「なんで俺って平らなほうが好きなんだろうな」  
「知りません。それと図書館では静かにしてください」  
なんだよ、冷たい子だなあ。ふふん、ではこうしてくれるわー!  
その可愛いお耳めがけて息をふー。  
「ひゃっ…! な、何するんですか!」  
耳を押さえて立ち上がる。読んでいた本が凄い音を立てて落ちた。  
「べーつにー。それと図書館では静かにしてくださーい」  
「……っ!」  
睨みつけてくるけど迫力はゼロ。顔真っ赤にしちゃって、可愛いなあもう。  
では追撃スキル発動。  
その細い足に手を伸ばして、ハーフパンツの上から撫でつける。  
「ちょ、ちょっと…!」  
「まだ俺の攻撃フェイズは終了してないぜ」  
上から下へ、足をなでていた手で太ももをがっしりと掴んで固定。  
で、もう一方の手で膝を…  
「!!! きゃ、はは、はっ、ちょっと、やめ……っ!」  
「うりゃうりゃー」  
膝をくすぐり攻撃。この猛攻には耐えられまい!  
「きゃっ…!ん、んん……っ!ほ、ほんとにやあっ…!」  
「ふははどうだ若きジェダイよ」  
 
 
図書館を追い出された。  
 
 

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