図星をつかれて思わず気の抜けた声をあげてしまう健也。 わかりやすい反応だった。
「麻衣、大林君と岡崎さんどちらかとセックスしなさい」
「ええええっ!?」
店長は思いつきで再び麻衣に無茶な命令をする。
「岡崎さんと!?」
女同士で性行為をするとは如何なる意味かと麻衣は問う
「あら、女同士でもセックスはできるわよ。むしろそっちのほうが好きだっていう人もいるくらい」
まゆみと身体を重ねるイメージを頭の中でする麻衣・・・。
だがすぐにそれは振り払う
「そんな、女同士なんて無理です・・・」
拒否する麻衣。 まゆみにもレズの気は全くないので、まゆみもそれに賛同する。
「それじゃあ大林君とでいいのね?」
店長の問いに麻衣は答えない。
繰り返すが麻衣は処女である。 初めての体験をこんなところで今日会ったばかりの人とセックスなどあり得ない話だ。
「嫌なら別のことしてもらうけど?」
すると麻衣はそっちでいいですと小さい声で言った。
健也は当然、残念そうにしていたが、健也自身もいきなりセックスは無理があると思っていたのでそれほどショックは受けていない。
「でもこのままじゃ大林君がかわいそうだから麻衣、大林君のオナニーを手伝いなさい」
店長は健也を仰向けで寝かせてオナニーの準備をさせる。
そして麻衣は全裸のまま健也の顔をまたぐように立たされる
(ウウ・・・見られてる・・・)
当然健也からは麻衣の性器が丸見えになっている。
「そのまま大林君の口のあたりに座りなさい」
(えええええ)
麻衣は店長に視線をやっていやいやをしたが、店長は物凄い目で睨んでいる。
「あのあの・・やらなきゃダメですか・・・?」
「・・・・・・」
無言で睨みつけ、アゴを突き出す店長。 早くやれということらしい。
仕方なく健也の顔に腰を下ろす。
「大林君、麻衣の性器を舐めていいのよ」
大林はさっき舐めたばかりだが、麻衣の性器なら何度舐めても飽きない。
ペロペロと夢中で舐める健也。 そして店長は麻衣に健也のペニスをしごくように指示を出す。
初めて間近で見る男性器に戸惑う麻衣だったがなんとか手を上下させてしごく。
「そんなにつたない手つきじゃ大林君がイけないでしょ。 麻衣、口でフェラしなさい」
フェラの意味は知っていたがやり方はよくわからない。
麻衣がどうすればいいのかという顔をしていると、店長がまゆみにやり方を教えるように言う。
まゆみはしぶしぶ麻衣に丁寧に説明すると、麻衣はなんとか理解できたようだ。
恐る恐る健也のペニスに顔を近づけていく麻衣。
健也の性器はビーンと大きくなっており、先端の亀頭がテカテカ光っている。
(怖い・・・・・・でも、なんだか・・・・・・・・・・・カワイイかも・・・)
その亀頭の先に舌を伸ばす麻衣。
ペロッ・・・
「ううっ」
ピクッと動くペニスに、麻衣は驚く。
大林は麻衣の舌が触れるのに反応して声を出す。
(なんだかぷにぷにしてて、気持ちいい・・・)
麻衣は嫌がっていたわりに無我夢中でペニスを嘗め回している。
麻衣は少しずつ舐める範囲を広げていき、全体を舐め終わると、口にくわえた。
健也のペニスが麻衣の口内に含まれる。
麻衣の口内は太いペニスが席巻していてとても息苦しい。
だが、麻衣はなんとか首を動かし、緩急をつけて健也を快楽に導こうとする。
健也は性器を伝って麻衣の舌の感触を味わっていた。
裏筋を上下に舐めるザラザラした舌・・・
男根全体に触れる生暖かい唾液
口から出し入れされるごとに亀頭に伝わる唇の感触
それらを感じるたびに麻衣の口の中に自分のペニスが入っているんだと感じて健也のペニスはさらに大きくなっていった。
健也はすぐに限界が近づいてきたが、少しでも長く麻衣にフェラしていてもらいたい
その一心で必死に耐えた。
麻衣の舌が、唾液が、健也のペニスに絡みつく。
麻衣は口の隙間と鼻で苦しそうに息をしている。
「ふん・・・・・・うふぅぅふん・・・」
その可愛い声が健也の興奮を高ぶらせる。
(こんな可愛い子にフェラしてもらえるなんて・・・)
健也は無意識のうちに麻衣の頭に手を当てて、優しくなでる。
すると麻衣もうっとりとした顔をして健也に頭をなでられながらより一層一生懸命にフェラを続ける。
麻衣の性器から愛液が出て来る。
それもすぐに健也によって舐めとられる。
口の中に広がる麻衣の愛液・・・
健也は片手で麻衣の頭をなでながら、もう一方の手で眼前に広がる麻衣のお尻を開く。
麻衣のお尻が変形し、アナルが丸見えになる。
麻衣は一瞬動きを止め、そんなところ見ないでといった顔をしたが、すぐにフェラを再開した。
そして二人は同時に果て、イってしまった。
麻衣の口の中に発せられた精液。
「麻衣、飲み込みなさい」
麻衣は健也をちらっと見て微笑むと、それをためらいもなく全て飲み干した。
麻衣の食道を通って胃の中に入っていった健也の精液。
麻衣はお腹の中に健也の精子が溜まっていくのを感じていた。
健也の精子数億匹を含んだその精液は、やがて麻衣の身体にたんぱく質として吸収されるだろう。
麻衣はバイトから解放され、家に帰ってきた。 表情は優れない・・・。
(嫌だなあ、こんなことするの・・・)
店長から命令されて、今から麻衣はとんでもないことをするハメになってしまった。
麻衣は帰宅すると、学校の制服に着替えてから兄の部屋に向かった。
「お兄ちゃん、入ってもいい?」
「ああ、いいぞ」
麻衣が兄の部屋に入ると、兄はベッドに寝転がりながらゲームをしていた。
ちょうど屋根の上から下をうかがって、斬殺の機会を伺っている、緊張の場面だ。
兄は麻衣が入ってきたのを見てゲームを一度中断した。
タイムをわざわざかけなくても敵は気づく気配はなく間抜けそうにキョロキョロ侵入者を探している。
「どうした、麻衣?」
兄妹仲は決して悪くはないようだ。 兄は妹の訪問を歓迎してくれていた。
「お兄ちゃん・・・アニメのキャラクターの・・・カワイイ服持ってたよね?」
「んぐっ!?!? な、なんでそれを!?」
麻衣には知られていないと思っていたらしく、秋葉系趣味を知られてショックを受ける兄
「お母さんが見つけて・・・話してくれたから・・・」
「おかん・・・・・・」
兄は、ここにはいない母を心底恨んだ。
「私・・・着てみたいんだ・・・けど、貸してくれないかな・・・・?」
「えっ!? 麻衣が着るの? ど、どうして?」
麻衣の兄は信じられないといった顔をしている。
「今度の日曜日に・・・秋葉原に行こうと思ってね・・・せっかくだからコスプレしていきたいなぁって・・・」
「も、もちろんいいよ! 麻衣ならきっと似合うよ! それで、どれがいい?」
兄は興奮を隠せない様子で麻衣に服を見せる。
麻衣が選んだ衣装は、鷺宮春香の沈鬱という奇抜な萌えアニメの制服だった。
「お兄ちゃん・・・着替えるからゲームしてて」
「お、おう・・・」
そう言ってゲームをはじめる兄だが、麻衣が服を脱ぐさいの布ズレの音が聞こえてきて集中できない。
「曲者だ!!」
敵の忍者に見つかっては追いかけられ・・・を繰り返す
(何やってんだ、俺!落ち着け、落ち着け)
「お兄ちゃん、いいよ・・・」
麻衣が声をかけたので、見てみると、そこには鷺宮春香のコスプレに身を包んだ麻衣の姿があった。
「か、カワイイよ麻衣・・・」
思わず妹を褒める兄。
恥ずかしい・・・。 でも、意外とこういう服も悪くない、と麻衣は思った。
「どうかな・・・変じゃない?」
「ああ、大丈夫。 これなら秋葉に行っても堂々と歩けるさ」
「ありがとう、お兄ちゃん・・・」
そう言って麻衣は兄のほうに歩いていく。 兄の目の前までやってくる。
「ま、麻衣・・?」
「お兄ちゃん・・・・・・大スキ」
そう言ってがばっと兄に抱きつく麻衣
「ま、麻衣・・・」
驚く兄だが、かわいい妹に抱きつかれてまんざらでもないようだ。
麻衣の胸が兄のお腹に押し当てられる。
(当たってる・・当たってる!!)
ドキドキドキドキ・・・・
(お兄ちゃんにこんなことするなんて・・・!!)
兄としてのプライドにかけてドキドキするわけにはいけないと気丈に振舞うも、完敗だった。
「これは・・・・・・麻衣に貸してくれたお礼・・・だよ?」
麻衣はスカートをまくり上げ、ピンク色のカワイイパンツを兄に見せる。
「あ、ああ・・・ありがとう・・・」
ドキドキドキドキ・・・ 兄は完全に飲まれてしまっていた。
麻衣はそんな兄の手をとって、自分のスカートの中に導く
「な、何を・・・!?」
「お礼はね・・・麻衣の・・・・・・パンティ・・・なの」
顔を真っ赤にして言う麻衣。 声が震えている。 かなり動揺しているようだ。
「ええっ!?」
「お兄ちゃん・・・脱がして・・・」
兄は麻衣のスカートの下にしゃがむと、そのピンク色のパンティに手をかける。
「ぬ、脱がすぞ・・・」
兄は麻衣の股間を見ないようにパンティをゆっくりとずり下ろしていった。
スルスルスルスル・・・
かすかに聞こえる布生地と脚がこすれあう音は、兄の鼓動を加速させる。
足首まで下ろすと、麻衣は自ら脚を上げて脱がすのを手伝ってくれる。
(麻衣の・・・パンティ・・・・・・)
兄の手の中にはカワイイ妹のパンティがあった。
「ありがとう、ま・・・」
麻衣のほうを見上げて兄は固まった。
麻衣はスカートを下ろして隠すどころか、スカートを上げたまま兄の目の前に股間を近づけていた。
麻衣の股間には長方形型の豊かな陰毛が生えそろっていた。
兄弟仲はいいが、さすがに麻衣が女の身体になってくると一緒に風呂に入ることはなかった。
それでも、12歳まで一緒に入っていたため麻衣の陰毛が生えてきた頃を兄は知っていたが
まさかこんなに立派なジャングルになるなんて・・・
思わずじーっと凝視してしまう兄の顔に麻衣は股間をすりつけた。
「ぶ、ま・・・」
麻衣の陰毛が兄の鼻や口に若干入って来る。
「お兄ちゃん・・・・・・大スキ・・・」
麻衣は兄が呆然としている間に携帯のカメラで写真をとる。
麻衣は唖然としている兄を残し、顔を真っ赤にして自分の部屋に逃げていった。
麻衣は部屋にこもりきって、自分がしたことを思い返し、羞恥で身悶えていた。
「あああん、わたし、何してるんだろ・・・・・・・・」
顔を隠すように枕にうずめ、うつぶせで脚をばたばたとふとんに叩きつける麻衣。
翌日この写真を店長に見せると、ようやく満足そうに店長は笑った。
終わり