□■□
玄関の扉が開かれると、知らない感覚が私を包んでゆく。
このニオイは初めてなのに、気分が落ち着くのは何故?
いままで知らない無い家に入った時は
無機質な感じがして、馴染めなかったのに…。
「あやねと相部屋で悪いけど、その一番手前の部屋を使って」
「はい」
「ちょっとぉ〜!なに失礼なこと言ってのぉ〜!!!」
「うるせえなぁ…1人部屋の方が良いに決まってんだろ
初めて泊まりに来たんだし」
「そんなこと無いよぉ〜だ!…紗奈ちゃんは、あやねと一緒で良いんだよねぇ〜?」
「うん、一緒が良い」
「ほら、やっぱりだぁ」
「スミマセンせんね、失礼なことを言いまして」
「分かればよろしい。紗奈ちゃん、行こっ!」
ペコリと会釈をする大人しい少女と、もの凄い勢いで引っ張って行く元気な少女。
何で同い年なのに、こんなに差が付いちまったかな…。
紗奈ちゃんは凄く礼儀正しい子だが、正直オレはあまり好きじゃない。
やっぱり子供って奴は、少しくらい遠慮知らずの方がカワイイんだよな。
紗奈ちゃんの一見礼儀正しく見えるのは、ただ単に周りへの気遣いや
遠慮してるだけのような気がする。
あの歳で遠慮することが、自然と身に付いてるなんて
いたたまれない気持ちになっちまうよ。
家に居る間くらいは、遠慮しないで思うがままに
笑って過ごして貰いたいもんだ。
「紗奈ちゃんと一緒の部屋なんて、何か不思議な感じがするぅ〜」
「そうだね……私も、凄く不思議に思う」
あやねちゃん、何でいきなりブラを外すの?
私はそっちの方が不思議だよ。
「このタンス使って良いよぉ」
「ありがとう」
「あと洗濯物はこのカゴに入れといて、お兄ちゃんが洗濯するから」
「えっ……お兄さんが洗濯するの?」
「うん。お兄ちゃんは洗濯とか掃除に、何か拘りが有るみたいだから
あやねはノータッチにしてるんだぁ」
……じゃあ私の下着も、洗って貰わないとダメのかな?
「あぁっ!そのワンピは、タンスじゃシワになっちゃうねぇ…
ハンガーラックを借りて来るよ」
「…ありがと」
男の人に下着を洗って貰うのは、恥ずかしいかも。
でも下着だけ洗濯に出さないのも、お兄さんに失礼かなぁ…。
「ハンガーラック持って来たよぉ〜」
「ありがとう」
「良いって、良いって、気にしない!」
「うん」
「私はテレビ見てるから、片付け終わったら来てねぇ〜」
ハンガーラックに洋服を掛け終わり、タンスの中に下着を直す時に見えた
あやねちゃんの大人な下着にはビックリした。
あやねちゃんって、こんな肌が透けるような下着着けてるんだ…。
いろんな雑誌見てたけど、こんなのママが買いに行く
大人の下着屋さんでしか、見たこと無いよ。
あやねちゃんも、そんなお店でブラとか買ってるの?
…私もチャレンジしてみようかな……少し色っぽい下着に。
「あれ?…テレビの部屋に、あやねちゃん居ない」
片付け終わり居間に行くとテレビは点いてるけど、あやねちゃんは居ない。
その代わり奥の方からカチカチと、食器を洗うような音が聞こえて来る。
「オッ、片付け終わった?」
晩飯は帰りがけに、紗奈ちゃんの歓迎会を兼ねてファミレスで済まし
台所で少量の洗い物をしていると、ドアから体を半分だけ覗かせ
遠慮がちに紗奈ちゃんが覗いていた。
「はい、私も手伝います」
てっきりまた俯いて、何処かに行ってしまうのかと思ったが
洗い物を手伝うと言って、オレの隣へとやって来る。
「紗奈は偉いなぁ、あやねにも見習わせたいよ」
「……紗奈?」
初めて泊まりに来た家で気を使わせないよう、オレ的にはフレンドリーに
接したつもりだったんだが、いきなり呼び捨てはマズかったか?
「ゴメン、呼び捨ては嫌だったかな?」
「いっ、いいえ!!…そんなこと無いですよ」
「オレ達って今日から1週間は、同じ家で暮らす家族みたいな者だからさ
『ちゃん』付けも、変かと思って」
そっか……今日から私たち3人は、家族みたいな関係になるのか。
「私も紗奈って呼んで貰いたいです、お兄さんに」
紗奈…その満面の笑みでオレを見上げるのは、止めた方が良いぞ。
オレのロリコンスイッチがONになって、紗奈の身に危険が迫ることになるから。
「紗奈は身長って、どのくらい?」
「155cmです」
「やっぱりそれ位あるんだ」
「はい……だからよく、中学生に間違えられます」
だろうな…この整った顔立ちと身長じゃ
ランドセルでも背負ってなきゃ、小学生には見えんよ。
「中学生だと思われて、男に声掛けられても
危ないから、絶対について行ちゃダメだぞ!」
「ハイ、私って逃げるのは得意ですから」
いやっ、そんな眩しい笑顔で言われても
今の台詞は笑えません……でもカワイイ。
「……キャ!?」
「うわぁ!!!」
紗奈の眩しい笑顔と、オレの照れ笑いが交錯する至福の空間を
一瞬で凍りつかせるような視線が、ドアの隙間からジッとこちらを伺っている。
「………………ニヤッ」
またあやねが、別の人格を出して来るかと身構えていたが
意外にも、ニヤッっと何か悪巧みで考えてそうな
笑みを見せ、スゥーと音も無く扉は閉められた。
何なんだよ、その意味有り気な笑いは…って言うか…あやね
オマエは洗い物を手伝わないのか?
「ありがとう、おかげで早く片付いたよ」
「いいえ、これくらい」
紗奈の隣に居ると、オレはウブな中学生のようにドキドキしてしまう。
洗い物も終わり居間に向う廊下を歩く間も、後ろに付いて来る紗奈に話し掛ける度に
もう遠い昔に忘れていた、甘酸っぱい気持ちを思い出す。
未熟だった恋心は好きな子に強がって見せたり、見栄を張って
本心を伝えきれ無いでいた、本物の恋心を知る一歩手前の中学時代。
「ニャァ〜!!!ハッハッハッ!」
そんなセピア色の感傷は、家中に響くバカ笑いによってぶち壊された。
「片付け終わったのぉ?」
「何様だよっ!!!……1人だけテレビ見ながら、爆笑しやがってよ」
「だってぇ〜、邪魔しちゃ悪いかなっと思ってさぁ」
先程と同じようにイタズラな笑みを見せた、あやね。
気ままな天然少女だとばっかり思っていたが、コイツに
場の雰囲気を読む能力が備わっていたとは驚きだ。
誠に侮りがたいヤツだ、あやね。
それにあの妙な微笑みの裏側では、一体何を企んでいるだ?
「風呂が沸いてるから、2人で入ってこい」
「お兄ちゃんは?」
「珍しいな、オレと一緒に入ってくれるのか?」
「へっ?……あぁぁ!…入るはず無いじゃあ〜ん
あやねは、もう5年生だよぉ〜」
ナイスだ、あやねっ!…ちゃんと気付いてくれたか。
この場面で妙に慌てたり、苦しい言い訳なんて始めたら
紗奈に怪しまれるからな。
「楽しみぃ〜!紗奈ちゃんと一緒に、お・ふ・ろぉ〜♪」
「紗奈も今日は疲れただろうから、ゆっくり浸かっておいで」
「はい、ありがとうございます」
2人が風呂場に向かうと、また楽しげに爆笑する声が家中に響き渡り
それと同時に可愛らしい悲鳴が聞こえて来る。
あやねのヤツ、初日から無茶してるみたいだなぁ……羨ましい。
キャッ!キャッ!っと騒いでいるのは、主にあやねのようだが
時おり聞こえる紗奈の声も、満更でもなさそうで一安心だ。
「紗奈ちゃんのオッパイって、ぷるっぷるっして気持ちいぃ〜!!」
「あやねちゃん声が大きいってっ!…それにモミモミしないでぇ〜!!」
止めなさい、あやね。
せっかく聖人のような、優しい気持ちを持ち始めていたのに
そんな妄想を掻き立てるような真似はしないでくれ。
「あやねは先に上がるねっ、紗奈ちゃんはゆっくり入ってて」
「うん」
聖人のような心を手に入れたはずなのに、何故オレは勃起してるんだろう…
と股間を眺めていたら、バタバタと廊下を走る音が近づいて来る。
「上がったよぉ〜!」
「…おぅ」
「紗奈ちゃんって、ホントに面白いよねぇ」
「…何が?」
「石鹸を見たら『これで洗うの?』って、真剣な顔で驚いて
動かなくなったんだよぉ〜!」
「あぁ、オレのひげ剃り用に置いてるヤツな」
確かにボディソープが当たり前の現代っ子には、石鹸で体を洗うってのは驚きかもな…。
まだ学校の手洗い場には、ミカンの赤いネットへ入れた
石鹸ってぶら下がってるんだろうか?
「でも同じ場所に、ボディソープを置いて有ったろ?」
「うん。でもビックリし過ぎて、気付かなかったみたい
…だってさぁ、さっき野菜を買う時も…ニヒヒヒ」
「アレはなぁ…」
紗奈を迎えに行った帰り道、野菜の補充する為にと
近所の無人販売所に寄ることにした。
車から降りるのが面倒だったオレは、2人を買い物に行かすと
紗奈は頼まれた野菜を手に取り、誰も居るはずのない
無人販売所の壁に向かって突然『すみませ〜ん』と呼び掛け始めた。
「アレは面白かったよねぇ、最初はギャグかと思ったもん」
紗奈の隣でそれを見ていたあやねは、腹を抱えて爆笑し出すし
オレはペットボトルのお茶を吹いて、フロントガラスを曇らせるし…。
「オマエは笑い過ぎなんだよ」
「だって、小屋の後ろは田んぼだよぉ!」
オレが慌てて販売所のシステムを教えに行くと
紗奈は顔を真っ赤にして、黙っちまうしで大変だった。
「紗奈は知らなかったんだから、笑わないで教えてやれよ」
「ごめんなさぁ〜い」
「分かれば宜しい、素直なあやねはカワイイぞ」
「ありがと……抱っこして、お兄ちゃん」
湯上がりの火照った体を抱き締めると、たった1日だけなのに
あやねの体温を懐かしく感じる。
このままベッドに連れて行きたいところだが
今は紗奈も居るし、無理な話しだな…。
たった1週間我慢すれば、あやねと2人で元の甘い生活に戻れるんだ。
ちゃんとだけ辛抱するか。
「…お兄ちゃん」
「何だ?」
「紗奈ちゃんが居ない間に、精子を出そうか?」
「それは…」
確かに今が、最大のチャンスである事は間違いない。
でもオレがあやねにチンポ舐めさせてる所を、紗奈に見られでもしたら…。
「ねぇ、エッチしようよぉ〜!」
「ハァッ!?…あやねも触られたいのか?」
「うん!あやねもエッチして、気持ち良くなりたぁ〜い!」
「へぇ…」
「お兄ちゃんのチンチンも、ガンバっていっぱい舐めるからさぁ〜」
「…あぁ」
「お股も綺麗にゴシゴシ洗ったからぁ
あやねのチンチンも、お兄ちゃんがナメナメしてよぉ〜!!」
あやねはクリトリスを弄ってじゃ無く、舐めて欲しいのか?
「あやねは触られるよりも、舐められる方が好きなのか?」
「うん!だってさぁ…昨日はあやねのチンチン
ちょっとしか、舐めてくれなかったでしょ?」
「それはスマン、気づかなくて」
「だから最高に気持ち良くなるまで、お兄ちゃんに
あやねのチンチン舐めて貰いたいんだぁ…」
まだ意味を理解して無いとは言え
己の欲望にストレートな奴だなぁ、あやねは。
「今日はオシッコ漏らさないように、ガマンするからぁ
2人でなめなめエッチしようよぉ〜、お願いっ!」
「それじゃ風呂場でヤラないか?…紗奈が寝てから」
「お風呂?じゃあ、ローションも使ってくれるのぉ?」
「オゥ、当然だ!…それに今日は新しく2人で一緒に
気持ち良くなれる方法を教えてやるぞ」
「やったぁ〜!!」
「お風呂上がりましたぁ〜」
ギリギリセ〜フ!!!
危うく紗奈に、オレとあやねの密約を聞かれてしまう所だった……
しかし紗奈…その格好は、一体何なんだ?
「紗奈ちゃん……それは?」
余りのインパクトに元気娘のあやねが、呆然としながら尋ねている。
「カワイイでしょ〜?」
紗奈がクルリと一回転して、オレ達に見せてくれた姿は
動物の柄がプリントされた上下一体の半袖半ズボンに
フードの付いた…パジャマかな?
「……あぁ、可愛いタヌキだね」
「お兄ちゃん…ネコだよ」
「そうだニャン!ネコだ、にゃん!」
ノリノリで猫耳フードを被り、おどけて見せる紗奈の姿は
あまりにも普段とのギャップが有り過ぎて、愛想笑いしか…
いや苦笑いしか、出て来ない。
「…ねえ、お兄ちゃん」
棒立ちになるオレの背中に隠れながら、あやねはボソボソっと話し始めた。
「紗奈ちゃんって、知れば知るほど面白いよね?」
「そうだな、確かに不思議な魅力を秘めてる子だ」
細い身体に全くフィットして無い、ブカブカのパジャマは
いつもより紗奈を幼く見せて、オレに新た魅力を教えてくれた。
でも紗奈の魅力を知るほどに、オレの危ない欲求は膨らむばかり。
ここは一旦、落ち着かねば。
「2人とも風呂上がりで喉が渇いてるだろうから、飲み物を取って来るな」
オレ自身の体は水分を欲していないが、クールダウンの意味を込めて
人数分のコップと、麦茶を用意して居間へと戻る。
「おまたせしました」
「あっ、私がコップにつぎます」
手伝いをする為に紗奈がテーブルへ手を突いて、立ち上がろうとしたら
ブカブカのパジャマは胸元を大きく開き
とんでもないブツが、オレの視神経を直撃した。
「ハイ、あやねちゃんの分」
「ありがとぉ〜」
中腰でお茶をつぐ紗奈の胸元からは、ノーブラの生乳と
あろう事か純白のショーツまでが、ストレートに見ている。
綺麗にくびれるラインの中心には、縦に伸びた可愛らしいおヘソが見え
滑らかな曲線を描いている腰骨の辺りに
生地の細い、ちょっとおませなショーツがピッタリ張り付いていた。
そして最大の注目点である胸は、小ぶりながらもアンダーに
しっかりと脂肪を付け、ぷるんぷるんと左右に揺れている。
しかし残念なことに、オレの位置からは乳首が見えない。
薄い桜色の乳輪は、チラチラと見えてるんだけどな…。
「ハイ、お兄さんの分」
「あっ…ありがとう」
しかし本当に居るんだな、着痩せする子って…
外見からは全く想像が付かなかったぞ、そのダイナマイトボディには。
流石は母親の遺伝子を受け継いでるだけの事はある、将来が楽しみだ。
「コレを飲んだら、いつでも寝れるように布団敷くからな」
妄想が膨らみ過ぎて、もう我慢の限界だ。
火照った体が女を求めている。
紗奈に火を点けられたのに、身代わりみたいで申し訳ないが
あやねに早く抜いて貰わないと、性犯罪でも起こしそうな気分だ。
「そういえばさぁ、私たちドコで寝れば良いのっ?」
「あやねの部屋じゃ狭いだろうから、この居間で寝るしかないだろうな」
「そっか、ココならクーラーも有るから涼しいね」
「口喧しいことは言わんが、2人ともあんまり夜更かしするなよ」
『ハァ〜イ!』
布団を敷く間も、あやねに感づかれないよう注意しながら
常に視線は紗奈の胸元へと集中してしまう。
だけど残念なことに何度見ようとしても、乳首だけは
上手いこと長い黒髪に隠されて、見えないんだよなぁ…。
でもこれから毎日風呂上がりには、ノーブラ紗奈が楽しめるのか……あっ!
明日から記念にとか、適当な理由を付けて
2人の胸チラやパンチラを、デジカメで記録に残そう。
「じゃあオレは自分の部屋に戻るから、何か有ったら遠慮無く呼んでくれ」
「はい、おやすみなさい」
もうガマン汁が出っぱなしの股間を弄りながら、今か今かと
あやねが来るのを待ちわびていると、直ぐにコンコンと乾いた音が部屋に響いた。
「紗奈ちゃん寝ちゃったよっ、早くお風呂に行こっ!」
「本当か…いくら何でも早すぎないか?」
「ホントだってぇ〜!!今日は疲れちゃったって
あっという間に寝ちゃったのぉ!」
「分かったからデカイ声だすな、紗奈が起きちまうぞ」
「そうだね…じゃあ早くお風呂場に行って、エッチしようよぉ〜!」
「オゥ!じゃあ行くか」
毎度の事ながら自分の興味を示すことには、アクティブになるあやねは
スポポーン!と服を脱ぎ捨て、風呂場へと突進して行く。
「ちょっと待ってて、オシッコしたからお股洗うねぇ」
慌てる必要も無いのに、あやねは立ったまま股を洗い始めた。
オレに背を向け、尻をぷりんと突き出し
あやねは指で割れ目をゴシゴシ洗う。
別にそんな丁寧に洗わなくても、オレはあやねの小便くらい
舐めても平気なんだけど…。
そんな綺麗好きのあやねに失礼が無いよう
オレも横で勃起した竿をシコシコ洗ってみる。
でもお湯でふやけた無味無臭のマンコって
ムニムニっとして、舌触りが最高なんだよなぁ…。
「洗ったよぉ〜。じゃあ私が先に、お兄ちゃんのチンチン舐めるねっ」
「いいよ、本当は先に舐めて貰いたんだろ?…どれ、触らせろ」
「やぁん!!」
ピカピカになった割れ目に指を挟むと
既に小さなクリトリスがピン!と固くなっている。
「ほらぁ、正直に言えよぉ〜」
「ん〜んっ!!…お兄ちゃんに…アッ!…あやねの…チンチン…
んっ!んっ!…舐めて欲しいです」
「良くできましたぁ〜」
「もぅ!!…いじわるしないで…早くナメナメしてよぉ…」
「悪かったよ。じゃあソコに座って、足を開け」
「…うん」
浴槽の縁に座らせ足を開かせると、案の定クリトリスは
顔を真っ赤にして、早く舐めてと自己主張をしていた。
でも先を尖らせアピールし続けているクリトリスを、敢えて無視し
オレは小さな穴をゆっくり攻めてみた。
「ピチュ…ピチャ…ジュゥゥ…どうだ…ピチュ…気持ちいいか?」
「穴ぽこ…気持ちいい……ァン!…でも…チンチン舐めて…欲しいの」
舌先を固く尖らせ膣の中にネジ込んでみると、少し塩気を感じる。
まだ男の精液に汚されていない、あやねの新鮮な愛液をオレは美味しく吸い出した。
「やぁ〜だぁ!…穴ぽこに…ベロが…んんんっ!…入って来るぅ〜!?」
後ろの浴槽に倒れないよう、あやねは必死にオレの頭を抱きかかえる。
もうあやねの中に湧いてた愛液も、全部飲み干したみたいだし
そろそろ本番に移ろうかね。
「あやね…そろそろ2人で一緒に、気持ち良くなろうか?」
「……ぅん」
お湯にピンク色のローションを溶かすと、フワッと桃の香りが広がり
昨夜の泣きじゃくるあやねを思い出す。
今日は泣かすような事はしないから
安心して快楽に溺れろよ、あやね。
「今日はローション、自分で塗ってみろ」
「ぅん」
粘っこいクンニをされ、絶頂寸前まで連れて行かれたあやねは
虚ろな表情でローションを割れ目に塗ってゆく。
割れ目の上部に生えている、数本しかない陰毛がローションの粘りで絡み合い
ツルンとした白い肌に黒く張り付き、割れ目を立体的に見せ
エロスな雰囲気を演出してくれる。
「それくらいで良いぞ、じゃあオレの上に跨れ」
オレは風呂場の床に寝転んで、足の付け根にあやねを座らせた。
「これで……どうすれば、一緒に気持ち良くなれるの?」
「あやねのチンチンで、オレのチンチンを擦れば
一緒に気持ち良くなれるのさ」
「チンチンをチンチンで擦るぅ〜!?」
驚きのあまり今までトロンとしていた目は、大きく見開き
あやねは普段の活き活きとした表情を、オレに見せてくれた。
こうなればオレも安心して、あやねと2人心行くまま
快楽の海に溺れることが出来る。
「そのオシッコする所を開いて、オレのチンチンを挟んでみろ」
「うん……でも大丈夫かなぁ?」
足をM字に開いたあやねは、恐る恐るオレのチンポへ体重を掛ける。
不安げな表情を見せるあやねとは正反対に、パカッと開いた割れ目からは
ビンビンに勃起したクリトリスが、期待の程を伺わせていた。
「…重くない?」
「大丈夫だよ。オレの腹に手を突いて、腰を前後に動かしてみろ」
「…こんな感じ?」
あやねがぎこちなく腰を振り始めると、割れ目の肉に挟まれた裏筋に
膨らんだクリトリスの感触が、微かに伝わって来る。
「遠慮しなくて良いから、もっとチンチンに体重掛けろ」
「うん…こんな感じかなぁ?」
まだ不安な様子のあやねは、ヘコヘコと遠慮がちに腰を振る。
そんなに心配しなくても、あやねの体重ぐらいじゃ
オレの勃起したチンポは潰れやしないって。
「もっと前に、体重を掛けみろよ」
「…こんな感じ?…あぁっ!!!…これっ、凄く良いかもぉ〜!」
あやねは前に体を倒し、手の位置をオレの腹から胸に変えた途端
パァ〜っと表情を明るくして、腰をゴリゴリ振り始めた。
「すごい!!!…これっ…気持ちいい…んっ!んっ!んっ!」
カリ首の裏辺りにクリトリスを引っ掛けながら
あやねはドンドン腰の回転を速める。
「ハァハァハァ…お兄ちゃんも…気持ちいい?」
「あぁ…気持ちいい…もうあやねは…イキそうなんだろ?」
「…イキそう?…何こと?」
「イクって言うのは…最高に気持ちいい瞬間のことだ」
「じゃあ…あやね……もうイキそう……もうあやね…イキたいよぉ〜!!!」
そう叫んだ途端にあやねは、クチュクチュ音を鳴らしながら
激しく腰をグラインドさせた。
「あっ!あっ!あっ!…イッテ良い?…もうイッちゃっても良いのぉ〜?」
もう裏筋にはコリコリに膨らんだ、クリトリスの感触がハッキリと伝わって来る。
そろそろ楽にしてやるか。
「良いぞ…あやねは…どんな風にイキたい?」
「チンチン…ギュ〜!って…んっ!んっ!…されたいのぉ!!!」
「了解!」
「やっ!…いやっ!!!」
小さな尻を両手に掴み、あやねの動きに合わせて
カリ首をクリトリス目掛けて突き上げた。
「いく!いく!いくぅ〜!…あやねぇ!いっちゃうぅぅ〜!!!!
…………はぁ…はぁ」
絶頂を迎えたあやねは、オレの胸にペタンと倒れ込み
大きく背中を動かしながら、息を整えている。
愛らしい顔は至福の微笑みを見せながら、眠ったように目を閉じ
オレに達成感と言う名の、喜びを与えてくれた。
「お兄ちゃん……すごかったよ」
「ありがとな…あやねにそう言って貰えると、オレも凄く嬉しいぞ」
オレの言葉にあやねはニッコリと、明るい笑顔を返してくれる。
そして脱力した体を、ゆっくりと起こし始めた。
「よぃ〜しょっ!…あれっ?…精子が出てない」
「あぁ、オレはまだイッテないからな」
「じゃあ、あやねが出すよぉ!お兄ちゃんは、どんな風に精子を出したいのぉ?」
「そうだな……じゃあ、素股でヤルか」
「すまた?…素股って、どうするのぉ?」
「あやねの股に、チンチンを挟んで貰うんだ」
「へぇ〜」
「だから風呂の縁を掴んで、こっちに尻を向けてくれ」
「分かったぁ!」
ローションで滑る足元に気を付けながら、オレに言われた通りに
風呂の縁を掴みながら、あやねはフラフラと立ち上がり
オレに向けて、尻を突き出した。
半開きの尻を見てると、無性にシワを寄せた肛門を
舐めたくなるのは何故だろう?
「ちょっとぉ〜!!!お尻の穴なんか、舐めないでよぉ!」
抵抗するあやねの肛門は、キュッと固く身を寄せ合って
沢山のヒダを作ってくれる。
そのヒダの感触が、舌に程良い振動を与え
むず痒い感じがして気持ちいい。
「こらぁ〜!!聞いてんのぉ!」
でもあんまり調子に乗りすぎて、あやねの機嫌を損ねたら
抜いて貰えなくなるかもな……もう止めとくか。
「ゴメン…何か魔が差した」
「もぉ〜!!また難しいことを言って、誤魔化してるぅ〜!」
「すみませんでした…今度はチンチンを股に挟むだけだからさ、許してくれよ」
「絶対だよっ!…またお尻の穴なんか舐めたら
もうエッチ終わりにするからねっ!」
「はい、気をつけます」
オレに挟むと聞かされて、太ももをピッタリ閉じるあやねを背後から見ると
ムッチリとした割れ目も、ピッタリ閉じている。
それを見ると、オレはまた魔が差してしまい
『ローション塗ってるんだから、先っちょぐらいなら挿入出来るのでは?』
と思ってしまった。
「ちょっとぉ!そんな所に、チンチンなんか入らないってぇ〜!!!!」
初の挿入を試みたが、こんなちびっ子にフル勃起した状態で
簡単に入るはずも無く、結局は先端が窪みに嵌る程度だった。
でも先っちょが深い割れ目に刺さると、柔らかい肉壁が
亀頭をパクッとくわえ込み、見た目はなかなか良い感じだ。
「スマン、スマン。挟む所を間違った」
「ホントにぃ〜?…今度変なことしたら、ホントとに許さないからね」
「はい、気をつけます」
気を取り直して浴槽を再び掴み、尻を突き出すあやねの股間めがけて
ブスリとチンコを挿してみる。
「うぉっ!?…これは」
正直ここまで素股が気持ち良いとは、予想もしなかった。
ローションの潤滑効果で、スムーズにピストン運動が出きるし
あやねの柔らかな太ももの間は、その辺の安い女なんかより断然締まり良い。
それにガンガン突き上げると
反り上がるチンコに、チビなあやねが乗っかる感じで程良い加重が掛かり
リアルに膣の中へ挿入したみたいで、身動きがとれない感じが堪らない。
「んっ!んっ!んっ!…お兄…ぁん!…ちゃん」
「…何だ?」
「チンチンが…気持ちいいから……あやね…また…イキそぅ」
「良いぞっ!好きなだけ…イケっ!イケっ!いけ〜っ!!!」
「あっ!あっ!…いく!…いくっ!!いくぅ〜!!!!」
高速ピストンで精魂尽き果てたあやねは、ガクンと膝から崩れ落ちた。
尻をペタンと床に着け、背中を丸めうずくまり
亀のようにしゃがみ込むあやねを抱きかかえようと、脇から腹に手を回し
僅かに出来た床との隙間から、割れ目に挟んで再びチンコを突き上げる。
「ゴメンな…あやね……すぐ終わらせるから」
「…ぅん」
もうイキっ放しで、意識は朦朧としてるはずのあやねは
健気に尻をクィっと突き出し、また太ももの間にチンコを挟んでくれた。
うなだれるように俯いたまま頭は垂れ下がり
あやねにはもう余力は残されていない。
「もうちょっと…あとちょっとだからなっ」
「ぅん」
あやねの頑張りに応える為、オレは小さな背中にへばり付き
両手で乳房を揉みながら、全身で性的興奮を高めて行く。
「出すぞ………うぅっ!!」
射精が始まるとあやねは、太ももに力を込めて
亀頭を締め上げてくれる。
オレは感謝の気持ちを込めて、あやねの尻へ何度も腰をぶつけた。
「……ありがとう、あやね」
「うん……気持ち良かったぁ?」
「あぁ、最高に気持ち良かったぞ」
「良かったぁ……お兄ちゃんに、気持ちいいって思われて」
「ありがとう…とりあえず、身体を流そ……うぉぉ!!!!あやねっ、大丈夫かぁ〜!?」
「へっ?…なにがぁ?」
ぼんやりとした表情を浮かべる、あやねの顔には
思い切りぶちまけた精子が、トロ〜っと鼻先から顎まで垂れていた。
「すぐに顔を洗おうなっ!」
「顔?…チュルッ!……にがぁ〜い」
口の周りに違和感を感じたのか、あやねは舌でぺろっとザーメンを舐めてしまった。
だからいつも言ってただろ……何でも口に、入れるなって。
「やっぱり…精子って、苦いよね?」
「知らねぇよ!シャワーで流すから、目を閉じろ」
「はぁ〜い」
丁寧にザーメンを洗い流し、脱衣場で着替え初めると今日もあやねは
快楽の余韻を引きずって、また波間に漂うクラゲみたいにフラフラと体を揺らしている。
コイツは大丈夫なんだろうか、廊下で力尽きたりしないだろな?
「オイ、大丈夫か?1人で居間まで戻れるのか?」
「大丈夫だよぉ〜。じゃあ、おやすみなぁ〜い………うごぉっ!!!」
「ごめんなさいっ!…あやねちゃん?……大丈夫!?」
フラフラと不用心に歩き始めたあやねの顔面に、偶然に開かれたトイレのドアが直撃した。
「あやねちゃん!あやねちゃん!」
するとトイレからはあやねの悲鳴?を聞いた、紗奈が慌てて飛び出して来る。
何なんだよ…この天文学的数字に値するような、奇跡の確率は…。
「イタタタ…」
「ごめんね、あやねちゃん」
「大丈夫……平気だよっ!」
「本当に?痛い所はない?」
「大丈夫だってぇ〜、一緒に部屋へ戻ろっ!」
紗奈は一度チラッとオレの方を見たが、視線が合わさる前に
あやねが部屋へと引きずって行った。
もしかしてオレとあやねの情事に、気づいたんだろうか?
だとしたら、あやねに問い詰めたりするのだろうか…
あやねが気の効いた嘘をつけるとは思えんし……これじゃ不安で眠れねぇぞ。
■
紗奈ちゃんにバレちゃったかな?……お兄ちゃんとお風呂で、エッチしてたの。
紗奈ちゃんは全然聞いて来ないけど、寝ちゃったのかなぁ?
紗奈ちゃんが何も言ってくれないと、あやねはドキドキで
ちっとも眠れそうにないよぉ…。
お兄ちゃん、助けてぇ〜!
「……あやねちゃん」
「ハイっ?!」
「あやねちゃんって、お兄さんと…」
ニャァア〜!!!!
やっぱりバレちゃってるよぉ〜!!
私は何て答えれば良いの?……教えてぇー!おにぃ〜ちゃ〜ん!!!
「いつも一緒に、お風呂入ってるんでしょ?」
「へっ?」
「私が泊まりに来たから、気を使ってくれたんでしょ?」
「……あぁ〜!!!」
「違うの?」
良かったぁ……焦って、損しちゃったよぉ。
紗奈ちゃんは、お風呂に入ってるだけと思ったんだぁ…。
「そうなんだよっ!!!…恥ずかしいなぁ〜、5年生にもなって
お兄ちゃんと一緒に、お風呂入ってるなんてぇ〜」
「私は…恥ずかしいことじゃ、無いと思うよ」
「そっかなぁ?」
「そうだよ、だって私は……羨ましいもん」
えぇぇっ!!!…紗奈ちゃんも、お兄ちゃんとお風呂に入って……エッチしたいのぉ?
「私って…お父さんもお兄ちゃんも居ないから」
「…そうだったね」
「だからお兄さんと一緒に、お風呂入れるあやねちゃんが
ちょっとだけ…羨ましいの」
なんだ、そうだったんだぁ…。
そんなの早く言ってくれたら、良かったのに。
「じゃあ明日からは、3人でお風呂入ろっか?」
「えぇっ?!……でもお兄さんが、何て言うか…」
「大丈夫!ちゃんとあやねがお願いするからぁ」
そんなこと言われても…私は男の人と、お風呂入るの初めてだし…。
お風呂に入るのなら当然……裸になるんだから…
お兄さんも、いろいろと困るんじゃないのかな?
もう私たちは胸も膨らんで、いろんな所が大人の身体に近づいてるんだから…。
「お兄ちゃんとお風呂は嫌なの?」
「全然嫌じゃないよっ!…その……お兄さんは、困ったりしないかな?」
「何を?」
困ったなぁ……あやねちゃんに何て説明したら、分かって貰えるんだろう…。
純粋無垢な、何も知らないあやねちゃんが眩しいよ……何だか私が、汚れた人みたい。
興味本位で雑誌を読み漁って、無駄な性知識を蓄えた
自分が浅ましく思えて来た。
「紗奈ちゃん、もしかして……恥ずかしいのぉ?」
「えっ?……まぁ…いろんな意味で恥ずかしい…かな?」
「はぁっ?……分かったぁ〜!!!」
「声が大きいよっ!…お兄さんが起きちゃうよっ」
「紗奈ちゃんってぇ……お兄ちゃんの…チンチン見るのがぁ、恥ずかしいんでしょ〜?」
この前も思ったんだけど、的外れな答えみたいなのに
あながち間違って無い所が、あやねちゃんの凄い所なんだよねぇ。
「そうだね…大人のは、見たこと無いから」
「あぁ…プール時にクラスの男子が、丸出しで着替えてたもんねぇ
……凄い、小さいクセに」
ちょっとぉ〜!!!
あやねちゃんが、いま凄いこと言ったぁ!
……お兄さんのペニ棒って、そんなに大きいのっ?
「そっ、そんなにお兄さんって……大きいの?」
「う〜ん……あの男子と比べたら…」
あやねちゃん……何故、手をニギニギさせてるの?握ったことが有るの?
「5倍くらい…かなぁ?」
「5ばぁいぃー!!!!」
私の負けだ……性の知識では、あやねちゃんより詳しいと思ってたのに。
やっぱり誌面だけの、頭デッカチな知識だけじゃ
実際に大人の男と一緒に住んでる、あやねちゃんには勝てないのかぁ…。
それと…その大きさは平常時?それともMAXの時なの?
「凄いね…そんなに大きいんだ…」
ビックリしたなぁ…紗奈ちゃんったら、急に大きな声出すだもん。
あんなに驚くなんて紗奈ちゃんも、チンチンに興味があるのかな?
だったら、あやねが知ってること教えたいなぁ…。
紗奈ちゃんに精子のこと話したら、絶対にビックリすると思うんだぁ。
だけどエッチしてるのは、秘密だし……でも紗奈ちゃんに話したいよぉ〜!!
別に自慢したいんじゃ無いんだけど…私だって少しは
紗奈ちゃんが知らないことを、知ってるんだよって教えたいだけ。
そしたら紗奈ちゃんも、少しはあやねを頼ってくれると思うし…
ちょっとだけなら、話しても良いよね?
「…紗奈ちゃん」
「なに?」
「あのね……チンチンって…大きさが変わるんだよ」
「へぇ……そうなんだ、初めて知ったよ」
「そうなんだよっ!!それでね…」
あやねちゃんは夢中で、お兄さんのペニ棒について話し始めた。
私はその話を聞きながら、あやねちゃんに気付かれないように
サイズが大きいパジャマを、足の付け根まで捲り上げて
ショーツの中へ、そっと指を忍ばせる。
お兄さんのペニ棒を想像すると、自然とヴァギナがジンジン痺れ始めた。
その疼きを鎮める方法は、既に私は知っている。
3ヶ月前に読んだ雑誌で覚えたし、ママが仕事に行ったら
毎日1人でしてるんだから。
「スッゴイ、固くなってね」
「…うん…それで?」
私が隣でオナニーしてるのを、あやねちゃんに悟られないよう
ヴァギナの入り口を静かに撫で回す。
もう話の途中で溢れ初めていたオリモノで、既に下着は濡れている。
きっと明日の朝になれば、純白のショーツには
黄色いシミなってるんだろうな…。
あぁぁ……もう…イキそっ…。
「…あやねちゃん」
「なぁ〜に?」
「手……繋ごう」
「うん!!紗奈ちゃんとあやねは仲良しぃ〜♪」
ヴァギナを弄って濡れた指を、サッとショーツで拭き取って
私はあやねちゃんと手を繋いだ。
いつもはオナニーに使わない左手を、再びショーツに忍び込ませて
不器用にクリトリスを擦ると、あやねちゃんに弄らてるみたいで…気持ちいい。
「私たち……ずっと…友達だよ…ね?」
「うん!ずぅ〜っと友達だよぉ」
あやねちゃんに、ギュゥ〜っと手を握ぎられながら
私は2回イクことが出来た。
「…ありがとう……あやねちゃん」
今日は深い眠りに落ちそうだな……明日は寝坊しなければ良いだけど。
□■□
1人で目覚める朝は久しぶりだな…。
やっぱり隣にあやねが居ないと、眠りも浅いみたいだ。
あれからあやねは、紗奈にいろいろと尋問されたんだろうか?
……まぁクヨクヨ悩んでも、後の祭りだな。
もし2人の関係がギクシャクしてても、旨い朝食でも食えば
少しは2人の仲も修復出来るだろう。
その為にも張り切って、飯の用意を始めるか。
「……ぅぅん〜っ!…あれっ?」
目覚めた瞬間は、状況が理解出来なかった。
ここはドコ?
何で朝から美味しそうなニオイがするの?
でも私の右手を握ってる、あやねちゃんを見て安心した。
お兄さんが朝食を作ってくれてる……私も急いで支度を済ませて、手伝わないと。
「おはようございます」
「おはよう、まだ寝てても………ソレ、持って来たの?」
「はい、私のお気に入りなんです」
聞き慣れない爽やかな朝の挨拶に振り返ると、そこには長い黒髪を後ろで縛り
青いギンガムチェックのエプロンを着けた、新妻ルックの紗奈が居た。
「私もお料理手伝います」
「…ありがと」
オレは身長170cmだから紗奈が隣に並ぶと、サイズ的には恋人同士でも通用しそうだな。
それに赤いチェックのミニスカから見える、白くて細い太ももが堪らん。
黒のソックスを履いてる所が、オレ的ポイントを上げている。
「これは、どうするんですか?」
「アァッ!?ソレは下の扉に鍋が有るから、それに入れて」
「はい」
紗奈が着ている、白地に赤い大きなハートを中央飾るTシャツは
首周りが広い作りで、しゃがむと胸元が勝手に見えてしまう。
薄水色の生地で作られたハーフカップのブラが、
真っ白な胸をせり上がらせて、カップから乳房をはみ出している。
「じゃあコレをお水を入れて、温めれば良いですか?」
「うん、お願い……アレは、どこに置いたかなぁ…」
キッチンの扉を開きながら、ミニスカの中を覗くと
ブラとお揃いの水色パンティーが、お尻の谷間から股に掛けて
キツく食い込みシワを寄せ、オレに朝一から生々しいエロスを感じさせてくれる。
もう紗奈サイコォ〜!!
次はこんな子、嫁に貰いてぇ!
「……あっ」
「どうした紗奈?」
「…ドアの間に」
「ドア?…ウォォ!!」
扉の隙間からは、また半笑いのあやねが
顔を半分だけ見せながら覗いていた。
「………ニャリ…サクッ!」
「テメェ!!手伝いもしないで、朝からうまい棒とか喰ってんじゃねぇよ!」
「…フフフ」
すっかり人格崩壊キャラが板に付き、半妖怪化してしまったあやねは
音も無くドアの向かうに消えて行った。
「…とりあえず朝飯も出来たことだし、食べようか」
「はい」
あやねには手伝いをしなかった罰として
片付けをやらせ、オレは1人で庭へと出た。
夏の暑さで緑は濃くなり、家の周りも雑草だからけだ。
偶には草むしりてもやらないと、みっともないからな。
「私達も手伝うよぉ〜!」
「宿題を終わらせるんじゃなかったのか?」
「別にいいよぉ、あんなのすぐに片付くから」
「じゃあ2人とも長袖のシャツと、ズボンに着替えてから手伝ってくれ」
『ハ〜イ!』
当初は1人でやるつもりだったので、昼過ぎまで掛かると覚悟していたが
2人の手伝いも有って、昼前には草むしりを終えることが出来た。
でも灼熱の太陽を背中に受けながらの作業は、30になるオッサンには、ちょっと堪える。
もう全身汗だくで、シャツが絞れそうなくらいビチョビチョだ。
「ちょっとシャワーを浴びてくるな、その後に昼飯は作るから」
「ハ〜イ………ニヤッ」
またあやねが不敵な表情を見せたような気がしたけど、一先ずはサッパリしたいと
シャワーを浴びていたら、脱衣場の方で話し声が聞こえ始めた。
「ダメだってぇ!絶対に怒られるよ」
「大丈夫だってぇ、紗奈ちゃんも早く脱ぎなよぉ〜」
「ちょっと待って?!分かったから、自分で脱ぐからぁ〜!!」
「おまたせぇ〜!」
「待ってねぇよっ!!!!何やってんだよ、オマエは!」
風呂の扉がガラッと開けば、いつも幼児体型とその後ろには
外国のローリタ雑誌から飛び出して来たような
グラマラスボディを恥ずかしそうに、隠している少女が1人。
「えぇっ?ただお兄ちゃんと一緒に、シャワー浴びようと思っただけだよ」
「紗奈が嫌がってるだろうがっ!!!」
「そんなことないよぉ〜、ねぇ紗奈ちゃん?」
「…はい、私はお兄さんさえ良ければ」
そう告げる紗奈は腕を前に組んで、今はもじもじと秘密の部分だけを隠している。
洋梨のようなにアンダーを膨らませた乳房は、腕に挟まれて大きさを増し
横でぷるぷる揺らしているチッパイとは、格の違いを見せつけていた。
「あのっ!…迷惑ですか、私が一緒だと?」
「いっ?!いっ!?イヤっ!…そんなこと無い!!!」
ズィッと一歩前に出て来た紗奈を見て、オレはビックリ仰天だ。
こんなに驚いたのは久しぶりだぞ…。
だって綺麗なカーブ描いてる、紗奈の乳房には
桜色に染まり上を向いている乳輪だけが、微かに盛り上がり
中心は窪んで、乳首が隠れているだから…。
つまり紗奈は陥没乳首だったからだ。
「良かったねぇ、紗奈ちゃん!一緒に入っても、良いんだって」
「うん!ありがとう、あやねちゃん…そして、お兄さんも」
「いっ?!いいえ、こちらこそ……ありがとうございます」
手を取り合い喜ぶ紗奈は、大きな胸をぶるん!ぶるん!揺らし
大切な部分を隠し忘れている。
肉を巻き込んで深そうな溝を造る、割れ目の上部には
黒々とした陰毛が、結構生え揃っていた。
やっぱり紗奈とあやねでは、身体の造りが基本的に違うんだろうな…。
到底この2人が同級生とは思えんぞ。
『…あっ!』
2人が同時に声を上げ、ジィ〜っと見つめ目線を追うと
オレのチンコがフル勃起しているじゃないかぁ!
「さっ、先に上がるぞっ!」
「ちょっと、お兄ちゃ〜ん!!」
せっかくのチャンスだったが、オレは慌てて風呂場を飛び出した。
紗奈の裸体を遠慮なく拝めるのは、大変嬉しく思うのだが
初回からフル勃起を見せるのはマズいよなと…。
でも紗奈の成熟間近の身体を見れば、男だったら誰でも勃起しちまうぞ。
これからは3人で一緒に、風呂へ入ることになりそうだし
オレは一体どうすれば良いんだ?
「ねっ、あやねの言った通りだったでしょ?」
「うん……お兄さんの…凄く…大きかった」
「違うよ紗奈ちゃん……お風呂に入る方だよ」
「……ごめん、間違えました」
少し気まずい昼食を、冷やし中華でサッと済ませ
オレは洗車をすると告げて、逃げるようにまた外へと飛び出した。
じっくり1時間程掛けて洗車を済せ、ほとぼりは冷めたかなと
庭の方から家を覗いたら、縁側に紗奈が1人で寝転んでいる。
うつ伏せで頬杖を突きながら、足をパタパタさせて雑誌を読んでるみたいだ。
後ろからその姿を何時までも眺めたい所だが、途中で紗奈に気付かれて
これ以上気まずい空気には、なりたく無いからな…止めとこう。
「あやねは?」
「ヒッ!?」
「ゴメン、ビックリさせたね」
「いいえ…大丈夫です」
何だよ!!!この最初に出会った頃みたいな、大人しげな紗奈は!
既に気まずい空気が出来上がってるぞ…。
「1人?」
「はい」
「…あやねは何してるの?」
「あやねちゃんは一緒に宿題してたんですけど
ちょっと休憩するって、寝ちゃいました」
肝心な時に寝ちまうなんて、あやねらしいと言うか…。
こんな雰囲気じゃ、間が持たん…オレも部屋に戻って、昼寝でもしようかな?
「そうなんだ、じゃあオレは部屋に戻るから」
「あのっ!」
どうしよう、せっかく話し掛けてくれたのに
このままじゃ、お兄さんが部屋に行っちゃうよ。
何か話題を探さなきゃ…。
「なに?」
「えっと……その…」
紗奈のヤツ、一体どうしたんだ?
もしかして……フル勃起したモノなんて見たから、オレに恐怖心を抱いて
家へ帰りたいとか、言い出すんじゃないだろうな?
「……あっ!さっき私の胸、見ましたよね?」
「えぇっ!?……まぁ…その…見たけど」
「私の胸って、変ですよね?」
「……陥没乳首のこと?」
私みたいな胸のこと、陥没乳首って言うんだ…。
お兄さん詳しそうだし、それに話題も見つかったんだから
少し相談してみよう。
前から雑誌で調べてたんだけど、結局分らないままになってたからな。
「やっぱりお兄さんも、私の胸って変だと思いますよね?」
何だ、ホッとしたぞ…。
オレに陥没乳首を見らたのが恥ずかしくて、紗奈は大人しくなってたのか…。
でもそんなに紗奈は、胸のことを悩んでるのか?
だったら少しは励ましとかないとな、せっかく綺麗な胸をしてんだし。
「ちっとも変じゃ無いよ。紗奈の胸は、色も形も凄く綺麗だと思うぞ」
「ホントですか!?」
「あぁ、本当だとも。まず同い年くらいの子じゃ
紗奈の胸に勝てる子なんて居ないと、オレは思う」
「ありがとうございます!!……でも、やっぱり治したいな…乳首」
乳首って!!!…紗奈の口から、乳首なんて卑猥な単語を聞いてしまったら
オレの悪い癖が出ちまうぞ、紗奈。
「……オレ、治し方を知ってるぞ」
「ホントですか!!」
「あぁ、簡単な方法だよ……口で、吸い出せば良いだよ」
「…吸うんですか?」
「すぐに済むからさ……今からオレの部屋で、試してみる?」
「…はい、お願いします」
部屋へとエスコートする為に、華奢な造りの細い肩へとオレが腕を回すと
紗奈は小さくビクン!と震える。
しかしその後は嫌がる素振りも見せ無いまま、紗奈は黙って肩を抱かれ
オレの部屋へと、初めて扉を潜った。
ーつづく