナの為に、仲間達が一度首都を見せてくれる
そしてセスナが拠点にしている町から首都まではそれほど危険な行程でもなかった
戦士としての腕はまだ未熟だが、周りの仲間達にフォローされてここまで順調に進んできた
だが野営中に突然化け物に襲われたのだ。
「ぐあぁぁぁぁ・・・・」
見張りをしていた老練な戦士ゲンツ(♂)の悲鳴で飛び起きた私は
テントを出て驚愕した。
ゲンツは身の丈2Mくらいの化け物にクビをかまれヒクヒクと痙攣していた。
そしてそれを助けようと切りかかった剣士シリテス(♂)は鉤爪で
胴をなぎ払われ、横にまっぷたつになった。
残った胴体から血があふれる様子を見て、私は逃げ出した。
頭の中が恐怖で埋め尽くされ、ただこの場から逃げ出そう
それ以外の事は思いつかなかった
ガサッ
ようやく落ち着いたセスナの耳に、突然木々のこすれる音が聞こえた
(なに・・・まさか・・)
そっと木の陰からその方向をのぞいてみるが何もいなかった
(気のせいかな?・・・移動した方がいいかも)
そう思い立ち上がった瞬間
ビュルビュルビュル
そんな音と共に蔦のようなもので両腕が拘束された
「ひっ!いやぁぁぁぁぁ」
慌ててその蔦のような物をはがそうと、手で掴もうとするが
腕に綺麗に巻きついていてはがせなかった
その表面はぬるぬると何かの液体でぬめっており、セスナは嫌悪感に顔をしかめた
ハァーハァー ハァーハァー
そんな吐息が聞こえたような気がしてセスナは蔦の出所でもある空を見上げる
「ひぃぃぃぃ」
そこにはテントを襲った化け物がいた
木の枝をその両足で器用に掴み、セスナを見下ろしている
その背中付近からのびているのがセスナの両手にまきついている蔦の正体だった
「いやぁぁぁ!はなしてぇ!」
今まで以上に必死に触手を剥がそうとするが、完全にまきついてしまった触手はびくともしない
ビュルビュルビュル
さらに2本の触手がセスナの両足首に絡みついた
「あぁっ!いやあっ!」
どんどん絶望的になる状況にセスナの顔色が青ざめていく
(殺されちゃう・・助けて・・・・お母さん・・)
涙を浮かべて足の触手を剥がそうとするが、両手が触手で拘束されているため
しゃがむ事すらできなかった
フッ
突然地面の感覚が消え、体が宙に吊り上げられていく
セスナは大の字の状態で木の上にいた化け物の前まで吊り上げられてしまった
化け物は目の前まで吊り上げられたセスナの顔を覗き込む
「ひぃぃ」
化け物はトカゲに似ていた。目は金色に光り、ぎょろぎょろとセスナをみつめる
その大きく開いた口には牙が生えそろい。細長い舌をのばして
荒い息を吐きかけた。
(ひぃぃ。すごいにおい。このまま殺されちゃうの・・わたし)
人間とは明らかに違う匂いに、ますます恐怖をつのらせた
「あ・・・あぁ・・・た・・たすけ・・て」
言葉が通じるかはわからないが、語りかけてみた。
しかし化け物は相変わらずぎょろぎょろとセスナを見ているだけだった。
言葉が通じているのかさえ、その反応からは判断できそうもなかった
と、化け物は突然セスナが着ていた服を触りだした
そして首筋のあたりに鉤爪をあて、ゆっくりと服を上から下に切り裂いていった
「ひぃぃぃい」
服は抵抗も見せず真っ二つに裁断され、その下からは成長途上の裸体が現れた
胸はアイミスに「少し分けてよ」そうからかわれるくらいあった
鍛えている為、たれることなくその存在を主張している
あっという間に着ていた服が切り刻まれ、一糸まとわぬ姿にされてしまった。
(だめだ・・もう食べられてしまうんだ・・)
化け物が洋服を剥ぎ取ってきたのを見て、自分は食べられるんだとそう悟った
セスナは覚悟を決めて目をつむった。
(お母さん、ごめんなさい。あれだけ反対してた冒険者になって・・・
お父さん、ちゃんと謝っておけばよかった。・・・)
セスナの頭の中には、今までの人生が走馬灯のようにかけめぐっていた。
ピチャッ
(きた・・・)
自分の首筋に化け物の舌のようなものが押し付けられたのを感じた
舌はゆっくりとセスナのうなじを嘗め回してくる
セスナは必死に目を閉じて、最後の瞬間が来るのをまった
しかし化け物はうなじから腕、脇。太ももと、順に舌を這わせていく
(なにしてるのよ!やるならもうやっちゃってよ!)
半ばやけくその気分でセスナはその舌の感触に耐えた
ピチャっ
「ひっ!ひぃぃっ!」
化け物はそのままセスナの股間に舌を這わせ、激しく舐めしゃぶってきた
セスナの秘唇に舌を這わせ、その味を確かめるかのように丁寧に舐めとっていく
(なに!なにしてるの!)
状況がつかめず、セスナは化け物の与える感触に翻弄される
セスナ自身は男性とは経験がなかったが、自分で慰めた事はあった
しかし、知識はほとんどなかったため周りが言う「気持ちいい」という感じは
受けたことがなかった
「いやあぁ、やめって・・あぁぁ」
化け物の唾液でべとべとになってしまった、セスナの股間に
化け物はその鼻面をおしつけ、ぐりぐりと擦っていく
「あぅぅ。ダメっ!やめえ・・てぇ」
硬い皮膚に覆われた鼻面でこすられ、その感触にセスナはのけぞった
長い舌を器用に使い、秘唇の奥にまで突っ込んでくる
(アァアァ。なにこの感覚、なんでこんな・・)
擦られ、舐めしゃぶられを続けられるうちに下半身から熱いなにかを感じ出した
(これがみんなの言ってた気持ちいいってこと?いやっ!そんなの・・)
人間の男ならまだしも化け物相手に感じてしまう
そんな自分がいる事に思わず顔赤らめ、ふたたびなんとか脱出しようと抵抗を試みた。
しかししっかりと触手に絡め取られた四肢はビクともしない。
逆に逃亡の意思あり。と思われたのかより一層触手は四肢に絡みついた。
化け物は美味しそうにセスナの秘唇を舐め、しゃぶり、すすりあげる。
「あぁっ!あぅ・・ひぃうぅぅ」
肉壁を一枚一枚を丁寧に舐め取られ、そのおぞましくも奇妙な感触に腰を突き上げる。
(ダメ!でちゃう・・・おしっこが・・・)
尿意に似た感覚が下半身に湧き上がり、必死に我慢しようとこぶしをにぎりしめる。
(だめっ・・・たえられないよう・)
我慢の限界を向かえ、決壊してしまう。そう思った瞬間
処女の秘唇を嘗め回していた感触がふいにとぎれた。
「ふぇ・・・・・」
津波のように襲い掛かってきていた感触がとぎれ、呆けたような表情をセスナはうかべた。
内股になにか熱いものがあたる感触があった。
そしてその先が秘唇に当たったと思った瞬間、そのまま体の中に押し込まれてきた
「ひっ!ひぎぃぃ!いっ・・・いたぁああああっ!」
体を串刺しにされていく感覚にセスナは悲鳴をあげた。
「な・・にっ・・・?」
必死で首を曲げて、化け物の方を見ると自分の股間を割り込んで
化け物の生殖器が秘唇に差し込まれていた。
ズルルッ
「うぐぁぁあ・・・い・・いたいいぃぃ」
ゆっくりと生殖器が引き抜かれる感覚に、セスナは首を仰け反らせて悲鳴をあげた
化け物は痛がるセスナに気をとめる事もなく、秘唇に差し込んだ猛り狂った物を抜き差ししていく。
ぐぶっ・・じゅぶっ・・
粘着質な音が当たりに響き、差し込まれた生殖器にはマーブル模様の血の跡があった。
(ぁあ・・・犯されてる?・・・・いや・・・化け物なんかに・・・)
なんとか化け物から離れたい。そう思っても四肢を拘束され、化け物に組みしかれた状態では
どうにもならなかった。
「うぐぅううっ」
化け物は長く硬い生殖器を、セスナの秘唇の奥まで押し込むと
四肢の位置を触手で調節し、秘唇が空を向くようにセスナの体を折り曲げた
ズンッ
「ひぃぐうっ!]
上から下への突き降ろしにの衝撃にセスナはうめき声をあげる。
胎内の子宮口を激しく叩かれ、その衝撃のすさまじさに一瞬意識を飛ばしてしまった。
しかし、すぐ次の突き降ろしが到達し、意識を失う事はできなかった。
「やめぇ・・・やめてぇ・・あぐうぅ」
化け物はそんなセスナの声を聞こうともせず、激しく腰を振りおろしていく
(なんでぇ・・・なんでこんなぁ・・・)
「あぅ・・あぐぅ・・くぅう」
力を失い、ただ化け物の突きにあわせて体を揺らし続けていた状態も
ついに終わりを迎えた。
化け物は小刻みに腰を振ると、そのまま奥まで押し込み
セスナの体に密着する。
処女のきつい締め付けの中で、化け物の生殖器は一気に膨張し、弾けた
「うぐぅ・・あぁぁあ・・あぁぁあぁぁああぁ」
胎内に当たる激しい奔流に、セスナの思考は押し流され、そしてついに途絶えた。
がっくりと力なく垂れ下がった裸体を化け物は肩に抱えると
化け物は木々の間を跳躍し、闇の中に消えていった。
おしまいデス