ドタドタドタドタ  
階段を駆け上がる音と振動が机に響き、はかどらない宿題をこなしているユウジの筆先を鈍らせる。  
 
「っつ!うるさいな・・・」  
 
という愚痴を言い終えるかどうかと言うタイミングで部屋のドアが開く。  
 
『おにぃちゃ〜ん!見て見てぇ!!』  
 
ドアを開け元気の良い声と共に部屋に躍り込んできたのは彼の1歳年下の妹 春菜だった。  
 
「お前なぁノックぐらい・・・うわ!なんだその格好!?」  
 
ユウジが驚くのも無理はない。  
ブラジルのサンバに参加するような際どいコスチュームに身を包んだ妹が部屋に躍り込んできたのだ。  
布の代わりにつなぎ合わせたウッドビーズで造られたビキニが春菜の股間と胸元を覆っていたが  
造りが荒いためウッドビーズの隙間から肌が覗いて見える。  
胸元などはかすかに乳首と確認できる桜色の部分が見えているほどだ。  
 
『どっか外国で仕事してた伯父さんのお土産だよ。どぉ似合う?』  
 
少しおどけてセクシーポーズを決める妹にユウジは半ば呆れたように答える。  
 
「なんてモノを土産に買ってくるんだか・・・あのエロオヤジ」  
『え〜?イイじゃない。セクシィでしょ?グッと来る?』  
「お前みたいなガキが何着たってセクシーにはならんだろ。グッともハッとも来ないよ」  
「俺は忙しいんだ。さっさと出ていけ」  
『ふ〜ん、じゃぁ宮原って娘がこんな格好してたらグッと来るんだ?』  
 
クラスメイトにも秘していた恋愛相手の名を出されユウジは狼狽する。  
 
「お前、どうしてそのことを・・・」  
『へぇ〜ホントだったんだ。噂で仲が良さそうって聞いただけだったんだけど』  
『お兄ちゃんったら焦ってる。ふふ、もぅキスとかしたの?』  
 
カマをかけられたユウジの怒りがこみ上げる。  
 
『今度、ウチに呼んできなよ。どんな娘か見たいな〜』  
 
春菜のその一言がユウジの怒りを爆発させた。  
 
「うるさい!」  
 
怒りにまかせて春菜を突き倒す。  
油断していたせいもあって後ろに転げた春菜はドアに頭を打ち付けた。  
 
『いった〜ぃ。ママに言いつけてやるんだから』  
 
しかしその脅しも今のユウジには効果がなかった。  
 
「できるもんならやってみろ」  
 
妹に弱みを握られてしまった兄としては、その口封じのために妹の弱みを無理にでも造りだし  
それを掌握するしかなかった。  
転げた妹の足を掴み股間に足を這わせる。  
この方法での女の責め方は、かつて宮原に対しても使っている。  
 
『やめてよぉ!お兄ちゃんの変態!』  
 
春菜の罵声など耳に届かぬフリで股間をマッサージでもするかのようにゆっくりと踏んでいく。  
もちろん一番敏感な場所は心得ているので、ソコを重点的に責めていく。  
 
『お、お兄ちゃ・・あっ・やめ・・・て。なんだか・・・変だよぅ』  
 
春菜は先ほどまでの威勢もなくなり、性的な快感に戸惑いを見せている。  
 
「ふふっ。どうした?こんなコトされて気持ちいいのか?」  
『そ、そうじゃな・・・いっ・・・けどぉ』  
 
初めての快感に対する動揺を隠そうと春菜は否定をしたが  
ソレが嘘であることは息づかいの荒さや顔の紅潮などから簡単に察することが出来た。  
そこでユウジは一気に足の動きを早める。  
 
『ああああっ!やっ!だめぇ!お、お兄ちゃああああっ!』  
「嘘つくなよ。ホラ気持ちいいんだろう?」  
『あっあっ、ごめんなさいぃ〜きっ気持ちいいのぉっ!!』  
 
春菜の腰が浮き始める。絶頂が近いのであろう。  
そこでユウジは足の動きを止め、浮いた腰を押さえつけるように春菜の股間をゆっくりと踏みつける。  
 
『ふううぅん・・・ど、どうしてぇ?』  
「なんだお前?こんなコトされて気持ちいいのか?」  
『そ、それはぁ』  
「変態だな」  
『いやぁ!言わないでぇ!ゴメンナサイ。ゴメンナサイィ』  
「変態の妹を持って俺は悲しいよ」  
 
言葉でジリジリと追い込みながら徐々に股間への刺激を強くしていくと  
今までは控えめであった春菜の嬌声が途端に大きくなる。  
 
『ああっ!あっあっ!キ、キモチイイっ!!』  
『ビーズがコリコリって・・・コリコリってぇ擦れるのぉ!!』  
 
股間を踏みつけられるたびに造りの荒い、いびつなウッドビーズが不規則な刺激を  
春菜の陰核に送り続ける。常に予想外の方向と力加減で刺激を受けるため  
性的経験のない春菜は半ば混乱気味である。  
 
春菜は充分に快楽に屈服しており、あとは絶頂に導けば本来の目的を果たせるのだが  
妹の初々しい反応に気をよくしたユウジは、もう少し春菜の反応を楽しもうと考えた。  
 
股間から足をどけ春菜に覆い被さるようにして体を近づけて膝で股間を刺激する。  
両手で顔を押さえつけ、顔を逸らせないようにして言葉責めを始める。  
 
「ふ〜ん、これがお前の気持ちよくなった顔かぁ・・・」  
『あっやっ!ハズカシ・・・見ないで。見ないでぇ』  
「お前が悪いんだぞ。宮原のことでカマかけたりするから」  
『だ、だってぇ、お兄ちゃんのこと取られちゃうみたいで悔しかったんだもん』  
『私だってお兄ちゃんのこと好きなのにぃ』  
「バカ、俺たち兄妹だろ」  
『わかってる。わかってるけどぉ・・・』  
 
妹の素直な気持ちを知ったユウジは急に春菜が可愛らしく思えて優しく声をかける。  
 
「この衣装、似合ってるぞ」  
『本当?グッと来る?』  
「ん〜クッってくらいかな〜」  
『それでも良いよ。私もっと頑張るから』  
 
何を頑張るのか疑問に思ったが敢えてそのことには触れずユウジは春菜の全身を眺める。  
先ほど衣装越しにかすかに見えていた桜色の乳首は性的興奮のためか  
ピンと自己主張をしておりウッドビーズの隙間から顔を覗かせている。  
衣装の上から舌を差し込んで刺激すると、春菜は電気が流れたように反応する。  
 
『ひあああっ。お、おっぱいぃ!』  
「そんなに気持ちいいのか?」  
『うんっ!ジンジンして気持ちいい。アソコもオッパイも熱いのぉ!もっと、もっとシテぇ!』  
 
春菜の胸に舌を這わせつつ、ユウジは疑問を抱き始める。  
いくら春菜が自分に好意を寄せていたとしても、ここまで過剰に反応し快楽を貪るものだろうか?  
今も春菜はユウジの膝に股間を自ら押しつけ必死に快楽を得ようとしている。  
すでに件のエロオヤジによって、なんらかの手ほどきを受けているのではあるまいか。  
 
などと考えていると舌に違和感を覚えた。  
香辛料を舐めたときのようなヒリヒリする感触と腫れぼったいような熱さだ。  
 
 
彼は後に知ることになるのだが、この衣装が造られた国では年に一度の祭りで  
意中の相手に接近し、同意が得られれば祭りの後に男女の営みを経て夫婦になるという風習がある。  
この衣装はその際に女性側の興奮を高める目的で、催淫効果のある成分を含んだ木を  
ウッドビーズに加工して造られている。催淫成分はこの衣装を着た者の汗などによって滲みだし効果を発揮する。  
特にウッドビーズによって何度も擦られた陰核はその作用を強く受けており  
春菜は幼いながらも半ば半狂乱に快楽を欲しているのである。  
 
 
『は〜っ、は〜っ、アソコもオッパイもジンジンするよぅ。お兄ちゃん助けてぇ』  
 
舌に感じた違和感と春菜の様相から、ユウジはこの衣装の効果を感じ取り  
ユウジはこの衣装を脱がせようと試みる。  
 
『やっ!何で脱がすのぉ?』  
 
この期に及んで恥ずかしくなったのか春菜が若干の抵抗を見せる。  
 
「いいから脱げって。でないとずっとこのままだぞ」  
『ん・・・うん』  
 
はじめに胸元を覆う衣装を脱がせようとしたが、何かが引っかかって上手く脱がすことが出来ない。  
少し力を入れて引っ張った途端、春菜が叫んだ。  
 
『あっ!やぁぁ!引っ張っちゃダメぇ!』  
 
不思議に思いよく見ると性的に興奮し隆起した乳首がウッドビーズの間に挟まっている。  
春菜が悲鳴を上げるのも当然だ。しかしこのままでは春菜は延々と快楽を欲し続けてしまう。  
無理にでも脱がせるしかないようだ。  
 
「ちょっと引っ張るからな。ガマンしろよ」  
『えぇ〜・・・い、痛いのはヤダよぅ』  
「ガマンしろって」  
 
そう言って衣装を引く手に力を込めるが、妹の苦痛に歪む顔と悲鳴は気持ちのいいものではない。  
苦痛を和らげ早く事が済むように、挟まっている乳首を衣装の上から舌で押し込むことにした。  
 
『ふあぁ〜オッパイが〜オッパイがぁ!!』  
 
快楽と苦痛が入り乱れて、たまらず春菜が身を捩ると唾液の潤滑も手伝ってか衣装から乳首が外れた。  
荒く息をする春菜の胸は片方の乳首だけが挟まれ強く刺激されたことによって、赤く苺のように艶付いている。  
そこにユウジは優しく口を付け軽く吸う。  
 
『ああっ!オッパイ熔けちゃうよぅ〜!』  
 
苦痛から解き放たれたことによって春菜の反応はより大きくなった。  
ウッドビーズから出た催淫成分によって春菜の乳首は今まで感じたこともないほどの快楽を生み出す。  
春菜はユウジの頭を掴み強く胸に押しつけようとするが、それでは上手く乳首を愛撫することが出来ないうえ  
呼吸すらままならない。腕を振りほどき春菜の胸から顔を離す。  
ちゅぽっ と音を立てユウジの唇から乳首がこぼれ落ちた。  
 
『ふうっ・・・んぅ』  
 
春菜は上半身をピクピクと痙攣させている。  
そのたびに膨らみかけた胸の頂にある乳首が小さく揺れる。  
 
「胸だけで気持ちよくなっちゃったのか?」  
『ん、うんぅ。オッパイ・・・気持ちいいよぅ』  
『でも、まだアソコがジンジンするぅ』  
「じゃぁ、下も脱がないとな」  
 
股間を覆っている衣装をはぎ取ると、春菜の幼さには似つかわしくない  
桜色に艶付き濡れそぼった性器が露わになる。  
まだ恥毛すら生えていないそこは、次の刺激を待ち望んで荒く息をするかのように蠢いていた。  
 
「ふふ、イヤラシイやつだな。ヌルヌルだぞ・・・」  
『え?ヌルヌル?』  
「自分で触ってみろよ」  
 
そう言ってユウジは春菜の手を股間へと導く。  
 
『やぁ〜何これぇ?』  
 
自身の体に起こった反応が理解できない春菜は  
股間を覆う粘液の上で指を滑らせながら、性器に異常がないか確かめようと最も敏感な部分に指を伸ばす。  
陰核に指が触れた瞬間、  
 
『ひうっ!』  
 
春菜の全身がピクンと跳ねる。  
 
「気持ちいいだろ?」  
『あっ、あっ、あっ、指が止まらないぃ〜』  
「ヌルヌルしててイヤラシイだろ?」  
『イヤラシイよぅ〜エッチだよぅ〜』  
「もっと気持ちよくしてやるからな。手をどかせよ」  
『う、うん』  
 
これまで自慰の経験のない春菜は、自分の指では思うような快楽が得られないためユウジの言葉に従った。  
ユウジならばこの疼きを沈めてくれるであろう。なにより想いを寄せる兄の手によるものならば、  
その刺激は胸を吸われたときよりも強い快感をもたらすに違いないと考えたためだ。  
 
しかし春菜の予想に反してユウジの手は股間に伸びては来なかった。  
ユウジは春菜の足を掴んで立ち上がり股間に足を近づける。  
 
その体勢から自分が何をされるか察した春菜は一度は股間から離した手で再び股間を覆い拒絶の意志を示した。  
 
『やだぁお兄ちゃん。ソレはイヤァ、お兄ちゃんの指で優しくやってぇ』  
「バカだなぁコッチの方が気持ちいいんだぞ」  
『いやぁ!』  
「ま、いいけどな」  
 
春菜の拒絶などお構いなしにユウジは手の上から股間を踏みつけ足を震わせる。  
 
『やうっ!はっ、はぁぁっ!』  
 
直接、足と股間が触れていないため、その刺激はポイントを外したものとなったが  
衣装の催淫効果によって感覚が高められている春菜は敏感に反応し嬌声を上げる。  
春菜の腰が浮き始め限界が近いことを悟ったユウジは足の動きを更に早めたが  
その刺激は掌ごしであるため春菜を絶頂に導くことはなかった。  
 
『あうっ!んううぅ!つ、つらいよぅ〜お腹の奥がキュッてなるのにつらいよぅ』  
 
春菜は絶頂に達することが出来ないつらさを必死に訴えるが  
性的知識が無く快楽によって混乱している春菜の言葉はもはや日本語を成していない。  
 
「手をどかせばいいだろ?もっと気持ちよくなれるぞ」  
 
そう言いつつもユウジは春菜が股間から手を離すことが出来ないように足で押さえつけ震わせ続ける。  
 
『ああっ、おっ、おにいちゃっ、手っ手がぁあぁっ』  
 
ユウジのイジワルに気付くが今の春菜には為す術がない。  
その訴えさえ自身の嬌声によってかき消される。  
絶頂に達することなく刺激される春菜の性器は異常な興奮状態となり  
とめどなく溢れる粘液が春菜の掌でばちゃばちゃと音を立てて暴れる。  
刺激が強くなることを期待してか本能的なものなのか、春菜は淫靡に腰を揺すり始めるが  
その動作も虚しく春菜を絶頂に導くことはなかった。  
 
『やあぁ!ゆるして!もぉゆっゆるしてぇ!』  
「どうした?もぉやめるのか?」  
 
春菜の必死の叫びを聞いたユウジは足の動きをピタリと止める。  
 
『は〜っ、は〜っ、そうじゃないけどぉ』  
 
刺激が止みやや落ち着いた春菜だが、興奮自体がおさまったわけではない。  
 
『イジワルしないでぇ、気持ちよくなりたいよぅ』  
「わかったよ」  
 
さすがに可哀想になってきたのか、ユウジは優しく返事をすると  
春菜の手を股間に押しつけるようにしつつ少し力を込めて  
粘液によって潤滑の良くなった手を腹のほうへ滑らせた。  
掌と指先が長いストロークで陰核を擦り上げる。  
 
『きゃふっ!』  
 
先ほどの小休止でやや下火になった興奮が一気に押し上げられる。  
ユウジが器用に足だけで靴下を脱ぎ素足を春菜の股間に押し当てると  
驚くほど高い体温と粘液の感触が足裏に伝わった。  
しばらくその感触を楽しみつつ親指の付け根で陰核を弄ぶ。  
 
「ふふ、いやらしいな。凄く熱くてヌルヌルだぞ」  
『はっ、はっ・・・やぁ、言わないでぇ』  
 
ユウジが陰核に直接響くように細かく足を震わせると春菜の腰が爆ぜる。  
 
『はあぁっ!なんか、あっ!変だよぅ、なんか来る!なんか来ちゃうぅ』  
『あっ!あああっ!』  
 
嬌声を発し続ける口からは涎が垂れ、瞳は焦点が合っていないようだ。  
淫靡に腰を揺する春菜の陰核を逃さないように連続して振動を与え続けると  
春菜は全身を硬直させ、引きつるように腰を持ち上げて歯を食いしばり呻く。  
 
『くううっ!う〜っ!うう〜っ!』  
『・・・っあ!うあああああああ!』  
 
一際大きな声を上げ腰を無茶苦茶に揺すると春菜は絶頂に達した。  
それでもユウジは足を震わせ続ける。  
 
『あああっ!ダメ!もぉダメぇ!』  
「ダメじゃないだろ。こんなにヌルヌルにして。何回でもしてやるからな」  
『いやっ!まっまた来ちゃう!あっ!あっ!あくうううぅ!』  
 
春菜はブリッジをするような姿勢で2度目の絶頂を迎える。  
立て続けに絶頂に導かれ全身にじっとりと汗が浮かぶ。  
 
『は〜っ、は〜っ・・・』  
 
肩で息をする春菜を更にユウジが責め立てる。  
陰核を中心に円を描くように足でなぞりつつ振動を加えると  
それから逃れるためなのか、それとも快楽を求めてなのか春菜の腰も円を描くように動く。  
 
『ううっ、気持ちいいよぅ、気持ちよくてオカシクなっちゃうよぅ〜』  
「いいぞオカシクなっちゃえ!」  
 
春菜の足を引き、逃げられないようにしてから足の振動を強くする。  
強制的に持ち上げられた股間に容赦のない振動が伝わると春菜は悲鳴にも似た嬌声をあげる。  
 
『ひゃあっ!いあああああああっ!』  
 
それでもユウジは足の動きを止めることはしなかった。  
 
『いあっ!もぉやめてぇ!お兄ちゃん許してぇ!!』  
 
 
1時間後。  
 
8度目の絶頂を迎えた春菜は全身にびっしょりと汗をかき、股間はまるで  
お漏らしでもしたかのように濡れそぼり、顔も涙と涎でぐしゃぐしゃになっている。  
 
『ひゅ〜・・・ひゅ〜・・・』  
 
耳障りな気管が詰まるような音を立て呼吸をする春菜にユウジが問う。  
 
「これからは、もっと妹らしくするんだぞ?」  
 
ユウジの言う「妹」という言葉には半ば隷属という意味も込められており、春菜もそのことは理解していたが、  
この状況で否定をすると再び絶頂の連鎖が待っていることを考えると従わざるを得なかった。  
だが、春菜はそれを屈辱的とは感じなかった。  
なによりその言葉に従うことで自身の中に芽生えた被虐心が満たされたからだ。  
 
『うん。もっと女の子らしくするし言うことも聞くから、今度はもっと優しくして・・・』  
 
春菜はユウジの足を股間からどけて両手を差し出す。抱きしめて貰いたいという意思表示だ。  
 
「甘えんぼだなぁ春菜は」  
『えへへ・・・お兄ちゃん・・・』  
 
ユウジはゆっくりとした動作で優しく・・・  
 
優しく股間を踏みつけると足を震わせ始めた。  
ユウジの予想外の動きに対応できなかった春菜が叫ぶ。  
 
『いあああっ!許して!それは許してぇ!』  
 
これまで何度も絶頂を迎えるたび背中を反り返していたため、既に背中に力が入らないようだ。  
爪先だけが何かを掴むように丸まっている。  
 
『来ちゃう〜来ちゃうよぉ〜もぉいやぁ〜』  
『ひっ!あくっ!』  
 
9度目の絶頂を迎えグッタリする春菜にユウジが優しく声をかける。  
 
「これからも、ずっと可愛がってやるからな」  
 
春菜の躾は始まったばかりのようだ。  
 
 
おわり  

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