1:  
「やっ・・・いやっ!!」  
少女の手首には冷たい手錠がされていて、そこに繋がるのは排水用のパイプ。  
制服の美しい少女が公園の汚らしい男子用トイレに何故か繋がれている。  
 
「さ・・・触らないで下さいっ!!おっ・・・お願いしますっ・・・!!!」  
まだ幼さの残るあどけない顔が恐怖に強ばっている。  
似合った短めのボブの髪を跳ねさせながら  
何度も首をふり、僅かに抵抗する。  
 
「へっへっへ・・・・・まあ、悪いようにはしないからさあ、楽しもうよ〜・・・  
 俺だって本当はこんなことしたくないんだよぉ・・・・ウヒヒ・・・」  
 
便器に座らされ、手錠で頭上のパイプに拘束され、  
今、覆面男の両足で、彼女の両足もむりやり開脚させられてしまった。  
 
「ぃやぁ〜っっ!!帰してくださいぃぃ・・・」  
気の弱そうな女の子は小さな声で悲鳴をあげる。  
その小さな声と同じくらいの未発達の小さな膨らみを  
男は遠慮なく両手で揉みあげる。  
 
「ああぁぁ・・・たまにはこんな小さいおっぱいもいいもんだなぁ・・・・」  
「うっ!!痛いですぅ〜・・・嫌ッ!!うぅぅ・・・ぐすっ・・・・!!」  
制服のブラウス越しにも小さい胸が痛々しいくらい  
変形させられているのが分かる。  
 
「いや、たまんねぇぇ・・・・・!!早速一発抜かせてもらうぜ!!」  
そう言うや否や、男は彼女のブラウスを引きちぎり、  
ブラを押し上げ、自分の手で赤く染めた小さな胸に  
引きずり出した男根をこすり付ける。  
 
「やっ・・!!いやぁっ!!怖いぃぃ!!!  
 やぁっっ・・・そんなこと止めてくださぁい!!」  
「ほれほれぇ・・・ココか?感じちゃうのはぁぁ・・・ハァハァハァ・・・・」  
 
小さなピンク色の突起に、ヌルヌルと先走った男の亀頭が  
なすりつけられる。あまりの気色悪さに少女は目を硬く閉じ、大粒の涙をこぼす。  
 
「なぁに、目つぶってるんだよっ・・・!」  
「いやっ!!きゃぁっ!!・・・むぐっ・・・・ふうぅ!!」  
 
少女の鼻を摘み、開いた口へ自分の欲望の猛りを突っ込む。  
今まで、誰ともキスもしたこともないような、可憐で穢れない唇に  
男の肉棒が咥えさせられてしまった。もうこれ以上開かないくらいに  
少女の口が大きく開かされてしまう。  
 
「うぅぅ・・・ああぁぁいいぜぇ・・・歯を立てたらぶっ殺すからな!!  
 ああぁ・・・舌を使えよ!!」  
「うぶっ・・・ガフゥゥ・・・んうぐぅ・・・・・・!!」  
 
呼吸が苦しいのか、大き目の目をさらに見開き白黒させ  
少女はくぐもった悲鳴をあげる。  
そんな彼女の髪を強引に掴み自分の欲望のまま、腰を突き動かす。  
 
「っ・・・ああ!!イク!!イク!!!」  
喉の奥まで男は自分の肉棒を挿入し、射精した。  
 
「・・・!!ゲホッゲホッ!!オエッ・・・!!」  
震える少女は男の精液を吐き出した。  
それは、小さな胸をヌラヌラと汚していく・・・  
 
「うへへ・・・こないだの女の子以来、ずっと溜め込んでたからなぁ・・・  
 いっぱい出た出たぁぁ〜今日は兄貴もいねぇし、いっぱい可愛がってやるぜ!」  
 
「ぅっ・・・ぃやぁ〜!もう許してくださぁい!  
 お願いします!お金ならあげますからぁ!」  
 
「そういうわけには、いかねえな!  
 こんな俺好みの可愛い子なかなかいねえもん。」  
 
恐怖に震える少女の下着の上から敏感な部分に無造作に手を伸ばす。  
 
「ぅぅ・・・いやぁ・・・そんな所・・・触っちゃ・・・・」  
スルリと下着を足から抜き、少女の口の中に入れる。  
 
「ふぐぅぅ!!ううぅ!!!」  
「痛くて騒がれたらめんどくせえからな!」  
そう言って、男は少女の誰の目にもまだ見せたことの無い秘所に集中する。  
そこには、小さく震える無毛の恥丘が待っていた。  
 
「うひゃぁぁ!!天然のパイパンかよぉ〜すげえぜ!!」  
嫌がる足を押さえつけ、そっと左右から指で秘所を押し開く・・・  
中は見事なまでのピンク色で、小さな口が閉じていた。  
もしかしたら、指一本入れるのも大変かもしれない。  
クリトリスもまだ未発達で、存在を確認できないほどだった。  
 
そこへ、舌を伸ばし、柔らかいひだの内側を舐め上げる。  
大きく少女は震えて、体を左右によじる。  
しかし、男の力に叶うわけも無く、がっちりと腰を押さえなおされるだけだった。  
その、惨めな半裸踊りは逆に男を高ぶらせる。  
 
小さくとがった乳首をひねり潰すように摘みあげつつ、  
男の舌は、秘所の入り口から奥へと進入をする。  
 
「うっうぅんんんっ!!うぅぁぁ!!うぁぅ!!」  
イヤイヤをする少女の涙が男にもふりかかる。  
舌を尖らせ、存在の無いクリトリスを呼び起こさせようと、男は乱雑に  
蕾の部分を嘗め回す。柔らかい皮がめくれ、小粒の美しい頂点が見えた。  
そこを吸い上げ、入り口へは無骨な指を中に沈めた。  
 
「!!!!!」  
声にならない悲鳴をあげる少女。自分でもそんなに触ったことのない場所へ  
知らない恐ろしい男に触られる恐怖は想像できないほどだろう。  
 
「ああ、もう次来たぜ来たぜ!!ビンビンだぁ!!」  
涙に濡れた少女の顔の前にいきり立ちすぎた肉棒を見せ付けると、  
躊躇もなしに、男の唾液で濡れた秘所にあてがう。  
 
少女は本能で激しい危機を察知するが、もう遅く、  
大きく弓なりに背をそらせることしかできなかった。  
 
「フッうぅぐぅううううううぁぁ!!!」  
男は、指でもきつい秘所に無理やり挿入した。  
そして、半分失神しかけた少女の腰をとらえ、激しくストロークする。  
 
「うお!こいつはキツイ!!!けど、気持ちいぃぃいいい〜〜〜!!」  
少女はビクビクと痙攣のように震えつつ、無言で男の繰り出す腰に打たれた。  
処女の証の出血が見えるが、男は気にすることなく大きくグラインドしては  
激しく打ち付ける。  
微乳を両手で掴み、掴んだ胸を上下させて、自分に打ちつけ始める。  
 
その時、男は寒い風を感じた。  
 
「ぅおっ・・・???」  
目の前を見ると、今まで挿入されていた部分がない。  
いや、正しくは、少女にはまだ挿入されている。  
 
「うぎゃぁぁぁおおおお!!!いてぇぇぇ!!いてぇぇよぉぉ!!」  
 
男の局部から、血飛沫が舞う。  
衝撃が去り、安堵から気を失っている少女の顔へ数滴飛び散った。  
 
「・・・・・ふふ・・・お似合いだよね・・・・・・。」  
痛みを押さえ込もうと股間に手を当てていた男は声の方向を見る。  
すると、巨大な青い物体がトイレの個室の外に立っていた。  
 
「うっ・・・ぐっっ・・・うわっ・・・なんだこれ・・・・・・」  
視線を上に向けると、怪しく美しい少女が、青い悪魔の肩に座って  
自分を見下ろしていた。  
 
「おっ・・・・・・おまえ・・・・・・・・・・・!!!」  
「お久しぶり・・・・覚えていてくれたのね・・・・・」  
クスリと可愛く舞が微笑んだ。  
 
「相変わらず・・・こんなことをしているのね・・・。もっと早く駆けつければよかった。」  
「うっ・・・お前が・・・お前がやったのか!!この俺の・・・このっ・・・ってぇよぉ!!!」  
 
微笑んでいた舞の瞳が真剣な色を帯びる。  
「痛いでしょうね・・・でも、この子も私も体にも心にももっと痛い傷を負ったのよ!」  
「っ・・ぐぅ・・・・・・わ・・・悪かったよぉぉ・・・・だから・・・助けて!!!どうにか俺を元に!!」  
 
悪魔が右手を上げ、男の頭を鷲づかみにする。  
「ひぃぃぃ!!なんだ!なんなんだ!!!助けて!!助けてくれ!!!」  
「・・・助けてあげてもいいわよ・・・ただ、あんたのリーダーの場所を言いなさい。  
 今何処にいるの??」  
 
掴まれた頭に少し力が加わる・・・。  
「うがぁ!!いてえ!!!言う!言うから!!許してぇぇ〜・・!!」  
「早く!!」  
「あぁぁ・・・赤羽のぉぉ・・・雀荘っ・・・美香っていう雀荘だよぉぉ!!」  
「本当ね?」  
「嘘なんか言えるかよぉ〜・・・いてぇよぉ〜!!!」  
 
「ジャスバルス・・・」  
「ああ・・・」  
 
悪魔の手が一瞬青白い炎に染まる。  
ピキッ!!っという音と共に男の頭部が消滅した。  
 
「あんたと同じセリフをどれだけの女の子が言っていたんでしょうね・・・」  
そう言って、トイレにつながれたままの少女の身を清め、  
悪魔と共に暗闇へ消えた。  
 
 
2:  
本日午後、11時半ごろ・・・東京都北区赤羽駅付近の公園で変死体が見つかりました・・・。  
遺体の性別は男性で、30代とのことです。  
ただ遺体の損傷が激しい為、警察でも今のところ、性別しか判別出来ていない模様です。  
 
石黒さん、どうですかねえ、確かつい昨日も似たような事件がありましたよね。  
   そうですねえ。いわゆる、猟奇的殺人ですよね。目撃情報などもないんですか?  
今のところ情報はないみたいですね。  
   いやぁ・・・怖いですね。都内にはまだ犯人が潜伏している可能性が高いですね。  
本当、視聴者の皆様も各自気をつけて暗がりなど通らぬようご注意下さい。  
 
さて、次のニュー・・・  
 
 
・・・プツン・・・  
「怖いなぁ・・・。家の近くじゃん・・・」  
 
LuLuLuLuLu・・・・  
「あ、携帯・・・携帯っとぉ・・・・・!!!なんで・・・コイツから・・・」  
「もしもし?何であれほど、もう連絡するなって!!」  
(おぉ・・・繋がった・・・・な・・菜穂だよね??)  
「そうよ!だから何??切るわよ!!」  
(ちっ!ちょっと待ってくれえ!!俺の話を聞いてくれ!!)  
「なぁに?早くしてよ。」  
(あ、兄貴達が・・・兄貴達が・・・しんじまったんだよ!!)  
「ふぅん・・・それで?」  
(兄貴達と仕事したのは・・・あんたに頼まれた一件以来やってねえし、  
 兄貴ら、あの一件で初めて会ったんだよ。)  
「だから?」  
(だからぁ・・・あんたに何か関係してねえかと思ってぇ・・・)  
「はぁ?!何言ってるの?馬鹿じゃない?知らないわよそんなこと!」  
(あの、ニュース見たか??異様な感じで殺されたってやつ・・・)  
「・・・見たわよ・・・それが・・・?」  
 
(あの事件の被害者兄貴達だと思うんだ・・・。  
 だって、現場が行くって言ってた場所だったし。  
 それ以来音沙汰ないし・・・テレビで言ってた服装とかも一致してるし・・・)  
「・・・・・」  
(なあ、次は俺の番かなぁ??どうしよう・・・こええよぉ・・・)  
「・・・・・・・なっ、何言ってるの?!間違いかもしれないじゃない!  
 間違いじゃなかったとしても、私は知らないわよ!!」  
(ちょ!おい!ま・・・)  
 
ブチッ・・・  
 
「いやぁね・・・出来の悪い・・・あ・・兄を持つと・・・」  
微かに震える指先で携帯の電源を切る。  
 
でも、あいつの言っていることがもし、本当なら・・・・・  
足は付かないようにしたはずだし、兄といえど、もう戸籍上は繋がってない。  
大丈夫。大丈夫・・・・。  
 
 
 
翌日、菜穂は学校には行きたくなかったけれども、  
テストもあったし、葉山に甘えてこの大きな不安を消し去りたかった。  
 
「おはよう」  
「おっはよー!」  
生徒達が互い互いに挨拶をする。  
 
「おはよう・・・・・菜穂・・・」  
「おは・・・・・・・・・・!!ま・・・舞・・・」  
「久しぶり、元気だった?」  
「あ、あはは、勿論元気よぉ、舞こそ体調でも悪かったの?!  
 ずっと休んでて・・・し、心配したんだからぁ〜」  
「ええ、ちょっとね・・・色々あったのよ。」  
にっこり笑った舞の顔は壮絶に美しく、以前の舞とは違った。  
以前の舞はどちらかというと、可愛い顔立ちだったと菜穂は思った。  
その表情は菜穂の背筋に寒気が走るほどだった。  
 
あ・・・あの子、、なんで今更学校に???  
まさか・・・いや偶然よね・・・ただ立ち直っただけでしょ。  
きっとそう・・・だって、あんなことされて、私が首謀者だって分かっていたら  
あんなふうに笑えないもの・・・・普通・・・  
 
菜穂は脳裏に描かれる、舞の自分への憎悪が  
思い込みであろうと努力して、否定するしかなかった。  
そうでないと、自分が壊れてしまいそうなほどの不安に襲われるような気がした。  
 
 
 
放課後の空き教室、誰も生徒はいないはずだった。  
なぜなら、もうすぐ取り壊される予定の校舎の中だったからだ。  
そこからかすかに吐息が聞こえる・・・。  
 
「ハァハァ・・・・・・・こ、こんな所に呼び出して・・・いけない子だ・・・」  
机に座る足の間に悩ましく動く影。  
大きく反り返ったソレに、細い指がからまり  
ゆっくりと皮をずらしながら上下させ、  
もう片方の手で二つの塊をやんわりと転がすように撫でまわす。  
大きく口を開け、いやらしく舌を突き出し、先端をくすぐるように  
チロチロと舐めたり舌全体を使いアイスを舐めるような動作をしたり・・・  
 
「っううっ・・・!!!あぁ・・・気持ちいい・・・フェラ上手くなったね・・・菜穂・・・」  
「・・・ぅふ・・・あなたのおかげかも・・・・・・」  
「じゃあ、今度は俺が・・・」  
 
彼女を机にうつ伏せにさせ、胸から上は支えがない状態にした。  
そして、ブラウスのボタンをはずし、ブラを下げ、飛び出した両方の胸を  
片手で収めるように揉む。  
手のひらの中で両の乳首が回転して、甘い刺激が送られる。  
 
「・・・あんっ・・・・あっ・・・」  
背後に覆いかぶさるようにしながら、  
スカートをたくし上げ下着を太ももまで下ろす。  
中指をそっと秘所にもぐらせ、親指で前の蕾をほぐし始める。  
やんわりやんわりと攻め上げる。  
 
「あっ・・・ああぁん・・・・はぁ・・・・んんっ・・・」  
中からジワッっと愛液があふれると、葉山はそれを舐め、  
そのまま、後ろの穴まで舌を伸ばす。  
 
「あっ・・・・!!いやっ・・・恥ずかしいっっ・・・」  
「・・・はは、可愛いよ菜穂。恥ずかしがらないで、とても美味しい・・・。」  
お尻の穴を舐められるのが本当に恥ずかしいかのように  
小さめなお尻をモジモジと振る。  
指の入ったそこがその動きでパクパクと動き、葉山を誘っているようだった。  
 
「あぁ・・・じゃあ入れるよ・・・」  
「・・・うん・・・・」  
濡れた下の唇を開き、自分自身を挿入していく  
 
「あっ!!あぁっんっ・・・!!」  
彼女の腕を掴み、机に手を立てさせて、背中から胸を揉みながら  
リズム良く、腰をグラインドさせる。  
 
「あっあっあっ!!!」  
 
腰の動きと同期した甘い喘ぎ声が教室内に響く。  
片足を抱え、挿入箇所が良く見えるように体位を変えて  
今度は速度を速めてゆく・・・  
 
「ふっ・・・あぁぁあっっっ!!ぃいよぉぉ・・・アアアッ!!」  
「あぁぁ・・・俺もすごくいい・・・・・!」  
 
 
ガラッ・・・・・!!!  
二人がもっとも欲望に身を任せていたその時、  
開くはずの無い教室のドアが開いた。  
 
「・・・・・きゃぁあ!!!ぃっ・・・いやーーー!!!」  
けたたましい悲鳴で二人がドアに視線を向ける。  
 
「・・・・・・・・・・・・?!・・・な・・・菜穂??な・・・?」  
そう、教室のドアの所には硬直して顔を青くした菜穂が立っていた。  
今にも崩れ落ちそうなほど震えながらこちらを指差す。  
 
「なんで・・・なんで・・・・アンタ達・・・・・・・・・」  
 
葉山はずっと菜穂とSEXしていた。  
そう思っていた。  
しかし、今繋がっている少女の顔はまぎれもなく、あの時汚した少女、舞の顔だった。  
 
「うっ!!何故だ!!なんだ!これ!!何でお前と!!」  
「・・・・クックッ・・・なぁに?先輩・・・舞のこと好きって言ってくれたじゃなぁい。」  
「・・・っちがう!!コレは・・・これは何かの間違いだっ!!!」  
「っ・・・ひっ・・・ひどっ・・・・」  
菜穂はヘナヘナとその場に座り込む。  
葉山が腰を引こうとした時、舞は起き上がり  
葉山をそのまま押し、背後にあった椅子に合体したまま座らせる。  
「よっ・・・よせ!!ま・・・舞・・・よせ!!!」  
 
「なぁに〜?・・・おかしなせんぱぁい・・・こんなに硬くてぇ、  
ふとぉくなってるのに、今終わらせるなんて・・・ねえ?」  
そう言うと、舞は自ら怪しく腰を動かし、はだけた胸を葉山の顔に押し付ける。  
「っ・・・!!あぁっ!!!・・・やめっ・・・ぅぅうっ・・・はぁ・・・」  
葉山の頭を抱きしめながら、腰を激しく上下させる。  
それとともに、クチャクチュ・・・と妖しい音がなり響く。  
 
「・・・っあっ・・・あぁぁっ・・・いいぃ!先輩っ・・・」  
舞の鼓動が高鳴る。  
 
ガタン!!と音を立て、菜穂は泣きながら走り去ってゆく。  
 
「っ!!なっ菜穂!!こ、これはっ!!ちっ・・・ちがっ・・・ぁあっ!!」  
一段とキツク舞が締め付けると葉山は情けない声を上げながら  
あっけなく舞の中へと果ててしまった。  
 
舞は、白濁した液体を滴らせながら、葉山の上から降りる。  
そして、内腿に伝うそれを指ですくいあげ、  
舐めた。  
 
「うふっ・・・気持ちよかったでしょ?せ・ん・ぱ・い!  
 私も、殺したいほど愛してるからね!  
 じゃ、また今度ね・・・・・」  
 
そう言うと、下着をスルリと足から脱ぎ、葉山の頭にかぶせ、  
ゆっくり、菜穂が出て行ったドアから去っていった。  
 
呆然とした葉山は一人、暗くなるまで教室に残っていた。  
 

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