私立椎木女子学校初等部。  
設立してまだ15年程度しか経っていない新しい私立校ではあるが、10人程度の少人数制のクラスという制度が奥様方に受け、  
今では児童数800名を数える大型校となっていた。  
学力も申し分なく、赤いブレザーに紺のリボンとスカート、そしてベージュのブラウスというこの学校の制服は、児童達の誇りだ。  
 
そんな学校の女子更衣室で、10人の少女が、着替えを行っている。  
次の体育の時間の為に体操服に着替えている彼女達は、5年C組の児童達だ。  
少女達はクラスメイトと会話をしながら、赤いブレザーを脱ぎ、リボンをはずし、ベージュのブラウスを脱ぐ。  
そして乳首を露わにするが、「絶対に男は見ていない」と思っているからか、それを隠す事もせずに、今度はスカートを下ろす。  
なお、ブラジャーを付ける事は校則で禁止されているし、パンツやショーツも、派手な色のものは着用してはならない。  
その為真っ白なパンツやショーツ一丁という姿になっている。  
女子児童達はそのまま体操服に着替えようとする……が、彼女達が着替えを完了する事は出来なかった。  
何故なら体操服を取りだそうとロッカーを開けた刹那、半裸の少女達に「液体」が浴びせられたからだ。  
「きゃあ!!」  
扉を開いたら、中にある大量の水鉄砲が発射される仕組みだ。  
パンツ一丁の女子児童達はその仕組みに見事引っ掛かり、ピンク色の、ねばねば液体を全身に浴びる事になった。  
しかし児童達は悲鳴を挙げて、身を守る為に手を前にする以外の行動は出来なかった。  
そして彼女達は、乳首をまる見えにしたまま……その体をピタッと固められてしまったのだ。  
 
10人の少女の小さな体に容赦なく浴びせられる液体。  
これは、人間の体に浸透し、まず意識を奪う。  
そして次に、体の中にある骨と内臓、一部の筋肉を硬直させて、全く動けなくしてしまう。  
詳しい原理は長くなる為割愛するが、要するに、「人間を生きたまま、液体をかけた瞬間の状態のまま保存、硬直させる」液体だと思ってもらえればいい。  
 
 
悲鳴の後、静寂に包まれた更衣室。  
その更衣室の沈黙を破ったのもまた、女子児童達だった。  
制服を着ず、浴衣を着せられた、5年D組の女子児童だ。  
5年D組はこの学校における「問題児」を集めたクラスとして話題を集めている。  
有り体にいえば、女性だけしかいない為に性的、恋愛的に変になった  
…一言で言うと「変態レズビアン」の集まりだ。  
最もそうなってしまったのには理由があるが…。  
 
「……おおう、凄い。本当に固まっている……。」  
更衣室に入ってきた児童「白川 紬(しらかわ つむぎ)」が、一番手前にいたツインテールの半裸児童「小麦丘(こむぎおか)ななね」の頬を突き、  
そして彼女が、きょとんとした表情で固まったまま動かない事を確認した後、感激したように呟く。  
ななねはツインテールという子供らしい髪型と一緒で、5年生にしては純粋で、いつも笑顔でいるような女の子だ。  
やたらリアクションと声が大きいという弱点はあるものの、顔立ちは整っている。  
それだけでなく、無自覚にパンチラや胸チラを乱発する為……D組の児童達は彼女をみて「ムラムラ」としていた。  
勿論、紬も、いつか彼女を襲ってしまいそうな程に彼女を見ていた。  
そして今、ななねはカチンコチンに固まっている。  
更に乳首を丸出しにして、真っ白なパンツをモロ出しにした状態だ。  
紬は、彼女の、最後に残された一枚を取り、その中身を貪りたいという感情を……我慢する。  
何故なら彼女は、クラス委員長である「鯉渕 緋維(こいぶち ひつな)」へ献上しなければならない児童だからだ。  
「確かに、D組も10人で、この更衣室で固まっている半裸のお人形も10人だけど……。  
委員長が一番エロい子なんてずるいな……。」  
最も、他の女の子も可愛いから別に良いけどね〜と紬は呟きながら、いまだにきょとんとした表情で固まっているななねを抱えて、D組の教室に戻って行った。  
そんな紬とすれ違うように、浴衣姿の少女がまた更衣室の中に入っていき、そしてこういう。  
「おお! 本当に固まっています!」と……。  
 
「あの魔法化学部の硬直液体ガンの効果は、流石と言えるべきでしょうか?」  
眼鏡をかけた、セミロングヘアの浴衣の少女が、机に座りながらそう言う。  
彼女が「鯉渕 緋維(こいぶち ひつな)」、この5年D組の委員長を務める、成績優秀な美少女だ。  
そして彼女の前には、浴衣姿の9人の、D組のクラスメイトと ……着替え中に固められた、C組の10人の女子児童がいた。  
緋維はクラスメイトに「ありがとう」と呟いた後、一直線にななねの方に向かった。  
パンツ一丁の少女は瞬きすらせず、きょとんとした表情で固まっている。  
液体には気づかなかったのか、防御しようともせず、乳首を丸出しにしたままのななね。  
「……さて、私は彼女と遊んでくるから。  
貴方達は他の子で遊びなさい。」  
「はい!」紬を含んだ9人の少女は、嬉しそうに返事をした。  
そして…彼女達は、自分に施された封印を解く。  
 
 
お尻から尻尾が生え、頭からも耳が生える。 そして目を獣のように輝かせ、欲望に塗れた視線を裸体に向ける。  
彼女達はこの地に伝わる「妖狐」の末裔だ。  
普段は人間の格好をしているが、一か月に一度来る発情期が来ると…こうやって色々考えて、同じくらいの年齢の少女を「犯す」。  
女しかいない種族の彼女達にとって、10歳くらいの美少女が、性的な大好物だ。  
そして本来なら彼女達の長が時間を止めて、街中の美少女を犯させるという方法を取っていたのだが、  
「人間社会にもぐりこんだ方が美少女を見つけやすい」と言う事で、「原住民」としてこの学校に通う事になったのだ。  
狐の耳としっぽを出した少女達の辞書に、「自重」という言葉は存在しない。  
目の前には半裸の美少女が9人。その小さな裸体に何をしても、彼女達は動きも叫びもしない。  
性器を守っていたパンツは一瞬で脱がされ、小さな体を押し倒され、そしてC組の少女達は前後の穴に尻尾を突っ込まれ…  
 
教室は一瞬にして、血と体液が飛び散る、狐の狩場と化した。  
 
 
狐の長が力に目覚めるのは、11歳の誕生日の直前の「発情期」  
そして発情期は10歳くらいから発生する。  
その1年は、催眠術で眠らせたり騙し騙し誤魔化すか、……今回のように、知り合いに頼んで少女達を固めてもらうしかない。  
(だけど、それももうすぐ終わります……。)  
力に目覚めたら時間を止める事が出来、可愛いクラスメイトの狐たちに「餌」を与える事が出来る。  
そうすれば、この学校の女子児童…いや、町中の少女が、自分達の「餌」となる。  
勿論殺したりはしないけど。  
 
D組の教室の隣にある空き教室に、緋維と、硬直したななねがいた。  
緋維は、ななねの足を持ち、逆さまに持ち上げる。  
ツインテールだけが重力に負けて向きを変えるが、彼女の身体は硬直したままだ。  
しかし、肌の感触だけは、「動いている時」と一緒である。  
そのままパンツを脱がして、性器とお尻を丸出しにする。  
「……貴方は恥じらいが無さ過ぎます!」  
緋維はななねの…というより、ななねの性器に向かって、説教を始めた。  
「休み時間中は動きまわってパンチラしまくりだし、体育中でも平気でスパッツの中に指を入れて痒いところをかくし、  
夏だって、水着を中に着てきてパンツを忘れて、そしてノーパン状態で……。  
あの時は発情してなかったけど、発情してたら今頃貴方はレイプされていましたよ!私に!!」  
ななねはかなり活発な性格らしい。しかし、動き回っている彼女も、硬直液にかかればただの人形と化す。  
緋維はゆっくりと、ななねの性器を舐め始める。  
舌で開けた性器の中は、綺麗なサーモンピンクをしていて…少しだけ、おしっこの臭いがした。  
そのまま性器に舌を入れて、中を舐めまわしたら、、液体がぶつかり合う音が出る。  
唇を性器につけて……ななねの中にある、恐らく汚いであろうそれを、緋維は吸い取る。  
ななねはきょとんとした顔のまま、緋維に性器を吸われている。  
今までは出すだけだったその穴に、舌は容赦なく入り込んでいた。  
 
を引き、股間から口を離した後、緋維はななねの全身を見つめる。  
まだ膨らんでもいない小さな胸に、美しいラインの腰。  
そして何よりも、整った子供っぽい顔に……、今は微塵も見られない、活発な性格。  
「貴方は私の、長への目覚めにふさわしいです。」  
長の力に目覚める方法は無い。時期が来れば寝ていても目覚めるものだ。  
だが、それでも人というものは、特別嬉しい事が起こる時は、一番の御馳走にありつきたいものだ。  
それは狐と人間の合体した存在である緋維も一緒だった。  
 
ななねを寝かして、緋維は彼女の後ろを向き。  
そしてお尻に生えた尻尾を……遠慮もせずに彼女の股に突っ込んだ。  
「は!……んぅ!!」  
尻尾はずんずんとななねの中に入り込むが、その尻尾を、幼い少女の中にある「締め付け」が襲う。  
「んぁ……ん……んん!!」  
尻尾の先に、少しねばねばしたものがまとわりつく感触を感じる。恐らくは血だろう。  
だがそれは気にはできない。女子小学生の体は、まだ性器に物を突っ込めるようにできていない。  
故に彼女の中に入り込んだ棒は、この世のものとは思えない程強い力で締め付けられる。  
 
しかし、それがいい。  
「く……う……んぅ!!」  
尻尾が痛い。ギチギチしていたい。 ダッチワイフとなったななねなのに、体の中は人間そのもの。  
処女を奪われたのに泣きも叫びもしないカチンコチンのななねの中身は凄くきつい。  
抜くのも進むのも出来ない。ただ痛い。  
しめつけが痛く、尻尾を刺激する。けど尻尾は性感帯だ。狐の性感帯だ。  
痛いがやがて気持ちいいになる。 いや 違う。  
「痛いのが気持ちいい」のだ!  
「あ!ぐぁ……はぁう!」  
涎を垂らし 地面に両手を押しつけながら……緋維は尻尾を揺らす。  
尻尾が刺されたななねの体も上下に揺れる。 ツインテールだけが揺れて、体自体は固まったままだが。  
だが、その揺れもすぐに収まる。  
……緋維が「イッて」しまったからだ。  
 
「はぁ……う……んん。」  
浴衣の下から情けない液体を垂らして、狐は腰から落ちる。  
それと同時に、緋維は、自分の中から力がわき出る感触を感じた。  
これは力に目覚めた結果だ。 その証拠かどうかは分からないが、疲れて動かなくなった腰が回復した。  
尻尾と耳を嬉しそうにぴくぴくさせながら、彼女は自分が犯した女子児童の姿を眺める。  
 
股から血を出して、いまだに動かないままでいるななね。  
しかし、長の力に目覚めた今なら、彼女の処女膜を治す事が出来る。  
いや、彼女だけではない。 今、クラスの狐たちが犯している少女達の処女も、1秒足らずで回復できるだろう。  
「今まで処女を取るのを禁止してたけど…これからは……。」  
嬉しそうに笑いながら、緋維は硬直したななねの体を優しく抱き上げる。  
彼女はいまだにきょとんとした表情のまま、動けなかった。  
 
ななねを教室に連れていき、緋維は長の力に目覚めた事を仲間に説明する。  
仲間達は祝福と感激の言葉を挙げて、そして、緋維が持ってきたななねの体に飛びついた。  
そして第二ラウンドが開始されたのだった……。  
 
結局C組の児童達は皆、体を犯されたりはしたが、その事実を知る事は無かった。  
何故なら彼女達は意識ごと硬直されていたからだ。  
そして狐の尻尾を突っ込まれた性器やお尻も、長の力によって回復している。  
 
「というわけなのです。」  
緋維は長に目覚めた日の一部始終を、硬直液体を作った笠置霙に話した。  
霙は自分の、女子児童を固める道具を貸し出す代わりに、彼女達の話を聞くという契約をしていたのだ。  
だけど話を聞いた後、彼女は残念そうに呟いた。  
「けど、時間停止を自分でできるんじゃ、もー私の作品は『これ』よねー。」  
洋ナシを出しながら言う。  
しかし、狐の「長」は笑いながら、彼女の発言を否定した。  
「私たち狐は、他の生物と時間の流れが違うから、誰かが時間を止めても自分達はそのまま動く事が出来るのです。  
私が時間を止めても、クラスメイトの狐は皆、何事も無かったかのように動く事が出来ます。  
……けど、人間の中にも、他の人と時間の流れが違うから、時間停止をしても動ける人がいるわけです。」  
緋維は笑顔だった。 発情期でもないのに、尻尾を出してそれを嬉しそうに振っている。  
「……今までのお礼です、次から発情期には、  
貴方も一緒に参加してもらいますよ。」  
霙は嬉しそうに同意した。  
 
 
以後、この小学校の女子児童は、一か月に一度、その体の動きを止められる事になる。  
そして、「11人」の少女にその体を犯される事になるのだが……、それはまた、別の話。  
 
 

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