私、アキノはこの間まで帝都のエリート官僚だった。  
が、ふとしたことで失脚し地方のエルフの集落に左遷されてしまい、  
今朝、一人出発した私は失意のまま、集落のある森を歩くことになった。  
 
しばらく行ったところで、誰かにつけられていることに気付き  
どうしても気になってうしろを振り向こうとした次の瞬間、次々に矢が放たれた。  
理屈は分からないがこちらに殺意が向けられていることはたしかだ。  
私はなんとか矢を避け、相手の射程外になるように隠れながら夕方集落へたどり着くことができた。  
 
すぐにこの村の長に面会するため彼の家へとむかった。  
初対面の彼は威厳と風格を漂わせていた。  
実際、話すとかなりお茶目だったが。  
簡単に挨拶をすませると今晩はここに泊ることを勧められたので甘えさせてもらうことになった。  
それから一人客間にいると若いエルフ娘が酒を持ってきてくれた。  
金髪にエルフ独特の長い耳、白い肌には水着のような服、凛とした雰囲気がある女性だ。  
どうやら彼女は長の娘:アイらしい。  
「長がこのお神酒をアキノ様に届けるようにといわれました。  
あと今晩のお世話は私が申しつかっております」  
「すいません、わざわざ。もしよかったら一緒に飲みませんか?」  
そういって彼女にお酌してもらったり、やったり。  
小一時間ほど飲んでいたろうか。  
この酒は不思議な酔いかたをする酒で意識だけがぼんやりしてきた。  
「アキノ様、大丈夫ですか?」  
彼女に支えられ寝室までつれて行かれたところまではしっかりと覚えている。  
「どうぞ、このベッドをお使いくだs……きゃっ」  
力技で無理やりアイを押し倒す。顔と顔が近づく、そしてゆっくりと彼女の体を愛撫していく。  
「やっ なにを!?なんで?」  
「なにってお世話してくれるんでしょ?」  
エルフは人間より力が強いので、なにかされそうになっても大丈夫と安心していたのだろう。  
しかし彼女は酔っているのか、体も満足に動かせないらしい。  
「そんな格好で誘ってるのかとおもったよ」  
「……いやっ、違っ。さっさとやめぬか、汚らわしいっ」  
そういってる間に彼女の胸へと手を滑らせ、彼女の程よい大きさの乳房をもみしだく。  
さらに彼女の顔が紅潮する。  
「あっ、どこを触って…いるん…だ」  
「キミの乳房、やわらかくて気持ちいいよ」  
「あぁん、や やめろ。そこは ひぃぃい」  
今度ははだけたところから乳房に顔をうずめてピンク色の乳首を吸いはじめる。  
「ひゃん!くそっ、そこは赤子の吸うところなの……に」  
 
乳首がもう勃ってきていた。息遣いも荒くなる。  
「エルフさんってけっこう淫乱なんですね」  
そういうと涙を薄っすらと浮かべ羞恥で顔をうつむけた。  
そしてから彼女は舌を噛もうとした。  
このときにはもう私には彼女の動きが読めていたので、今度は舌を彼女の口内につっこんで阻止。  
「ひゃぁあん  やめ ろ  ぁあっ」  
彼女の舌が必死に動いて抵抗するが、今の彼女の力ではどうすることもできない。  
私の舌と絡み合い、口内は蹂躙される。  
「にんげ ん ごときが ぁっ」  
目を潤ませながらそういった。  
「アイさん、かわいいよ」  
次は顔の横についているその長い耳をあま噛みする。  
「ひぃぃい いやぁぁぁみみぃは らめぇぇ」  
「アイさんの耳、コリコリしておいしいよ?」  
エルフの耳は性感帯という噂はどうやら本当らしい。  
かまわずれろれろ舐めまわす。  
「耳は 夫婦 しか弄んじゃ いけn んっ」  
「そう、それなら仕方がない。やめてあげようか?」  
「ほんとうっ れすか」  
少しの希望に目を輝かせる。  
「えぇ、ただしあなたとさせてらいます」  
「っうぅ やだよぅ。そんなことしたらお嫁に行けなくなっちゃう」  
「まぁ断ってもいいですが、ここでそんなことして機嫌をそこねたら  
森の中であなたに矢で狙われたことを帝都で発表します。  
いまだ反亜人種の人々が多いので村が潰れますよ?」  
「うぅどうして 襲ったことが?」  
「同じ矢じりの弓が廊下にかけてありましたから。  
でどうします?自分の保身か村の存続」  
このプライドの高いエルフは幼い子供のように泣きじゃくっていた。  
「ひっく 処女をあげますから うぅ村の事は許して ぐすっ」  
「もっと淫らな言葉で誘ってください」  
彼女はますます困惑していたがやっと弱々しく口を開いた。  
 
「っう あなた様のちんぽで、私の処女まんこを突いて……ください」   
「よく言えました。そんなにほしいの?」  
「とっても……ほしいです」  
恥辱にまみれたエルフはもういいなりになるしかなかった。  
「それじゃあやらせてもらうよ。すこし痛いけど我慢してね」  
裸で震えている彼女の女陰にがちがちになった自分の物を入れていく。  
彼女は男性の一物を見るのは初めてらしく、驚きと嫌悪の表情をしている。  
「そんなおおきな物はいりませんよぅ。ぐすっ、ひぃぃゃ痛い痛い痛い痛い、やっぱりだめぇー!」  
 
彼女は何も声をあげなかった。いや、あげられなかったというべきだ。  
相手は動いてくれないので、こちらがやさしくリードしてやる。  
何しろ箱入り娘で性交のやり方も碌に知りもしないのだから。  
ただ初めての交わりの気持ちよさにただ静かに喘ぎ声をあげていた。  
と同時に快感を感じている自分を相当な嫌悪しているようだった。  
「きもちいいですか。エルフさん?」  
「はぁはぁきもち……よくなんか あっぁあ」  
私は少し維持になって力を入れてピストン運動をする。  
彼女の血が流れ出したマンコがひくひくとして、私の物を締め付ける。  
「ふぁぁ、もうらめぇええ!いくっ、いちゃう!」  
と同時に私は動くのをやめる。  
「へぇ……やめちゃうの?許して……くれるの?」  
とほっとした顔をして油断しているすきにまた動き始める。  
「ひゃああああ、わざと 焦らさないでぇー」  
そんなことを何度も繰り返すうちに彼女は無意識に腰を動かし始めて女陰もキュウキュウと圧迫してくる、  
さすがに我慢できなくなった私は彼女とともにそろそろ限界に達す。  
「よしっアイさん、濃ゆいのいっぱい出してあげるね!」  
「ひぃいやぁあ、膣内はだめぇえ、子供がッあ――――」  
そうしてしばらくすると私は酔いが醒めてしまい冷静になり、  
彼女は貞操を奪われたことでおとなしくなりちょこんと隣に横たわって寝ている。  
「うっひっぐ、未婚の娘が子を孕んだと知れたらグスっ」  
「ごめんなさい。いくら酔ってたからって」  
「だったら責任とってください。私の処女まで捧げたんですよ」  
「…………結婚してください」  
 
しばらくすると集落にひと組の夫婦の家が建った。  
「夫様。起きてください。お仕事、遅れますよ」  
そこには弁当を携えた新妻が一人。  
「いや、どうせ役場まで近いんだから。まあいいや、行ってきます!」  
そう言って若い夫はエルフにやさしく接吻をする。  
「ななななななにを!?やめてください!」  
赤くなったかなりガードの固い妻は無理やり夫を送り出した。      
 
 
おわり  
 
その光景を後ろから村長がにやにやしながら見つめていた。  
「やはり一族には常に新しい血が必要じゃし、  
こうすれば帝都に少なからずコネができる。  
実際、娘はなかなか人間に体を開こうとせんがな。  
まあ酒に一族の者を弱らせる薬と人間を混乱させる薬をいれていてよかった」  
 
大いなる罠だった。    
 

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