オーケス王の王妃、ラーレルは黒鳥の森に独りで入り込んだ。白いドレスの裾が
森の土にあたっていることは気にもしなかった。
20歳になる今まで三回ぐらいしか足を踏み入れたことがない、不思議な森。
樹齢1000年を超える幾千の巨木が若き王妃を出迎えているようだった。
森の奥にある、一番好きな場所にたどりついたときには、高貴な王妃の額にも汗が光っていた。まったく波がたたない湖。
と、そのときラーレルの左足に何かが巻き付いた。「邪悪な蛇め」と巻き付いたものを腰の短剣で斬りつけようとしたが簡単にはね
返されてしまった。しかもそれは蛇ではなく粘膜でおおわれた太い触手であった。森の地面から伸びる怪力の触手に
格闘していると、数え切れない触手がものすごい速さで王妃の体に巻付いてきた。
「な、何よ、これ?」
幾千のぬめり光る触手ともみあっているうちに純白のドレスはラーレルからはぎとられ、彼女は白い肢体を触手にさらしていた。
首と胴体に巻き付いた触手は脈打ちながら、締め付ける力を強めていった。
・・・森の彼方から声が聞こえてきた。
「高貴な王妃のお前が勝つかオンナのお前が勝つか見せてもらうよ。魔獣よ、
情けはいらん。そのオンナの全て穴にお前の素晴らしさを教えておやり!」
その声は十年前、王家を追放されたセルナ姉さん?なぜこんなこんなことを?!聞き覚えのある声に驚く暇もなく、両の乳房に
巻き付いた触手が乱暴に動き始めた。太ももを撫で回していた左右の触手がラーレルの秘部ともうひとつの穴を撫で回しはじめた。
触手が潰されるかと思うくらい彼女の乳房を絞めつけたかと思うと、また放す卑猥な動きで彼女の理性はかき消され呼吸が乱れて
いるようだった。
「ね、姉さんやめて・・ううっ!」
このままだといけないと、かすかに残る理性を振り絞ってラーレルはうめいた瞬間だった。先端を硬くした触手がブチュブチュと
不気味な音をたてて彼女の秘部に割り込んできた。王妃がビクっと反応した内壁めがけて、不気味に湯気をあげる細い触手が何本も
秘部を押し広げて入っていく。その敏感な内壁を触手たちがコリコリと引っかくように動くと尻の肉を痙攣させて王妃は悲鳴をあげた。
「ああ・いいっ・・ああっ!・アツイ・・ああっ!」
秘部に侵入した触手たちはグングンと己の温度を上げて、乳房を愛撫する触手と呼吸を合わせて動き始めた。触手たちにかきまわされる
快感からのがれようと必死で肢体をくねらせる。が、彼女の後ろの穴に別の触手がニュルニュルと入り込むと、ビーンッとラーレルは
体を弓のように反らせ、失神したかのように動かなくなった。秘部に入り込んでいる触手より、もっと多くの触手が王妃の後ろの穴に
細い頭を突っ込んで脈動をはじめる。王妃の穴からとめどもなく体液が溢れでてきているが、触手たちは王妃の体液を浴びながらも動きを
止めよとはしない。
「そこはやめてえ・・・だめえ・・・ああああああああ」
両手の自由を奪われたラーレルは執拗に二つの穴を攻められ続けられているのだが、頭を左右に振って髪を振り乱すしか
できない。両方の穴の敏感な場所を触手たちが同時にゴリゴリゴリっとこすった瞬間完全にラーレルはメスと化した。
「いいい、もっとおおお、はあああ、ひいいい、んあっあっ、ああああああっ!」
興奮してピンク色に充血した王妃の中で、夫のロドルフ王では味わったことのない強烈な快感の爆発が何度も繰り返された。
乱暴に締め付けられている王妃の乳首はビンッと勃起して、その興奮の頂点を示していた。やがて王妃の体液でベトベトになった触手たちが
王妃の穴から抜かれると、今度はぬめり光る王妃の二つの穴にイボだらけの極太の触手がメリメリと侵入を開始した。
「んああああああ、すごおおおいいいいいっ」
骨盤から真っ白なイナズマが頭を目指して走ってくるのがわかった。壮絶な絶頂の前ぶれを悟ったラーレルの呼吸がいっそう荒々しくなっていた。
「ラーレル、ごめんね。もうやめようか、どうする?」
肢体を触手の体液で光らせて、森の茂みで弄ばれる卑猥な妹・・・王妃を見下ろしながらセルナは言った。
「いやあああ、ぬいちゃいやあああ、イクウうううう、ひいいいいいい」
泣きながら懇願する王妃。自分の中をかき回す触手のイボが動いている!すごい!お尻の穴もこんなに・・・されたら、だめ、だめええ・・、
真っ白なイナズマが全身をバシーンと貫く・・・絶頂・・・くる・・くる・・きたああ・・・、
「あああ、んあああああ、いくうううううう!」
王妃は顔を歪ませ、顎を突き出し絶頂に達した。秘部にめりこんだ触手からお湯のように熱い白濁液がドクンドクンと
注ぎ込まれ、王妃の身体に入りきらない液が尻からしたたり落ちていた。
一年後ロドルフ大帝とラーレル王妃の間に二人の双子の男子が誕生した。
触手魔獣と王妃の子であるのは言うまでもない。