「私リカちゃん、呪われてるの」
俺が深夜まで掛かった仕事を終えて帰宅する途中、見知らぬ少女から声をかけられた。
リカちゃんと名乗るとおり、確かに人形をそのまま人間にしたような可愛らしい少女だ。
だがどうにもその下半身に違和感がある。そう思っていると少女──リカちゃんは、
そのスカートをおずおずと捲り上げた。
「呪われて、脚が三本あるの」
果たして、そこに在ったのはまさに三本目の脚と言えそうな巨大な肉棒。
幹は両足と同じくまっ白なのに、先端だけが赤い靴を履いたように色づいている。
俺はその光景にいち早く合点がいった。なるほど、これが都市伝説の「三本脚リカちゃん」か。
常日頃から筋金入りの変態だと自負している俺は、たちまち歪んだ欲望を滾らせるやリカちゃんの
かわいいあんよにこれ幸いと手を伸ばし、にぎにぎと揉みしだいた。
「ねえリカちゃん。これ、おちんちんだよね?」
「ち、ちがうもんこれリカの脚だもん」
見え透いた嘘。その証拠にムクムクと頭をもたげるソレをイジワルに指摘する。
「ふ〜ん、じゃあどうしてこんなに硬くなってるのかな?」
「き、今日はたくさん歩いたから疲れてるんだもん!」
「そうか、大変だね。じゃあお兄さんがマッサージしてあげるからね」
いささか滑稽なほど自らがふたなりであることを否定するリカちゃん。そんな彼女を尻目に
俺は立派なあんよを両手でしごきはじめる。彼女は抗えない快楽に先走りを漏らし、
赤い靴を濡らしながらわなないた。
これは堪らない。さすがにもう限界だ。俺はズボンのファスナーを下ろし、いきり立った逸物を
引きずり出すと、リカちゃんのしとどに濡れるオンナノコにあてがった。下着はつけていない。
まああんな立派な三本脚をぶら下げているのならまともな下着を穿けなくて当然か。
これだけ濡れていれば前戯はいらない。俺は後ろから一気にリカちゃんを貫いた。
「きひいいいいいいいいん!」
挿入のショックからか、リカちゃんは押し寄せる快感にアヘ顔をさらし、
おびただしい白濁を撒き散らして絶頂する。しかし一度では終わらない。前立腺が刺激されるのだろう、
ピストンのたびに彼女は幾度も射精した。
やはりふたなり少女は最高のおかずだ。俺もイキまくる彼女に触発されてか溜め込んだ欲望を
一気に爆発させる。
「あー、スッキリした」
全てが終わり、俺の立ち去った夜道には黄ばんだ白い水溜りに浮かぶリカちゃん人形が残されているのみだった。
数ヵ月後。
「私リカちゃん。おなかに赤ちゃんが居るの」
俺はまた、新たな都市伝説に遭遇した。