龍と虎は新婚気分  
エピローグ  
 
 
 
翌朝  
「ん……あ……あ?」  
目が開き、ふと気付く……あ、あーそうか昨日…あれから5回もされて  
そのまま眠ってしまったのだ。バックに対面に正常位…散々だった。  
私は布団からむくりと起きると、部屋を見回した。誰もいない。  
もしかして……と思いキッチンを見ると、  
予想通りおでんの鍋に箸、それに取り皿や使った食器が無くなっている。  
私の部屋で洗えばいいのに……と思っていると玄関のドアが開いて、先生が入ってきた。  
「あ、おはよう…食器は洗っておいたから…乾いたら持ってくるよ。」  
「食器洗いくらい、いい言ってるのに。水道代くらい払えます~!」  
私がぶぅとふくれると、先生は真面目な顔して言った。  
「いや、龍子が用意してくれたんだ。洗うくらいはさせてくれ。  
あ、あと服は僕が汚してしまったし…責任をもってクリーニング代は支払います」  
「は、はぁ……わかりました。」  
「それと早く服を着て欲しい。目のやり場に…その…」  
「え…あ、あ……あー」  
やけに寒いと思ったら、私の身につけているものはショーツにブラウスだけだ。  
裸ワイシャツとも取れる艶姿。  
「先生……前をそんなにおっきくしていっても説得力ないですよーだ!」  
 
私はそのままの姿で布団を剥いで、先生の顔を見て言った。  
「龍子、早く服を着なさい」  
「……先生はこのまま私が服を着ちゃっていいんだ?」  
「…………」  
先生が黙ってしまった。あははは、困ってる、困ってる。  
まぁ、今日は大学の講義があるから大丈夫だろう。昨日の仕返しだ。  
そのまま大学へと行ってもらうとしよう。  
「なんちゃって、冗談でーす。服を着るから部屋に戻って――――――」  
「はい、すいません。親戚に――不幸が――ええ――午後には間に合いますので…はい」  
え……ケータイ出して、どこに電話してるんですか?午後には行けるって?  
「大学には電話しておいたから、龍子の授業は休講だ。さぁ、二人だけの講義を始めよう」  
「え…ええ!?」  
あれだけしてまだするのか!?どれだけ溜め込んでたんだよ。  
私は迫り来る先生から、じりじりと後ずさりしたが……トンッ……壁に背中が当たる。  
退路が断たれたらしい。  
「こ、この変態教師!エロ、バカ、先生なんて嫌い!」  
「否定はしない…大好きだ、龍子!」  
 
「や、やだ…あっん!んっ…た、立ったままなんて…べ、ベッドで」  
「今更だよ…くっ…うっ」  
キッチンの壁に手をついたまま、お尻だけ突き出して、立ちバック。  
なんだかんだで濡れている私。  
ブラウスを捲り上げられ、ショーツは膝までずりさげられて…お尻だけ  
突き出すなんて最悪だ。  
「も、もォ!変態、変態!んっうう」  
「はっ…はっ…裸Yシャツの恩恵を受けられるなんて僕は幸せものだ」  
「ひゃっ!?」  
激しく腰を突きだし、先生は私の背中に舌を這わせた。生暖かい感触に  
思わず背筋を反らせ、声を上げてしまった。  
「胸…大きくなったね…これからいっぱい揉んであげる!」  
むにゅむにゅと背後からおっぱいを揉みほぐし、乳首を指でくりくりと弄くる先生。  
「そォ…そういうこと…あっ…い、言わないでっ!あんっんんっ!」  
大学の講義が休講になったのはいいかもしれないけど…んっあっ…  
はぁ…だ、ダメだ…もう何も考えられない…んんっ  
「はぁっ出る…出るよ龍子!」  
「あっ…は……はぁ…ダ、ダメ…イ、イッちゃ…」  
「龍子、龍子、うっ!」  
昨夜に引き続いて先生のアレがググッと大きくなって熱いモノ  
が私の中に注がれる。ビクンビクンと波打つ下腹部。  
こ、こんなにされたら……本当に赤ちゃんできちゃうかもしれないのに  
「愛してるよ、龍子」  
ちゅ…ちゅ…と啄むようなキスを首筋に受けながら、私はずるずると  
脱力して、床にへたり込んだ。  
「もう……エロ教師」  
 
END  
 

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