第八話
五人掛かりの快楽責めはまだまだ続きます。
「んお゛お゛ぉ゛ーーーっ! の゛お゛お゛っ!」
「あらあら、ずっとイキっぱなしね。イーシャ、今ので何回目かしら?」
「お゛あ゛ーーーっ……お゛か゛あ゛ーーーっ……けはっ……あっ、んっお゛お゛お゛っ!!!」
「聞いても無駄ですわドュリエス様。イーシャ様ってば、イクのに夢中で聞いてらっしゃいませんもの」
「うふふふふ、しかたのない子ね、うふふふふ」
「あ゛ーーーーっ!! あ゛ーーーーっ!!」
「イーシャ様、やっぱりおさねが一番感じるんだね。乙女らしくて可愛いね」
親指と人差し指でおさねをこすこすと扱きながら、クロエさんが言います。
あなたさっき「乳首とおさね、どちらがいいのか判断出来ない」とか言ってませんでしたか。
「ふふふ、ではおもらしも一段落したようですし、そろそろこれの出番ですわね」
ナオミさんが取り出したのは、彼女の中指程の長さの一本の棒でした。
太さは小指の半分といったところでしょうか。
その棒をお口に含むと、染み込ませるようにねっとりと舌を絡め、唾液を塗りたくります。
十分にぬめらせると、糸を引かせながら取り出し、そして青灰髪の微乳侍女さんは、
すっかりおもらし癖をつけさせられた乙女騎士の、その噴き出し口にあてがい、ゆっくりと押し込んでいきました。
「ひあ゛あ゛っ!? なっ、なんえすかっ!? なんえすかこれぇっ!!?」
思いもよらない場所への侵入に、イーシャさんは恐れと驚きと戸惑いがないまぜになった声をあげましたが、
ナオミさんが責め具を小刻みに動かすと、すぐに快楽の甘い悲鳴に変わりました。
「んごお゛お゛ーーーっ!!? ほがっあっあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーっ!!?」
もちろんこの間、クロエさんの愛撫は続いています。
「おほほほほ、おしっこの穴の奥って、おさねの根本と皮一枚ですのよ。
いかがですイーシャ様、上から下からおさねを愛されるのは……って、まあお尋ねするまでもなかったですわね」
「うえ゛え゛え゛え゛っ!! もうやめれぇっ!! たしゅっ、たしゅへれっ! たしゅへれぇっ!!」
「ですから、イーシャ様が気持ち良くなれるよう、皆でお助けして差し上げているではありませんの」
「おがああぁぁぁっ! もっ、もういやないっ! もういやないっ! もういあ゛あ゛んがっんおおぉぉーーっっ!!
かはっ……はっ……はひっ、はひっ、はほぉぉぉぉっ!!」
・
・
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それからも数え切れない程絶頂を味わわされ、脳が焼き切れたように何も考えられなくなってしまった
イーシャさんは、もはやただ繰り返し達するだけの愛らしい肉塊と化してしまいました。
叫ぶようだったあえぎ声もすっかり力を失い、イク度ごとに弱々しくお口から漏れ出すばかりです。
ひく…………ひく…………。
「ぅぇぇぇぇ……」
びくん……びくん……。
「ぇぁぁぁ……」
びくっ、びくっ。
「ぁぉぉ……」
びくっびくっ。
「ぉぉ……」
びくびく。
「ぁぁぁぁ」
「(びくんっ)ぁぉぉ(びくっ)ぉぉ(がくがく)ぁぉ(がくんっ)
ぉ(がく)ぁ(がく)ぁ(がくがくっ)ぁ(がくがくがくっ)ぁ(びくびくっびくんっ)ぉ」
「あはっ。イーシャ様、イッてから次にイクまでの間隔がどんどん短くなっていってますねー」
イーシャさんの右のお胸とわき腹の境目辺りを絶妙な指運びでいじめているアキさんが言うと、
反対側で自分の愛液をイーシャさんの乳首に塗り付け、つまびくように責め立てているクロエさんが答えます。
「うん。イーシャ様今日が初めてのはずなのに、もうこんなに快楽を貪るようになるなんてね。
やっぱり生れつき淫らな体なんだね。くすくす……」
「あの、クロエちゃんは人のこと言えないと思うけど」
「そうですわ。自慰のしすぎで、十歳にしてすでに全身が性感帯と化していたあなた程ではないでしょう」
太ももに吸い付き、いくつも跡をつけていたシーリオさんと、
指と棒で相変わらずおさねを挟み打ちにしているナオミさんが指摘しました。
「うー……い、良いでしょう別に……。それにあの時、そんなボクのことを可愛いって、皆言ってくれたじゃないか。
ふんだ。そうさ、ボクは淫らな体だから、淫らなイーシャ様のこと、その分愛してあげられるんだ」
そう言うと、クロエさんはイーシャさんの乳首に噛み付き、歯でこりこりと扱きます。
指も駆使して、お胸のふくらみをくすぐります。
「(がっくんがっくん)ぁぉぉ(びくびくびくっ!)ぉぁぉぉ(がくがくがくがくぅっ!)ぉぉ」
「もう、クロエったら」
椅子の後ろから、イーシャさんの両耳をさわさわとくすぐるように撫で苛んでいたドュリエス様が言います。
「心配しなくても、後であなたのこともちゃんといじめてあげるから、拗ねないの」
「べ、別にそういうつもりじゃ……
…………
…………
…………
……ほんとう?」
ドュリエス様は「きゅうぅん……」と妙な声をあげてのけ反りました。
他の皆さんも、ぽかんとした顔で動きを止めています。
「ああ、もう……クロエちゃんてば、思い出したようにそういう破壊力抜群の言動を……」
「上目使いがたまりません……たまの不意打ちだから、いつも直撃されちゃいます……」
「これで天然なところが恐ろしいですわ……ああ……」
衝撃から回復したドュリエス様は、ぞっとする程優しげな笑みを浮かべると、
クロエさんの頭を撫でながら言いました。
「はあ、はあ……ほ、本当よクロエ……今夜はあなたのその可愛さに見合うだけの快楽をあげるわ……うふふ……」
そしてイーシャさんに向き直ると、
「ほらイーシャ、頑張って狂わないと、今日の主役をクロエに奪われてしまうわよ」
しかし、もう十分に狂わされているイーシャさんには、その言葉は届いても、理解が追いつきません。
それどころか、愛撫が止まっているにもかかわらず、彼女の痙攣とうめき声が止まりません。
「(びくびくぅっ!)ぁぉぉぉ(ひくんひくんっ!)ぉぉぉ(びくびくびくびくびくびくぅぅぅっっ!!)ぉぉ」
「あら、イーシャ、あなたもう何もしなくてもイキっぱなしなのね」
「……うわ、そりゃすごい。あたしなんか、その域にたどりつくまで一週間はかかったのに」
「そうね。わたくしとナオミとで、付きっきりでアキを開発してあげたのよね」
「懐かしい話ですわ」
「ま、今じゃ手で触れなくてもイケるようになりましたけどねー」
「ええっ!? それ初耳ですっ! アキさん、そんなこと出来るんですかっ!?」
「あらシーリオ、私も出来ますわよ」
「もちろん、わたくしもよ。クロエ、あなたは?」
「うん……ボクも最近、仕事の合間に恥ずかしいことを考えていると、
頭の中がぼーっと真っ白になって、腰の力が抜けてしまうことが、日に何度か……。
って、え? 何? 何で皆、そんな妙な顔してるのさ」
「いや、あのさ……あたしだってそういうのは、寝る前とかのかなり落ち着いた状態の時だけだよ?」
「……そ、そう……なの……? そんな……」
「まさか、日常的に絶頂を味わっていたとは……さすが、私達の中で一番の淫乱ですわね」
「クロエちゃん、一番幼いのに」
「あら、わたくしは気が付いていたわよ。
それにクロエ、あなたさっきからイーシャを責めながら、こっそり何度か達していたでしょう?」
「こっそりって、かっ隠してたわけじゃないよっ!
ただ、イーシャ様の歓迎会だし……ぼ、ボクがあんまり大きな声を出しても、その、さ……」
「そう。クロエは真面目な淫乱ね」
「もう……ドュリエス様ってば……」
「あはは……」
「うふふ……」
「おほほ……」
中身はともかく、なんとも姦しく可愛らしい少女達の会話です。
まあ仲が良いのは結構なことですが、体が勝手に連続絶頂してしまうまで追い込まれたイーシャさんを
囲んでのやり取り、皆さん状況を嗜虐的に楽しんでいるとしか思えませんね。
「ほほほ……と言っている間にも、二十三回はおイキになったようですわ。
……あら? おしっこの穴が、恥ずかしい棒を咥え込んだままですわね。
この棒は抜いて差し上げましょうね」
ナオミさんはそう言って、イーシャさんの尿道に刺さったままの責め具に指をかけましたが、
思い直してシーリオさんに向かって手招きしました。
「シーリオ、あなたに抜かせてあげるわ」
「はいっ! うふふ、さあイーシャ様、お名残惜しいでしょうけど、いつまでもそんなにはしたなくしっかり咥え込んでいてはダメですよ」
シーリオさん、イーシャさんが自分で抜くことが出来ないとわかっていてそんなことを言います。
そして責め具に指をかけると、一気に引き抜きました。
「ぅぇぇぇぇ……」
その瞬間、弱々しい声と共に、それまでせき止められていたおしっこが、やはり弱々しく流れ出しました。
変態侍女さんは、間髪入れず吸い付き、一滴も漏らさぬようこくこくと飲み干します。
しばらくしてイーシャさんの放尿が止まると、シーリオさんは口を結んだまま顔を上げました。
口内に、イーシャさんのおしっこを溜めているのです。
そのおしっこでぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅと口をすすぎ、ごくんと飲み込むと、
「ああ……」
と恍惚とした表情で声をあげ、自分の肩を抱きしめながら、ぶるぶるっと体を震わせます。
そして、引き抜いた責め具を口に含み、美味しそうにちゅうちゅうとしゃぶりました。
「まあ、シーリオだって手を使わずにイケるじゃないの」
「うふふ……だってぇ、イーシャ様のおしっこ直飲みですもん……。
あ、もちろんナオミさんのおしっこも、皆のおしっこも、大好きですよ」
「ふふ、ありがとう。後でいっぱい飲ませてあげるわね」
「えへへ、わあい」
さて一方のイーシャさんですが、今の棒抜きが最後の引き金となったのか、
今度は少しずつ痙攣の間隔が長くなっていきました。
「(ひくひくっ)ぉぉぉぉぉぉ(ひくっ)ぉぁぁぁぁぁぁ(がくっ)ぁぁぁぁぁぁぁ(かくんっ)ぁぁぁぁ
(かく)ぁぁぁ…………(ぴく)ぁぁぁ…………(ぴく)…………ぁぉぁぁ…………(ひく)ぁぁ…………」
「うふふふ、イーシャ、もうダメそうね、うふふふ……。大丈夫、わたくし達がそばにいるわ。
だから安心しておやすみなさい……ふふふふふふ……」
公女殿下の天使の微笑みを遠くに聞きながら、イーシャさんはゆっくりと再び意識を手放すのでした。
続く