「あー、疲れたなぁ…」  
机に向かってた私は、ノートの上にシャーペンを放り投げて、大きく伸びをした。  
今年、受験を控えている私は、毎晩机に向かって猛勉強。  
こんな事を、ほぼ毎日している。  
ふと時計を見ると1時を指してる。  
「さて、そろそろ終わろうかな」  
私は机の上を片付けると、ベッドに横になった。  
天井を見つめながら「ふぅ…」と息を吐くと、両手を胸に持っていった  
 
むにむに…  
 
「んっ…」  
1日の最後は自分を慰めて終わり。  
1日1回はしないと、ムラムラして眠れない。  
パジャマの前をはだけて直接乳首を摘む。  
右手はパジャマのズボンに入れて、パンツの上からアソコを撫でる。  
「あんっ」  
もうすでに、パンツの上からでも分かるほど湿っている。  
 
ここで、ふと、ある事が頭によぎる。  
 
…最近、アレしてないなぁ…  
 
そう思った途端、"アレ"が頭の中を埋め尽くす。  
こうなると、いてもたってもいられなくなってしまう。  
私は立ち上がると、身に付けているものをすべて脱ぎ捨てた。  
そして、そっとドアを開けて部屋から出た。  
 
私の部屋は2階…音を立てないようにそーっと1階に降りる。  
1階はしんと静まり返ってる…お父さん達は寝入ってしまってるみたい…  
そのまま忍び足で勝手口に向かう。  
お父さん達の寝室の前を通るので、気付かれないように進む…  
何事もなく勝手口に着いた…全神経を集中して鍵を開ける勝手口を開ける。  
 
かちゃ  
 
そーっと開けたつもりだけど、意外と音が響いて、心臓が飛び出しそうになる…家の中を伺うと、気付かれてなくてほっとした。  
私はそのまま勝手口から外に出た。  
 
「寒っ…」  
天気の良い真冬の深夜、気温が低すぎて辺りは靄だらけ。  
刺すような寒さが身に染みる…けど、この寒さが外にいる事を実感させてくれるから、冬の露出は好き。  
そのまま裏口から道路に出る。  
冷えたアスファルトが裸足には痛い。  
「ああ…外出ちゃった」  
わざとらしく、小声だけど口に出して言ってみる。  
家の前の路地を少し行くと大通りに出る。  
昼間は車も人も多いけど、さすがに今は誰もいない。   
私は、パイプで出来たガードレールに、道路に向かって腰掛けた。  
「んっ…冷たぁ…」  
私は道路に見せ付けるように脚を広げた。  
手で触れてみると、部屋とは比べものにならないくらい濡れてる…  
そのまま、掌全体を使って捏ねるように揉む。  
「あっ…んっ…んっ…」  
しーんと静かな中、私の声と、私の水音しか聞こえない…  
一度周りを見渡してから、今度はガードレールにまたがってみる。  
「ひゃんっ!…ああ…」  
熱を持ったアソコには冷たすぎて、思わず声が出てしまう。  
もう一度周りを伺ってから、ゆっくり腰を動かす。  
でも、すぐに腰の動きは早くなっていく。  
私のアソコからは、ニチャニチャといういやらしい音が…  
「あっ、あはっ、はっ、あんっ」  
声を抑える事を忘れた私の口からは、普段出さないような甘ったるい声…鳴き声しか出ない。  
普段は優等生で通ってて、堅物としか思われてない私が、こんな変態だなんて知れたら…  
そう思った途端、腰の動きがさらに早くなって、強烈な快感の波が襲ってくる。  
「あ、あ、イク……て…イクとこ誰か見て…」  
もう、何も考えられない…  
「変態がお外でイクとこ誰か見て…んああああ!」  
 
 
「はぁ…はぁ…」  
私ははっとして、辺りを見渡し、音を伺った。  
幸い、誰かいる気配も誰か出てくる気配もない。  
ほっと胸を撫で下ろし、ガードレールから離れた。  
連日の受験勉強のストレスのせいか、まだ何か物足りない…  
その答えを出すために、私はそのまま、大通りをふらふら歩いて行った。  
 
了  
 
 

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