大きな手が彼女の服のボタンを一つ一つはずしていく。
指が大きすぎてまどろっこしくもあるが、焦ることは何もない。
そこは舞の部屋から柔らかい草原へと世界を変えていた。
二人はその大地の上で寄り添い抱きしめあう。
相変わらず魔界の景色は不思議に変化する。
彼女はこんなにも美しい景色を今まで見たことが無かったと思った。
ジャスバルスは片手で舞の顔をつかみ優しく口付ける。
そして、裸の胸をやんわりと触る。
悪魔にも体温があったのかと思うほど暖かい手でリズム良く乳房を揉みあげる。
そして、長く伸びる爪で敏感な先端を掠めるように転がしてきた。
「んっ・・・・」
口付けをほどくとそのまま、もう片方の乳首へ唇をよせ
器用な舌先で彼女の乳首を転がしながら軽く捻ったり引っ張ったりする。
「あっ・・・・ぁ・・・」
何かを我慢するように舞の眉根が寄せられ、悪魔の肩に爪を立てる。
それを合図にするように、ジャスバルスは彼女の片足を持ち上げ
秘所を外気に触れさせる。
「やっ・・・」
「嫌なのか・・・・?」
そう言いながらも内腿伝いに彼の手が中心へ向かって行く。
「ぃ・・・いやじゃ・・・・なっ・・・・アアッ・・・・」
親指でクリトリスを皮の上からやんわりと刺激する。
その瞬間に舞はピクリと体を浮かす。
今度は少し親指に力を入れ転がすように回転させてゆく。
「んっくっ・・・・はぁ・・・・あっ・・・」
閉じた秘所からじわりと愛液が漏れ出したのを見てジャスバルスは
舌を出し舐めあげる。
「あああっ!!!」
両手を舞の腰に沿え、長い舌で八の字を描くようにクリトリスからヴァギナ、アヌスへと這わせる。
ザラザラとした感触が敏感な部分に当たるたびに舞は体を震わせた。
そしてそっと舌先は秘所へと進入していく。
「あっぁああっ・・・・!!」
彼女は思わず悪魔の頭に手を伸ばし、髪の毛を掴む。
その微かな抵抗も構わずに舌を深く挿入させて、Gスポット付近を舌先で押し上げる。
「はっ・・・ああっ・・・あっ・・・いやっ・・・・・・」
快感に戸惑い舞は否定の言葉を口にする。
すると、悪魔は舌を引き抜き顔を少し上げ、指先でクリトリスを軽く刺激しながら問う。
「やめた方が良いのか?舞・・・」
「・・・・ぁっ・・・ちっ・・・違うのっ・・・・あっ・・・」
「お前が望まないことはしないが?」
「・・んっ・・・やっ・・・そんなことっ・・・・・き・・・気持ちよすぎ・・・て・・・・あっ・・・」
悪魔の口元に軽く笑みが浮かび再び舌が挿入されてゆく。
内壁をザラつく舌が余すところ無く嘗め回し、敏感な箇所を探るように動く。
「んあああっ!!!」
中でクネクネと動く舌に翻弄されて、大きく喘ぐ。
そのまま上側に押し付けるようにしながら舌を出し入れさせてゆく。
「あぅっ・・・!アアアッ!!ハァァッ・・・ンンンッ・・・・」
その器用な攻め立てに舞は早くも上り詰めそうになる。
ところがいきそうになったその時、舌が秘所から抜き出され、代わりに
太い指が挿入される。そして、今度は下の固い蕾に舌が伸びてゆく。
「ひゃっ・・・やっ!そっ・・・・そこは・・・きっ・・・汚いっ・・・・・アアアッ!!」
爪が当たらないようにしながらグチャグチャと音を立て指が出し入れされて
それと同時に蕾をほぐすように舌先を尖らせ徐々に埋めてゆく。
「アアアッ・・・・!!!」
直腸に刺激が伝わり、今にもイキそうなほどの刺激がヴァギナに施され
舞はどうしてよいのか分からなくなる。
甘美な刺激が大きな波のように下半身から脊髄を通過して何度も脳まで届く。
ジャスバルスは挿入する指の本数を増やし、来るべき時に備えてなるべく準備させる。
その衝撃に彼女は耐え切れなくなり大きく体を撓らせた。
「ンアアァァァアッッ〜〜!!!」
ビクビクと体を揺らし、彼が指を引くと共にぐったりと大地に体を委ねる。
「・・・舞・・・・暫くし行為をてなかったからな・・・・その・・・大丈夫か・・・」
「・・・・・・ぇ・・・・・・うん・・・・だいじょぶ・・・だよ・・・」
「・・・うむ・・・その何というか、以前俺のもので痛がっていたような気がしてな・・・」
「・・あっ・・・あははっ!・・・うん、大丈夫・・・・」
こんなにも彼女を翻弄しておきながら些細なことを気遣う悪魔が愛しい。
舞は本当に幸せを感じていた。
「それに・・・今痛そうなのはあなたじゃない。」
これでもかと言わんばかりに悪魔の股間のソレは猛っていた。
その場所へ舞はほっそりとした指を絡ませてゆく。
そして口を大きく開き先端を含んだ。それだけでピクピクと動く。
割れた隙間をなぞる様に舌先を動かし、吸い上げる。
「・・・・ッ・・・」
ジャスバルスの息が軽く上がったのが聞こえる。
感じているのだ。彼女の愛撫で。そう舞は感じると嬉しくなり更に
指を使い上下させながら咥えた唇も前後させた。
「・・・ま・・舞・・・」
彼女の頭を悪魔の手が抑え、静止させる。
口での奉仕を止められ彼女は不思議そうにジャスバルスを見上げる。
「お前の中で果てたいのだ・・・。」
「・・・・ジャスバル・・・きゃっ・・・」
跪いていた彼女を抱え上げ大地へ横たえ、そして足を開かせる。
「・・・・来て・・・いいよ・・・」
目を閉じ悪魔を受け入れるように彼の首元へ手を回す。
ゆっくりと、狙いを定め大きく猛ったものを挿入してゆく。
「アッ・・・・・・クッ・・・・ゥッ・・・・・」
久々に舞は体内へ受け入れるのだ、そんなに回数が多くない上に、
ジャスバルスのモノは通常より大分大きいのでそうとうな圧迫感を感じる。
初めてのような痛みに少し額に汗が浮かんだ。
「・・・アッ・・・・はぁっ・・・・とめないでっ・・・・!!来て!!!」
彼の気遣いを払拭するように舞が叫ぶ。
そして、その言葉に励まされるようにジャスバルスは一気に彼女を貫いた。
「アアアアアアッ!!!」
ビクンと大きく胸が揺らめく。その胸に手を置き、ジャスバルスはゆっくりと腰を動かし始める。
ズン・・・と子宮に響いてくる圧力。
「アアッ・・・アアッ・・・・・・・クァッ・・・アハァッ・・・・・・」
2、3度彼が腰を前後させた時、彼女の局部に変化が起こる。
そう、以前低級の悪魔に翻弄された時のように痛みが消え始めたのだ。
そして、震えたつような快感に変わってゆく。
「ンンアアアアアッ・・・・!!!」
ジャスバルスは地面に両手を付きだんだんと速度を上げて腰を動かす。
舞の体が突き上げられ魅惑的に揺らされてゆく。
彼女の内壁はキュゥ・・・と彼のものを締め付け始める。
元々狭いのに更に刺激が加わると、さすがの悪魔もたまらなくない。
彼女を抱き上げ、下から貫く形にして突き上げる。
「ああはっ・・・あああっ・・・!!!やぁぁあああっ・・・・!!!」
髪を振り乱し、快感を受ける舞をしっかり抱きしめ
最後へと上り詰める。
目の前で揺れる乳房に吸い付き更に奥深く突き進む。
「アアッ・・・・・!!」
ドクン・・・・・・
強い衝撃が彼女の子宮を直撃する。
その瞬間に舞も上り詰めた。
「んぁああぁぁぁっ・・・・・!!!!!」
ぎゅっっと固く悪魔を抱きしめる。
「ああ・・・・もう・・・離れないでね・・・・・」
彼の耳元で小さな声でつぶやいた・・・・・・。