「お兄ちゃ……そんなとこ、ダメぇ……」  
「何で? 綾のここ、全然汚くなんかないよ」  
 
お隣の博人お兄ちゃんは、今年大学に入ったばかり。  
お父さんとお母さんは、いつも仕事で忙しいから、よくお兄ちゃんの家で過ごしたりしてます。  
お兄ちゃん家も共働きで、お揃い。出張が多くて、私達はいつも一緒にいました。  
そんな生活だったから、いつのまにか、キスしちゃったり、六年生に上がった今では、  
お互い裸になったりして、色々えっちなこともし始めました。  
「お兄ちゃん……」  
でも、お兄ちゃんは私の身体を思う存分弄るけど、私のあそこにはおちんちんを挿れようとはしません。  
その代り、私の……一番気持ちいいところだけ、いつまでもずっと、ぐちゃぐちゃになるまでいじめるんです。  
 
「綾のここはいつもキレイだね。ぴっちり閉じてて、ピンク色で」  
くちゅっ、とあそこにお兄ちゃんの指が触れました。音をわざと立てるみたいに、  
えっちな汁が出てくる場所をいっぱい掻いて、  
私の身体はどんどん熱くなってきて、顔もすぐに赤くなってきました。  
「お兄ちゃん、そこばっかり……ダメだよぉ」  
大好きなお兄ちゃんにえっちなところを触られるのは、すごく気持ちいいけど、同じくらいすごく恥ずかしい。  
それなのに、お兄ちゃんたら、私にもっと恥ずかしくさせるようなことばっかり、言わせるの。  
「綾ぁ? そこじゃ分からないって、何回言えば分かるのかな?」  
私のお豆に、お兄ちゃんの指が伸びてきます。一番えっちで、一番とろとろになる──女の子のおちんちん。  
お豆の皮を剥かれて、私のさくらんぼはお兄ちゃんに丸見えになってしまいました。  
「綾のクリトリス、真っ赤に勃起してるよ。恥ずかしくないの?」  
指先で弾いて、コロコロ転がして、私のお豆はますます膨らんでいきます。  
お兄ちゃんは私が声を裏返らせるのを、楽しんでるみたいです。  
「ふぁぁっ、そんな、お豆ばっかり……くちゅくちゅしないでえ……ひあああぁっ、ああああぁぁっ」  
「お豆、じゃないでしょ。教えた通りに言ってごらん」  
うぅ、博人お兄ちゃんのいじわる。  
えっちな言葉をしゃべると、頭がボーっとするのに。  
もっともっとえっちな気持ちになっちゃって、おかしくなっちゃうのに。  
それでも、お兄ちゃんは私に色んな言葉を言わせる。  
「綾、どこが気持ちいいの?」  
お兄ちゃんには、逆らえない。  
顔は笑ってても、絶対に許してくれないんだ。  
あそこの入り口をくちゅくちゅと軽くかき回されて、結局私は口を開きました。  
「クリ……トリスです」  
「聞こえなかったなあ?」  
「クリトリスです……っ! お兄ちゃん、恥ずかしいよぉ……」  
思わず、顔を手でおおっても、お兄ちゃんは止めてくれません。  
むしろ、ますますお豆……クリトリスをコリコリといじくり始めました。  
クリトリスの皮は根元まですっかりむき出しにされて、お兄ちゃんの舌がちょん、とつついてきました。  
真っ赤なお豆が膨らんできて、どんどん私はえっちな気持ちになります。  
すると、えっちなお汁とお兄ちゃんのツバでぬるぬるになったクリトリスを、お兄ちゃんはぱく、と食べてしまいました。  
「あああああぁぁぁっ……それダメっ、お兄ちゃん、クリトリス口の中でくちゅくちゅしちゃダメえええええええっ!!」  
お兄ちゃんが一番大好きなのが、私のクリトリスをおしゃぶりみたいに舐めまわすことです。  
口の中でザラザラの舌がクリトリスを転がすたびに、頭がバチバチって火花が出て、おかしくなりそう。  
あ、だめ、もう、何も、考えられない──  
 
「はい、おしまい」  
さっきまで赤ちゃんがおっぱいを飲むように私のクリトリスをちゅぱちゅぱしていたお兄ちゃんが、急に口を離してしまいました。  
お兄ちゃんのせいですっかりコリコリになっちゃったお豆は、皮を押さえてた手を戻してもまだ頭のところが飛び出ています。  
もうすぐ一番気持ちいいところまでいけそうだったのに、ギリギリでいつも止めるお兄ちゃんは、本当にいじわるです。  
「綾のえっちな声、いっぱい聞かせてくれたら、イかせてあげる」  
「そんな……お兄ちゃん、ずるいよぉ」  
お兄ちゃんは、『特別に』とか言って許してくれることは、絶対に──絶対に、ありません。  
いつも、頭に白いモヤモヤがかかって、何がなんだか分からなくなるくらい、  
いっぱいえっちな言葉を言わないと、気持ちよくしてくれません。  
「綾のクリトリスは、今どうなってるの?」  
つん、つん……と、えっちな気分が引いていかないように、でも焦らすように、クリトリスをつついてくるお兄ちゃん。  
でも、それだけ。もっと激しく、もっとぐちゃぐちゃにお豆をいじってほしいのに、してくれません。  
「私のクリトリスは……お兄ちゃんにちゅぱちゅぱ舐められて、いっぱい吸われて、コリコリにボッキしてます……」  
頭が熱い。顔が熱い。  
そして、同じくらいに、クリトリスが熱い。  
お兄ちゃんに早くいじって欲しくて、ひくひく震えてる。  
「イきたい? じゃあ、おねだりしないとね」  
「クリトリス大きくして、はしたなくおまんこぐちゃぐちゃにしてる綾はえっちな小学生です……  
くちゅくちゅ転がして、いっぱいしごいて、綾の恥ずかしくボッキしたクリトリスイかせて下さい……」  
こんな格好、誰かに見られたら恥ずかしくて死んじゃいそう。  
それだけ頑張って言っても、お兄ちゃんにとってはまだ始まったばかりなんです。  
「うああああああああぁぁぁっ! お兄ちゃん、そんなに強くクリトリス吸わないでええぇぇぇ」  
お兄ちゃんは何も言わずに、突然私のクリトリスに口をつけてきました。  
そのまま、お豆が取れちゃうんじゃないかっていうくらい、強くちゅうちゅう吸い上げます。  
わざといやらしい音を立ててじゅるじゅると舐め続けるお兄ちゃんの舌と口で、私はあっという間にイきそうになりました。  
私が声を上げると、お兄ちゃんはすぐに口を離しました。  
「やぁ……お兄ちゃん、止めちゃいやぁ……」  
どんなにお願いしても、お兄ちゃんはニコニコ笑ったままです。  
今まで教えられてきたえっちな言葉を一つずつ思い出して、私はせいいっぱいおねだりしました。  
「私は……綾はおまんこ汁いっぱい垂れ流して、えっちなクリトリスをカチカチに硬くして、  
お兄ちゃんにいじめられたいです。お願い、お兄ちゃん、綾のクリトリス早くイかせてぇ」  
博人お兄ちゃんはニヤニヤ笑いながら、クリトリスをくにくにと揉んでいます。  
びくびく身体を震わせてえっちな声を上げていると、お兄ちゃんが耳元でささやきました。  
「綾みたいな淫乱小学生、他にはいないよね。そんなにクリトリスいじりばっかり欲しがって、クリ奴隷にでもなりたいの?」  
 
奴隷。お兄ちゃんの、奴隷。  
私は頭の中で、ありとあらゆる想像が、浮かんでは消えました。  
一日中、光のない地下室──そんな部屋はどっちの家にもないけど──で鎖に繋がれる。  
バンダナで手を縛られて、どうすることもできないままクリトリスをずっとしごかれたことはあるけれど、  
きっと、そんなものじゃない。  
ぽわーんと色んなことを考えていると、お兄ちゃんはベッドを離れるていきました。  
机の中をごそごそと探して、出てきたのは、クリトリスだけをいじめるバイブでした。  
初めて使われた時は、あんまり気持ちよくて、気持ちよすぎて、頭がおかしくなっちゃって、  
そして気絶してしまったくらい、えっちな道具。  
今日のお兄ちゃんは、多分本気みたいです。  
「綾の好きなバイブだぞー。ほらほら、早く言わないと使ってあげないよ?」  
スポイトの形をしたものが、乳首にちゅっ、と吸い付きます。  
お兄ちゃんがスイッチを入れると、ハチが飛ぶような音を立てながら、ぶるぶると細かく震え始めました。  
「あああぁっ、いやぁ、お兄ちゃん、これ、これぇ……クリトリスに、つけてぇ……」  
片方だけっていうのも切ないし、カチカチのクリトリスをいじめてくれないのも、気が狂いそう。  
お兄ちゃんが「淫乱小学生になりたいの?」とキスしてきたので、私の我慢はもう限界に来てしまいました。  
私はどこか、最後の留め金が飛んでいったようでした。  
 
「もう……淫乱でもいいからぁ……お兄ちゃんのクリトリス奴隷でもいいからぁ……  
クリトリスのことしか考えられないのぉ、綾はぐちゃぐちゃにおまんこ濡らしたえっちな小学生ですからぁ……  
好きなこと何でも、私でしていいからあ……お願いします、クリトリスでイかせてぇ!!」  
 
お兄ちゃんの笑い方が変わりました。  
ようやく、許してくれたようです。  
「よくできました、綾。それじゃ、綾の淫乱クリトリス、イかせてあげるよ」  
きゅぽん、と乳首についていたキャップを外して、クリトリスにつけようとしました。  
でも、その前にお兄ちゃんが聞いてきます。  
「泣いても叫んでも、絶対に止めないよ。何回でも、何十回でもイかせるけど、それでもいい?」  
「いいから、いいからぁ……! 綾のこと気持ちよくしてえ!  
ボッキしてガチガチに硬くなってる綾のクリトリス、おかしくなるくらいいっぱいぐりぐりしてええええぇぇ!!」  
始まる前から、私は泣き出しそうな勢いでした。  
お兄ちゃんは「約束だよ」と言って、バイブをクリトリスにしっかりとつけました。  
スイッチを入れた瞬間、きゅっ、とむき出しのお豆がスポイトの中に吸いこまれていきました。  
そのまま、羽音みたいなのが聞こえて、私のクリトリスは歯ブラシで磨かれたようになりました。  
バイブの中に入ってるのは本当に歯ブラシのようなもので、私のお豆をぎゅっと押さえつけて、  
おかしくなるまで──おかしくなっても、ずっと擦り続けるんです。  
あっという間に、頭の中が桃色に染まってきました。ガクガクと足が震えて、もう動くこともできません。  
クリトリスにじんじんとした熱さが集まってきて……そして弾けました。  
「いっ、イくっ……イっちゃう、クリトリスイくうううううぅっ!!」  
爆発が起きて、私はもう前も後ろも、上も下も分からなくなりました。  
それでも、バイブは全然止まってくれません。  
「お兄ちゃぁん……私、イってるよぉ……もう、止めて、止めてぇ」  
「やだ」  
 
ふわふわ、浮いてる。  
お豆にバイブを当てられて、わたし、イってる。  
何回も、何回も、気持ちいいところのてっぺんまで登って、でも降りないうちに、また登らされる。  
ビクン! と身体が震えて、頭の中にオーロラができる。  
息が、できない。気持ちよすぎて、全然、空気が入っていかない。  
死にそうなくらい、えっちな声が出て、そして、私はまたイく。  
イく。イく。イく。  
もう、止まらない……  
 
「……ん?」  
気がつくと、辺りはもう夕方で、私は服をはだけたままだったけど、身体はキレイに拭かれていました。  
お兄ちゃんは部屋の中にいないけれど、階段を上がってくる音が聞こえます。  
「あ、起きてたのか、綾」  
あったかいキャラメルミルクをもらって、少しだけ飲む。  
甘くて、おいしくて、とろけちゃいそう。  
「あーや」  
お兄ちゃんが、私の身体を抱き寄せて、頭を撫でました。  
サラサラだね、って言って、私の長い髪をそっと梳いていきます。  
「えへへ」  
私も、お兄ちゃんに寄りかかって、思い切り甘えます。  
二人でいちゃいちゃしていると、私のお母さんが帰ってきました。  
玄関で私を呼んでいるので、すぐに服を着がえていたら、お兄ちゃんが顔を近付けてきました。  
お別れのキスを一度だけすると、お兄ちゃんは耳元でぼそりと言いました。  
「この部屋以外で、クリトリスいじったらダメだよ。一回でもやったら、おしおきだからね」  
 
──はい。  
私はそうお兄ちゃんに返事をして、部屋を出ました。  
でも、お母さんと歩くたった何メートルかの帰り道、私は考えてしまいました。  
『おしおき』って、何をされるんだろう。  
どんなにえっちなことをされるんだろう。クリトリスをどんなにいじめてくれるんだろう。  
お母さんが「どうしたの?」と聞いてきたけれど、私は何でもない、って答えて、自分の部屋に戻りました。  
 

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