シャワーを出しっぱにしてから彼女の服を脱がす。  
 それなりにすらっとした裸体が恥ずかしそうにもじもじとおれに背を向ける。  
 ツン、と上向きむっちりとした尻をいきなりわし掴んで怖がらせたいが、今日の趣向に反するので  
やめておく。  
 抱き寄せたくなるようなくびれた腰に手をはわし、長い髪が飾るすべすべした背中に口づける。  
 いつもの可愛い吐息をひとつ聞いてから、そっと離れ、自分の服も脱ぎ捨てた。  
 彼女の腰を後ろから抱きバスルームの扉をあけると、もわっと湯気がむせかえるほどあふれた。  
 シャワーの位置を一番上まで調整して、背を向けたままの彼女をその下で優しく濡らしていく。  
 降り落ちるシャワーの音がうるさい。  
 「これなら喘いでも外にはもれないな。それに、おもらししてもすぐ流せるから気楽だろ?」  
 彼女はおれの顔をちらりと見ると、何も言わずに頬を染めてうつむいた。  
 羞恥に身悶え自ら喘ぎを押し殺す彼女も好きだが、ありのままをさらけ出しているのも捨てがたい。  
 こうやって環境を整え言い訳を用意し、羞恥の枷をひとつひとつはずしていけば、こいつはどこまで  
乱れるのか。  
 いつもは言わないような優しい言葉をかけながら後ろから彼女の全身をなでまわしていく。  
 脇から両手をすべらせて乳首も丁寧に愛撫してやると、切ないため息だけがもれた。  
 「いいんだぜ、今日は。声出しても誰にも聞こえねーから……」  
 耳元でささやく声にちいさく背筋をふるわせる様が、ますますおれの嗜虐心をかきたてる。  
 彼女がたまらず腰をくねらせてくるまでじらしてから、クリ責めへともっていく。  
 手の指全部を使って秘裂をゆったりと広げたり閉じたり、熱い湯がクリに流れ込むようにしただけで、  
彼女は息を荒げてきた。  
 「ん…あぁっ……そんなことされたら熱いよ……」  
 声を殺すのが常だった彼女の理性がもうゆるんできている。  
 屈託なく、心に湧くものを声にだしているんだろう、羞恥の色がうかがえない。  
 「熱いってここ?」  
 クリに指先だけを近づけて、極力やさしい声音を意識してみる。  
 彼女はかすかな刺激にうっとりと身をくねらせ、甘えるようにうなずく。  
 順調だ。なんだかもどかしいが順調だ。  
 おれに無理やり言わされる言葉じゃなく、彼女の心の内からもれでる言葉を聞いてみたい。  
 羞恥で隠している、奥に渦巻く女の性をひきずりだしてやりたい。  
 どうしてそう思うのか、おれにもよくわからなかったが。  
 2本の指でクリのまわりだけにふれて上下に軽く動かす。  
 上にひっぱりあげた時にシャワーがちょうどクリの芯を打ち、下に押しつけると皮ごしに指の感触が  
ふれるよう、ゆっくりと、何度も何度もくりかえす。  
 とうていイクことなどできない、しかし繰り返され続ける間接的なクリへの刺激に、彼女は我慢できなく  
なったのだろう、尻をおれのほうに押しつけるようにして悶えだした。  
 「いじわるしないで……ねえ……」  
 小さくはあるが、シャワーの音に負けず、その声はおれの耳にはっきりと届いた。  
 イヤだダメだも楽しいが、おねだりもいいもんだな。  
 熱くあふれかえる、ぬるりとした蜜に指を絡ませてからクリのさきっぽにそっとふれた。  
 ザーッという音にかき消されることのない、いつもより遠慮のない喘ぎがもれてくる。  
 跳ね散る水滴に濡れた髪が、彼女の白い肌にはりつくようにして淫らさを増していた。  
 言葉で彼女をねじりあげたい誘惑をおさえこみ、おれは黙ってクリをぬるぬるにしていく。  
 小ぶりながらも彼女のクリはかたく尖って、おれの指になぶられることに抵抗する。  
 そのわりにビクビクと脈打っては彼女を鳴かせる。  
 今日に限ってなまいきな態度をとるクリトリスが愛おしくてしかたがなかった。  
 
 片手で秘裂を割り広げると、もう片方の手の指をそろえてすべらせるように上下になでてやる。  
 ぬめりでしごくようにニュルニュルさせていると、隠れていられなくなったクリの芯が無防備に刺激に  
身を投げ出す。  
 その敏感な肉芽を丁寧にいじくり指でもてあそび、こねまわして円を描き、熱い湯と熱い愛液を混ぜて  
なすりつけて執拗になであげてはじっくりなぶり続けると、ひときわ彼女の喘ぎ声がせつなく響いた。  
 やっとおとずれた絶頂に身体をふるわせのけぞり、シャワーに打たれる。  
 火照る背すじがしびれるような細かい痙攣をみせつけて、ふっと力を抜いてくる。  
 おれは彼女のあごに手をかけた。  
 何も言わずとも心得たようにふたり唇を重ね合わせる。  
 からめあった舌をどちらからともなく離したあとに、それでもおれが黙っていると、  
 「いいの……すごい気持ちよかったぁ……」  
 ぽわんとした瞳をおれに向け、とろんとした口調で口走る。  
 んん、なんだこの満たされない感じ……?  
 おれは後ろから前にまわしている腕をぐっと深くおしつけて、なかば無理やり中指と薬指をねじこみ、  
クリの芯には親指をあてがい、クリをまるごとつかまえる。  
 いきなりそんなことをされて、彼女はびくりっと身体を跳ねさせ震えた。  
 「つかまえた。さ、どうしてほしい?」  
 クリを文字通り手に入れ、おれは満足げにたずねる。  
 こまかくふるえる脚で懸命に立ち続ける彼女をクリだけで支えているような状態だった。  
 それを理解して彼女の心に危機感でもわいたのか、理性が戻ったように首をたよりなく左右にふる。  
 「ん……? 横に揺すってほしいのか?」  
 彼女はなにか小さく言葉をはいたようだが、あいにくシャワーの音が邪魔で聞こえない。  
 ま、何言ったところで無駄だけどな。  
 力は込めずにゆっくりとクリをつかんで優しく左右にゆすってやる。身悶えするようにクリがおれの指に  
負けて倒れこむ。その根元を押さえつけて揺さぶり、イった余韻をじっくりと身体に教えてやる。  
 「……っ!……っっ!」  
 制止の言葉でもはいているのだろうか、彼女が何かを言っている。  
 心にもないことを言おうとするから声が小さくなるんだろう。  
 やっぱり羞恥が混じると本音をさらけだしてはこないか、まあいいや、こっちのほうがおれに向いてる。  
 円を描くようにクリをこねまわし始めると、彼女の小柄な身体がびくびく痙攣して背をのけぞらせてきた。  
 崩れ落ちないようにぎゅっと抱きしめるとおれにまで熱いシャワーがかかる。  
 むせかえるような湯気と興奮で息苦しい。  
 中にいれた指がコリコリと硬くなっているところを捕らえた。  
 生意気なクリを押しつぶすようにねっとりとこねまわしながら中からも指でいじくり倒す。  
 「そんな…ことしないでぇっ……!」  
 喘ぐようにあげられたのは喜びの声。  
 俺の勘違いかもしれない、だがもうそれでいいじゃないか。  
 こいつがこんなにも悦んで泣き叫んで偽りの許しを請うなら、おれは責めつづけるだけだ。  
 おれの腕の中で彼女が幾度も果て、身を任せるようにしなだれかかり、とめどもなく喘ぎをあげる。  
 あきらかに膨らんだクリに手のひらを押し当て速い動きですべらせ、こすりあげ、クリ全体が固く尖って  
いくのを感じながら夢中で蹂躙を続けていると、彼女はあられもない声を出して限界を告げてきた。  
 「もうムリなのダメなのいっちゃったのぉっ…おかしくなるのこわいの、いっちゃ、いっちゃうぅぅっ……!」  
 愛おしくてたまらなくて、指をとめることができない。  
 最後にかすれるような小声で、もうゆるして、と聞こえた気がするが無理な話だ。  
 愉しいからだ、おれが。  
 涎をたらしてしまうほど快楽を感じている女の顔は凄絶なまでに色っぽくて、背筋がぞくりとふるえる。  
 何度見ても足らないんだよ、こいつの、ありえないほど妖艶で淫乱な顔ってのは……  
 明日の朝になったらまた無邪気で可愛いとぼけた顔に戻りやがる。  
 それがもどかしくて虐めて虐めて……おれのほうがおかしくなりそうなんだ。  
 喘ぎとは違う泣き声が聞こえた時にはもう、愛液ではないさらりとした熱いものがおれの手にあふれてきた。  
 
 すぐにシャワーで流れてしまったが、そうか。  
 「またおもらししたのか、気持ちよすぎ?」  
 言うおれの呼吸も自分で思っていたより乱れていた。  
 彼女は羞恥を伝えるようにイヤイヤしながらすすり泣きし始めた。  
 だがおれの指の動きに合わせて身体をびくんびくんと跳ねさせて、中に入ったままの指を締めつけてくる。  
 「いいんだぜ? 遠慮すんなよ」  
 中にいれた指はコリっとしたふくらみに触れさせるだけにして、手のひらでクリを押しつぶしながらあふれる  
ぬめりで円を描くようにクリ全体をこねまわす。  
 おれの手の中で狂おしく勃ったままのクリを屈服させてやりたい。  
 泣き顔で懇願する彼女の唇を吸いあげ黙らせて執拗にクリを責めぬく。  
 舌から痙攣が伝わると同時にまた熱い迸りを垂れ流す彼女。  
 構わずおもらしさせたままクリを容赦なくしごきつづけると、自分から舌をからませておれにしがみつき  
尻をふるわせ隠し通せるはずのない恍惚をさらけだして女の快楽の凄さを見せつけ泣きながらイッた。  
 完璧なまでの征服感。  
 これだからクリ責めはやめられない。  
 おれは手のひらをそっとはずし指も抜き取ると、シャワーでクリをたんねんに洗ってやる。  
 彼女はおれに洗われながら呼吸を荒げ、ぶるぶる震えていた。  
 どくどくと疼き少し大きくなったクリをつまみあげると、深い女の艶を隠そうともせずまた喘いでくる。  
 責め甲斐がある女だ。  
 やっとクリから離れシャワーでざっとふたりの身体を流し、いまだふるえる彼女をこちらに向き直らせて  
胸に引き寄せる。  
 ふりそそぐシャワーを止めようと少し身体を離すと、彼女の惚けた瞳がおれの動きを追うように揺れる。  
 その濡れた唇に深く口づけ、力加減をせずに思いっきり抱きしめた。  
 
 
      end.  
 
 

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