――・・・・・・・・・・・・て。  
目が覚めた。夜なのにひどく明るい。満腹で気持ちよく寝ていたのになぜが目が冴えてしまった。誰かに呼ばれているような気がする。  
――・・・を・・・・・・て。  
彼はうっそりと立ち上がり、巣穴から出て森の中を歩いていった。足を進めるたびにしなやかな筋肉が毛皮の下で躍動する。  
――私を・・・・・・て。  
この衝動は何だろう。食欲にも似た、しかし決定的に違うもの。前にこれを感じたのは、もっとあきも深まってからだったように思う。  
――私を・・・して。  
森の中に広場が見えた。丈の低い下草の中でただ一箇所、緑の柱が立っている。くるり、振り向いたそれは人に似た女の形をしていた。  
――私を犯して。  
女の樹精はとろけるように微笑みながら彼女の呼んだ客・・・警戒して立ちあがる、体重400kgはある若い雄熊・・・のほうへと歩み寄った。  
 
「なかなかイキが良さそう。愉しませて頂戴ね・・・立ってたらできないわ、立ててもらうけど」  
そういって歩み寄った樹精は、熊の腹をそっと押して座らせた。そしてその毛むくじゃらの下腹部を両手で探る。雄熊はぐるぐるとうなりつつも、されるがままだった。  
やがてまだ小さい―とはいっても人間とは比較にならないサイズはある――熊のペニスを探り当てると喜色を浮かべてそれにしゃぶりついた。  
「ん、んんっ、おおきぃ、苦い・・・それにスゴイ匂い・・・ふふ、鼻がどうにかなっちゃいそう」  
熊のペニスは樹精が口をいっぱいに開けても亀頭部を収めるのが精一杯の大きさだった。野生動物に入浴と性器の洗浄の習慣など当然無い。びっしりとへばりついた恥垢と獣臭が樹精の舌と鼻に暴力的に押し入る。  
だがその悪感すらが性欲を煽る。くぐもったうめきとともに情熱を込めて下で汚れをこそぎ取り、唾液とともに舐めしゃぶる。小鼻をヒクつかせて胸いっぱいに獣匂を吸い込み、熊の下腹部に胸をぴったりと寄せて擦りつけもした。  
その行為は樹精の性感に火を入れ、いつしか彼女の腰は微妙な前後運動を始め、内腿は膝の辺りまで濡れていた。  
うぉふっ うぉふっ  
「んむ、は・・・んむぅう。れろ、ぴちゅっ、ずずずずずず、んくっ、んくん。ん?んむぅううううぅぅぅ・・・ぷはっ」  
樹精の情熱的でリズミカルな奉仕は熊の神経を揺さぶり、雄雄しくそそり立たせることに成功した。  
樹精はビクビクと天を指して跳ね回る文字通り熊並みの逸物に両手を沿え、彼女の両手を組み合わせたより大きい亀頭を、自らのふっくらとほころぶ可憐な秘唇に宛がう。  
「コワれちゃうほど、愉しませてね」  
めりぃぃぃッッッ、ズププププゥゥッ  
「んんんあハヒぃぃぃィィイイあアアッ!!」  
 
サイズ的な無理を潤滑液と肉穴の柔軟性でねじ伏せ、樹精は熊のペニスを咥え込んだ。  
文字通り身体を引き裂かれるような快楽に樹精は白い喉が丸見えになるほど仰け反る。  
それでもその顔は悦楽に紅く染まった微笑を絶やす事無く、そのままガクガクと身体を瘧のように痙攣させつつも  
手足をいっぱいに広げて熊の胴体にしがみつき、そのまま上下運動を開始する。  
「ああぁ、すッごく太くてたくましいの、わたしのナカに入ってるぅ・・・は、はふっ、おなかの中押し潰されちゃいそぉ  
・・・んふふっわたしのカラダのなか、熊のおち○ちんでいっぱあいなのぉ・・・はぁあん」  
ずりゅ、ぬちゅというねっとりと湿った擦過音は次第に大きくなり、それにつれて熊の呼吸音も大きくなってゆく。  
樹精の性欲に飲み込まれた熊は、発情期でもないのにペニスをそそり立たせ、その腰を上下に揺さぶり始めた。  
「あんっ、アナタもうごいてくれるの?うれしイィッ、きゃッはあぁぁん!お、おち○ちんに生えてる毛、すっごいちくちくするぅ、  
ナカ、膣内でチクチク刺さって引っかいてるのぉぉ」  
熊の巨根は樹精の胎内を文字通り蹂躙し、剛毛は膣壁をけずるようにこそぎ、樹精の性感を容赦なく高めてゆく。涎を撒き散らしながら樹精はまるで獣のように叫び声をあげた。  
「あああああああーッ、イイ!熊のおち○ちんいいッ、やぶれちゃう、おなかやぶれちゃうぅぅ、れももっともっろいっぱいほしいの、いっぱひほしぃのぉ!  
・・・あは、膣内でビクンビクンあばれはじめたぁ、だして、射精してなかでいっぱい熱くて濃ゆくて勢いのイイ熊のせーえき私のおなかパンパンになるぐらいいっぱいいっぱい射精ぇぇえ!」  
うおぉおオオおお!  
ドッグン、ドグン、ドグン  
熊は樹精を抱きすくめ―文字通りのベア・ハッグだ―その滑らかな肌に爪をつきたてて射精した。その傷みすら快感に変え、樹精は絶頂を迎える。  
「あひぃぃいいぃぃッ、い、イタイぃぃいッ、でもそれもイイのお!・・・ク、熊のせーえきわたしの膣内ではじけてるぅぅ・・・あふっあふっ、あふぅぅうッ、おなか、おなか膨らんでるぅ、まだ、まらとまらいのぉぉ、んんんんんんーッは、破裂しちゃう、子宮はれつしちゃうのぉぉ」  
 
熊の突き上げで絶頂を迎えた樹精はさらに、文字通り溢れるほどにに熊の精液を流し込まれ、その下腹は妊婦のように膨らみ、内容物の圧力と暴力的なまでの視覚的な淫猥さに再び絶頂を迎えた。  
しばらく余韻に浸り、ペニスをはずす。すると奥の奥まで開ききった秘唇から滝のように精液が流れ落ち、樹精の腹が見る見るへこんでゆく。その液体の勢いでまた、樹精は軽く達した。  
「はぁ。熊のアレはパワフルだけど、どんなにえっちにふるまってもそれで興奮してくれないし、『キレイ』とか『キミにおかしくなっちゃう』とかいってくれないからつまんない」  
息を弾ませながらも、ため息混じりに樹精はひとりごちる。  
「つぎは狼のむれにしようかなぁ、ザラザラの舌で全身嘗め回されながら、30分ぐらい続く射精を上と下のお口で味わうの!・・・言っててむなしい・・・」  
そうするうちに再び昂ぶってきたのか、今度は四つんばいになって尻を熊に向ける。  
「今度は後ろからお願いね」  
男は男、熊は熊。樹精は今味わえる快楽を味わいつくすことに決め、樹精は女豹のポーズで白濁まみれの尻を振った。  
 
――森の民である樹精は満月の晩に人の形を取り、思うが侭に思い人と情交をなす。  
しかし、相手のいない独り者は獣を呼び寄せ、人の代用品としてその性欲を鎮める。  
これが樹精の『自慰』であり、この場合に限り種族としての嗜好である一対一の関係を崩し、複数の相手と交わることもある。  
 
――アマネ=人=イースト著『生物恥丘紀行:森の巻:樹精の章』より抜粋  
 
 

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