私は起床した。
給食休憩の後の5時間目で、ノートを枕にして居眠りした私は、ようやく意識を取りだす。
目はまだ開けないが、かすかに見える光から察するに、私は6時間目も眠って過ごしたらしい。
(……服が重い。)
最近衣替えをして、夏服から冬服に変わった。
その為、私は重みを感じていると思ったが、どうやらそれは違ったらしい。
(あれ?体が…動かない?)
全身が鉛になってしまったかのように動けない。
声を出そうとしても、息を吐く事すらできない。 しかし苦しくはない。
目を開ける事は出来たが。
(どうして?アレ?何で?)
「それは私が貴方を金縛りにしたからよ!」
ふと、私の「下」から、椅子と机が無くなる感触を感じる。
でも、私はいまだに座ったまま眠ったポーズをしている。動けないからせざるを得ないのだ。
(この声は……。)
「ふふ…動けまい! でも、貴方は寝顔が一番可愛いからね。
さてと。」
ふと、私の服が消えた…ような気がした。
私の視線には何も映らない。 …目に見えないから、声しか聞こえないけど。
(……委員長!!!)
心の中で叫ぶのと、私のお尻に異物が入るのは、ほぼ同時だった。
(でも、女の委員長がなんで!?)
ここは女子小学校。
私達は小学5年生。
10歳くらいの子供が好きだという変態男がいるのは、教育の先生が散々口に出しているが、
……同じクラスの、同じ女の子が好きだというのは聞いていない。
しかも、私のオケツには異物が入っている。
「せっかく貴方の為に生やしたのだから……堪能してもらうわ!」
あったかく、妙に堅いもの……。それが入るだけで、気持ち悪かった。
それが私の中に、遠慮なく入り込む。
(!!! ……ん!!!んんんん!!!!)
声にならない悲鳴を上げる。 もう何が何だかわからない!
体は相変わらず動かない! ……誰か、助けて!と思った刹那、私の意識は再び闇に沈んだ。
目覚めた時、私は裸で、……色んなところから色んなものを出したまま、教室に寝転んでいた。
制服やパンツはずぶぬれで、そして私の横には、同じく全裸の委員長が、良い笑顔をしながら眠っていた。
美少女だとは思っていたけど、今はなんか醜い感じだった。
(………。)
私は、反撃のつもりでその委員長の体を犯しだす。
起きる気配はない。…… 私は、女の子の委員長を 襲った。
END