ガシャーン!!!  
「アイタタ……」  
 
「あぁ〜あのオバチャン痛そう……」  
「あぁ……そうだな」  
「あぶねえよな、あんなに荷物をぶら下げてチャリに乗るなんて」  
「……そうだな」  
 
「まあ自業自得ってことで……早く行こうぜ、遅刻しちまうぞ……オイ!?」  
 
「……イタタタ」  
「大丈夫ですか?」  
「へっ!?アァ〜!!!大丈夫よ、平気!……痛っ!?」  
 
「足を捻ったみたいですね、僕が手を貸しますから一度立ち上がってみますか?」  
「……ごめんね、お願いしようかな」  
 
「気にしないで下さい、困った時はお互い様ですから」  
「ありがとね……良かったは、アナタみたいな親切な学生さんが近くに居てくれて」  
 
「じゃあ僕が抱えますから、ゆっくり立ち上がって下さい」  
「うん、お願いします」  
「では、いきます……」  
「えっ?!!!」  
「ヨイショ……どうですか?立てそうですか?」  
 
「へっ?……あぁ〜!!うん……大丈夫、立てそう…」  
「ゆっくりで良いですからね……ゆっくり…」  
 
「もっ、もう良いよ!!大丈夫みたいだなぁ〜!!!もう平気みたい!」  
「……そうですか」  
 
「うん、大丈夫!だからもう手を離しても良いよ、ありがとね!!」  
「……いいえ……こちらこそ、ありがとうございました」  
 
「あぁ……うん、それじゃ」  
 
 
確信犯か?  
あの少年、私の乳をガンガン揉みやがって……親切を装った新手の痴漢?  
 
……でも助けて貰ったのには変わりないないし、まあ良いか  
こんなオバサンの胸で、あの少年のお役に立てるなら悪い気はしないし  
 
……今日は久しぶりに旦那とヤルとするな?  
 

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