鈴葉の知る雪奈という少女は、一言で言うなら自然体である。
同年代と比べて高めの身長、群を抜くプロポーション、色白の肌と、日本人形のように整った髪。
頭だって悪くない。学年トップ争いに毎回参加、とまでは行かないが、上位ランクに必ず名を置いている。
運動も得意という程ではないが苦手ということもない。逆上がりができないとか、カナヅチで泳げないといった欠点はない。
ファッションにだって気を使う。綺麗なアクセサリーや可愛い小物はチェックしていたようだ。
そして何より特徴的なのは、そういったことを「自然に」こなしていたことである。そこには過剰な自負や執着はなかった。
反面的な例を挙げてみよう。
例えばスタイルが良く、それのみを自信の源にしている少女がいたとする。
おそらくは睫毛の手入れだけで日に時間単位の手間をかけるだろうし、化粧品やブランド品に決して安くはないお金を掛もするだろう。
そして「〜さんって美人だよね」といわれるたびに安心を覚え、反対の評価に過剰な反応を見せるだろう。
ようするに「女の子なんだから可愛くなければ価値がない」という空気を常に纏っている、というわけだ。
同様に、勉強が得意で、それのみを自信の源としている少女だったらどうだろうか。
やはり予習復習塾通いで成績維持のために半狂乱で奔走しているのではなかろうか。
そしてやはり「学歴を利用していい学校、いい会社に入れなければ幸せになれやしない」的な空気を纏っているだろう。
その姿はどちらもイソップ童話の「キツネと葡萄」を思い起こさせる点で同質である。
つまり「私の持っているものはすごい、他の人の長所よりも優れている」という思い込みと、それが転じた攻撃性を周囲に振り撒いている、という事である。
雪奈には、それがない。
褒められれば嬉しいが、それが理由で有頂天になることもない。コンプレックスを刺激されることもないから、人の長所に素直に感心できる。
そういった気持ちは雪奈に、年齢以上の落ち着き、嫌味でない類の気品や優雅さのようなものすらを彼女に与えていた。
―なにかとそそっかしいあおいも、少しは見習って欲しいものである―
そういった立ち居振る舞いが何に起因していたのかというと
―理由はある。理由もなくヘラヘラしていては、ただのバカかチャーリー・ゴードンである―
それは彼女の持つ人生観からではなかろうか。
要するに家族である。
鈴葉の親友、雪奈の母砂雪は雪奈に良く似ていた。楽しいものを素直に楽しい、凄いものを素直に凄いといえる心の余裕を持つ彼女は、彼女にふさわしい立派な男の下に嫁ぎ、暖かく幸せな家庭を築いたのだ。
そんな家で育った雪奈が素直に「大きくなったらお母さんみたいに、素敵な人と結婚して幸せな家庭を築きたいです」と思ったところで何の不思議があるだろう。
足りないものがある人ほど、必死になってあがく。人生の目標が素直に目の前にあったとしたら、如何なる妄執に憑かれることも必要ないだろう。
鈴葉の知る雪奈という少女は、一言で言うなら自然体だった。
そして、あの事故が起こった。
それは雪奈にとって、存在の全否定に等しかっただろう。思春期という発展と不安定を同時に孕んだ難しい時期に、保護者と人生の目標を同時に失ったのだ。
その心の傷はいかほどであろうか。
そして雪奈は抜け殻になった。あのとき、鈴葉に救うことができたのは、衣食住という殻だけだった。
「あなたの気持ちは分かるけど」
無責任な善意の持ち主ほど、この言葉を良く使う。結果は逆効果だということを知らずに。
居眠り運転などという、冗談のようなあっけなさで全てを失った人の気持ちが、彼女の失った全てを未だ持っている人間に分かるはずもない。
ここで雪奈という少女の聡明さが裏目に出る。
無責任な善意に対して「あなたに何が分かるっていうのよ」と逆切れするぐらいの愚かさがあれば、その薄っぺらな労りが逆に彼女を傷つけている、
という事実を相手に気づかせることができ、逆説的に雪奈の心の傷を癒してくれる、新しい絆を作りえたかもしれない。
だが、曲がりなりにも寄せられた善意を、無碍に打ち払うような理不尽な振る舞いを、雪奈は好まなかったのだ。
かといって心の傷を抉られながらも、無理なく笑って見せることもできなかったのだが。
結果無表情に凍りつくことになった。
そしてそんな彼女の内面の葛藤を汲み取り、なお踏み込めるほどの人間はいなかったのだ。
笑いもせず、怒りもしない。無反応に、気だるげに。
淡々と、日々を過ごす少女。
とうとう彼女は独りになった。
「鈴葉さん・・・でも・・・そんな・・・」
浴槽の中で、疑似ペニスを握られながら、雪奈は煩悶する。
「わかっているわ。あなたのお母さんは砂雪。私じゃないってことぐらい。でもね」
真摯な眼差しで、鈴葉は雪奈を見つめる。
その右手は親指と人差し指で作った輪で雪奈のカリ首をきつく掴み、残りの三本指は柔らかく亀頭部に覆い被さっていた。
「もう私には、ただあなたを見ているだけなんてできないの」
そのままドアノブを回すようにして荒々しく扱いた。
「あうっ、はあっ、ひぃっ!でもっ、鈴葉さんにっ、私の気持ちなんか、わかっ、らないっぅ」
雪奈はその指使いに激しく身体を躍らせ、まるで壊れた蛇口のように、たっぷりとつまった中身を迸らせた。
隠す事無く、堪えることなく。
そのドロドロとしたものは、対面する鈴葉へ振りかかっていく。と
「そうね」
年上の女性はただ黙ってそれを受け止め、さびしそうに笑った。
「わたしには、あおいがいてくれたから」
その一言は、雪奈の頭に上った血を落ち着かせるには十分すぎた。
びゅくり、と吐き出された粘液が鈴葉の胸の谷間で爆ぜ、どろりと臍へと垂れた。
「ごめんなさい、わたし、そんなつもりじゃ・・・ひうっ」
青ざめた顔で謝る雪奈は、性感帯を直接握られたような刺激に甲高い声で鳴いた。
鈴葉は右手を休める事無く言葉を紡ぐ。
「強がりじゃないの。本当に大丈夫だから。あの時、私はもう大人だったもの。
あの人と一緒になったのは私の選択だし、あおいをきちんと育てるっていう目標も持ち続けられた。
だから、やっぱり雪奈ちゃんとは状況が違うし、本当の意味であなたの傷を理解はできない、でもね」
きゅっ、きゅっ、と力強く快感を汲み出す右手。
「『雪奈』というのは、『砂雪の娘』という意味だけを持つ言葉じゃないのよ」
快楽に翻弄されつつも、怪訝な顔をする雪奈に、鈴葉はなおも語りつづける。
「私の娘、『あおいの親友』で、15歳の『美少女女子高生』。」
左手は滑らかなふとももを這い登り、股間を越えて下腹部へ至る。
「ついでに、お尻を責められておしっこを漏らしちゃうような『イケナイ娘』で、
乱れる姿はとってもかわいい・・・それこそ食べちゃいたいくらい、ね」
その指先は執拗に一点を撫で回していた。
「澄ました顔してエッチなことが大好きな『ご主人様の奴隷』で『シロの虜』
・・・私と同じように、ね」
二人の下腹部の模様は、燃えるように狂おしく輝いていた。
「私、『あなた』が好きよ。砂雪の事を抜きにしても」
「鈴葉さん・・・すずは、さん・・・mひっ」
「そうだよ、雪奈ぁ」
つぷり
雪奈はアヌスに細長いものが突き込まれるのを感じた。
「そんな、いきなりぃ・・・んうぅん」
刺激に対してすっかり敏感になったアヌスに、勢い良く差し込まれた二本の指。
尾てい骨の先端を内部からコリコリと撫で回されて、雪奈はまた絶頂に達してしまう。
「おはよ、雪奈。あたまズキズキするんだけど。特に後頭部」
「いっ、ヒぃぃっ、ぉっ、おしりっ、ナカから引っ掻いちゃ、ダメぇぇ」
クスクスと悪戯っぽく笑いながら、バスタブの縁にもたれかかったあおいは、雪奈のアヌスに付け根まで差し込んだ指をくねらせる。
指の腹を内壁に強く押し付けてゴシゴシと擦り、中で鉤状にまげては軽く爪を立てて粘膜をこそぎ取る。
その度に雪奈は折れそうなほどに背を仰け反らせて喘いだ。
「ボクのこと放り出してさ、おかあさんと二人で気持ちいいことしてるんだもん。ズルイよ」
「あはあぁぁあ、いいっ、おしっ、おひぃりこわれちゃふぅぅぅっ、きゃうぅん!」
「ひとりでシても収まらないならボクのアソコ使ってくれてもよかったのに、もうご主人さまにシもらってるおかあさんの方にいっちゃうんだもん。
ボク、そんなに魅力ない?ねえ?」
あおいの指使いが激しくなった。ピンと真っ直ぐに伸ばした右の剣指を、クチュクチュと音高く雪奈のアヌスに出し入れする。
泡立つほどにかき回された粘液を肛門内部に塗り込まれるたびに、雪奈の視界は真っ白にはじけていた。
「ねえ、雪奈、ボクの話聞いてる?」
「ひっ、ひっ、ひッ、ひっ、ひっ、ひっ、ひッ、ひっ、ヒっ」
あおいの問いかけは雪奈の耳には届いていない。執拗にして切れ目ない肛虐に、笛のような息を吐くだけでやっとの状態なのだ。
注がれる快感に度合いを示すように、いきり立った疑似性器は鈴葉の指を跳ね除け、雪奈自身の下腹部をバシバシと叩くようにしゃくりあげながら、噴水のように白濁を迸らせ続けていた。
「聞こえてないみたいよ、あおい」
若干あきれたような声―乱れ狂う雪奈に対してか、それともそんな雪奈を、怪しく輝く目で見つめながら責める娘に対してかは分からない―で鈴葉が合いの手を入れる。
それを聞いてあおいは手を休めた。
もっとも、その指は雪奈の肛門内でVの字を描いたままの形でだったが。
「はぁ、はぁ、ああ、おしり、広がっちゃうぅ・・・」
口の端から涎の糸を垂らしつつ、雪奈は必死に酸素を取り込んだ。
快感と酸欠に全身を紅潮させ、大きな胸を激しく上下させる様は、とても十五才とは思えないほどの色気に満ちていた。
そんなあられもない雪奈に、あおいはまた語りかける。
「ねぇ、雪奈。親友ってツライよ」
あおいの声のトーンには、先ほどまでの加虐の色は、もうなかった。
「この三ヶ月間、何度も雪奈に話しかけたよ。でも、今みたいに何も答えてもらえなかった」
「あお・・・い・・・?」
「わかってる。雪奈、とっても苦しんでたんだって。でも、だからこそ辛いんだよ」
浴室内には、まだ荒い雪奈の呼吸音だけが響いていた。
「ボクも、雪奈のことだいすきだよ。一人っ子だったから、ずっときょうだいが欲しかった。
真雪ちゃんがうらやましかったなあ。だって雪奈の妹だったんだもん。
・・・しっかりしたお姉ちゃんみたいな雪奈と、そそっかしくても元気な妹みたいなボク。
ホントにそうだったら良かったのに、って何度も思ってた。
でもボク、雪奈が辛くてたまらない時に、何もしてあげられなかった。
せいぜいいつもみたいに空元気振り撒いて、前みたいにふるまって、雪奈がまた元気になるようにって、願うことしかできなかったよ。
友達ってさ、やっぱり他人なんだって、イヤって言うほど思い知っちゃった。」
あおいの言葉にビブラードがかかり始め、雪奈のアヌスを広げている指もまた、細かく痙攣を始めていた。
「それにボク、頭も良くないから雪奈をなぐさめてあげられなかったし、遊びに連れ出したら裏目に出ちゃうし・・・
ねぇ・・・ゆきなぁ・・・ボク、もう見てるだけの親友なんてイヤだよ・・・雪奈を一人ぼっちになんてしたくないよ・・・
ボクの・・・ホントのおねえちゃんになってよぉ・・・」
とうとうしゃくりあげ始めたあおいの告白を、雪奈はただ黙って聞く事しかできなかった。
娘の啜り泣きを聞きながら、鈴葉は困惑していた。
雪奈も俯いたまま動かなくなってしまったのだ。ついでに鈴葉を後ろから犯しているシロも微動だにしない。体表の振動も止まってしまった。
(「ママと呼んで」は逆効果だったかしら)
雪奈の中にある不動の道標。そしてもう二度と帰らない道しるべ。
何時までもそれに縋ってはいられないモノ。でも、だからといってそこに手を付けるのは、いささか早急すぎたか。
「ふさがりかけた雪奈の心の傷を、手酷く抉ってしまったのではないか」
自責の念に囚われ、鈴葉の視線もまた下を向いてしまう。
あきれるほど元気な疑似性器が、先端から雫をたらして天井を指していた。
(え?)
驚いた鈴葉は雪奈の顔を改めて見直そうとする。
それより早く雪奈は鈴葉の腰をわし掴み、いきり立つ突起を秘唇へと突き入れてくる。
ズヌヌヌヌヌゥッ
「ひっ、ぃぃぃいいッ」
一度醒めたとはいえ、延々とシロ焦らされ続けた鈴葉の性感は、眼前の少女にはおよそ不釣合いなシルエットの、ゴツゴツした突起に膣奥まで一度に抉られて、
一息に絶頂まで押し上げられた。
自分は一人ぼっちになってしまった。そう思っていた。
他人なんて気まぐれに奪うだけの存在か、何も分かりはしない間抜けだと思っていた。
そんな自分は何も分かっていない子供だった。
あおいと、鈴葉さん。
二人の言葉で、雪奈の頭の中を埋め尽くしていた何かが綺麗に拭い去られ、意識がクリアーになっていく。
胸の中が暖かくなってきた。
シロ、突如現われた化け物。
抜け殻になった雪奈の内側を真っ白の粘液と快感でいっぱいにした化け物。
子宮が熱くなってきた。
それと同時にアヌスの振動が快感に変わっていく。
胎内の粘液の熱さが心地良い。
不思議だった。
初めてこの浴室でシロに犯され、性感を開発されたときは気持ちよかった。
見知らぬ部屋で、シロと一緒にあおいを犯したときも気持ちよかった。
部屋に帰ってきて、鈴葉さんに失禁させられたときも気持ちよかった。
あおいに抱きつきながら、またシロに犯されたときも気持ちよかった。
あおいの突起を、胸で扱いたときも気持ちよかった。
あおいとシロに挟まれて、秘唇とアヌスを同時に責められたときも気持ちよかった。
そしてついさっきまで鈴葉さんに突起を扱かれて、あおいにアヌスを責められてやっぱり気持ちよかった。
絶頂を何度も味わった。
味わったはず、なのだが、思い返してみると、何かが足りなかったような気がする。
シロの粘液は甘くておいしい、ついでにお腹が焼けそうなほど熱い。
逞しい突起で奥まで突かれるのは、人間の男なんか比べ物にならないほどいい。
すると足りないものは、雪奈自身の中にあるのだろう。
たとえるならば、雪奈という受け皿の中によけいな堆積物が詰まっており、注がれた極上の快感を取りこぼしていた、という感じか。
「どうせ生きていても意味ないし、せっかくだから気持ちよくなりたい」
どこかそう捨て鉢になりながら、喘いでは腰を振り、気絶するまで絶頂を迎える。
軽くなった頭で考え直すと、なんだか凄くもったいない気がしてきた。
今の雪奈ならば、ただ指でアヌスを広げられているだけで愛液の分泌が止まらないというのに。
もし、この状態でシロに抱かれたら、どんなに気持ちいいだろう。
「もっともっと気持ちよくなりたい。素直に快感を受け入れられる生物になりたい」
雪奈の中で、意識のベクトルが変化していた。
鈴葉の腰に、雪奈の腰が叩きつけられる。浴槽に溜まった白濁が波打ち、チャプチャプと水音を響かせていた。
「ゆき、な、ちゃん、いきな、りぃ、はげっ、しいぃ・・・」
「鈴葉さん、鈴葉さん、鈴葉さん、鈴葉さん、ママぁ・・・」
(雪奈ちゃん?今、なんて?)
遮二無二子宮を押し上げてくる雪奈の突き上げに翻弄されていた鈴葉は、はじめ己の耳を疑った。
「ママの膣内、柔らかい襞がたくさんあって、ウネウネ絡み付いてすごくいいの・・・イクっ、イくうぅ」
「ああ、雪奈ちゃん・・・」
ドプドプと注ぎ込まれる白濁液と、耳朶を震わす声に、鈴葉の中の女と母が打ち震える。
義母と義娘は我を忘れて絡み合った。
「んはぁぁ、もっと、もっといっぱいだして雪奈ちゃん」
「あひぃぃ、先端がきゅって締め付けられてるぅ、ママの子宮、すごぉい、でちゃう、またでちゃぅぅ」
恥丘同士を擦り合わせ、尖りきった乳首を互いの乳房で押し潰し、汗と粘液に塗れて雪奈と鈴葉は腰を振り続ける。
桜色の肌、真っ白な液、艶光る黒髪のコントラスト。
高く低く響く嬌声と、リズミカル水音。
浴室中を包む息苦しいほどの媚臭。
それらに突き動かされて、あおいはふたたび雪奈のアヌスに手を伸ばした。
「ひうぅぅ!おしりっ、おしりいい、いっちゃうぅ」
「雪奈ちゃん、奥でぐりぐりしないでっ、子、子宮ひろがっちゃうッ」
雪奈はあおいの方を振り向き、蕩けた瞳でねだった。
「ねえ、もっといっぱい『お姉ちゃん』のおしりいじめて・・・もっと気持ちよくして」
「!。うん、うんっ。おねえちゃんのおしり、壊れちゃうぐらい気持ちよくしてあげるねっ」
あおいの指が雪奈のアヌスを押し開く。人差し指と中指だけでなく、親指もくわえられた三角形を描く拡張動作は雪奈のアヌスをぽっかりと開いた穴へと換え、
さらに指はそのままぐりぐりと左右に回転しては刺激を加え、皺のなくなるまで引き伸ばされたアヌスに白濁を塗り込んでいく。
その苦痛とすれすれの快感に雪奈の腰は激しく打ち振られ、幾度放出しても萎えることない突起は、荒々しく鈴葉の膣内を蹂躙し続けていた。
「ひぃぃ、イクぅ、またイクぅぅ。おひり責められてぇ、イクのとまらなひぃぃ」
「あぁ、今日はなんていい日なのっ。娘のアヌスを犯せただけでなく、義娘にお○んこ犯してもらえるなんてぇ」
恍惚の中で紡がれる鈴葉の述懐に、雪奈は腰を止める事無く答えを返す。
「今日だけなんてイヤぁっ、明日も、明後日も、ずっとスルのっ、もっともっと気持ちよくなりたいのっ」
そんな雪奈を抱きしめながら、鈴葉は微笑んで答えた。
「ええ、わたしも、あおいも、ずっとあなたの傍にいるわ」
ずちゃずちゃと濡れた音を響かせながら抱き合う二人に、あおいは訝しげに尋ねる。
「ご主人さまは?」
しばしの沈黙。
「すっかり忘れてたわ」
鈴葉の後ろでシロがぶるりと震えた。
「ひいぃぃ、シロの逞しいのがナカでブルブル震えてッ、イクぅッ」
「あー、シロやっぱり怒ってる」
「『忘れてた』はあんまりだよおかあさん」
「そっ、そんなっおっきくなってるぅ、おしりの奥まで抉られてっ、ひぃっ」
「ママ越しでもシロの凄く震えてるのわかるよ。・・・私もまた出ちゃうっ」
「おかあさんね」
「熱ぅい!熱いのがっ、お○んことおしりに、同時にひぃぃ」
「?」
「見え見えの嘘吐くときに、視線が右上を向くの」
「ああぁぁっ、胸ぇ、おっぱいも震えてるぅ、胸でイかされちゃうぅあひぃぃ」
「やっぱり、わざと?」
「だね」
「あっ、ごっ、ご主人さまぁ。もう二度と失礼なこと言えなくなるぐらいに、たくさんお仕置きして下さぁいっ。
ヒグゥッ、あおいみたいに、激しく犯してぇ、前も後ろもいっぱいにして欲しいのぉ、おひり気持ちいいのぉ」
「・・・なんていうか、さすがにあおいのおかあさんね」
「お姉ちゃん、指、足りないみたいだね」
「あひぃぃッ、おっぱいアツぅぃ、破裂しちゃいそうなのぉッ」
「そんなっ、四本なんてッ・・・無理ぃ、おしり裂けちゃうッ」
「・・・えへ」