夏美と僕の目が合う。  
「や、やあ?」取り合えず挨拶をしてみる。  
僕の息が夏美のアソコにかかりそうだ…。なんというポジション…。  
 
僕の心臓が止まりそうだよ…。  
 
と考えてる間にも、夏美はハッとして顔が歪む。今まで見たこと無いくらいに。  
そりゃそうだろう…こんな至近距離で僕にアソコをモロに見られたら…。  
 
そして夏美がゆっくりとだけど確実に口を開ける。ああ…叫ばれる…。と思って目を瞑る。  
不可抗力とはいえ、これは夏美に始末されても仕方が無いな…。と僕は死を覚悟する…。  
殴られて蹴られて…鋭利な刃物で刺されるかも…。  
 
と頭の中で覚悟していたんだけど、、一向に夏美の攻撃が始まらない。  
悲鳴も聞こえない。こんな至近距離で僕がモロにアソコを見ちゃったのに。  
部屋の中が静まり返る。あれ…?  
 
一体何が起こってる?  
僕は恐る恐る目を開ける。薄目で少しずつ。  
 
ドーン!  
 
と夏美のアソコが目の前に…。うわっ…。まじまじと見ると迫力あるね…至近距離で。さっきと状況は何も変わってない。  
うわー。。。女の子のアソコってこんなんなって……。  
すごい…。うわあ…。おかしなテンションになりそう。  
 
ドアップのアソコをまじまじと見つめてしまう。といっても悠長に眺めていられる状況じゃないですよね…。  
 
「夏美さん…?夏美様?」僕は声をかける。でも返事がない。  
 
恐る恐る夏美の顔を見る。  
顔が歪んで今にも叫びだしそうな顔。  
 
「ひっ!!」と思わず声を出してしまう。小心者でごめんなさい…。  
 
「あの……。夏美様?」返事がない。  
 
「魔法で夏美ちゃんの時間を止めたのよ。」僕の耳元で急に声が聞こえた。  
 
「うわっ!」いつの間に現れやがった…。またちっこい妖精か!!ビックリさせないで…。  
ただでさえ心臓が止まりそうなのに…。  
 
「…?時間を…止めた…?」確かに夏美はメディアプレイヤーの一時停止を押したようにピタリと止まっている。  
 
「正確には時間が止まったと夏美ちゃんに思い込ませる魔法なの。」  
「つまり強力な暗示をかけて…なんたらかんたら。」  
ちっこい妖精がなんだか説明を始めるけど僕の頭には入らない。  
 
だってそうじゃないか!いきなりこんな状況になったら……  
僕が毎日過ごしてる、退屈で淡々と過ぎる日常は一体どこに…  
あり得ない出来事が起こり過ぎだ…。。  
 
まあここまでくれば…、時間が止まってもおかしくないですよね。そうですよね。  
 
「まあそれでも呼吸と瞬き位はするのよ?でも時間が止まってるから夏美ちゃんは大事な所を隠したくても隠せないし、  
今ならおっぱい触っても大丈…」  
 
その時だった…  
 
「ガラッ!!」その時引き戸が開く音がする。本が運びやすいように引き戸になってるんですね。  
 
じゃなくて!!!  
 
図書委員の詩織さんが立っていた…。。。。。。  
 
今の僕と夏美の状況は大の字に寝てる僕。その顔にまたがる夏美。  
パンツを下ろして。詩織さんの位置から見たら夏美が今にも俺の顔に股間を押し付けるような感じに見えるのかな……。  
 
それを真面目で有名な詩織さんに見られた訳だ。はは…。  
どういう風に解釈されても僕の人生は終わりです。本当にありがとうございました。  
これが「人生オワタ」って奴か…。  
 
「あ、貴方…達…。。な、何…をやって…。」  
これまた今まで見たこと無い、顔が歪んで驚いた顔。うん。詩織さんは心の底から驚くとこういう顔をするのか…。  
 
「ハイ、アナタもストップ。」妖精モドキが言う。そのまま詩織さんは固まる。  
 
うん。助かった。ここまできたらこうでなくちゃ…。もう驚かないよ。本当は心臓止まりそうだけど…。  
魔法とか言ってたな…。魔法バンザイ!  
変なテンションを維持して虚勢を張ってないと頭がおかしくなりそうだよ…。  
 
「待って。この部屋に結界を張るから。これ以上邪魔が入らないようにね。」  
妖精モドキはまた本格的な呪文を唱え始める。  
 
しばらくブツブツとなにやら言うと、  
「はいおっけー。これでここにいられるニンゲンは貴方と夏美ちゃんと詩織ちゃんだけ。よかったわね。」  
 
「あのう…妖精モドキさん。一体この状況は……」  
 
「一度しか説明しないわ。私の名前はティナ。本の精のティナ。  
変なのとかモドキとかもう言わないで。頭にくるから。まあ妖精がかすってたから今回は許すけど。」  
 
「今度変な呼び名したら、アンタに強制的にホームルームの時間に教壇の上でオナニーさせるから。  
皆の前でね。もうわかったでしょ?私の魔法のじ、つ、りょ、く…。」  
 
「ティナさん!今僕に何が起こってるんでしょうか!?」間髪入れず僕は答える。  
オナニーさせられてたまるものか…。この魔法とやらは危険すぎる……。  
 
「はい、よくできました。いい子ね。何が起きてるって?アナタがアタシの事呼び出したから  
私が魔法を使ってあげたんじゃないの。ただそれだけよ。」  
 
「いえ…呼び出したつもりはないんです!ただ本を開いたら…以下略。」  
 
 
僕は脳のすべてを使って妖精モドキ…じゃなくて、ティナさんに状況説明を求めた。  
僕の必死さが伝わったのか、ティナさんは饒舌に僕にわかるよう説明してくれた。  
その説明とはコレ。↓  
 
1.この「本」というのはHな魔法を集めて作られたいわゆる「エロ魔法全集」  
  正式名称は他にあるらしいけど、僕には発音できない古代語らしいので。  
 
2.それでティナさんはその本の精らしい。本についた妖精?神様?  
  あまり詳しく聞いてないので僕にはわかりません。  
 
3.この本は選ばれた人のみが認識することができる。  
  一般人は時には白紙の本に見えたり、ただの石ころに見えたり、時には雑草に見えたり。  
  とにかくこの本を認識する事はできない。  
 
4. なぜ僕が本に「選ばれた」のかは不明。ティナさんもわからないって。  
  「とにかく私は選ばれた人に魔法を使う補佐をしてあげるだけよ。」だそうです。  
 
5. ティナさんはてっきり僕を魔法使いの端くれか何かだと勘違いしていた。  
  この本に「選ばれる」くらいだから只者じゃないんだろうと思ってたらしい。  
 
 
いやいや、僕は普通の人ですよ?特にとりえは無し。もちろん魔法は使えません。むしろ魔法の存在を否定してました。  
フツーに学校に通い、フツーに人生を過ごしてきたつもり。  
 
「まあいいじゃない?陽太クンだっけ?せっかく選ばれたんだから、時の流れに身を任せてればね。」  
 
身を任せるって…。今の状況に?  
 
ドーン  
 
と目の前には夏美のアソコ。おしりのしわ。脳まで直通で届く匂い。  
そういえばまだこの状況だったんだ…。アソコがおっぴろげ。  
 
「じゃあ夏美ちゃんにおしっこさせるわよ?顔で受け止める準備はいい?それじゃあ……」  
 
はい?  
 
無理無理無理!  
 
僕はあわてて夏美のアソコから脱出する。左右には夏美の足があるから後ろに向かって必死に頭を抜こうとする。  
いや、ちょっとは受け止めてみたいなーなんて思ってないですよ?多分、絶対に!  
 
まあとにかく反射的に必死に顔を抜こうと動いたんだけど……。  
 
「うぎゃあああ!」  
 
夏美のお尻(ア○ル付近)と口と鼻が擦れてかなり接触してしまった………。  
勢いよく頭を抜いたせいで……当然おしっこ座りだとアソコよりお尻のほうが位置が低い訳で…。  
僕のファートキスが……。いや…これはノーカンで……。  
 
反射的に慌てて夏美の顔を見る。夏美は固まったまま、微動だにしない。  
時間が止まってるおかげで夏美はびくとも動かない。助かった…。まあ意識があったらこれも処刑コースだろうな…。  
 
「あら、夏美ちゃんの後ろとキッス?アナタそういうのが好み?夏美ちゃんの意識無い時にいやらしー。」  
 
「ちちち違うわあ!!どどどど童貞ちゃうわ!」僕は脈絡も無い事を口走ってしまう。うん。気が変になってる。  
 
「いえ?アナタ童貞でしょ?私にはわかるのよ?美しい魔法少女に嘘はダメ。」  
 
「少女?魔法少女って言ってもティナさんてかなり年いってるんでしょ?本の精だけに。」  
 
「ああ、ティナでいいわよ。一応アナタが「ご主人様」なんだから。  
後、年齢の話したら、今日から人前に出るとウ○コ漏らしちゃう体質にするから。」  
 
「はい!ティナって若くて綺麗で美しいですね!…以下お世辞が続く…。」  
 
「わかればいいのよ。まあこの状況を受け入れて楽しめばいいじゃない。嫌でも止めてあげないけど。」  
 
嫌でも止めてあげない?どういう事?  
僕がそれを考えるまもなくティナが手をヒラヒラっと動かす。  
 
そうすると…忘れてた!詩織さんが立ってたんだった!ドア付近で。この世で一番恐ろしい何かを見たような  
驚いた顔で固まってる。そういや僕と顔と夏美のアソコとのニアミスを見られたんだよね……。  
完全にHなビデオの世界だろうねこの構図…。  
 
「時間が止まっていた」詩織さんの表情が変わる。何の感情もない人形のような。ぼけっとした顔のような。  
手もだらんと下がって脱力してる。かろうじて立ってるといった感じ。  
意識の無い、自分の意思が無いような顔。  
 
「詩織ちゃん。うふふ。スカートを限界まで持ち上げなさい。ショーツが丸見えになるようにね。」  
 
「はい……、スカートを限界まで持ち上げてショーツを丸見えにします…。」  
 
詩織さんの手がゆっくりと上がっていく…スカートの裾を掴んで。。  
スカートの裾を掴んで…あばばばば!?落ち着け僕…いい加減慣れろ…。  
 
あわわ…。スカートを持ち上げてパンツ丸見えの詩織さんが出来上がり。ほう。あんなパンツはいてんだ。太ももが魅力的過ぎ…。  
 
じゃなくて!  
 
うああああ!!、本当にパンツ見せてる…!!!  
 
詩織さんがスカートを持ち上げて綺麗な太ももと…清楚な下着って奴が…。  
綺麗な肌の色…。魅力的だ…。  
 
オマ○コ丸出しの夏美とパンツ丸出しの詩織さんが僕と同じ空間にいる……。あり得ない…。  
盆と正月が一緒に来たってレベルじゃねーぞ…。  
 
そのままシーン。部屋が静まり返る。部屋にいるのは3人と1匹。匹でいいのか?  
交互に二人を見つめる。こんなチャンスは二度とない。こんな恥ずかしい姿の二人がいるなんて…。  
漫画だったら鼻血の出血多量で死んでるレベルだよ…。  
 
「目の保養にいいでしょう?ああ、いつまでもこの表情じゃ辛いわよね夏美ちゃん。」  
そう言ってティナが何やら呟くと…  
 
満面の笑み。夏美が。今まで驚愕の表情で固まっていた夏美が。  
すごいうれしそうな表情で放尿ポーズ。きっちり固まってる。  
 
「こんな事もできるのよー。表情だけ変化。時間停止中に。  
今日は特別よ?今日は本の説明のためのサービス期間。」  
 
「あのう…それでサービスついでなんですけど…。  
もちろん夏美と詩織さんの記憶は消してもらえるんですよね?  
ほら、漫画みたいにご都合主義で。アソコ見た事は無かった事に。」  
 
「ふーん。そんな無難な展開望むんだー。どうしよっかなあー。うふ。  
このまま二人を正気に戻しても面白いと思わない(笑)?修羅場って奴(笑)?  
 
「全力で否定させてください…。少なくとも僕一人は…僕一人だけでもその展開を嫌がってるはずです…。」  
 
「ふーん。あっそうそう。ちょっと魔法使うから黙ってて。結構複雑なの使うから。  
詠唱してる間よけいな事喋ったら…。全裸で下着泥棒をry」  
 
「はい、僕は黙ってます。よけいなことは一切しません。」ティナの言葉を遮って言う。  
 
ティナはニヤッと女の子がする嫌な表情の笑いをしながら呪文の詠唱を始めた。  
 
いい加減、かなり恥ずかしいポーズのままの二人が可哀想だなあ…。なんて他人事だけど思う…。  
夏美のこの構図はありえないでしょ?幼なじみが満面の笑顔でおしっこポーズ…。ゴクリ…。こっそり撮影…とか…。だめだ…煩悩が……。  
 
「はい、終。おしまい。あのね。それでね。アタシ久しぶりに目が覚めたでしょう?」  
 
早!もう呪文唱え終わったのか!いや…。僕があまりにも長く妄想に耽っていたのか…?  
どちらにしても。「はい。」とにかく僕は返事をする。この本の精は…素直にしとかないと何をしでかすかわからない。  
 
「それでね?アタシこの世界の社会情勢とか常識やらなんたらかんたら。わからないのよ。」  
 
「はい。」  
 
「ということで…。見学してきまーす。」「じゃあね!」  
「詩織ちゃんと夏美ちゃん!声を出して3つ数えてごらん。そうすると意識が戻るよ!はい!カウント開始!」  
 
その言葉と同時にティナの姿が消える。魔法使いは瞬間移動もお手の物って?ああああああ!!  
 
3?心の準備が無さすぎ!!!早すぎ!  
 
抑揚の無い声で二人がカウントを始める。  
僕死ぬの?オワタ?二人があぶないポーズのまま目が覚めたらアレだよね?  
 
「1・2・3」終。二人ともカウントはやっ!僕に考える暇を与えない…。  
 
「あれ?」  
「ん?」  
 
お二人さんが目を覚ます。今の気分。心臓を掴まれた感じといえば皆にわかってもらえるだろうか。どうだろう?  
 
夏美は何事も無かったかのように立ち上がる。怒るようなそぶりは全く無い。僕は助かった…のか…?  
 
「はああああああ…。」ものすごい勢いで息をつく…。助かった…。ふぅ。ティナちゃんやるじゃないの…。  
いい加減僕も壊れ気味…。  
 
一方、詩織さんはスカートの裾を持ったまま不思議そうな顔をしている。  
 
うん。こっちはオワタ。完全に。人生終わりの日。  
「私、何をしてたのかしら…?」だって。ん?気づいてない?セフセフ?セーフ?  
 
パンツ丸出しなのに詩織ちゃんはノーリアクション。  
僕と夏美のニアミスシーンも忘れちゃった?記憶が消えた?  
 
「あれ詩織ちゃん?どうしたの?」夏美が声を掛ける。つまりパンモロ詩織ちゃんの方を見ている。アウアウ?アウト?  
 
「わからないの。私、何をしてたんでしたっけ?」  
「ふーん。私もわからないや(笑)」  
 
二人は会話を始める。  
 
もしかして??  
助かったあああああ…。  
 
すごいシュールな絵で笑いそうになって悪いけど、詩織さんはパンモロでノーリアクション。  
夏美もそれを見てるはずなのにスルー。  
 
夏美のスルー属性がすごいんじゃなくてきっと「認識できない」んだ。それとも「理解できない」のかな?  
目に見えてないのか気づけないのか。よくわからないけど僕は救われた。助かったんだ。  
生まれて数える位しかしたことの無いガッツポーズを取る。僕だってたまにはいいじゃない…。人間らしく感情を表に出しても。  
 
「アンタ何してんの?」  
「八女クン?」八女。やめ。僕の苗字。  
 
二人とも不思議そう。  
 
「いやいやなんでもないよ。続けて?二人がどうしてここにいるかでしょう?」  
 
夏美→「そうそう。いつの間に私はここに?」  
詩織さん→「何か悲鳴のような声が聞こえたような気がしたのですけど…。」  
 
まあ、それぞれふたりとも思い思いに疑問を述べてる。  
 
「悲鳴?僕には聞こえなかったけど?」シラを切る。  
 
「アタシもきこえなかったよー。」思わぬ所で夏美がフォロー。悲鳴上げてたのは夏美なのに……。  
 
「そうですか…。気のせいでしょうか。」ちょっと作ったような笑顔で詩織さんが言う。  
 
ふと足元に目をやると…夏美はパンツ下げたまま。きわどい所で止まってる。  
ああ…、、こっちも異常事態だったんだっけ…。  
これじゃあ歩きづらいだろうなと思ってたら……。  
 
夏美がパンツ脱ぎだした。日常会話しながら。詩織さんと世間話を始めた。急に。唐突に。  
足首まで落ちてあの部分が広がったパンツを見てみると、夏美の大事な所が当たる部分にスジができてる…。あれってもしかして…。  
 
 
足元にあったパンツはあっという間に夏美自身の手によって脱がされて手に持ってる。クルクルパンツを回してる。  
なんだこの非日常体験は…。。僕の常識が壊れていく…。  
 
って詩織さんまで!!おーい!詩織ちゃんパンツおろしてるよ!!って本当に声をかけてあげたいくらい…。  
詩織さんがスカートの中に手を入れてじわじわとパンツを両手で下ろしてる……。顔と行動のギャップがありすぎるんだけど…。  
これ本当にあの、生真面目な詩織さんだよね…?  
 
なのに二人とも気づいてない?ノーリアクション。これもティナの魔法?  
ボーナスステージ突入?  
 
僕を差し置いて二人は日常会話。世間話。女の子の話は長くて止まらない。僕としてはつまらない。でも二人から目を離せない。男として。  
詩織ちゃんは、焦らすようにパンツを少しずつ下ろしてる。あっ、ちょっと足を広げた!  
彼女の太ももと太ももの間に距離が出来る。なんだかエロいよ…。  
 
(僕にとっては)どうでもいいような話をしながら唐突に詩織さんが顔をしかめる。  
 
「詩織ちゃん?どしたの?」パンツ振り回してる夏美が不思議そうな顔をしてる。  
「私、昔から第六感とか強い方なんです…。」  
 
「う、うん…。」  
 
「それでですね…。なんだか今寒気がするんです…嫌な事がある時に…たまにこういう感じになるんです…。」  
パンツを下ろしながら詩織さんが言う。  
 
「そ…そうなんだ…。」夏美はショボンとした顔になる。  
「それで…何か嫌な事がありそう……?」  
 
 
「わかりません…。でも珍しいです。私は今楽しいんです、楽しいのに寒気が起きた事なんて今まで一度も無かったのに…。  
変なんです…。」  
 
「え?そう?ホント?私も詩織ちゃんとお話できて楽しいよ!」  
 
「そ、そうなんですか?クスッ。クスクス。」  
 
「クスクス。アハハ。」二人はクスクス笑い出す。  
 
「だったら第六感なんて気のせいですね。嫌な事なんて一つも無いです!」笑顔で答える。  
下半身は別の生物のようにパンツ下ろしながら。いや…詩織さんの第六感は正しいような…。  
 
「ワタシもー^^」二人は笑顔になる。  
 
そのまま二人は右手で握手。楽しそう。女の子の友情はいいですね。  
 
握手をしながら夏美はパンツを振り回してる方の手を詩織さんのほうに向ける。  
 
ん?何する気だ?  
 
 
えええええ。  
 
夏美が握手しながら空いてる方の左手を詩織さんのスカートの中に入れる。自分のパンツ持ったまま。  
日常のあり得ない光景とはこの事か…。  
うわあ…。すごい構図だ…。すごすぎる…。  
 
でも詩織ちゃんはノーリアクション。当然夏美も反応無し。  
 
ガバッ!!っと大胆に夏美がパンツを下ろしてしまう…。  
かなりゆっくりとしたスピードで下降していた詩織さんのパンツが一気に膝下まで落ちる。スカートの下まで。  
スカートの中に隠れてたパンツが僕に良く見える位置まで落ちちゃった…。  
 
ここまで来て僕の脳内物質は全部出尽くしたんじゃないかってくらい興奮してる。  
なんだか頭がガンガンいってる。なんだか朦朧として正常な判断ができないような感じ。  
頭のほうで脈を感じる。ドクッ、ドクッ。と脈打ってる。  
 
二人はというともちろん素面のようで…平然と世間話を続ける二人。  
 
一気にパンツを下ろされたのに何事も無かった様に、また焦らすようにパンツを下ろすのを再開する詩織さん。  
思いっきりパンツを下ろした張本人の夏美は知らん顔。二人とも全然気にしてない。  
楽しい会話。仲良しの会話。  
 
わお…。  
 
詩織さんが大胆に夏美のパンツの中に手を突っ込む…。もちろん当の二人は無反応。  
詩織さんの右手がこれまた大胆に夏美の股間、オマ○コを掴む。鷲づかみ。うん。奇跡の出来事……。ありえない…。  
 
「うぐっ…。」夏美が思わず声を出した。股間を掴まれて。ちょっと苦しそうな表情をする。  
でもすぐに笑顔に戻って会話を再開する。  
 
「それでねえー。」  
 
「はい。」  
 
夏美が無意識に詩織さんの手から逃げ出そうとしてるのか、ちょっと後ろに下がろうとする。  
でも詩織さんは絶対に離さないとばかりに鷲づかみ中。これ結構強い力だよね……。  
首から上は楽しそうに会話してるのに、首から下はバトル中だ…。熾烈な戦いが「首から下だけ」繰り広げられてる…。  
 
「んぁ…んん!」  
 
夏美の首から下がつま先立ちをして必死に逃れようとしてる。詩織さんは股間を揉み始める。モミモミモミ。  
 
「んん!!」必死のつま先立ち。足がプルプルいってる…。  
苦しそうな声を出しながらも、首から上は二人とも楽しそう。笑顔で股間を揉んでる詩織さんが鬼に見える…。モミモミ。  
足がプルプルいってる夏美に一切配慮することなく……非情にも揉み続ける…。モミモミモミ。  
 
そういや今夏美ノーパンじゃないか…。スカートに隠れて見えないけど、詩織さんは直接…素手で揉んでるんだ……。  
 
夏美のパンツは夏美自身の手によって足から抜き取られてる。アソコを守る物が何も無い。  
 
「そういえば私、、ものすごい何かを我慢してたような…。」突然思い出したように夏美が言う。  
 
うん、トイレに行きたいんでしょ?僕はよく知ってるよ。なのにどうして当の本人の夏美がわからないんだよ…。  
 
「何ですか?我慢は良くないですよ?ストレスは美容の敵です。」モミモミしながら言う。  
 
「そうなのよねえ。えっと…何を我慢してたんだっけ…。ノドまで出かかってるのに思い出せないよ…。」  
 
「…?なんでしょうね?」詩織さんが不思議そうな顔をする。  
 
詩織さんが不思議そうな顔をしたまま夏美の股間から手を離す。そして夏美の後ろに回る。後ろから抱きしめるような形になる。  
いや、後ろから手を回してまず、スカートを捲り上げる。ノーパンの夏美のアソコはまたモロ見え。  
そして腕でスカートを押さえたまま両手で夏美の股間を掴む。握る。揉む。  
 
この手の動きオッサンみたいだよ……。下品なアダルトビデオみたいだ……。またモミモミしてる…。そして…。。。  
 
 
くぱぁ。  
 
 
………………………。  
 
やってしまった…。詩織さん……。魔法というのは恐ろしい…。  
 
そこまでやるか…。アレの色が…。女性自身。アレの匂いが漂ってきたような…。  
 
僕は妙に冷静になる。今日はありえないことが起こりすぎだ……。あり得ない事があああ……。  
詩織さんが限界ギリギリまで両手を使って夏見のアソコを開く…開く…開く…。淫蜜乱れ百合。  
 
「まあいっか!思い出したらでいいや。それより…詩織さんは「ハニーポッチャー」の新作は読んだの?」ああ。売れてる小説のことか。  
読書好きの詩織さんに読書ネタを振る。でも女子二人で「くぱぁ」しながらする会話じゃないよ夏美…。  
 
ブルッっとちょっとだけ夏美が震える。  
「んん?なんだか風がスースーするね。風が入ってきてるのかな?」  
 
「そうですか…?そう言われれば私もなんだかスースーするような。」  
 
そりゃ…ノーパン、アソコむき出しで「くぱぁ」されてますからね。詩織さんに。  
いつもは触れてない所に空気が触れてますから。  
詩織さんも足元までパンツ下ろしてるし。  
 
それにしても……これが恐らく栗ちゃんと呼ばれるとこか…。女性器の勉強…。  
 
そんな事を思っていたら…、夏美が。日常会話をしながら急に……。  
 
あああああ…。ついにやったか……。非日常。アンリアル。  
 
勢いよく放尿を始めてしまった…。詩織さんに「くぱぁ」されながら。  
 
女の子ってこんなに勢い良くするんだ………。僕の初めて見る世界…。  
 
夏美はプシュー!と音を立てるくらい勢い良く放尿してる……。股間を限界まで突き出して…。  
そういやさっきまで魔法の力で強制的におしっこポーズのまま我慢させられる、つまり  
「おあずけ」を食らってたんだよね…。多分限界だったんだろう。  
 
女の子がこんなポーズでおしっこしてるのなんて見た事無い…。いや…おしっこしてる所自体見た事無いけど…。  
 
図書準備室の床が濡れていく。水溜りが出来ていく…。  
彼女二人の目には入らないのか華麗にスルー。そのまま女の子トーク中だったんだけど…。  
 
「ん?ヨウタ?どうかした?ボーっとしちゃって。」  
 
おわっ!!!放尿しながらこっちの方見ないで!!!僕にかかるって!!!  
 
「なんでもないし。」シラを切る。  
 
「あれ?何だかスッキリしてきた。何でだろ?」そりゃ…今してますから…。かなり勢いよく…。  
 
おしっこが太ももの方にも垂れていく。両方の太ももに。でも夏美は嫌がる素振りも見せない。  
 
僕には一生続くんじゃないかと思えるほど長く続いた放尿が終わる。僕の目は釘付けだった。  
 
そう釘付けだった。よく考えれば夏美の股間を凝視してたのに夏美は何も言ってこない。詩織さんも。  
普段なら別に見てないのに「アンタ。今私の胸見てたでしょ?」って言うくらい自意識過剰でセクハラセクハラうるさいのに。  
これも魔法の力かな…?  
 
うわっ…。詩織ちゃんがポケットティッシュを取り出して拭いてあげてる。太ももだけ。  
肝心な所は拭いてあげないのかい…。  
拭いたティッシュはポイっとそこらへんに捨ててしまう。  
 
丁寧に太ももだけ拭いてあげた詩織さんが、夏美のおしっこの水溜りの方に歩いていく。今度は何する気だよ…。  
 
おしっこの水溜りに到着すると、立ったまま足を肩幅まで広げて、いや、もっと開いていく。  
 
足を広げて、可愛くスカートを持ち上げると。詩織さんの大事な所が露になる。  
 
夏美とは毛の生え方が違んだね…。今日は刺激が強すぎる日だなあ…。  
 
「八女君は「ハニーポッチャー」読んだ?」そう言って笑顔で僕の方を向きながら、  
 
じょー。  
 
放尿を始めた。僕はもう言葉にならなかった…。  
 
 
 
つづく??  
 

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