ピピピッ ピピピッ ピピピッ  
目覚まし時計が鳴り響く。  
「んぁ・・?朝かよ・・・」  
俺の名前は、大峰 空(おおみね そら)。  
土田学園に通う、高2の17歳。  
両親は海外で仕事をしてるため、  
一人暮らしをしてる。  
「腹減ってないから朝飯はいいか・・・」  
そういいながら俺は、  
身支度をするのだった・・・        
     ※   ※   ※  
「ふぁぁぁっ・・寝みぃ・・・」  
通学路を歩きながら、俺は大きなあくびをする。  
だが、まさかあんなことがおこることは  
思ってもいなかった・・・           
 
 
大口開けて、あくびをしていると  
空から赤い石みたいなのが降ってきた。  
赤い石は俺の口へストライク!  
「んがっ!!!」  
なんとか吐き出そうとしたが、  
その努力は報われず、呑み込んでしまった・・・。  
「ヤヤヤヤヤバイヤバイ、のののの飲んじまった!!!」  
叫びながら、パニクる俺。  
(ォォォオオオオ!!!!唸れ!俺の足!!!!!)  
走ってコンビニへ行こうとした矢先に、  
「あれ?」  
不思議なことに、さっきまであった  
腹の中の違和感がすぅ〜っ・・・と  
きえたのだ。  
「・・・なんだったんだろ?」  
(・・・わかった!俺、寝ぼけてたんだろ。)  
そんなことにしとこう。  
そう思った。  
(もし本当だったら病院行こ。)  
あまり気にせずに、軽く考え  
学校へ向かう  
そんなこんなで、朝の出来事を境に  
俺の力は覚醒した・・・  
 

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