タイトル:「ある存在との歳月」  
 
「1:プロローグ」  
 
ガチャッ  
 
玄関が開く音がした。  
「ただいま・・・」  
玄関のドアを開けて入ってきた少女はボソッとつぶやいた。  
うす暗い玄関で、その言葉に対する返事はどこからもこない。  
しかし少女そんな事を気に留める事もなく、ドアの鍵を閉めて、チェーンを掛けると  
靴を脱ぎ捨て、すたすたとリビングに移動する。  
 
カチッ  
 
壁のスイッチを入れると部屋の中に明かりがともった。  
広いリビングはガランとしていた。  
家財はほとんどなく、ただテーブルと冷蔵庫と小さ目の食器棚があるだけだ。  
流し台には汚れた食器が積み上げられ、側のゴミ箱には  
コンビニのビニール袋で包まれた弁当の箱が、山積みになっていた。  
少女は隣の自分の部屋に移動し、床の上にかばんを放り投げる。  
カバンについたアクセサリーから、リンッという鈴の音がもの悲しげに鳴り響いた。  
きりっとした少しきつめの目元が印象的な少女は、  
着ていた制服の上下を脱ぎ捨てて、下着だけの姿になる。  
 
ブラジャーを豊かなバストの膨らみが盛り上げ、それとは対照的に引き締まったウエスト  
そして滑らかなラインがヒップを形成していた。  
 
シュルル  
 
後ろで結わいていた紐を解くと、スラッとした長い髪が腰の辺りにまで到達する。  
くせ毛がほとんどない見事なまでのストレートの黒髪。  
下着姿のまま少女はリビングに移動し、冷蔵庫を開けた。  
しかし中身はからっぽだった。  
「ふぅっ」  
ため息をついた少女は、流し台まで行くと蛇口を捻り、勢いよく流れる水に  
顔を近づけて、直接口をつけた。  
 
ゴクゴクゴク  
 
手で髪を押さえながら、喉を鳴らして水を飲み干していく。  
十分喉の渇きを癒したのだろう、口を離すと、手で口をぬぐった。  
テーブルの上に置いてあったTVのリモコンを掴むと、  
隣の和室においてある大型ワイドTVをつける。  
チャンネルをいくつか回していたが、興味を引くものが無かったのか  
TVを消すと、チャンネルをまたテーブルの上に置いた。  
 
少女は自分の部屋に戻り、うつぶせの状態でベッドに倒れこんだ。  
しばらく動かなかったが、少女はふと頭を動かした。  
少女の視線の先には、勉強机の上に置かれた写真立てがあった。  
少女を中心に年配の男女、年下らしい少女の姿が幸せそうに写っている。  
「・・・・・・・」  
少女の口は何かを喋ろうと動いたが、キュッと固く口を閉じシーツに顔をうずめてしまった。  
 
プルルルルルル  
 
突然けたたましい電子音が鳴り響いた。  
少女はゆっくりと体を起こし、カバンに入っていた携帯電話を取り出した。  
 
ピッ  
 
「もしもし・・」  
「あ、雪奈?僕だよ。あおいだよ。」  
電話口の向こうから元気のいいあおいと名乗った少女の声が鳴り響いた。  
少女はただ黙って、電話の向こうで勢いよく喋るあおいの声を聞いている。  
「雪奈、一緒に帰ろって約束したのに先に帰っちゃうんだもん」  
「ごめん・・・・・・・で?」  
雪奈と呼ばれた少女は冷たくそう聞くと、あおいは  
「今日買い物に付き合ってくれるって朝約束したじゃない!お昼にもちゃんと確認したのに」  
ちょっと怒っているのか、きつい口調で雪奈を攻めたてる。  
 
雪奈は何か思い当たるふしがあったのだろう、少し考え込んで、  
「ごめん・・・」  
雪奈はそう短く謝った。  
「いいよ・・・もう家?」  
「うん」  
「ちゃんとご飯食べなくちゃだめだよ。コンビニばっかりだと体に悪いからね」  
「うん・・・」  
雪奈は気のない返事を返す。  
電話越しにあおいの「ふぅっ」というため息が聞こえ、  
「今日うちくる?お母さんに言っておくけど?」  
「いい・・・」  
雪奈はぶっきらぼうにそう断った。  
少女達の間に重苦しい沈黙が流れる。  
「わかった。じゃまた明日ね」  
「うん。・・・また明日」  
「ピッ」という電子音と共に電話が切れた。  
雪奈は電話切れた事を確認すると、携帯を無造作に床に放り捨てた。  
そして立ち上がると、畳んで置いてあったバスタオルを一枚掴み  
お風呂場へと向かう。  
洗面台で下着を脱ぎ捨て、バスタオルを籠に置くと、浴室へと入っていった。  
 
しばらくすると浴室からシャワーの水音が響いてくる。  
 
ドスン  
 
リビングで何かが落ちる音がした。  
そのナニかはゆっくり立ち上がると、  
 
ビチャッ   ビチャッ  
 
と濡れた足音を響かせながら浴室へと近寄っていく。  
少女はまだ、部屋に潜んでいたもう一つの存在には気づいてはいなかった。  
 
 
「2:出会い」  
 
 
ザアァァァァァァ  
 
広い浴室内にシャワーの音が響き渡る。  
壁の上方にかけられたシャワーから流れ出る水流に、私は身を任せていた  
いつからか私はお風呂に入ると、必ずこうやって温水を浴びる。  
こうしている間は、全ての事が忘れられる様な気がしたからだった。  
私は目を閉じてジッと、頬に当たるぬるま湯に身を任せ続けた。  
どれくらいそうしていただろうか。  
 
ビチャ・・・ビチャ・・  
 
何か濡れた物が、洗面所で動く音が聞こえた。  
(へんね・・・)  
私はシャワーを止めて振り向くと、ガラス戸ごしに巨大な人影がうつっていた。  
 
「ひいっ!・・だれ」  
私はガラス戸ごしに見える人影に声をかけた。  
体格から見て男だろうか?  
身長は私より頭一つくらいは高そうだった。  
(ちゃんと鍵はかけたはずなのに・・泥棒なの?・・)  
私は浴室の隅に移動すると、手で胸と股間を隠した。  
(タオルを持って入ればよかった)  
こんな状況で、私はそんな事を思った。  
(どうしよう・・)  
人影はピクリとも動かず、洗面所で立っている。  
私は恐る恐るガラス戸に手をかけると、グッと引いて開けてみた。  
「ひいぃぃっ」  
私は恐怖で目を見開いた。  
そこにいたのは全身が真っ白の化け物だったのだ。  
姿形は人間の男に似ているが、顔には目も口も無く、ただのっぺりとしていた。  
全身からは何かの液体がにじみ出て、不可思議な匂いを放っていた。  
私は後ずさりして、浴室の壁に張り付くと腰を抜かしてしまい、座り込んでしまった。  
(なによ・・あれはなんなのよ・・・)  
「あ・・ああぁ・・」  
 
シャアァァァァ  
 
目を見開いて呆然としていた私の股間に、生暖かい感触が広がった。  
恐怖のあまり、私は失禁してしまったのだ。  
アンモニア臭が浴室内に漂う。  
 
ピチャッ  
 
化け物が一歩足を前に出すと、濡れた足音が浴室内に響く。  
化け物はゆっくりと私に近寄ってきた。  
そして私の股間あたりにたまった、小水の水溜りを化け物が踏むと  
みるみるうちに、水溜りが化け物の足へと吸い込まれていく。  
「ひいいいっ」  
目の前にいる白い化け物が、人間が仮装したものではない事を確信し、私はまた悲鳴をあげた。  
「い・・いやぁあ・・こないで・・」  
化け物は怯える私の前に立ちふさがると、私の頭に手を置いた。  
 
ヌチャッ!  
 
私の頭からはそんな粘った音が聞こえ、頭頂部にじんわりと濡れる感触がした。  
私の目の前には、化け物の股間があった。  
白い肌からは、汗のようなものがにじみ出ている。  
化け物は凄い力で私の頭を、自分の股間部分に押し付けた。  
 
グチャッ  
 
「んんんぅ!」  
化け物の肌に触れると、そんな粘着質な音が浴室内に響く。  
(いやあぁあ・・・なに・・きもちわるいぃ)  
化け物は私の頭を股間に擦りつけ、私の顔を白い粘液で汚していく。  
 
顔を何度も何度も擦りつけられて、私は徐々に息苦しくなり、  
口を開けて、必死で呼吸しようとする。  
しかし口を開けたことにより、体表でにじみ出ていた粘液が口の中へと進入する。  
(あ・・甘い・・)  
口の中に入った粘液はシロップのような甘い味がした。  
粘液からは花の様な体臭が香り、いやおうなしに私はその香りを吸い込んでしまった。  
「あうっ・・・」  
化け物は私の顔を両手で掴むと、正面から股間にグイッと押し付ける。  
すると化け物の股間に変化が現れ、私の口元の辺りの肌が徐々に盛り上がり、  
開いていた口内を割り広げていった。。  
「うぐぅぐうぅ」  
盛り上がった肌は徐々に形を変えて、硬度を増し、私の口いっぱいに広がっていく。  
化け物がさらに腰を突き出すと、先端が喉の奥へと到達した。  
「ふぅ・ふうるしぃい・・(く、くるしい・・)」  
私は目に涙を浮かべ、化け物の太腿を掴むと力を込めて、離れようとする。  
そんな私を無視して、化け物は私の頭を掴んだまま、グイグイと出し入れしはじめた。  
喉を突起で突き上げられ、口内の隅々まで蹂躙されていく。  
強引に甘いキャンディを舐めさせられているようだった。  
「んっ・んぶう、んんっ、んんんんっ!」  
突然突起がビクビクと激しく痙攣し、先端から大量の粘液が吐き出された。  
 
なま暖かい粘液が私の口内に充満していく。  
「んぶぅ・・んぐっ・・」  
突起と唇の間から、白い粘液が溢れだし、顎先へと流れ落ちていく。  
私の頬はいっぱいに膨れ、限界に近かった。  
(抜いてぇ・・・抜いてようぉ!)  
化け物は引き抜いてくれる様子も無く、私は仕方なく粘液を飲み込んでいった。  
「んっ!んんっ、んぐっ」  
(甘い・・美味しいかも・・)  
粘液は意外に飲みやすく、私はゴクリゴクリと喉を鳴らして粘液を飲み干していく。  
全て飲み干すと、ようやく突起は引き抜かれていった。  
「はあ・・・・」  
私は甘い口臭を吐きながら、蕩けたような表情を浮かべていた。  
化け物は頭を掴んでいた手を離すと、私の前に仁王立ちした。  
顔を上げると、目の前で化け物の突起が凶悪な程そそりたっている。  
男性経験も無く、父親のも見たことがない私には、人の男性と同じかという事はわからなかった。  
しかし放たれた粘液と、私の唾液でぬらぬらと光っている突起を見て  
私は思わずゴクリと、口内に溜まった唾を飲み込んでいた。  
「んっ・・ピチャ・んぐっ」  
私は顎先へと溢れ流れていた粘液を手ですくいとると、チュパチュパと舐め取る。  
(なんで私こんな事してるの・・でも美味しい・・もっとほしいかも・・)  
荒い息を吐く私の目の前には、ビクビクと脈動する突起がある。  
 
私はそっと手を伸ばして、突起を握ってみた。  
(あ・・あつい)  
手で握ると、掌にドクンドクンという脈動が感じられ、胸の鼓動がはやくなっていく。  
上目遣いで化け物を見上げると、のっぺりとした顔で、ジッと私を見ている。  
私はまたゴクリと唾を飲み込むと、手をゆっくりと上下させてみる。  
 
ヌチャヌチュ  
 
手の中で粘つく様な音が生まれ、浴室内に響いた。  
(あ・・すごい・・手の中が気持ちいぃ・・)  
ただしごいているだけなのに、私は背筋がゾクゾクするような感触を感じた。  
片手が両手に変わり、徐々に私は夢中になって突起をしごいていく。  
 
ドピュッドピュビピュ  
 
「きゃっ!」  
再び突起の先端から大量の粘液が弾きだされ、私の頭の上から降り注いでいく。  
何度も何度も先端から放出され、私は全身真っ白に化粧されてしまった。  
私の全身から甘い香りが漂い、私は呆けたような表情を浮かべる。  
「すごい・・・いっぱいでた・・」  
なぜかとても嬉しくなり、体にかかった粘液を肌の上で塗り広げていく。  
白い肌は、うっすらとピンク色に染まり、自分が激しく興奮しているのが分かる。  
胸の谷間にたまった粘液を掌にすくうと、ピチャピチャと舌を伸ばして舐めとっていった。  
 
「美味しい・・・なんでこんなに美味しいの・・」  
掌、そして全身にかかった粘液をすくい取り、無我夢中で舐め続ける。  
舐めれば舐める程、体は火照り、もっと欲しいと体が叫びをあげる。  
私の手は自然と股間へと向かい、茂みの中へと指を差し入れる  
 
ヌチャ  
 
(や・・・・濡れてる・・)  
私の股間からはぬるぬると愛液が溢れていた。  
恥ずかしいほどにあふれ出した愛液は、しゃがみこんでいた浴室の床にたまりだしていた。  
私は雑誌などで読んだ事を思い出し、指で秘唇を恐る恐るなでてみる。  
「あぁぁっん」  
軽く一撫ですると、信じられないほどの愉悦を生み出した。  
私の人差し指と中指が、閉じ合わさった割れ目を上下に行き来し、その度に  
ピチャピチャと水音が浴室内に響く。  
「ああああっ!」  
私の手が包皮がかぶったクリトリスを捕らえた。  
(すごい・・ここ。痺れるくらい・・)  
「ああっ!あああうっ!いいんっ!」  
包皮の上から、ゆるゆると揉みあげると、下半身がガクガクと痺れ、  
堪えきれない愉悦の感覚に、私は甘い喘ぎ声をあげ続ける。  
 
ズチャッ  
 
その音で夢中になっていた私は、化け物の存在を思い出した。  
化け物は両手を伸ばすと、しゃがみこんでいた私の脇に手を差し入れて、強引に立たせる。  
「えっ・・・なにを・・」  
おろおろとする私を無視して、化け物は私を抱きしめた。  
「あうううっ・・・気持ちいい・・・あったかい・・」  
化け物の腕の中はヌメヌメと滑り、暖かいぬくもりが感じられた。  
化け物に触れている肌は、動いていないはずなのに、さわさわと撫でられているような気がする。  
桜色の乳首が勃起し、ぐにぐにと化け物の肌の上でねぶられていた。  
「はうぅっ・・・んんっ・・・」  
あまりの気持ちのよさに、陶酔したような顔で体を預けていた私は  
ほんの少し腰が浮かされた事に気づいた。  
「えっ?えっ?」  
そそり立っていた突起が私の秘唇に触れると、そのまま押し付けるように降ろしていく。  
「あああぁっ!」  
突起の先端で、秘唇の上部でひくついていた真珠を強く擦り上げられた。  
体全体に強烈な痺れが走り、私は体を仰け反らせて痙攣する。  
化け物は再び私の腰を持ち上げると、今度は秘唇の狭い穴めがけて  
ゆっくりと降ろしていった。  
「だめえっ・・それだけは・・あぁぁぁっ」  
体の内側へと、徐々に侵入する突起の存在に私は弱弱しく頭を振る。  
しかし最後までは押し込んでこず、押し入れた突起を浅く突き入れては、引き抜いていく。  
「あうっ!あうああうああうううっ!」  
執拗に入り口付近を擦りつけられ、私は顔を真っ赤にして喘いだ。  
 
(ああっ・・へん・・気持ちいぃのに・・・もっと・・)  
化け物は機械的に、浅いジャブを繰り出し続ける。  
私はふるふると顔を振ると、化け物の肩にしがみつき、化け物を見上げた。  
化け物はやはり表情のない顔で、私をジッと見ている。  
(だめえっ・・・もうだめ・・・)  
私はもう我慢の限界だった。  
そして私は叫んでいた。自分の心が思うがままに・・  
「いれてええっ!もういれてくださいい!ほしいんです!おくまでぇええ!」  
 
ズニュルゥウ!プチッ!  
 
「あぐうあああぁあああぁあ!」  
一息に最奥まで突起によって貫かれ、コツンと腰の辺りで音がなった気がした。  
「ア・・・ア・ア・・ああ・あああ・あああああ・あ」  
目を大きく見開いて、口をパクパクと開閉し、私は下半身を襲う痛みを受け入れた。  
(あぁっ・・奪われちゃった・・はああっ・・)  
胎内に埋まった突起は、私の胎内をぐいぐいと割り広げていく。  
私は化け物の首に手を回すとギュッと強く抱きついていく。  
そうすると少し下半身の痛みが和らいだ気がした。  
徐々に下半身から痛みが消え、ジ〜ンとした甘い感覚が広がっていく。  
「はあ・・・はあ・・なんか・・熱い・・」  
私は化け物の腕の中で、熱い吐息を吐いた。  
 
下半身に徐々に溜まっていく熱に、腰をもじもじと動かしてしまう。  
すると胎内の突起が、私の肉壁を擦りつけ、下半身の甘い感覚が増幅されるのが分かった。  
「んっ!んんっ!んっうっ!」  
無意識のうちに私は、より気持ちよくなろうと腰を振り出していた。  
前後に振るたびに私の口からは甘い喘ぎ声が出てしまう。  
浴室内に下半身から溢れる水音と、私の喘ぎ声が響き渡っていった。  
「はううんっ!」  
それまで動かなかった化け物が、腰をグイッと動かし、私の胎内を突き上げた。  
自分で動かすのとは違った強い快感を感じ、私は顎を仰け反らせてしまった。  
化け物は仰け反る私の腰をしっかりと掴むと、挿入を開始した。  
「あああああぁ!すごいいっ!いいひいいっ!」  
今までの行為が児戯だったかのような快感に、私は大声で叫んだ。  
突き上げられる度に、敏感なクリトリスがこすり付けられ、  
「あうっぅっっ!ひっいぃっ!ひいぃっ!」  
と、私はすすり泣くように悲鳴をあげる。  
「らめえぇ・・もうやめてぇえ・・あぁうううううっ」  
私は体を反転させられ、背後から化け物に抱きしめられた。  
「ああっ!いやあっ!こんな格好ぅ・・あふうぅうっ!」  
化け物は腰を大きく振り、ズンズンと私を突き上げてくる。  
「いいいっ!すごおぉっ・・あたるぅ・・奥にあたるのぉっ!」  
今までとは違ったポイントを突き上げられ、私はまた甘い声をあげて喘ぎだす。  
 
私は下半身に力が入らなくなり、膝をガクガクと震えさせながら突き上げに耐える。  
バスタブの縁を掴み、必死で体を支えるが、突き上げの激しさに気が狂いそうになった。  
「あああっ!いいいっ!いいっ・・こんな・・ああぁっ」  
私はもう歓喜の声をあげずにはいられなかった。  
「あひいいっ!そこは!だめっ!いじっちゃあぁぁぁ!」  
背後から伸びた手で、クリトリスを摘まれ、いじられる。  
強烈な刺激が、私の体を駆け抜け、意識が飛びそうになった。  
化け物の挿入はさらに激しさを増し、突起はドクドクとさらに力強い脈動を開始する。  
そしてついに狭い胎内で熱い奔流が吐き出された。  
 
ドプドプドプッ  
 
「ああぁあ!出さないでぇ・・いやあぁぁあぁ」  
私の中で熱い粘液が大量に放出されるのが感じられた。  
痙攣する肉壁に締め上げられた生殖器が、ビクビクと脈動して、子宮口に向けて粘液を叩きつけてくる。  
「いやあぁっ!ああぁぁぁぁあぁぁぁ!」  
それと同時に私の頭は真っ白になり、体を大きく仰け反らせて初めての絶頂に達した。  
 
 
「3:篭絡」  
 
 
チャプチャプ  
 
「アンッ!あぁあん・・はうん」  
浴室内に甘い声と波打つ水音が響き渡る。  
もうどれくらいの時間抱かれているのだろうか。  
バスタブの中で、下から突き上げられながら考えた。  
初めて胎内に注がれてから、化け物はバスタブ内に私を引き込むと延々と私を犯し続けた。  
そして私も、不思議な事に疲れること無く、夢中で快感を貪り続けた。  
突起は微妙に振動しながら、胎内で伸び縮みし、腰を動かすこと無く私を翻弄する。  
それに呼応するように、私も腰を前後に激しく振り続ける。  
 
チャプチャプッ  
 
体を動かすたびに、バスタブの中に溜まった粘液が波打った。  
幾度も幾度も注ぎ込まれた粘液は、胎内から溢れだし、お腹の辺りまでたまっていた。  
粘液は不思議な事に、冷める事無く、放たれた時のままの熱を孕んでいる。  
「あうっぅ!んっ!もう・・だめえぇ・・・・」  
甘い香りのする、熱い粘液による半身浴。  
私の体は白い粘液を吸い込み、ぬらぬらと淫靡な光沢を放っている。  
 
自分の体のいやらしさに、私はゴクリと喉を鳴らす。  
(すごい量・・・こんなにいっぱいなんて・・)  
波打つ粘液を両掌ですくいあげ、口元に運んで含んだ。  
口の中で、クチュクチュといやらしい音を立てながら、味わうように飲み干した。  
「んんっ・・美味しい・・・」  
うっとりと舌に残る後味を堪能し、胃の中にたまる熱で身を震わせた。  
体の奥から快感を含んだ熱が湧き上がり、私は背筋がゾクゾクとしてくる。  
「あんっ・・・ああっ!また・・またくる・・んっ!」  
化け物の突き上げが激しくなり、私はまた突起からの放出が近づくのを感じた。  
「あぅうっ!あぁっ・・あぁぁあっ!」  
 
ドクドクドクドクッ  
 
熱くとろけた子宮口にはまり込んだ先端から、すごい勢いで熱い粘液が放出されるのが感じられた。  
子宮口を粘液で叩かれる感触で、私はまた絶頂へと駆け昇った。  
(すごいでてるうっ・・・いっぱいになってるよぉ・・・)  
体を丸めてビクビクと痙攣し、長く長く続く放出を受け止める。  
「はああぁ・・・」  
深く息を吐き出し、私はぐったりと背後の化け物に体を預けた。  
背中からは心地よい感触が伝わり、犯されているはずなのになぜか心が安らぐ。  
 
「はあ・・はああ・・・まだ・・」  
私は両手をお腹の上においた。  
これだけの量を出しながらも、突起はいまだに硬い感触を胎内で保っている。  
溜まった粘液を手に絡めながら、腹部をゆるゆると撫で回す。  
「あんっ」  
背後から伸びた手に豊かな胸を揉まれ、私は甘い声を上げた。  
両胸が脇の下からすくいあげるようにつかまれ、優しく揉まれていく。  
化け物の手は、私の肌にキュッと吸いつくような感触で、触れられているだけで私の息は荒くなってきた。  
「ひゃんっ!だめっ・・・」  
胸の先端の桜色の突起を摘まれ、私はビクッと体を震わせた。  
そのままゆるゆると突起をしごかれると、そこから甘い痺れが全身へと広がっていく。  
(すごい・・胸だけでこんなに感じるなんて・・)  
私はいじられる乳首から目を離すことができず、目を潤ませながら愛撫に身を任せた。  
「ああっ・・なに・・」  
陶酔していた私は突然化け物に右手首をつかまれ、  
そのまま股間のあたりまで持っていかれた。  
そして私の手の上に、大きい白い手を重ね合わせると、私の股間をいじり始めた。  
「ああっ・・・そんな・・あうっ!すごい・・・・ずっぷり入ってる」  
私の指からは、秘唇に埋まった突起が感じられた。  
股間を指でいじると、穴いっぱいに突起が埋まっているのが感じられる。  
 
化け物は恐る恐る秘唇を撫でていた私の指を掴むと、秘唇の上部で充血し、  
勃起しきっていた真珠に当てた。  
「あああっ!」  
触れた瞬間に、私は軽く達してしまう。  
しかし化け物は容赦なく私の手を器用に操りながら、真珠を弄り回し始めた。  
刺激を受けて、下腹が引きつりそうなほどより一層の勃起を強いられる。  
弄られれば弄られる程、粘液が染み込み、より刺激に敏感になっていく。  
「ああっ!だめえ、おかしくなっちゃ・・なっちゃう」  
強烈な刺激に、途切れ途切れの悲鳴をあげて私は限界へと押し上げられる。  
「はあああぁぁぁっっ!」  
私は全身を痙攣させて、絶頂に達した。  
(きもちいいぃっ・・・・すごひぃ・・・でも・・アレがほしい・・)  
しかし絶頂の余韻の中、私は物足りないものを感じていた。  
(もっと・・コレでもっと掻きまわして欲しい・・・)  
お腹の中で依然として、その存在を主張し続ける突起。  
「はあ・・ねえ・・・・もっと・・気持ちよくしてください・・」  
私は化け物に向かって振り返ると、目を潤ませてお願いした。  
普段の私であれば、絶対にそんな事は言わないだろう。  
でも今の私は、そう言わずにはいられなかった。  
化け物は私の言葉を理解したのか、両手を私の下半身へと回した。  
 
ヌプッ  
 
「あうっ・・」  
私の体が少し持ち上げられると、突起が胎内から引き抜かれる。  
(抜いちゃうの?・・・え・・・)  
化け物は私の体の位置を調整し、再び降ろした。  
 
ズルルルウルル  
 
「うっ!うぐあかぁぁぁぁぁあ!」  
再び突起は狭い穴へと侵入した。  
しかしその穴は秘唇ではなく、後ろの排泄穴の方だった。  
「ちがううぅっ・・そこじゃ・・ないのぉ・・」  
粘液によってぬめりがあるとはいえ、本来の目的外での使用に私の体は悲鳴をあげる。  
(い・・いたいいっ・・・ぬいてええぇえ)  
私は力なく首を振り、背後の化け物の腕を掴むとギュッと握り締める。  
「いたいのぉ・・ぬいてくだ・・さいぃ・・」  
涙目で私は背後の化け物へ哀願する。  
しかし化け物は私の腰を掴んで固定すると、突起を腸内でさらに奥まで伸ばしていく。  
「うぐうああぁぁぁあっ!」  
信じられない程奥まで入ると、ようやく侵入が止まった。  
(あぁあ・・お尻の中に熱いのがはいってるよぉ・・あつい・・)  
お尻に手を伸ばすと、太く硬い突起が埋まっているのがわかった。  
今にも壊れてしまいそうな程、きちきちに穴が広がり突起を咥えこんでいる。  
 
はあっ・・・はあっ・・・  
 
浴室内には私の吐息が静かに響いている。  
少しでも痛みをやわらげようと、力を抜くために深く呼吸をする。  
化け物はビクとも動こうとせず、ただ静かに私を抱きしめていた。  
浴室内に充満する甘い匂いのせいだろうか  
むずむずとするような痺れが徐々に下半身を支配し、私は背中を丸めてふるふると震える。  
(あつい・・・お尻が熱い・・)  
お尻に入った突起の熱がより一層存在感を増していくのが感じられた。  
しばらくするとお尻からは、完全に痛みが消えうせていた。  
そうなると逆に動いてくれないのがもどかしくなってくる。  
(きっと私が言うまで動いてくれない・・・でも・・恥ずかしいよう)  
私は顔を羞恥で真っ赤に染めながら、化け物の手をギュッと握り締める。  
「あ・・あの・・・もう大丈夫です・・動いても・・」  
今にも消え入りそうな声で、私は化け物にお願いした。  
化け物はその言葉を待っていたのだろう。  
 
ヌプププッ  
 
ゆっくりとアヌスから突起が引き抜かれていく。  
 
突起の側面には微妙な段差が生まれており、それが腸壁を掻き毟っていく。  
抜ける寸前まで引き抜くと、またゆっくりと押し込んできた。  
「んんっーーーーーーー!」  
私は涎を垂らしながら、叫び声をあげた。  
秘唇にも勝るとも劣らない、強烈な快感が生まれた。  
 
チャプッチャプッチャプッ  
 
化け物は下から腰を動かし、荒々しく貫いてくる。  
その度にバスタブに溜まった粘液が波打ち、甘い匂いが私の意識を蕩かしていく。  
「はっ、はっ、はっ、」  
私はその突き上げに合わせる様に、荒い息を吐いた。  
無意識のうちに、腰を自ら前後に振り、手で胸を揉みしだき、指についた粘液を舐めしゃぶる。  
「きもちいいぃっ!おひりきもひいいぃっ!あふうぅぅっ!」  
アヌスから送られてくる快感は、想像をはるかに超えていた。  
「溶けちゃうぅぅっ・・おひぃりとけちゃうぅぅっ・・」  
頭の中で幾つもの白い閃光が煌き、全身の毛穴が開いて、汗が溢れ出てくる。  
秘唇から、大量の愛液が粘液内に放出されていくのが感じられ、ビクビクと体を震わせる。  
アヌスの中の腸壁は、突起に絡みつくように絞り上げ、ドクドクと力強い脈動を返してくる突起を  
悦ぶように受け入れた。  
 
「いいいっ!いいい!いいのうぉ!くるぅっ!あぁぁああぁぁぁ!」  
化け物は隙間もないほど奥まで密着してくると、私が達したのと同時に粘液を放出した。  
生暖かい粘液が、腸内に大量に注ぎ込まれていき、私は全身を仰け反らせて震えた。  
「ああぁぁ・・ああああああぁぁぁあ」  
頂上に放り上げられたまま、私は中々戻ってこれず、そのまま意識を失った。  
 
 
チュンチュン  
 
「んんんっ」  
鳥の鳴く声で、私は目を覚ました。  
「ああっ」  
私はガバッと跳ね起きた。  
周りを見回すと、私の部屋だった。  
窓からは朝日が差し込み、部屋を照らしている。  
部屋には昨日脱ぎ散らかした制服やカバンが散乱していた。  
私は立ち上がって、自分の格好を見ると、普段着ているパジャマ姿だった。  
(あれは・・夢?・・・でも・・)  
パジャマの下を見ると、下着をつけていなかった。  
私は頭を軽く振りながら、ふらふらしと浴室に行ってみた。  
 
ガチャッ  
 
ガラス戸を開けてみると、そこは普段と変わらない浴室がある。  
私はへたっと洗面室に座り込んでしまった。  
「ゆめ?・・・でも」  
私はお腹に手をあてた。  
股間に何かがはさまったような感覚。  
私は確かに”女”になった・・・。  
それは間違いなかった。  
 
ピンポーン  
 
玄関のベルが鳴った。  
私はなんとか立ち上がると、ふらふらとリビングに向かい、インターホンの受話口を取る。  
「おはよう!雪奈」  
あおいの元気な声が聞こえた。  
慌てて時計を見ると、もう出なくてはいけない時間だった。  
「ちょっとまって・・」  
受話口を置くと、玄関の鍵を開け、ドアを開けた。  
ドアの外には制服姿のあおいがいた。  
「おはよう!あれっ?まだ着替えてなかったの?めずらしい!」  
あおいは、私のパジャマ姿を見て驚いた表情を浮かべた。  
「ごめん・・」  
私は部屋に向かうと、パジャマを脱ぎ捨てた。  
「あっ・・・」  
私は掛けてあった姿見を見て、目を見開いた。  
鏡には私の裸体が映っている。  
そして私の腹部。  
そこには蛇のような紅い痣が出来ていた。  
(これ・・・)  
そっと触ってみるが、痛みを感じたりはしなかった。  
「雪奈〜・・遅刻するよ?」  
呆然としていた私に、あおいが呼ぶ声が聞こえた。  
「あ・・・うん」  
私はとりあえず脱ぎ捨ててあった下着と制服を着用した。  
「ごめん・・・」  
慌てて学校の支度を終え、玄関でまっていたあおいの元へと駆け寄る。  
「いいよっ・・・いこうか」  
私は靴をはいて、廊下に出ると、玄関の鍵を閉めた。  
 
 
つづく  

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