あさみは最初はいたずらメールだと思った。  
最初のメールには明日学校に履いて行く靴下の色がピンクと指定されていただけだった。  
ピンクの靴下って言う気分じゃなかったあさみは白い靴下を履いて学校に行こうとした。  
玄関を出ようとしたとき携帯にメール着信音が聞こえ、慌てて見てみると  
「白の靴下を履くんじゃない、ピンクの靴下を履け」というメールだった。  
誰か見ているの?  
お母さんやお父さんのアドレスとは違うし・・・  
いいや、このまま行っちゃおう。  
ドアノブに手を掛けるとまたメール着信音がする。  
「そのまま白の靴下で行くのなら、学校で怪我をするだろう」  
今から履き替えてたら遅刻しちゃうよ、怪我なんてしないよね。  
よかった、何も無かったよ。  
気持ち悪いし早く帰ろうと、上履きを脱いでいると下駄箱が突如倒れてきて  
あさみは下駄箱の下敷きになった。  
その瞬間メール着信音がなり  
「ほら、怪我をしただろ」  
カスリ傷だけだったがメールのとおりに怪我をしてしまった。  
保健室で治療をしてもらうと誰かがいたずらしたんじゃないかと保健室の  
先生に言われて防犯カメラの映像を見せてもらったのだが、下駄箱は  
自然にあさみに向かって倒れてきていた。  
保健室の先生は気にするなといってくれたのだが、それ以来あさみは  
メールの命令に従わざるをえなくなってしまった。  
髪止めや靴の種類、カバンの色など外から見て誰にも判るものが、  
2〜3日に一度命令されるだけだったが、ある日のメールを見たあさみは  
さすがに命令に従う事を躊躇した。  
「ノーパンで学校に行け」  
今日は体育の授業もないから着替えのときに見られる心配も無いが、  
いまどきの高校生のあさみのスカートは階段で気をつけなくてはいけない  
ほどの短さだった。  
 
あさみの脳裏に下駄箱が自分に向かって倒れてくる映像が浮かび、この命令を  
守らなければどうなるのか不安に包まれ、スカートの裾から手を入れパンティを  
脱ぎ、ポケットの中に小さく丸めたパンティを押し込んだ。  
風が穏やかなことはあさみを少し安心させたが、いつもの横断歩道橋をわたることが  
出来なかった。  
団地から駅へのメインストリートにある横断歩道橋は人通りが絶える事が無いのだ。  
ここを渡らないと学校には遅刻してしまう。  
意を決したあさみはカバンでスカートの後ろを隠して一気に階段を駆け上がった。  
後ろにいる男子中学生はパンチらを期待しているようだったが、カバンに邪魔されて  
舌打ちをしている。  
駅の階段もカバンで隠す事でなんとか無事にやり過ごした。  
通勤客や通学客で一杯の列車にあさみは体をいつものようにねじ込むと、いつもは  
あまり気にしないようにしている隣のサラリーマンのカバンがスカートに触れることに  
もビクビクしてしまう。  
幸いにも痴漢には遭遇せず、学校の最寄駅に列車が到着した。  
 
「おはよう、あさみちゃん!」  
同級生ののぞみが声を掛けてきた。  
いつものようにのぞみはあさみと手をつなぎ、学校に向かった。  
のぞみの左手とつながれたあさみの右手はスカートの裾を大きく揺らしている。  
スカートが気になるあさみはのぞみに話し掛けられても生返事しか返さないので  
のぞみがあさみを心配して顔を覗き込む。  
「あさみちゃん、どうしたのなんか今日変だよ?」  
なんでもないと返事をしたのだが、その返事ものぞみには不自然に感じてしまった。  
のぞみはあさみの耳元に唇を寄せると  
「あさみちゃん、あの日?」と聞いてきた。  
一瞬否定しようかと思ったあさみだが、あの日ということにしてしまった。  
「やっぱり!でも今日体育無くてよかったね。」  
学校に着くと休み時間もできる限り席に座っていようとした、あさみだったが  
3時間目の授業が終わっても一度もトイレに行こうとしないのを見たのぞみがまた  
小声でたずねてきた。  
「ねえ、あさみちゃん。替えなくていいの?」  
 
「そろそろ替えなくっちゃぁダメじゃない?」  
しんどそうな様子にあさみの生理が重そうだと感じたのだが一度もトイレにいって  
ナプキンを変えた様子が無いのにのぞみは気付いた。  
「ねえ、忘れちゃったの?私の貸そうか?」  
あさみはかばんの中を探ってみた。  
生理用品を入れたポーチは入っていなかったが、よく似たポーチを見つけたので  
それを手にトイレに向かった。  
個室に入り、我慢していたおしっこをしようとスカートをめくり和式便器に跨り  
腰をおろした。  
パンティを穿いていない不安から股間を眺めると、おしっこを漏らした覚えも無いのに  
性器に水滴がついているのを見つけた・・・  
何で濡れちゃってるの?  
オナニーとかして気持ちよくなったときとかならわかるけど・・・  
恥ずかしいだけなのに・・・  
自分で見つめて恥ずかしいと考えているだけでもあさみの性器の水滴は徐々に増えて  
いるように見える。  
自然と右手が性器に伸びると、オナニーするように性器を弄り始めた。  
 
あさみの指先は柔らかなヘアーを掻き分けクリトリスを探り当てた。  
クリトリスにあたるかあたらないか位の微妙なタッチはベッドの中でのオナニーで覚えた  
もっともあさみが感じる方法だった。  
隣の部屋にいる妹に聞こえないようにする為に声を出さないようにしていたあさみは  
トイレの中でもやはりわずかなうめき声が閉じた口から漏れるだけであった。  
キーンコーンカーンコーーン  
授業の始まりを告げるチャイムにふと我に帰り、慌てて右手をクリトリスから離すと  
たまっていたおしっこを一気に放出し、トイレットペーパーで性器を拭くと便器に捨てて  
水を流し立ち上がると、スカートの裾を直して教室に走って戻っていった。  
途中で職員室から教室に向かう女教師を見つけると先に教室に入る為に横をすり抜け  
ようとしたが、足音で女教師に見つかり  
「ほら、あさみちゃん急いで教室に戻って」と女教師はお尻を軽く叩く真似をした。  
その手が、あさみの尻を柔らかく撫でるとあさみの体には電流が走ったように力がぬけ  
その場にへなへなと座り込んでしまった。  
「え、どうしたの?そんなきつく当たっちゃった?」  
性感を刺激されたとも言えず、足が絡まっただけと言い訳すると、女教師のが出してきた  
手を借り立ち上がり教室に戻った。  
 
あさみが走って戻ってきたのをみてのぞみは安心したような顔をしている。  
椅子に座ったあさみの性器からはオナニーと女教師からの刺激の余韻で愛液が湧き出ていた。  
スカートに愛液がつかないように裾を広げて座ったためパンティを穿いていない事が身に  
しみてきた。  
 
誰かに気付いて欲しい・・・  
 
誰かに見られたい・・・  
 
あさみの心に現れた新しい感覚に肉体が反応をはじめ、少しずつ膝を広げていく。  
 
のぞみちゃん見て・・・  
 
先生見て・・・  
 
私パンティ穿いてないの・・・  
 
誰かに見られたくて濡れてるの・・・  
 
誰か見て・・・  
 
広げた膝の隙間から風が吹き込みあさみの股間を撫でていく。  
無意識に右手が机の下にもぐりこみ、少しずつスカートを手繰り寄せていく。  
僅か数センチスカートの生地を手繰り寄せただけで、太ももの付け根が見えるほどまでになっていた。  
あと僅かで、ヘアーが見えるかという時  
「ハイ、この続きはあさみちゃん読んでください。」  
女教師があさみを指名した。  
ふと我に返ったあさみは教科書を手に立ち上がり、文豪の作品の一説を読み始めた。  
教室中から笑い声が聞こえる。  
あさみは、指定されたところとは全く違うところを読み始めていたのだ。  
のぞみが小さな声であさみに読まなくてはいけないところを教えてくれ、あさみは女教師に謝り読み直し  
はじめたのだった。  
恥ずかしい思いであったが、その恥ずかしさが心の中で快感と認識されつつあったのである。  
しかし心にはまだ見られたくないという思いもあるのだが、肉体は羞恥を快感と完全に認識していた。  
読み間違いという羞恥の快感に太ももを愛液が伝い膝頭にまで達していた。  
「じゃあ、そこまででいいわ。どうしたの?顔色がよくないようだけど・・・」  
という女教師の言葉に少し体調がとあさみが伝えると  
「そうね、今日はお家に帰りなさい。気をつけてね」と早退を許可して、あさみを帰宅させた。  
 
あさみは学校を出ると駅までの道にある公園のトイレに立ち寄った。  
スカートのウェストの折り返しをさらに増やし、スカートを極限まで短くしたのであった。  
そのときにスカートのポケットに入っていたパンティーを汚物入れに投げ捨ててしまった。  
あさみの性器の最も低い位置とスカートの裾の位置は完全に一致していた。  
少し前に屈めば尻の丸みが丸見えになり、少し脚を上げると正面からヘアーが見えてしまう。  
足を動かし、体を屈伸させスカートを短くした効果を確かめると個室から出て駅に向かった。  
そこへ、携帯からメールの着信を知らせるメロディーが響いた。  
 
「感心だな、自らスカートを短くするとは。学校のトイレのオナニーは気持ちよかったのか?」  
あさみはメールを見ると公園のベンチにすわり初めて返信を打ち始めた。  
 
・・・恥ずかしいの、でも誰かに見られたいの。トイレでしたオナニーは誰かに見つからないかと思うと  
それだけでも、気持ちよくなっちゃったの。あなたは、どこかで見てるの?見てくれているの?・・・  
 
送信するとすぐ返信が帰ってきた。  
 
「いつでも、おまえの事は見ている。もっと気持ちよくなりたいのなら、今その場でブラジャーをはず  
してみろ。嫌ならしなくてもかまわない、おまえの意思に任せよう。」  
 
公園には小さな子供を連れた母親や、外回りの合い間に休憩を取るサラリーマンの姿が数人見える。  
周りを見回したあさみは、胸元のボタンをひとつはずし、両袖のボタンもはずした。  
両手を背中に廻すとブラジャーのホックをはずし、前かがみになりながら左のストラップを腕から抜いた。  
左手で右肩のストラップをずらし広げた袖口から左手を通しストラップを引き抜いた。  
大きく開いた胸元に右手を差し込むと腰のあたりまで落ちたブラジャーを探るうちに大きな乳房に刺激が  
加えられおもわず甘いため息があさみの口からこぼれる。  
ブラジャーをようやくつかむとかばんの中にしまいこみ、周りを見回した。  
メールの送り主は何処から見ているのだろう?  
ブラジャーをはずした事は見てくれているの?  
乳首は硬くしこり、ブラウスのを押し上げていた。  
ブラウスにこすれる乳首はやわらかく刺激されあさみの息を徐々に荒くしていった。  
そんな時向側のベンチに座るサラリーマンの視線があさみにくぎ付けになっていることに気が付いた。  
もしかしてあの人が・・・  
そこへメールが着信した。  
 
「もう、変態露出女子高生の出来上がりだな。眼の前の男でも、誰でも誘ってみろ。」  
 
変態露出女子高生・・・メールの文字に自分の今の姿を再認識したのだが、変態とかかれた事には  
全く嫌悪感もなくすんなり受け入れてしまった。  
 
・・・眼の前の人はあなたなの?・・・  
 
メールを送り眼の前のサラリーマンを見ていたがメールを操作している様子がないままに返信が来た。  
 
「私はおまえを見ているが、おまえは私を見ることは出来ない。最初に声を掛けてきた男について行け」  
 
あさみはベンチから立ち上がり公園の出口に向かって歩き始めた。  
広場を横切るときあさみがブラジャーをしていない事に気付いた赤ん坊連れの女性がいまどきの  
高校生はという風に顔をしかめ、隣にいた女性に向かって何か話し掛けていた。  
そのとき、公園に強い風が舞いあさみのスカートの裾を揺らし二人の女性はあさみの白い尻を目撃し  
ますます顔をしかめるのだった。  
あさみはスカートが風でめくれて尻が晒された事に気付いていたが、それも今のあさみには甘美な  
ことでしかなく、ただ向かいのサラリーマンの横を通り公園の出口を目指すのだった。  
あさみがブラジャーをはずす様を見ていたサラリーマンは女子高生に声を掛けSEXしたことは家庭を  
崩壊させかねない事を判っていたため、目で追うだけで声を掛けることはなかった。  
 
公園の出口を出て駅に向かうと、前からきた男が「お、すごいじゃん!俺と付き合わない!」と声を  
掛けてきた。  
軽薄そうな男で、あさみのタイプでもなんでもなかったがこの男についていくことにした。  
男は、駅前の商店街の手前で脇道にそれさらに細い路地に入ると周りを見回した。  
「どうして、ブラジャーしてないの?」といいながらあさみを抱きしめた。  
あさみは答えずに男に身を任している、すると男の手がスカート越しに尻を撫でまわす。  
パンティの感触がしないことに男はおどろき、スカートの裾からそっと手をいれてノーパンである事を  
確かめる。  
「ねえ、きみはエッチな子なんだね?一緒にホテルに行こう」といいあさみが頷くのを見て近くの  
ホテルへとはいって行った。  
 
ホテルの部屋に入ると男は一緒に風呂に入ろうと説得したが、あさみはさすがに一緒に風呂に入る  
ことまでの勇気はなく、男はしぶしぶ一人で風呂場に向かっていった。  
携帯がメールの着信を伝える音に気付き、あさみはメールを確認した。  
「どうした、怖いのか?望まぬなら今すぐに部屋を出ろ、さもなくば風呂に入っていってやれ」  
・・・部屋を出たらそれで終わり?それとも、なにか怪我とかするの?・・・  
「おまえが望むのなら続けよう」  
すぐさまきた返信にあさみは男の服をベッドの下に隠し、部屋を飛び出していった。  
 

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