属性:触手ふたなり/女責め/凌辱有/ほのぼの有
学園が異世界に移動してから何日目かのある日の昼下がり。
制服姿の安達裕香ことユカは、畑のある裏庭の端に座り込み、
じぃっと地面を見ていた。
ちょうど荒野と学校の土の境目の辺りだろうか。土の色が少し異なっている。
小さな指で地面に触れては質感の違いを知り、石を拾って軽く掘ってみては
"外"の土に見知った虫の姿がないことを確認する。
熱心な様子は小柄な体躯と幼げな風貌もあいまり、まるで小学生が
夏休みの観察日記をつけているようだった。
「うぅん…… 科学部の分析はどうなってるのかなあ。」
眉を寄せ呟きながら、ざくざく、ざくざくと土を掘り返すユカは不意に
右膝の辺りにくすぐったい感触を感じた。
「ひゃう? あう、あ……だ、だんご虫……?」
膝に張り付いていたのは肌色のヒル。
大きさは普通の人の親指程。肌色で丸っこく、先端がキュッと締まっている。
その姿は人間の幼児〜少年の性器に酷似していたが、
丸みを帯びたシルエットは無理をすれば可愛いと言えなくもない――かもしれない。
全体を皺のある包皮に覆われたその虫は今まさに膝下の靴下の上から
ユカの素肌の上へと降りたところだった。地面観測に熱中していた
ユカは、靴下越しの虫の歩みに気付かなかったのだ。
これがもっと大きな化物であったり、集団であったならば、
ユカも咄嗟に叫び、逃げたかもしれない。
だが、芋虫状のこんな小さな生物が、たった一匹。
寧ろユカの科学的な好奇心が先にたった。掴んで観察してみよう。
――"疑問をもつことが大切"とは、敬愛する翔子先生にも教えられていることである。
「と、とは言っても…………さ、流石に素手じゃちょっと……」
茶色のソバージュの髪を揺らしながら、膝をたてて座ったまま、
ユカはスカートの左右のポケットからハンカチを探しはじめた。
「えぁ? あ、あれ? 朝、右に入れ……、
はう、炊事当番で左に……あぅう……ッん!」
そんなユカの都合等構わずに、ヒルは性質上暖かい場所を求めてもぞもぞと足の奥へと
進んでいく。しゃがんだ脚の奥、スカートに隠された下――オレンジの縞の下着の上へと。
「ぇ、ぁん、あ……ちょ、ちょっと待ってよぉ、
やん、やだ、はうぅうッ……!」
白くなめらかな内腿を段のあるヒルの肌に擦られて、びくりとユカの背が撓る。
こんな感覚は感じたこともない。他人の、乾いた指になぞられたような感覚だ。
「う、うう、ダメだよ、ダメ……くぅ、うん……う……」
もはや観察等言ってる場合ではない。ユカは羞恥と体の芯から湧き上がる熱に
頬を赤く染めながら、ヒルを振り落とそうと小刻みを膝を揺らし始めた。
鮮やかな青のスカートが捲れ上がり、白のスリップも空と舞う。
それでもしぶとく這い上がるヒルに次第に動きは早くなり、
やがてユカは髪を乱して腰を大きく揺らし始める。
それは騎乗位で快楽を貪る姿に似ていたが、幸か不幸か誰も見るものはいない。
「ひぅ、ぁん……あ、やぁあッ、落ちてぇ、落ちてよう……
ひん、動いちゃやッ、ぁん、あぁん……ふぁあ……」
おぞましいヒルはいまやユカの薄い下着の上をもぞもぞと這いまわり、
陰核の仄かな膨らみの上に達していた。つん、つんと包皮に包まれた頭が
暖かな尖りを突く。その度にユカは薄く開いたピンクの唇から短い息を紡ぎ、全身を突っ張らせた。
薄らと汗ではない染みが股間の布に浮き上がる。
「ぅ、ぅくぅ――、ふぁん、ん――……」
絶え間なく与えられる性感は小さなものだが、慣れず。
重なり合えば熱となり全身を巡る。
ユカは、ブラウスの下で乳首がぷくんと立ち上がったのを自覚した。
だって、ブラウスの布で擦れる度に、全身に、びくびくッて――……
「はッ―― はぁああん、ッああん………」
目を瞑り、火照った息を大きく吐きながら、ユカは地面にへたりこむ。
開いた膝の奥、下着の合間から、ヒルは更なる熱を求め、直接秘部へと頭を潜らせた。
「う、ぁあぁん……ひゃ、ゃめぇ、ぁんッ……!!」
ユカがスカートを剥ぐように引き、両手を股間に宛がったときはもう遅い。
ヒルはユカの秘裂に張り付き、頭を肉芽にあてるとゆっくりとスリットに沿い前後運動を始めた。
下着越しの刺激で濡らされた秘部から、小さな水音が立ち、指で押せば音は更に鳴る。
閉じられていた花びらが少しずつ開かれ、鮮やかな紅の肉が淫虫に直に擦られた。
「ゃん、やぁあん、ひゃめてぇ……ひゃぁんッ、ぃやぁ……ぁうッ、アん、
ソコッ……突いちゃ――くぅうんッ、ぁんッ………こんなぁあ……」
声が次第に艶めき、甘く堕ちてゆく。それを否定しようとユカは頭を左右に振るが、
意識がぼうっとするのも視界が熱に霞むのも止めることはできない。
ユカの愛らしいパンティに浮かぶ染みは広がり、膝の奥で失禁したかのように濡れていた。
じっとりと淫液を吸った下着はユカの清楚な女性器の姿と、ソコを嬲る淫猥なヒルの動きを
明瞭に浮かばせる。ユカの指はその上をもぞもぞとただ這いまわるだけで、何もできなかった。
「……ッ、くぅん、うん――はうぅう、う、ゃ、びしょびしょ……ひゃぁん、
ぁ、ッくうよう、イく、やだぁ、虫に、虫にイかされちゃ……ふぁ……!」
ユカの愛液にたっぷりと濡れたヒルは秘裂に体を縦に埋めながら、
ぴくぴくと震える肉芽を深く尖った頭で抉った。ぴちゅ……と蜜が飛び散り、
包皮が剥かれ、敏感な肉真珠の合わせ目にヒルが潜る。ぷる、と秘肉が震えた。
電撃のような快感と痛みがユカを襲い、彼女はつぶらな瞳を見開き、大きく仰け反る。
「ゃああああん――ッ、ぅくぅ……ッ……ィッ……あ、ふ……ひゃッ…!!」
指で強く押えられた股間から溢れる蜜。絶頂感は全身を駆け巡り、
ひくひくと陰唇が震え、双丘まできゅっと窄まる。
果てはヒルが肉芽の奥に入ろうとするたびに何度も何度も訪れ、
ユカは涙を頬に伝わせながら、舌を覗かせ喉を震わせた。
「はぁああううぅうう、ぅううう、ぁあひ、ひぃいい……んッ、うぁん……!」
不意に、強い痛みが敏感な器官に走る。今やヒルによって親指ほどに膨らんだ
クリトリスに指を当て、ユカは全身をガクガクと震わせた。
ヒルは、ユカの肉芽の奥を噛み――そこに、産卵管をつきたて、孵化寸前の我が子を送りだしたのだ。
「ひ、ひぐぅううッ、ゃん、なによぉ、やらぁあああ、
ぁあん、あんッ、ふひゃあッ、も、もぉ許ひてぇえぇええ!!」
全身で最も性感の高い肉の間で、ヒルの卵から一斉に"子"が産まれる。
叫び、頭を打ち振る以外何もできなくなる程の性感にユカは身悶え、地に這った。
ヒルの成体はずんぐりとしているが、幼虫の間は大量に餌を食う為に、動きやすいミミズのような
細長い姿をしている。長さは最低でも10cm以上だろうか
その虫が、ユカのクリトリスの中で、寄生主の体を傷つけないようにしながら、
ぐんぐんと成長してゆき―― ユカには無限の時間に感じられた数分の後には、
可愛いパンティの上から、スカートを押し上げて、15cm程の触手が生えていたのである。
まるで男性器のように。
「ひぅッ、あ……、こんな、こんなのやだよぅ、やだぁあ……ぅ、うくッ……」
捲れあがり土に汚れた青のスカートの端を噛みながら、ユカが首を左右に振る。
ユカに新しく生まれた器官はクリトリス以上に敏感で、パンティゴムの食い込みさえ、
達してしまいそうな快感に変えた。ユカは全身を震わせ、剥き出しの脚やソレを隠すこともできずに、
汗に塗れて地面に横たわっていた。
その時、最悪のタイミングで最悪の人物が姿を現した。
「誰かそこにいるの?」
「――!! しょ、しょ…………」
ちょうど校舎の角を曲がるように出てきたすらりとした女教師の姿に、
熱に浮かされたユカの顔が更に真赤になる。なんてったって翔子はユカの思い人、
憧れの女性なのだ。そんな女性に、こんな、こんな恥かしい姿……。
ユカは幾度もの絶頂でロクに動きもしない体を震わせながら、必死で寝返りをうち、
股間を翔子から隠そうとする。
「その声はユカね。もう皆作業をしてる時間――…… 何してるの。」
スカートを捲れ上げさせ、下着を晒して地面に伏せるユカに翔子が眉を顰めながら尋ねる。
当たり前だ。幾らプリーツを乱してはいけないという校則がなくても、これはあまりにはしたない。
「こ、これ、そのぉ……ひゃ、ぁ、来ないれぇ、来ないれ、先生ぇ……!!」
口頭で答えを得られないと知った翔子はカツカツとヒールを響かせユカに近づく。
僅かの間に防犯スプレーを発射体勢で片手に構えているのは流石の用心だ。
ユカといえば身を隠そうと必死になるあまりに地面にうつぶせになろうとし、
敏感なソレの先端を自ら地面に擦りつけてしまっていて、
びくん!!と絶頂に身が震え、器官を隠そうと曲げていた足が突っ張る。
「ひぁあぁ、ァんッ――!! ッィくぅうう―――……」
「ユカ、それ…………!」
爪先まで丸まり、震える脚の新しい器官が翔子の目に晒される。
ユカの股間から生えた、ピンク色の太さ4cmほど、長さ15cmほどの器官。
「そ、………それは、前からあったものなの?」
あまりにも男性器に似た有様と大きさに、一度息を飲んでから翔子は尋ねる。
「な、ないです! ないですぅ……ひッ、せ、先生、見ちゃ、嫌ぁ……みッ、見られたら……」
翔子の視線に、ひくひくと全身を濡らす擬似生殖器が震える。翔子はそれに包皮らしきものがなく、
全身が粘膜で覆われていることを視認し、防犯スプレーをスラックスのポケットに収めると
ユカの正面に座り込んだ。
ユカは両手で必死に股間を隠そうとするが、翔子の手に呆気なく払われる。
「ぁう、……ひ…ヒルみたいな、らんご虫みたいな虫……入って、こんなに……」
「らんご虫、ああ、だんご虫ね。入ったのは何処だろう?」
翔子の声はあくまでも知的な探究心に裏打ちされ、冷静極まりない。
「ど、何処、ッて、ぁう、ひぁ……さ、さわら、あうぅぅうッ、あぅん……!
せ、せんせぇ、な。何を……」
「寄生された――? 感覚は貴女と直結しているようね。何って、
下着を脱がさないと見られないでしょう? 寄生場所が判らないと対処のしようもない。」
声を堪える為にぐっと制服のスカートを噛むユカの、剥き出しにされた下肢を守るたった一枚の布、
それに翔子は手をかけ、ひきずりおろそうとているのだ。
指先が器官の根元に当り、少し濡れている。
「ぁんッ、ぁ……そ、そんなとこ見られたらお嫁にいけないれす……」
「あれ、私に好きって言いながら、お嫁に行く気だったの? 別に良いけど。」
「はう。」
「観念なさい。」
ぴしゃりと言い放つと、翔子は愛液に濡れ、雌の匂いをさせたパンティを一気に剥ぎ取った。
バックプリントは可愛いあひるさんだが、そこにまでぐしょぐしょに濡れている。
一度ぎゅっと絞り、比較的こぎれいな石の上に布を置くと
翔子はユカの股間に顔を近づけた。翔子の呼気と体温が、やんわりと肉芽と嬲られた秘唇に
触れる。それだけでじわりと蜜が滲み出、ユカは耐え切れずに目を強く瞑った。
「寄生場所はクリトリス……ね。肉の隙間に入り込み触手を伸ばした――と思うんだけど、
ユカはどう思う?」
「ぁうぅう、せ、先生の、目の前でィっちゃうなんて、もう死んじゃいたいですぅ」
ペシ、とユカの頭を叩く翔子の態度は、いつもと変わりない。悲しい程に。
「どうやってこの寄生を解くか、か……」
クリトリスの合わせ目を覗き込む翔子の鼻が、つん、と秘裂に触れる。
びくぅ!とユカが腰を跳ねさせた。開いた膝はまだガクガクと痙攣している。
「ぁあんッ、せ、先生ぇ、ぃ、苛めないれぇ……ふあ、あ。息が、ぁんッ、あ……!!」
「絞りだしてみるか」
「…ふ…ぇ?」
余りに呆気なく翔子が言うものだから、ユカは意味を取りかね――
次の瞬間、すべらかな翔子の手に肉芽を握られ、体で理解する。
「アぁああん、ァん、イッ……ぁ、あ、せんせぇ、らめ、らめれすぅう、
やめれぇえ、扱かないれ、ひぁッ、あッ、あんッ、ぉ、ぉねがひッ、
ひぅううッ……!!」
憧れの女教師が自分から生えたペニス状のものを扱いている――!!
失神してしまいたくなる景色が、ユカの目の前で起こっていた。
実際剥き出しの肉芽を女の温かな手で包まれ、何度も忘我の果てに連れていかれるのだが、
狂気に近い官能に目を閉じることが許されず、彼女は瞳を見開くばかり。
白い手はピンクの肉棒を掴み、蜜液が散る程に激しく上下に擦り上げる――絞り上げる。
ちゅぷ、ちゅぷと鳴る淫猥な水音。秘裂にまで滴り、溢れる愛液。
「ひあッ、ぁ、また、またきちゃうッ、あんッ、
せんせえ、ゆるひてぇ、やぁん、おかしくッ、おかしくなるぅぅう、
やらやらぁあああ、ぁあうう、あんッ、ひくッ、ひくぅうううッ!!!」
翔子は唇から涎を流し、絶頂に腰を震わせるユカを少しだけ同情の目で見てから、
その指の輪に力を込めた。中で動くモノを指に感じたからである。
「ひぁあああッ、ぁ、あひぃい、ィッ、イく、らめ、らめぇ、せんせえ、
ゃらぁあ、あうぅ、ひくぅぅう――ッ、またィくぅうう――!!」
絶え間なく喘ぎつづけるユカの唇が酸素を求め小刻みに震える。
その喉も顎もべったりと唾液と汗に濡れ、茶の髪が幾重にも張りついていた。
「もう少しで、出る、かも」
掴む肉棒の中の芯の動きを感じながら翔子がグッと先端に向かい絞りあげた瞬間、
ピンクの器官がひくひくと震え――夥しい量の白液がどぷッと翔子の顔に吐き出された。
「ひぅうう、んぁあ、ふぁあああッ……!」
「――ッ…………!」
生暖かい液体は精液に似ていたが、何の匂いもなくさらりとしている。
肌に痛みも刺激もないことから、毒液ではないなと翔子は一時的に判断し、
白濁液を頬から滴らせながら、手の動きを止めた。
「ふぇ、あ、せ、せんせ、ごめんな……」
「貴女が悪いんじゃない。今、確かにその先から他の生き物が見えたから。」
「ほかの……ぃき、もの……?」
快感から一旦解放されたとはいえ、まだぼうっとした声でユカが問い直す。
「貴女に寄生した本体よ。――ところで貴女、私と性交したい?」
突然の質問に、ユカの頭が真っ白になる。
かっきり二秒置いてから、耳たぶまでこれ以上赤くなれるものかと言う程
赤くなる。
「ぁう、あの、その、せ、せんせぇとならぎ、逆が……そのぉお……」
「――違うっつの。つまり、貴女に寄生するものは性的欲求があるかって訊いているの」
暫く考える間をおき、ついでに呼吸を整えてから、ユカは答えた。
それでもまだ胸はぜいぜいと荒い息に大きく上下している。
「女の子を犯したいとか、ないと…思います。
さっきも、せんせが、いやがる、私を……う、ぅあ……」
恥かしさに声を詰めたユカの前で、平然と翔子は白液をハンカチで拭った。
多少髪や目許に跳ねた部分はあるが、目の前の事象に比べれば気にならない。
「じゃあ所謂"のっとり"もないとみてよし。ついでこれは性器でもないだろうな。」
淫獣の中には女性に寄生し、子孫を残そうとするものもいると聞く。
考えに入りかけた翔子の目に、先端を強く握られたせいか、
肉棒の根元から覗くヒルの肌色の尾が飛び込んだ。度重なる性感に真赤になった
秘部の上では、ヒルの色など白に近い。咄嗟に、翔子は指でそれを摘んだ。
「ひぃいいッ、痛いッ……痛いぃいい、せんせぇ、
あ、あう、ほんと、壊れ、――ひぐうぅうッ……!!」
尾を摘む指は当然肉芽も刺激する。つきたつ翔子の爪に腰を突き上げながら、
ユカはソバージュヘアを乱しながら頭を左右に打ち振った。止め処なく涙が頬を伝う。
だが、確かに翔子は肉棒の中でヒルが動いた感触を指に得ていた。
そして、ヒルが何処にも固定されておらず、
いわばストローの中に紐を通したような状態であると触覚で見抜いたのである。
「抜ける――強い力なら抜ける。」
生徒を助けねばという思いと、自分の仮説を確かめたいという激しい欲求が
翔子の顔をユカの股間に近づけさせた。そして、舌でちゅくちゅくとヒルを舐め
肉芽と同じような粘膜であると錯覚させ油断させながら、前歯で思い切り尾に噛みついたのである。
――どちらの衝動が大きかったかは、この際不問にしておこう。
「やぁあッ、あ、あんッ、ア………」
秘裂を這う熱い舌に、ユカが膝を曲げ、腰を突き出した姿勢のままガクガクと全身を震わせた。
全身を濡らす汗の量が増す。ふわりとしたユカの髪は今は汗ばみ、重く垂れていた。
「ん――、ふッ………ぅん――……」
翔子は下唇裏の粘膜を肉棒の根元に擦りつけ、ヒルを騙し続けた。
時々、唇で尾を固定しては舌を這わし、ユカの媚肉に似た震えも与える。
鼻梁は常に肉棒に当り、多少呼吸が不自由ではあるがそれ以外特に感慨もない。
ただ、この生き物の体液を口にしても安全かどうかの確認を怠ったことを
気にしていた。こうしてヒルが寄生しているユカの命に別状がないのだから、
宿主と錯覚させている限り自分も大丈夫であろうとは思っていたが。
だが、ユカはそんな冷静に物事を考えられている訳はなかった。
そもそも物さえもう考えられない。
憧れの人に秘部を見られ、恥かしい姿を見られ、
手で弄られ、挙句、そこを唇で責められている――!!
それだけでも10回は軽く失神できそうだが、
ひきずりだされまいとヒル本体と子ヒルの束が、一番敏感な箇所――陰核の
内部でもがき、暴れ、媚肉を嬲り尽くしている。
「ひぁああ、おかしく、おかしくなるぅぅう、らめ、らめてぇえ、なめないれっ、
なめないれ、せんせえ、ぁう、ひぅッ、ひぅうう、いくッ、くん、んッ、
あう、こんな、イき続けて、ひぁあ、しんじゃ、あう、ぅぁああ」
嬌声は絶え間なく、小さな体に叩きつけられる人外の快感を外に逃がすかのように
続く。唇に貼りついた乱れ毛などもう気にもできない。全身に汗が浮き、
白いブラウスの下の愛らしいブラジャーを浮かびあがらせている。
その先端は痛い程張り詰めて、下着越しにもたっているのがわかってしまう。
翔子がヒルの尾を咥えた口を小さく動かす度、内腿が壊れそうな程に慄いた。
「ふごくな!」
声をくぐもらせながら翔子が強く言い、汗ばんだ両足を手で地に押し付ける。
ぱっくりと開いた脚の間で、ヒルの潜りこんだ肉芽も少し開いたようで――
同時にその前にさんざ嬲られた秘唇が少しだけ開き、翔子の髪と触れ合った。
それだけで電撃のような快感がユカの背を這い上がる。
「ひぃ、イくぅう、やん、あつひ、ひゃう、ぅ、ぴちゃぴちゃ、いって、あう、
や、あひぃい、ひぃい、ぃく、やん、ア、イく、またぁあ、あぅ、あうううッ……」
少しずつだが、ヒルがユカの中からひきずりだされてゆく。
翔子の形の良い唇の端から、少年の男性器そっくりのモノが覗くのは極めて
淫靡な光景だった。何度も込めた力と擦りつける下唇のために、
唇は艶やかに塗れ、なまめかしく蠢いていた。
その唇に抵抗するようにうねうねとピンクの肉棒が左右に揺れ、
捲れあがったマリンブルーのスカートを白く淫液で汚す。
外部から人に嬲られ、内部から異形に媚肉を犯される快感は強烈過ぎた。
今やユカの股間は翔子の唾液とユカの淫液とでどろどろに濡れて、
垂れた雫は地面にまで染みを作っている。
触れられてもいない膣が、アナルが、ぎゅっと達する度に締まり、慄くが、
その間は長くても4秒もなかった。ユカは達し続け、官能の果てに投げ出されていた。
「――んッ……ふけた…か……――」
明らかな手応えを感じた翔子が、尾を引く力を一気に詰める。
「んぁああ、あ、ひゃああ! あ! らめぇええ、ひゃめてぇえええ、
あばれっ、あばれて、なかあ……あぅうう、ぅ、ひくうう、ひ、
あん、や、ひっちゃう、ぃっちゃううぅうう、ぁ、あぁぁあぁああ――ッ!」
一際高い声と共に、ぐっと大きくユカが身を反らした。
びちゅううッ……!と激しい水音と共に、肉芽の間から、ヒル本体とそこから伸びた
束のような細い子ヒルが引きずり出された。
狭い肉の間から抜けた子ヒルはぶわっとわかれ、えのきだけのように
ばらばらに空気中で蠢き、幾本かは翔子の赤い唇を撫でた。
「ん――ッ!!」
バシッと容赦なく、触手だけを翔子の平手が撃つ。
そして根元を強く噛んで動きを封じると、ポケットから出した厚手のビニール袋に
それを吐き捨てて、口を結んだ。
「調べてみなきゃいけないからね。
おっと、ユカは――……」
パンと手をたたきかけて、翔子は横たわる少女に目をやる。
ユカは強すぎた絶頂に、完全に気を失っていた。
「ん…………、」
翔子は鼓動、瞳孔、呼吸などを5分程かけて調べて、命に別状はないと言う結論を出した。
どう考えても、"セックスの後で疲れ果てて眠っている"状態なのだ。
おまけにヒルをひきぬかれたクリトリスは、ゆっくりとだが元の大きさに戻りつつある。
科学者として、人体の神秘に感動した一瞬だった。
「――全部夢だと思えば幸せなんだろうが。」
苦笑に似た表情が翔子の唇に珍しく浮かぶ。
濡れたパンティを拾い上げ、履かせるべきかどうか悩むのはまた別の話。
ともかくユカが裏庭で目覚める頃には、翔子の姿はなく、ヒルもまたいない――。
END