就寝の時間になっていつものように魅朱(みあか)が俺の部屋に入ってきた。
「お兄ちゃん、一緒に寝よ!」
「わかってるよ。ほらこい」
魅朱がベッドに寝転がると同時に電灯を消した。
「えへへー」
魅朱は横向きに背中を向けた状態で俺の手を取って自分のお腹にあてがい、その腕を撫で始めた。
これは一緒に寝る時の約束のようなもので二人とも気持ちよく寝るために
お互いの体を撫でて一緒に眠りにつくのだ。
大抵魅朱のほうが先に寝てしまい俺のほうが撫で続ける事になるのだが。
俺は腕を撫でられながらもパジャマの裾から入れた手でお腹とわき腹を撫でさする。
お腹を指を立ててくすぐるように撫で、わき腹から腰、太ももと指が曲線を描く。
魅朱はくすぐったいのか体を少し震わせて偲び笑いを漏らすと負けないようにか
俺の腕を同じように撫でてくる。
だが眠気も強いようでその動きは緩慢で今にも止まりそうだ。
俺は気にせず脚を撫でていた手を上に動かしお腹に戻るがそれ以上上に上げれない。
魅朱が小学生に入る前からずっとベッドの撫であいをしているが小学4年に入った頃だろうか
胸はぐんぐんと大きくなり5年になった今では俺の手では包めないほどの成長を見せている。
腰周りも美しい曲線を描きなぞった指の軌跡は平坦だった頃とあまりに違う。
確かに小学低学年の頃からお腹だけじゃなく胸を撫で続けた事でわずかに固くなった乳首を軽く指で弾いたり
くすぐるだけではなく平らだが柔らかい乳房をマッサージするかのように揉むというか摘んだりもした。
だがそれにしたって成長しすぎだろう。
見た目は大人っぽいとは到底言えず背は俺の胸板ほどしかないくせ膨らみだけは一人前だ。
魅朱は何も意識していないだろうが今まで撫でる時はお腹も胸も気にせず撫で
魅朱の安眠のためと、わずかな胸の膨らみを楽しんだりもしていた。
大きくなり始めの頃はその成長に驚きと少しの興奮をもって撫でさすった。
だがもう胸だけは成人女性と変わらないどころかそれ以上だ。
これもまた魅朱は気づいてないだろうが、どこか後ろめたさを覚えて
撫でるにしても胸はできるだけ避けてお腹と手足だけになっている。
昔は意識してなかった下着すら、お尻周りの成長で手が伸ばしにくい。
なにより後ろめたさよりも、薄いパジャマ越しからでもわかるみっちり詰まった胸が
どうしても性欲を掻き立ててしまう。
そうこう考えつつも撫でるのをやめずにいると魅朱は俺の腕を撫でるのを止めすでに寝入っている。
身体を起こして覗き込むと胸に合わせて大きいサイズの水色パジャマが
はちきれんばかりに双乳で盛り上がっている。
大きさのあまりボタンとボタンの隙間からブラをつけていない巨乳が垣間見え
横向きに寝た状態でわずかに重力でたゆんだ胸は大きいのに子供特有の張りを示している。
角度をずらすと隙間から乳首が見えそうだなんて、触ろうと思えば触れるのにとじっと見ていると
寝ぼけつつも察した魅朱の腕が宙を掻いて俺の手を掴み
そのまま撫でろといわんばかりに豊乳へ押し付けた。
(うぉあ!)
この感覚を表現するにはなんといえばいいか、どんな擬音をつければいいか検討もつかない。
水色パジャマに埋まった手と指は押し付けた形へ歪み飲み込んでいく。
誰が着てもなんの変哲もない水色パジャマは魅朱が着た時のみ全てを飲み込む海へと変わる。
(いいよな……魅朱がやってほしいんだからな……)
俺は魅朱が望むからと心中言い訳をしつつパジャマのボタンを幾つか外して開き深海へ手を伸ばした。
胸を下からすっと撫で上げると指の通りに形を変えていく。
横乳と胸の付け根を指で押しつぶすようにすると柔らかな感触が指いっぱいに広がっていく。
双乳の間を撫でながら手首を回転させると纏わりつく重圧に幸せすら感じる。
片手だけでは物足りなくなった俺は右手を魅朱の下に通し後ろから抱きしめるような体勢を取った。
魅朱に気づかれぬよう揉むだけではなく細いお腹を片手で撫で上げ反対の手は胸をじっくりと弄くっていく。
(やばい、気持ちよすぎる……)
ギュっと握った手から伝わる柔らかさと豊かさはいくら揉んでも飽きがこない。
撫でるというより両手で揉み解して、小さい乳首を指で挟んで弄る。
横になっていても幼く大きい乳房は揉むたびにプルンと弾けて反発してくる。
(起きないよな?)
身体を起こして魅朱の顔を覗きこむと、気持ちよさそうな表情のままで起きる心配はなさそうだ。
夢中で揉み続けるとトランクスの窓から硬くなっている自分のモノが飛び出してパジャマのズボンに軽く当たる。
胸が大きくなってから今日ほど胸を触った事はなかったので軽い勃起があっても
ここまで硬くなっているのは初めてだった。
寝ている魅朱は些細の刺激ではとても気づかない。
(ちょっとだけ魅朱を使ってオナニーするだけ。これじゃ寝ることもできない……)
身体をずらし、自分の左手で魅朱の左手を掴み後ろ手にモノを握らせた。
モノが小さい左手に半分ほど収まり、力ない手をさらに包み込んで即席のオナホールと化す。
「……気持ちいいな」
まだ握らせただけなのに思わず声が漏れるほど自分以外の手は気持ちがよかった。
そのまま包んだ左手でひと擦りすると背筋が伸びるほどの電撃が走る!
「……うぉ!」
またまた声が漏れる。
起こしてしまうとまずいので歯を食いしばりつつ扱き続ける。
いつもより扱く速度は遅いので魅朱の小さくて細くて柔らかい指が無骨な男の手の
何倍もの快感を引き出してモノを責め立てる。
正確には責め立てさせてるのだがすぐにでもイってしまいそうなほどの気持ちよさはそんな気分だ。
扱かせるてる最中も俺の右手は魅朱の胸を弄びすでに固くしこっている乳首を摘み引っ張っている。
気持ちよくて力は入らないのに胸を触る手は止まらない。
左手で魅朱の手を使い扱き、強く握って細い指でマッサージを楽しむ。軽く腰を使うのも忘れない。
右手は双乳全体撫でつつたまにぎゅっと鷲掴み右手全体で最上級のクッションを味わう。
何分もしていないのに魅朱の左手は先走り液でネチョネチョになっておりすぐにも射精しそうだ。
ラストスパートのため今までにない速さで扱き上げ、射精する瞬間に亀頭部分を魅朱の掌中で包み込ませた!
「……ぬふぅ」
強く鼻息を漏らしてドクドクと腰から俺の全てと快感が抜け出ていくのをじっと待った。
いつもより長い射精のあと魅朱の手からドロリと濃厚な精液が垂れるのを慌ててティッシュで全体を拭き取る。
俺は布団を魅朱にだけかけ直すと、汗ばんだ身体も気にせずに倒れこみそのまま眠りについた。
翌朝 魅朱は目覚めるとパジャマのボタンが外れほとんど全開になっているのに気づいた。
夜中にたっぷりと弄くられたとは張りのある双乳からはとてもわからない。
「大きくなったから外れちゃったのかなあ。でもボタンが千切れたりしてないし……」
とくに気にせず止めるとそばの兄をまったりと起こそうとする。
「お、兄、ちゃ、ん、起、き、てー」
だが身体を揺すっても起きようとはしない。ひとまず諦めたように洗面所へ向かった。
顔を洗おうとすくった水を両手に近づけた瞬間、わずかに生臭い香りと兄の匂いがしたような気がした。
すぐに香りは流水に流されたが魅朱は嬉しそうな笑顔で顔を洗い始めた。