私は少し異常なんじゃないか・・・。  
そう思い始めたのは小学校4年生かそこらだったような気がする。  
 
私は小さなころから人気が少なくなった雑木林なんかで寝っ転がってスカートめくってみたりだとか、  
あるいはもっと大胆にパンツまで脱いでみたりとかいろいろしていた。  
最初はそういうことに「なぜだかわからない楽しさ」を感じていたけれど、だんだん学年が上がってくるにつれ  
性的興奮だと意識するようになっていった。  
しかし、そのことによって自分の異常さに気付き始めた。  
だって普通の人はこんなところで裸になって喜んだりなんかしない。  
変態・・・なんだ・・・。と後ろめたい気持ちに満たされる。  
でも高校2年生になった今ではそんな背徳感でさえ興奮に感じるようになっている。  
エスカレートする欲求と自制心。そんな狭間で苦しんでいるときの出来事だった。  
 
 
その日私は部活で帰宅が遅くなり一人薄暗くなった道を急いでいました。  
 
(あー・・・疲れたぁ・・・。はやく帰ってご飯食べて寝よう・・・)  
 
そう思った矢先のこと。  
 
(あっ・・・!)  
 
急な尿意が下半身を襲う。それもなかなかに強力な奴だ。  
 
(ど、どうしよう・・・。まだ家までは少しあるし・・・)  
 
悩みつつも足を早めて急ぎます。  
 
 
しかし襲ってくる尿意は意向に弱まる気配を見せないどころか、ますます私の膀胱を刺激するのです。  
そんなときふと目に入ったのが「いつも」の雑木林。  
 
急いで通り過ぎようとする私の脳裏にある考えが浮かんだ。  
 
―雑木林ですればいいじゃないか。  
 
(だ、ダメよ!さすがにそんな・・・外でおしっこ・・・するなんて・・・)  
 
なぜか野外で放尿することがその時の私にとっての一線のように感じられました。  
しかし、最早尿意はそんなことを迷う段階ではないレベルまで着始めているんです。  
 
(うぅ・・・このままじゃ洩らしちゃうし・・・でも雑木林じゃ・・・)  
 
悩みに悩みつつも足を止めるわけにはいかず、内またで歩き続ける私の目にちいさな公衆トイレが目に入りました。  
そこは雑木林の裏近くにあり普段なら目にも留めないような場所にありました。だから今まで気づくこともなかったのでしょう。  
 
(よ、よかった!助かった・・・!)  
 
天の助けとばかりに飛び込んだ先にあったのは予想外の光景でした・・・。  
 
(男の人用・・・だけ・・・。)  
 
目の前には壁に据え付けられた男性用のそれがひとつ。  
ただぽっかりと口をあけているだけ。  
 
(なんで・・・でも・・・もう・・・!)  
 
どうして男性用だけ!なんて突っ込む暇もありませんでした。  
 
漏らしてしまうくらいなら・・・と私は慌てて下着を脱ぎ捨てる。  
 
(でも・・・男の人のなんてしたこと・・・・あっ!)  
 
しょわー・・・・。  
 
脱いだ刺激で思わずため込んだ尿があふれ出す。  
腰を少しかがめてガニ股気味で腰を突き出し放尿・・・。  
他人が見たらなんと思うだろう・・・?  
 
(馬鹿・・・私何考えてるの・・・?)  
 
私のいけない癖が鎌首をもたげる。  
 
(人前でこんなはしたない恰好でおしっこ・・・)  
 
そう思うと下半身がうずき始めていることに気付きました。  
 
(こんなところでオナニーなんて・・・やめるの!やめなさい私!)  
 
そうやって必死に命令するけれど一度捕らわれた妄想から離れることなんてできないのです。  
 
驚くほど長く放尿している自らの秘所にゆっくりと指を近づけました・・・。  
 
(あ・・・あったかい・・・・・)  
 
自分のおしっこが指にふれ、でも私は行為をやめようとはしません。  
そのまま水流をさかのぼって指をクリトリスにあててそうしてそのままくにくにとつまんでいくんです。  
 
「あんっ・・・あっ・・・だめぇ・・・おしっこ・・・してるのにぃ・・・」  
 
指先で刺激された放物線は乱れ、便器の外まで飛び散り脱ぎ捨てた下着にかかってしまいそう。  
その光景がまるで潮吹きのようでますます興奮してしまいます。  
 
「私・・・変態なの・・・おしっこまき散らしながらおそとでオナニーする変態なのぉ・・・」  
 
私の指は最早本能のままに快楽に向かって動いていました。  
いやらしく勃起したクリトリスとつまみこねくり回して、指でおまんこ全体を弄るのです。  
 
「あぁ・・・すごい・・・はあっ・・・いいの・・・おもらしオナニー・・・凄いの・・・」  
 
私の心はもうそんな変態行為の虜になっていました。  
淫らに秘所はもうたっぷりと愛液と垂らし、水たまりを作りはじめています。  
 
「あひっ・・・いいよぉ・・・いいよぉ・・・おまんこ・・・ぐちゅぐちゅでいいの・・・」  
 
うわごとのように淫らな言葉を口走りどんどん興奮はエスカレートしていきます。  
私の頭にあるのはこの行為ばれてしまうときのこと。  
そんなギリギリの興奮が私の手を突き動かします。  
 
「おそとでぇ・・・男の人のトイレでぇ・・・おまんこいじっちゃう変態なんです・・・あんっ!」  
 
左手の中指を愛液まみれのおまんこにくわえさせて右手はクリトリスを丹念にいじくります・・・。  
 
「もっと、もっと見てください・・・佳奈のおまんこ・・・」  
 
そう・・・ばれてしまって無理やり男の人の前でオナニーを強要されるの・・・。  
私の心のなかの「その人」はさらに私にいやらしい命令をするんです・・・。  
そのままそとにでるんだ・・・って・・・。  
 
「でちゃいます・・・オナニーしながらトイレの外にでちゃいますっ!!」  
 
もうこのときの私に正常な感覚はありませんでした。  
 
「クリちゃんも・・・おまんこも凄いの・・・エッチな涎がっ・・・ふあっん!!」  
 
「あひぃ・・・見られてる・・・たくさんの人たちに・・・佳奈の変態オナニーみられて・・・ひんっ!」  
 
だめ・・・なの・・・もう限界・・・っ!  
 
「いく!いっちゃうっ!おそとでぇっ・・・おそとでいくのぉ!!みてぇ!おそとでいっちゃう変態おまんこみてぇえっ!!」  
 
ぷしゃああああっ・・・!  
 
そうして私は潮をまき散らし足をガクガクと震わせて達してしまったのでした・・・。  
 

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