木々がまばらな森の中を通る道からやや外れたちょっとした広場のようなところで
少女がゴブリンどもに捕まっている。
5匹ほどが少女を取り囲んでいるのが確認できる。
その少女はどうやら背後にある木につま先が接地する程度に
両手を吊るされているようで、両足をバタつかせている。
「お前その装備からして魔導士の村の娘だな?村の場所はどこだ?
素直にしゃべれば命とその身体は無事にしといてやるぞ?」
「誰が!!」
自由が利くその足で顔に近づけて来ていたゴブリンのうちの1匹の顔面を蹴り上げる。
「ぐがぁ!!」
顎をもろに蹴り上げられ悶絶しながら下がるゴブリン。
「がはははは、元気がいいメスだな」
身にしている装備類からリーダー格と思われるゴブリンが少女の前にやってくる。
「足も縛らないと危険だな」
おもむろにポケットに手を突っ込み魔石を取り出し魔石に号令を掛ける。
「縛れ!!」
魔石が青く鈍く輝くと少女の両足首に縄上の物が現れ
右足首と左足首にまとわりつき
それぞれ左右に軽く脚が開くような感じで付近の木の枝に縄が固定される。
「手間かけさせやがって……くくく、まあいいさ、
しゃべる気がないならしゃべりたくなるまで俺らの相手をしてもらうだけだぜ
くくく…久しぶりのメスだからな……楽しみだぜ!!」
と、いきなりズボンの股ぐらからいきり立った一物を引っぱりだす。
「ひ!!い、いやあああああああ」
20cmはあろうかというそそり立つその物を見て
恐怖に顔が引き攣りはじめた。
「あ〜あ〜これはなんとも救いがたい状況になってるな〜」
まるで人ごとのように(人ごとだけれど)特に慌てるでも怯えるでもなく
少年が手慣れた足取りで見つからないように茂みや木の幹に隠れながら近づいて行く。
「あれだけ密集されちゃうとあの姉ちゃんまでやっちまうしなぁ〜
1匹づつ仕留めてると確実に仲間呼ばれるしな〜どうしたもんかな〜」
(上手く姉ちゃんから離れてくれればいいんだがな……
まぁ、ダメそうだったら地道に1匹ずつ仕留めて行くか…
仲間呼ばれたら、そんときゃそんときだな)
いつでも飛び出せるよう臨戦態勢を整えつつ暫く様子を伺うことにした。
「くくく、そう嫌な顔しなさんなって、これから気持ちいいことやるからよ」
リーダーが声を掛けつつ、少女が身につけている装備類を外しにかかる。
胸当て、腰回りから太腿に掛けてのプロテクター類…
ゴツい指とは裏腹に器用に外して行く。
「さぁて、邪魔な鎧はこれでいなくなった訳だが……この先どうなるかは
わかるよな?しゃべる気にはなったか?ん〜〜」
少女の顔に近寄りほほの辺りをぺろりと嘗め回す。
「ひ!!……だ、だれが…………」
恐怖に引きつりつつもしっかりと拒絶をする。
「くくく、そうかい…そうこなくちゃなぁ〜しゃべられちゃ〜
こいつの処理に困るってものよ!!」
既にその先っちょからは透明な先走り汁がしたたっている一物を
オナニーでもするかのように自らの指で軽く数往復しごく。
「はぁはぁはぁはぁ、たまんねーぜ!!
ま、素直にしゃべってたとしても結果は同じだったけどな!!」
自らの先走り汁でねっとりした指先を少女の首スジまで伸ばすと
タートルネック状になっている服の襟首に突っ込む。
「そーら!!」
突っ込んだ指を力任せに下方向へと引っぱり上着を一気に引き裂きにかかる。
「いやぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ〜」
少女の悲鳴が響きわたり、そして少し小振りだが形のいい乳房があらわになる。
肩から腕の部分と背中だけを残し胸や腹部が一発で露出してしまった。
「はぁはぁはぁはぁはぁ、いいぜ、いいぜ。
ちょいと小さいが、いいおっぱいしてるじゃねーか」
言うが早いか、リーダーが丸見えになった乳首へとしゃぶりつく。
「いや…や、やめて……」
身をよじって抵抗するが手足を縛られどうにもならない。
「くへへへ、いやいや言ってる割には乳首がコリコリに勃ってるじゃねーか」
しゃぶりついてたリーダーが顔を離してニヤニヤと話す。
と、少女の乳房付近に白濁した液体がぴゅぴゅぴゅと飛び散る。
「いやぁ〜〜」
再び少女が身をよじる。
「はぁはぁはぁ、り、リーダー済まねぇ〜我慢できずに抜いちまった」
取り囲んでいたゴブリンのうち数匹が辛抱たまらず自らの指で射精してしまった。
「がはははは、構わねえぜ。ま、俺から先にやらせてもらうからよ
それまではオナニーで我慢しててくれや」
先ほど蹴られたゴブリンがいきり立ったモノをしごきながら少女の隣へと近寄ってくる。
「さっきはよくも蹴りなんてくれやがって!!リーダーの次に犯してやるからよ!!」
涙目になりつつもキッと睨み、じたばたと身をよじる。
「くははははは、無駄無駄無駄ーー……はぁはぁはぁはぁ」
少女の目の前に陣取るリーダーの横、少女の右隣に来ると
ナニをしごく速度を一気に加速させ少女の鼻先へと突き出す。
「!!!!!!」
あまりのグロテクスさに思わず目をそらし顔を背けようとするが
「うぅ!!!!!」
ナニを突き出すのとほぼ同時で先ほど少女に蹴りを喰らったゴブリンが呻き
回避する間もなく大量の白濁液を顔面にもろに浴びてしまった。
「いやあああああああああ!!!」
少女の絶叫とゴブリンの荒い息づかいが森に響きわたった。
そして救出の機会を伺っていた少年も股間を膨らませていた。
(助けなきゃいけないんだが…もちっと見てたいような……
つーか…あ、あんだけ密集されてると姉ちゃんまで被害が及ぶつーの)
などと見入ってる自分に言い訳を考えつつ
手下のゴブリンのように自分も膨らんだ物を擦りたい衝動にかられながらも
それだけは踏みとどまっていた。
「さぁて、部下どもも我慢の限界のようだし、俺ももう限界だ」
そういうと、腹部に手を伸ばし上着を破ったのと同じ要領で
ズボンも一気に破り捨てる。
上半身の時とは違い、両脚に残る部分も奇麗にはぎ取って行く。
そして、白い下着と黒い靴下だけの下半身となった。
「くへへへへへ」
指を伸ばし下着越しに割れ目を指で上下になぞって行く。
「…い…いや……」
うわずった声でどうにか拒否の声を上げるのが精一杯になってきた少女。
「なにが嫌なんだ?あ〜?濡れてるじゃねーか、はははははは」
始めはゆっくり上下に溝をなぞっているだけだったが
徐々に激しく上下させていき
下着の上部をつまむとそのまま引き裂いてしまった。
引き裂いた下着を身体から取り除く時に
割れ目から透明な糸を引いているのを少女にも見せつける。
「ほーら、気持ちいいんだろ?本当はよ!!」
「…………」
自らの愛液でねっとりしている下着の一部を目の前にちらつかせられて目を伏せる。
こんな状況なのに身体が反応してしまっている自分が嫌になってしまった。
「毛が少ししか生えてないお子様だったか!!頭の毛は長いのにな!!
初めてが俺らってか?ん〜?運がいいなお前は。人間のに比べれば遥かに
長くて太いからなぁ〜、痛いのは初めだけで後は気持ちいいぞ〜ってか!はははは
俺らは守備範囲が広いからなぁ〜、しょんべん臭いガキでも全く問題ないぜ!!」
リーダーの指が直接割れ目をなぞりだす。
「……ぁ、ぁぁ…」
そして少女も諦めたのかとうとう吐息をもらす。
「ひゃははははは、いいぞいいぞ、そうだ、もっと喘げ喘げ!!」
クチュクチュと卑猥な音を立て始めた割れ目の内部をこねくり回し始める。
「んんん……ぁぁぁ……んん…」
漏れ出てくる声を必死にこらえようとする。
「はははは!無駄な抵抗を…そういやガキなら中よりも外の豆の方が効くんだったな〜」
ニヤリとほくそ笑むとネトネトになった指を引き抜き、
もう片方の指で割れ目をぱっくり開くと露になった豆いじりをし始めた。
「おうおうおう、こんなに豆を腫らしてしまってよ〜、
ははははは、そーら気持ちいいだろう?あああん?」
グリグリといじりはじめ、あまりの気持ち良さに思わず腰が動き出す。
「んんん…あ…ぁああああぁぁあぁぁ〜」
こんな状況にも関わらずこみ上げてくる快感に抗えずに声を出してしまう少女であった。
「うっ!!」
少女の太腿からふくらはぎにかけて白濁した液体がピュピュピュとかかる。
取り囲んでいたゴブリンのさっきとは違う奴がこらえきれずに射精したようだ。
「はぁはぁはぁはぁはぁ」
ゴブリンどもの荒い鼻息と少女の喘ぎ声だけが流れて行く。
そして股間を膨らましつつもひっそりと息を殺して機会を伺う少年。
(…ヤバいな……姉ちゃんやられちゃうな……こうなりゃ各個撃破しかないか)
腹をくくって突撃しようとした時
「くくく、さぁていただくとするか、おまえら邪魔だからちょっと離れてろ」
リーダーがちょいちょいと手で払うマネをして部下達を少し離れた場所へと追いやる。
そして自らは少女の両脚を持ち上げ濡れてくちゃくちゃとなっているあそこへと
ギンギンになった一物をあてがうべく腰を前に持って行く。
(離れた!!)
魔石3つを握り準備していた手を突き出す。
「火炎弾連撃!!」
直径1mはあろうかという巨大な火の玉が十数個、
少女から離れたゴブリン達に襲いかかる。
虚を付かれたゴブリン達はなす術もなくそのまま骨も残さずに灰となる。
ゴブリンを燃やし尽くすとともに火炎弾も消え去るが、
ゴブリンの居た周りの草木が山火事さながらに燃え始める。
「な!?」
わずか1秒にも満たない出来事であり、何が起きたのか理解が出来ないリーダーは
両手で少女の太腿を持ち上げ挿入寸前の体勢のまま、
次の瞬間、炎の槍が数本飛んでくるのを認識した。
それが最後の記憶となった。
リーダーの頭部に直撃した数本の炎の槍の威力で頭部だけ数m吹っ飛ばされ
あっという間に灰となる。
頭と泣き別れになった身体のほうはガクリと膝から堕ち、そのまま後ろへと
のけぞるような形で倒れて行く。
腕やら脚やら、いきり立った一物やらがぴくぴく痙攣しているがそれもすぐに収まり
ナニからピュピュっと射精をしてそのままピクリともしなくなった。
延焼して燃え盛る一面に向かって新たな魔石を握り直し手を突き出す。
「氷炎弾!!」
先ほどの炎の氷版といった所の魔法がぽん、ぽん、と
1つづつ発射して丁寧に火を消して行く。
消化作業が終わると、おもむろに着ていたローブを脱ぎ
あまり直視しないようにしながら、うずくまり震えている少女の上に
バサッと掛けて声をかける。
「砦の街で買ったばかりの新しいのだから……
姉ちゃんには少し小さいかもしんねーけど、それをとりあえず羽織ってな」
先日、街で見かけた際には大きなリュックを背負っていた。
そのリュックがこの近辺にあるのでは?と思い少年が辺りを見回す。
少女が縛り付けられていた大木周りをぐるりと回ってみる。
「あったあった」
ひょいと掴んで持ち上げ……
「重!!」
想像以上の重量感に改めて持ち直す。
ローブに包まり未だ震えの止まらぬ少女の前にリュックを置く。
「ちょっとした着替えくらい持ってるんだろ?」
その問いかけにかろうじてうなずく少女。
「俺、ちょっと離れてるから着替えちゃいなよ」
とその場を離れようと歩き始めた時に
「いや!!行かないで!!独りにしないで!!」
手を伸ばし少年の足を強く握る。
なるべく直視しないようにしていたが、とうとう目があってしまった。
涙でぐちゃぐちゃになり、未だかすかに震えているその顔。
そして伸ばした手とローブの隙間からかいま見れる
小振りだけど奇麗な乳房とピンクのかわいらしい乳首に目を奪われた。
少年の顔が紅潮し、息子が敏感に反応し始める。
そのまま、その場でクルっと背を向けると。
「じ、じゃあここで後ろ向いてるから、は、はやく、
着替えちゃいなよ、お、おれも、お、男なんだから」
しどろもどろになりながらなんとか言い切る。
少年の慌てぶりにはっと我れに帰りローブ一枚でほぼ裸である自分に気がつく。
「あ、ありがとう……す、すぐ済ますから…」
少女の方も慌てて荷物を漁り代えの衣服を引っぱりだす。
ローブを着ていない今は股間が膨らむと一目瞭然。
さっきの今で股間が膨らんでるのはさすがに気が引けるというか
人としてアレだろうという思いとは裏腹に言う事を聞かない馬鹿息子。
(沈まれ、沈まれ!!)
股間をおさえ必死になるが、
逆に押さえるほど微妙な快楽に襲われてしまう罠に陥ってしまっている。
(く、くそ〜)
こんな時に先ほどのローブの隙間から見えた乳房や
襲われていた時の乳房の映像が脳内をよぎりさらにギンギンになってしまう。
独り悪戦苦闘しているさなか、背中からふぁさっとローブがかけられる。
「ありがとう…小さなナイト君…というより魔導士君かな?」
股間を押さえて難儀している様子を背後から見て
着替えが終わった少女が後ろから少年にローブを掛けて上げる。
明らかに自分より年下の少年。体格的にも自分より一回り小さく頭一つ分は軽く違う。
それでも少女から見れば小さな英雄だ。
「そ、そんなに隠さなくてもいいから……もしかして女の裸を見たのは初めて?」
相変わらず背中を見せたままの少年に声をかける。
「……は、初めてって訳じゃないけど……そうそう見れる物じゃないし…
……姉ちゃんの…その……奇麗だったし……
ってか、違うんだ!!さっきのゴブリンどもと違って襲おうとかそんな…
つもりは…ないんだけど…勝手に大きくなっちまうんだ…」
背中越しでも少年がしょげているのが見て取れる。
「年頃の男の子はそんな物だって、村のオババも言ってたわ
だから気にする事なんかないって。それよりもさっきは本当にありがとう
…私、もう諦めてたから……このまま犯されて殺されちゃうんだって…
だから…ありがとう」
少年を背後からぎゅうーっと抱きしめてほっぺにちゅっとキスをする。
「う、うわぁ〜〜!!!」
あまりの出来事に思わず飛び跳ね、少女と相対してしまう。
モッコリしてる股間もモロわかりで、慌ててローブで前を隠す。
「ふふふ、魔導士としてはすごい力を持ってるみたいだけど…
年相応にかわいいとこもあるのね」
その少年然とした立ち振る舞いに笑みがこぼれる。
少年が初めて見る少女の笑顔。
そしてその着衣は長袖のシャツと膝辺りまでのスカートという
街着そのものであった。
(か、かわいい……)
思わず見とれてしまった少年であった。
「ああ、これ?」
スカートの裾をちょっと広げてみせる。
「砦の街での普段着用にね。戦闘用のアンダーじゃ動きづらいしね」
そういうと、脱ぎ散らかされていた鎧を身につけ始める。
「まぁ、この服に鎧ってのもどうかと思うけどね」
くすっと笑いつつ装備していく。
「さてと…もし良ければうちの村によっていかない?お礼もしたいしね」
少女が少年に問いかける。
「……まぁ急ぐ旅でもないしな……ご飯ぐらいはごちそうになるかな?」
少年が答える。
「それじゃ決まりね!ここからなら後1日程度で到着するわ、んじゃ行きましょうか」
並んで歩きだす二人。
「……そういえば君の名前聞いてなかったね。
ちなみに私はカーナ、今年で18歳になるわ。君は?」
その問いに少年が少女を見上げる。
「俺は……アドレス……14歳……」
ぼそぼそっと答える。
「アドレス君ね……1人なの?」
「ん?そうだよ?……やっぱ不自然?」
「まぁね。でもあの実力なら問題はないでしょうけど…
ん〜14歳かぁ〜その年でアレだけの魔法が使えるなんて大した物ね」
「まぁ〜大量の魔石頼りの反則技に近いけどな」
ジャラっと腰に付けている革袋をならしてみせる。
「そうそう、アドレス君ってば大量に魔石持ってるわよね〜
しかも、そっちの方に入ってるのは全部魔力補充済みでしょ?
その年で一人旅といい、なんか色々ありそうね…
無理に話さなくてもいいから、もし気が向いたなら色々お話聞かせてね」
「……ま、気が向いたら…ね…」
端から見たら姉弟のような感じの二人。
森の中の道を東へと歩き始めた。