「あの、これ・・・」
鍵をかけた事務室で、ウェイトレスの制服を着た少女は、それを小さな紙袋に入れて店長に渡した。
大切なものにサヨナラをするような気持ち。手が震えてる。
男は、少女の目の前でその袋を開け、中に入っている物を取り出した。
少女は思わず目をふせる。
それは、ほんの数分前まで、少女の大切な部分を包んでいたパンティだった。
セミビキニの、白いシンプルなショーツは、少女の汗を吸って適度な湿り気を残している。排泄物の付着跡はほとんどわからない。
ニタニタと笑いながら、男はパンティを手にとり、匂いをかいだりして観察している。
(そんなに見ないで・・・)
まるで、下着ではなく自分の下半身を調べられているような感覚になる。
ウェイトレス姿の、そのスカートの下に、今、少女は何もはいていない。
お尻に直接触れるスカートの裏地の感触が不安な気持ちを大きくさせる。
普通にしていればちゃんと隠せているということはわかるけれど、恥ずかしい部分が外気にさらされている違和感と羞恥心は想像していた以上のものだった。
もちろん少女が望んだことではない。
母親の万引き写真の処分と引き換えに約束させられた、一ヶ月間のノーパンウェイトレスというゲームのスタートだった。
「じゃあ、最終確認だ。スカートの中をチェックするから、じっとしていなさい」
「そ、そんな・・・!」